小槌そばの話
22年10月25日
当店の小槌蕎麦ですが、北米産のロイヤルマンカンと言う品種で製造しておりましたが、昨年より、2分の1を北米産のキタワセを使用していました。
これは、商社さんの努力により、北海道産のキタワセ玄蕎麦を北米に持ち込み味と香りを上げる企画で昨年の国産蕎麦の不足を補う形となり、当店でも価格がやや高めながら手頃感があり使わせて頂きました。結果としては、香りが良く、風味も増したため、今販売しているものから、使用蕎麦粉の半分の量を使う事にいたしました。
今回テストとして蕎麦粉45%で製造しました。多少、乾燥時に折れるものもありましたので、もう少し挽き方などを検討し次回に備えたいと思います。
御買い上げ頂いた方からは、香りが良い、味が変わったなどの感想がよせられています。多少硬さが落ちたかと思いますが、茹で時間を短く(アルデンテで茹で上げ)して頂ければ美味しく頂けると思います。よろしくお願いいたします。

平成26年11月6日
新蕎麦が入荷しました。昨日挽きあげて、製造しました。
明日から、新蕎麦での小槌そばを販売いたします。
試食しましたが、粉が新そばのため黒くならず、白っぽく、少し緑が見える感じです。
食味もよかったです。お試し下さい
蕎麦の価格が上昇しており、消費税の増税もあり、誠に申し訳ないのですが来年1月からの製造する商品は内容量を250gから230gに変更させて頂きます。

5月24日
小槌そばの蕎麦粉含有量が先月下旬出荷の製品より44%になりました。
ただ、今の蕎麦の味を変えずに、今後これ以上入れるには研究が必要かなと思います。これから、夏を向え、蕎麦の質が落ち始めます(当店では、品質の維持のため
玄蕎麦は低温倉庫に4月中旬から入れておきます。)製粉時の気温気象条件など
気をつけて製品を作りたいと考えています。ご理解の程よろしくお願いします。
平成25年9月22日
今回販売している、小槌そばから、そば粉の含有量を45.2%になりました。色と香りを少し強くしたため
今までの茹で時間ですと、硬い感じがします。
茹で時間を同じにして、火を止めてから30秒〜60秒の間お好みで、蒸らすと柔らかさが出ます。
鍋の大きさに対して、そばの投入量が多すぎると、硬くなりすぎる事が有りますので、ご注意下さい。
05年10月中旬に、新しい脱皮機を購入し、製粉をしています。
それに伴い、蕎麦粉の粘りが強くなりました。そこで、小槌そばの蕎麦粉含有量を多くする事にチャレンジしています。
特殊な製法(蕎麦粉に熱を加え、そばがき状態にしてから、ひき肉みたいに押し出す製法等、ただ、香りが変化する、色が黒くなる)以外は、乾麺において蕎麦粉を入れて乾かす限り、細かく切れる可能性が高いので、良くて40〜45%の間、50%が上限であろうと当店では考えます。
 現在、蕎麦粉の製粉方法と割り粉のミックス割合の変更により、店頭販売している製品については、43.4%の蕎麦粉が含有されています。これからのテスト次第ではありますが、45%ぐらいは可能ではないかと検討しています。次回は44%まで伸ばそうと考えています。