『TRPGをする人がいない。どうやって集めたらいいんですか?』

弟子 『匿名希望』さんからの相談です……って、まだHPも開設してないこの時期になんで相談が?

GM ばか、しーしー。そう言うことは、気がついても気がつかないフリをするのじゃ。おおかた、ページ開設者が友人知人を半ば食べ物で釣ってひねり出した質問なんじゃろうからな。黙っておくのが大人じゃて。

弟子 しっかり事情をばらしているよ。師匠。

GM おっと、コレは失態。ま、どうせ恥をかくのは開設者じゃ。ワシは知らんもんね〜

弟子 またそんなことを…

GM さて、この手の質問は恐らく、TRPG希望者の全ての人に言えることじゃろう。友達が常に100人もいるような人なら、TRPGの経験者もいるだろうが。あいにくそこまで対外交渉に長けた者は稀じゃ。

弟子 100人も要らない気がするよ。

GM 物のたとえじゃって。まあ、こう言った状況を打破するのは簡単だ。手始めに近くの友人を誘ってみるのが基本じゃな。小説とか。RPGゲームが好きな人ならきっと興味を持つぞ。

弟子 そういう友達いるかな?

GM ふっ。『類は友を呼ぶ』といってな、TRPGをやりたいと思う人の友人にはそう言う同じよな趣味を持つ人や「濃い」奴が集まる者なのじゃよ。大丈夫。君の友達は十分コアな人間じゃ。あるいは既にTRPG経験者かもしれんぞ。

弟子 なんか、実感がこもってるね。

GM 『朱に交われば赤くなる』といって、こうした付き合いがどんどんと泥沼に…って、そんなことはどうでも言い。まあ、この辺は基本じゃ。他にも以下のような方法がある。

1.『コンベンションなどで誘う。』  
 セッション終了後の余った時間や、お昼時が狙い目じゃ。なに、話しかけ方は「いつもどんなゲームやってるんですか?」とか言えばきっと気前よく話してくれるぞ。相手がサークルを組んでいるのなら「へ〜。面白そうですね。私もそんなセッションしたいな〜。今度メンツに加えてくれません?」などと言えばいいし。相手も自分と同じ状況なら「なら今度メンツ集めてやりませんか?」と持ちかける。TRPGの交渉と同じじゃて。
 ただし、コレだけは忘れるな。
自分の連絡先、なんなら相手の連絡先をしっかり教えておくことじゃ。コレは実はとても重要。君も彼等はエスパーではないぞ。もちろん相手の所在地を聞いておけ、離れすぎているとお互いにとって苦痛にしかならんので注意だぞ。それとメンバーが一杯であるといった状況ならちゃんと身をひくように


2、ホームページから近場を探す。
 TRPGの紹介をしている雑誌の減少に反比例してか、HPは結構多い。事実、このサイトを見つけるのも大変なほどじゃ。が、しかし、ここで諦めるのは早いぞ。おぬし等はなにを基準にHPを選んでいる?リプレイか?リンクか?システムか?それとも適当に選んでいるのか?
 それでは実際片手落ち。
たいていのHPには開設者の自己紹介のページがある。そう、恐らく閲覧度ワースト1位のアレじゃ。だがもし、ここに書かれている住所・所在地が近場ならしめたもの。しかもご丁寧にご意見・ご要望のメールアドレスまで提示しているのが常識じゃ。まさに至れり尽せり。早速メールでTRPGのメンバーにいれてください。とでも送れば即回答じゃろう。しかも、そのHPのリプレイとかを見れば、彼等の通常のプレイがわかるという、まさに至れり尽せりのサークル紹介情報じゃろ。



GM もちろん他にも色々方法はあるが、まあ、このへんの方法から行くのがベターじゃろう。

弟子 大事な問題がありますよ。

GM ん?なんじゃ・

弟子 そもそも、こんなページ読んでいるのかどうか…

GM 光になれ!!!!!!
(弟子お空の星になる。)

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