ESD(2017.5.9)
□  テレビ朝日羽鳥慎一モーニングショー  5/9(火) 8:30〜    がん治療で手術10分!!内視鏡スゴ腕医師というテーマで、口から大腸までの癌などは体を切らずに、    内視鏡カメラで手術をする手法としてESDを紹介していました。   「ITナイフ」と呼ばれる器具を使った内視鏡治療(胃カメラを使った治療)のことで、    現在、2p以上の大きな腫瘍でも、粘膜がんなら電気メスで病変を剥ぎ取る「内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)」    が普及しつつあるとの紹介でした。 □  紹介された医師の名前は忘れましたが、ホームページ上、同じような内容で、次の二人の名医が紹介されています。     * 大圃研氏(消化器がん 東京都・NTT東日本関東病院)">   (プロフィール・略歴)    NTT東日本関東病院消化器内科で内視鏡部部長を務める。    1998年に日本大学医学部卒業後、医局に属せずにJR東京総合病院に勤務。37歳という異例の若さで    NTT東日本関東病院内視鏡センター医長に就任。彼が率いる「内視鏡部」の大腸ESD症例数は年間日本一の実績を誇る。    現在は熊本県山鹿中央病院顧問医師など多数兼務。  (実績等)     大圃氏は、通常ならば専門が分かれる「胃・食道・大腸」の3つの治療を一人で難なくこなすスペシャリスト。    両手脚の動きを協調させスコープを自在に操りながら通常3時間かかる手術も30分ほどで終える。    その腕前は「外科手術をしても人口肛門になる」と宣告された患者にメスを入れる事なく、    4、5日程で社会復帰させるほどと言われています。   「100人の医師を育て、1人の医師が100人ずつ救うことができれば、一万人の患者を救える」と言う一念で、    国内だけでなく海外でも後進の指導にあたるなど、内視鏡の世界レベルの向上に尽力している。  * 小野裕之先生(県立静岡がんセンター内視鏡科部長)のご紹介   1962年北海道生まれ、1987年札幌医科大学医学部卒業後、同大第四内科に入局    国立がんセンター中央病院を経て2002年の静岡県立静岡がんセンター開院時から現職    小野先生は国立がん研究センターのレジデントだったときに早期胃がんを一括して取ることのできるESDという   治療法を開発したドクターです。    現在では内視鏡治療の約80.9%をこのESDが占めるようになりました。     小野先生は最大直径150ミリの早期胃がんをESDで治療したこともある凄腕のドクターで、この分野における第一人者です。   先生は内視鏡治療について「大きくても1時間30分くらいで終わるケースもありますし、難しいケースでは8、9時間かかります。   それだけの時間がかかっても患者さんにとって術後の経過がよければ、内視鏡治療でよかった、と思われます」と語っています。
いきいき自己実現