内科・小児科・漢方・栄養療法 まゆき会 菊池クリニックのヘルスコントロール通信

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7.ローカーボ食を続けることの利点

1.糖尿病の治療・予防:糖質制限食で血糖コントロールが良好になる。

食後高血糖と平均血糖変動幅を小さくするので、糖尿病合併症を予防する。

2.癌の予防:がん細胞に、その主なエネルギー源であるブドウ糖を与えない。同時に、がん細胞を増殖させる働きのあるインスリン分泌を減らす。

3.動脈硬化・心臓病の予防:内臓脂肪を減らし、脂質異常症も改善する。

また、高血圧のもとになる肥満を改善するので、動脈硬化が進まない。

4.脳血管疾患を予防する:脂質の摂取量が多いほど、脳出血は起きにくい。

また動脈硬化を防ぐので、脳梗塞も起こりにくくなる。

5.肥満を解消する:脂質ではなく、糖質の取り過ぎが肥満を作っている。

インスリンは脂肪をため込む「肥満ホルモン」

6.アレルギー症状を軽くする:インスリンの過剰は炎症レベルを上げる。

「糖質制限食」では低インスリンになるため、アレルギーの症状が軽くなることが多い。また、ケトン体もインフラマソームという炎症物質を抑制する。

7.アルツハイマー病の予防・治療:アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβ蛋白は、インスリン分解酵素で壊される。だが高インスリン血症の状態では、インスリン分解酵素が専らインスリンの分解のために使われる。その結果、アミロイドβを十分に分解できなくなるので、脳内にアミロイドβ蛋白がたまる。またアルツハイマー病では、神経細胞がブドウ糖をエネルギー源として利用しにくい「3型糖尿病」状態にあるとされる。ケトン体があると、神経細胞がエネルギー源として利用できるので脳が活性化される。

8.美髪・美容:髪の毛や皮膚の材料であるたんぱく質を十分に摂取できる。また、血流が改善するために、栄養が行きわたるようになる。

9.心が安定する:血糖の変動が少なくなるで、ストレスホルモンの過剰分泌が起きなくなる。

ケトン体には内因性の精神安定剤様作用もある。

10.空腹感にさいなまれることがない:つまり、長く続けられる食事法である。

 

など、数多くある。

 


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