ソフトちょいテク・コーナー
- Windows95のちょいテク
- 1.スクリーンのフォントサイズを設定する
- 意外と使われていないのと、知らない人がいるので書きます。画面のプロパティ(コントロールパネルの「画面」あるいはデスクトップの何も無いところでマウスの右ボタンをクリックして「プロパティー」を選択する)で「デザイン」を選択して、サンプル画面の文字のある部分をクリックすると一番下にある「フォント」のボックスにフォントの種類と、その隣りに「サイズ」のボックスと、そのもう一つ隣りに「色」のボックスがイネーブルになるところがあります。この時、「指定する部分」のボックスに指定する部分の名称が表示されます。この状態で、フォントの種類をかえるのなら「フォント」ボックスの右側にある下矢印をクリックすると、フォントの名前がリストされますのでこの中からお好きなフォントを選んで下さい。また、サイズを変更するには隣りの「サイズ」ボックスで変更します。同様に色も変更できます。変更が終わったら「更新」のボタンをクリックして終わりです。なお、指定するボックスの右側の下矢印をクリックすると、変更する事が出来る項目がリストされますので、そこから選ぶのも手です。アイコンとパレットタイルそしてヒントのフォントはサンプル画面からは選択できませんので注意して下さい。
- また、これはレジストリエディタでも変更可能です。HKEY_CURRENT_USERのControl Panelにあるdesktopのwindowsmetricsに〜Fontの項目をダブルクリックすると16進表示のパラメーターが長々と表示されますが、最初の1バイト目がフォントのサイズを表してるようです。最初の1バイト目をダブルクリックして16進でフォントのサイズであるポイント数を入力して下さい。これで、簡単にフォントサイズの変更が出来ます。ちなみに、「色」の変更はHKEY_CURRENT_USER/Control Panel/desktop/Colorsにあります。
- *注意*
- レジストリを書き換える事は非常に危険です。自信のないかたはやめた方が無難です。どうしてもやりたい方は、必ずバックアップをとっておいてからにして下さい。
2.Windows95のシステムが入ってるドライブの容量不足
- Windows95を使っていて、いろいろなアプリケーションをインストールすると、インストーラーは暗黙的にWindows95のインストールされてるドライブを指定してきます。例えば、「C:」ドライブにWindows95がインストールされてると「C:\Program Files\・・・・・にインストールします。」とか表示されて、そのまま「OK]ボタンを押そうものなら、何十メガバイトものアプリケーションをシステムドライブにインストールしてしまいます。まあ、この場合は他のドライブを指定すれば防げる事ですが、困った事にDLLファイルや設定ファイルなどは、Windowsのディレクトリーにコピーされ回避する手だてはありません。聞いた話によると、VC++Ver4.0などは、50MByteものファイルをWindowsディレクトリーにコピーしてしまうそうです。こうなると、犯罪です。勝手にディスクを食い荒らして、あげくの果てが「メモリが不足してます」のメッセージや「スワップ領域が極端に不足してます」とか、いきなりハングアップするなどの現象が発生する事があります。マシンのメモリー容量によってもかなり変わってくるようですが、システムの入っているドライブの「空きディスク領域」が20MByteを切ったら危険な状態に陥ってるといえるでしょう。
- 対策としては、他のドライブに移動できるアプリケーションは、さっさと移動してしまいましょう。それから、通常使われないようなファイル(サウンドや背景のBMPファイル)は削りましょう。それでも不足してきたら、最後の手は、スワップファイルをシステムドライブから他のドライブに移してしまう事です。Windows3.1では、簡単に移動できたのですが、Windows95になって脅しをかけてくるので躊躇する人が多いと思いますが、十分な容量を確保しておけばそんな恐い事ではありません。
- コントロールパネルの「システム」を開いて「パフォーマンス」を選択して、「仮想メモリ」ボタンを押して下さい。通常は、「自動設定(推奨)」がチェックされてますが、「自分で設定する」をチェックして、「ハードディスク」の項目の右側にある下向きの矢印ボタンを押して、使えそうなドライブを空き容量と相談して設定します。そして、「OK」ボタンを押せば設定できますが、確認のダイアログボックスが出てきて、最後の脅しをかけてきます。ここで、この脅しに負けないで、「はい」のボタンを押せばシステムドライブは数十MByteの領域を開放してくれます。目安として、搭載してるメモリー容量とディスクの割り当てよう量が60〜70MByteあれば、問題無いはずです。最後に、システムを再起動するか聞いてくるので、「はい」を選んで、再起動できれば、目出度し目出度しです。
- 他の方法として、ディスクを圧縮する方法がありますが、パフォーマンスを落としますのであまりお勧めできません。それでも良いとおっしゃる方は、圧縮されればかなりの容量を得る事が出来ます。
- 本日はここまでです。これだけ書くのにも結構疲れます。