QLED　(量子ドット:Quantum Dot（2017.9.3）

□ TVの未来は有機ELではなく「QLED」が握る　米アナリスト予測   Forbes (2017.9.3 08:00)
  

 　 家電業界の専門家によると、テレビ用ディスプレイの未来は、有機EL（OLED）ではなくQLEDにあるという。

　　（中略）

　　DSCCは、有機ELテレビパネルの製造工場は2019年まで十分な利益を生み出せないと予測する。

　　一方でQLEDパネルの製造現場では、急激に生産台数を伸ばすことが可能で、結果的に製造コストを下げられると予測する。

　　結論として調査企業DSCCの創業者でCEOのロス・ヤングは、テレビ向けパネル市場の今後は省電力性に優れ、

　　輝度が高く幅広い視聴確度に対応するQLEDディスプレイが握ると見ている。 

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□ QLEDとは　（IT用語辞典バイナリ ）

　　量子ドットはナノ単位の半導体結晶である。

　　個々のドットのサイズを変えることで色を変えられる特性を持ち、サイズ制御によって任意の色を発する光を生成できる。

　　明るさを損なわずに鮮明な色が再現できだけでなく、色の再現効率にも優れるため低消費電力などにも貢献する。

　　量子ドット技術はさまざまな分野での用途が研究されている

　　韓国のサムスン電子が販売する量子ドット液晶テレビにはQLEDと銘打ったQLED TVというブランドがある。

　　量子ドット（Quantum Dot）になぞらえて「Q」の1字を冠している。