第三話「石巨人とエルドの紋章」
レミリア | サモナー/トレジャーハンター | リーダーにして今回の不幸な人。その1 |
ギギナ | ウォリアー/ナイト | 新NPCにより衝撃の事実が発覚。前衛の要。 |
シェルス | ホーリーオーダー/ホーリーオーダー | あふれんばかりの野心が漏れ始めた聖職者風冒険者。 |
ジュリオ | モンク/モンク | 某海賊も真っ青の戦う料理人。風の魔法で疾風怒濤のボスキラーになる。 |
マルボロ | ドラゴンパピー | レミリアの召還モンスターその1。戦闘要員 |
シルフ | シルフ | レミリアの召還モンスターその2。ヘイストという必殺魔法を持つ風の精霊 |
GM:まず最初に、君達の成長に応じてガイじーちゃんも成長したよ。
レミリア:お、データ書き換えておかないと。ていうか、成長するの!?
ギギナ:育つのか…アレって
GM:スペル枠「魔」が一つ増えて、魔属性の中級魔法を思い出した。あと、「博学」と「モンスター知識」の判定で1LVのIQ13で判定できる。
レミリア:スペル枠2の魔2Lv?
GM:そうだね。スペル枠「魔魔」ね
ガイ:自己再生能力で徐々にだが力を取り戻しているのだ。そして、これを急速に早める方法がある。君達に言われてな、最優先で復元してみた。
レミリア:ほう
ガイ:我輩の体を作る為には、まず触媒として記憶媒介が必要なのだ!!
ジュリオ:記憶媒体?なにそれハードディスクか?
GM:記憶媒体=脳みそ
ガイ:脳みそを我輩にささげれば、我輩の体は急速に回復する!!!
レミリア:(壁に向かってタイガーシュート)死ねぇぇぇぇぇ!!!
ガイ:ゲボヒュゥゥゥゥゥゥゥ!!
ジュリオ:よし、割るか!(朗らかに
ガイ:なにをする、我輩は我輩の体を取り戻すべく努力しているんだぞ!!
シェルス:すみません。最近覚えた対不死悪魔殲滅用魔法試してみていいですか?(真顔で)
レミリア:まぁ、じーちゃんの戯言は放っておいて
ガイ:動けぬ体でけなげにも次善策を打ち出しているではないか
シェルス:それが悪なのです。(ニッコリと笑っておく)
ジュリオ:なんでこのGMのNPCは性格が破綻したやつしかいないんだ(笑)
GM:なにを言う!!まともな人間だって出てくるよ!!…モブで
レミリア:モブじゃ意味無いでしょ!(笑)
GM:では、はじめよう。君達は捕まったバーン司祭を救い出した。が、司祭は重度の難病に犯されていた。一行は一度ベルトルフェンに戻り、司祭の回復を待つ事となった。
ギギナ:ボケ老人になってたんだっけか?
GM:重度の難病です。
シェルス:病気ですむならなおすんですけどねー…。
ギギナ:幼児退行か…本当にこのGMのだすNPCにマトモなやつはいないな
レミリア:まぁ病気という事にしておこう。
GM:ベルトルフェンで休養する事でバーン司祭は正気(?)に戻ったようだ。
ミスティ:勇者の皆さん。バーン司祭が、皆さんにお礼を言いたいといっておりますよ
ギギナ:礼金くれるなら会うけどくれないなら会う理由無いな
GM:バーン司祭にはお礼を言う理由があるが…
レミリア:んじゃ、挨拶ぐらいには行くかな
GM:では、皆さんは一室に案内させます。ベッドにバーン司祭がおり、別の司祭と話をしている。バーン司祭は、君達に気が付くとニッコリと笑う
バーン:「おお、皆さん。今回は本当に迷惑をかけたようですまなかったのう。」
レミリア:いえいえ、司祭様がご無事で本当に安心しました(ニコニコ
ジュリオ:むしろバーン司祭の脳の方が心配だったんですが……(ぼそり
レミリア:私達が司祭様を救助した時に、司祭様はずっと意識を失っておいででしたので、そのまま教団まで、おつれしたんですよ
バーン:「迷惑を掛けたお詫びもかねて、皆さんに御礼をしたいのだがな。とはいえ、知ってのとおり、今は無一文でな。でだ、どうだろう。サザンまでワシを護衛してはくれないか?」
レミリア:は?
バーン:サザンなら、君らにも十分な謝礼が払えるんじゃよ。そうじゃのう。1万ギルダーくらいならワシの裁量で出せると思うんじゃが。
レミリア:1万!1万ギルダーあれば…
シェルス:(む、むしろ。エルドまで司祭を送っていけば私の名も広まる。これは出世への足がかり…)私としては、喜んでお受けしたいのですが?
ジュリオ:腹黒自重しろ(笑)
レミリア:シェルスがどんどん汚れになっていってる気がする
GM:聖者から遠ざかっていくね〜
シェルス:奇麗事じゃ、生きていけないって悟ったんです。主にエルド教団の関係者の性格で。
GM:まったく、どこでそんなことを学んだんだか…嘆かわしい
レミリア:誰のせいだ誰の(笑)
GM:ちなみに、ベルトルフェンからサザンまで1ヶ月ほどかかります
レミリア:あーでも、デーモンのほうも気になるな持ち去られた剣とか
ジュリオ:んー、ガイじーちゃんとの絡みとか、デーモンがどこいったかとか、その辺もあるから簡単に決められないんですよねー
レミリア:サザンって、かなり大きな都市だよね。情報も集めやすいか。
GM:サザンは六門世界でも最大の都市です。エルド教の本山で、さらには魔法の殿堂「アカデミア」もあります。
レミリア:1万ギルダー(と情報集め)のために、この依頼は受けてもいいなーと思うけど、皆の意見は?
シェルス:私は、サザンへ行くほうに賛同します。いろいろなものや情報もそろうかと。
ジュリオ:ガイじーちゃんにも相談してみたほうがよくない?(ぼそぼそ
ガイ:zzz〜。うい?どうした?
レミリア:じつは………と、言うわけなんだど、じーちゃんの意見はある?
ガイ:そうじゃのう。個人的には剣を探すのは反対せんが。どこにあるかわからんからな。それとは別の話じゃがな。聖典探索の報酬として、前に言っていたワシの秘密研究所な。地図を見るに、サザンとか言う町の近くにあるんじゃよ。
レミリア:それを早くいわんかい(笑)
ガイ:この体だと距離計算とか時間がかかるんじゃ。星の配置から三点測量で現在位置を出して…
ギギナ:まぁ、謝礼の金額については大丈夫だし。いいんじゃない。
レミリア:はいはい。結論として、サザンには行って見たいし、司祭に護衛を引き受ける事を伝えよう
バーン:「おお、すまないな。よろしくたのむよ。」
ギギナ:ってことで護衛についての詳細な契約について決めようか。だた、特に敵と会う予定がないなら時間の無駄だから飛ばしてもいいぞ
GM:はいはい。では、皆さんサザンにつきました(笑)
レミリア:はやいな!(笑)
シェルス:はやかった(笑)
GM:ゲーム内では1ヶ月が経過しています。
ギギナ:バカッ!!この一ヶ月の道中は長かったんだよ
GM:そうだよ。夜中うろうろ徘徊する老人とか出たんだから(笑)
レミリア:ミスティがドジってアナコンダをつれてきたり
レミリア:ミスティがドジって川に流されたり
レミリア:ミスティがドジって盗賊団に捕まったり
ギギナ:ハリウッドでシリーズ化できるほどの大冒険だったんだよ
GM:それで経験値よこせとか言うなよ。(笑)
ジュリオ:シェルスが腹だけじゃなくて見た目も黒くなってきたり。いろいろあったんだよ
シェルス:まってください。見た目は黒いとか…(笑)
GM:こんな彼らも立派なダメ人間である。
GM:さて、君達は城門を抜け六門世界最大都市サザンに入ります。
レミリア:と、いうわけで教皇庁にバーン司祭を連れて行って依頼達成かな
ギギナ:庁舎の前まで出依頼完了じゃないか
GM:教皇庁につくと、数人の神官が迎えに出て来る。君達も一緒に大聖堂に導かれるよ。
レミリア:出迎えご苦労さまです
シェルス:あ、さすが腐っても司祭。
ジュリオ:やっぱ、エルド教関係者の彼らもミスティみたいなな奴等なのかなぁって思うと、素直に従うことに抵抗があるのは何でだろうなぁ……
ギギナ:会う人間が皆敵に見えるぜ
GM:そんなに荒んで、可愛そうに…
ギギナ:誰のせいだ誰の
GM:さて、バーン司祭がある程度進むと、なんか武装した神官がやってくる。
レミリア:なんかきな臭いな
バーン:「少し報告があるでな。そこで待っていてくれ。」
GM:というと、バーン司祭は神官たちに軽く一礼して、奥へ行ってしまう。
ギギナ:あぁ〜…また面倒ごとに巻き込まれたぞ絶対
レミリア:監視はされているかもしれないけどね。
GM:そのまま、30分ほどまたされます。エルド教総本山のせいか、何人もの神官たち頻繁にが出入りしているね。
シェルス:にこにこを無害そうな顔をします。
GM:と、君達の横を通り過ぎた神官の一人が、目を剥いて君達を振り返る。そしてその神官は歓喜の表情を浮かべると君達のほうに駆け寄ってくる。
レミリア:ん?
神官:「ギギナた〜〜ん!!!パパだよ〜!!」
レミリア:ギギナたん!?
GM:と、ギギナに抱きつきます
レミリア:パパァ!?
ジュリオ:…
シェルス:…
ギギナパパ:「そうか、ついに教団に帰ってきたんだね。パパはうれしいぞ。」
レミリア:えーと………だれ?
ギギナ:…死ね、ダメ親父
GM:ギギナの父親です。『パエリス・ガドウェル』。ギギナがエルド教を嫌いになった一因。
レミリア:あー父親ね…父親…そうだよね、ギギナだって木の又から生まれた訳じゃないよね…うん
パリエス:「うんうん。分かっているよギギナ。何も心配する事ない。さあ、神官騎士団の入団て手続きをしよう。」
ギギナ:ダマレ、ボケ男が俺たちは護衛の依頼出来ただけだ
パリエス:「わかってるわかってる。お前には冒険者なんてムリだったんだ。さあ、神官騎士団に入ろう。世間の荒波にもまれて、貧困にあえぐオマエを想像して眠れぬ夜を何度すごした事か…寂しさを紛らわす為ギギナたん人形を作って毎晩抱いて寝ているパパを不憫と思って、さあ、神官騎士団に入団しよう。」
ジュリオ:…その方向だとマジック総帥とシンタローだな(笑)
レミリア:ンババ(笑)
GM:(ああ、登場したとたんにイメージ固まった…)
レミリア:んじゃ、パリエスはかなりランクの高い神官騎士なのか
シェルス:(…やっぱり教会は内部からいろいろ変えないと駄目な気がしてきた。…。めざすは司祭じゃない。枢機卿だ。そのためには…)
レミリア:シェルス黒いものが滲みでてるぞ
シェルス:(にこにこ)滲み出るってなにがですか?
レミリア:…なんでもない。
ジュリオ:良くも悪くもシェルスの徳が……
シェルス:はじめましてパリエス卿。修道師のシェルスと申します。(にこにこ)
パリエス:「おお、修道院の方で、はじめまして。」
レミリア:召喚師のレミリアです。お会いできて光栄です。
ギギナ:そのレミリアがうちのPTのリーダーやってる。
パリエス:「これはこれは、私は神官騎士団守侍のパリエスといいます。ところで、帰ってきたのではないならギギナがなぜここに…ハッ、そうかパパにあいたくなったんだね!!」
ギギナ:死ね。司祭を護衛してきただけだよ。
パリエス:「司祭…ああ、バーン司祭が今日到着の予定だったな。ではバーン司祭は?」
レミリア:えぇ。武装した神官の方達と奥へ行かれましたわ
ギギナ:…最悪だな
パリエス:「ま、問題ないだろう。バーン司祭は現教皇の信任厚い親友だ。分け合って左遷されたが、だからこそ、エルド教団内では特別な存在でな。そうそう処罰されることはないだろう。」
レミリア:エライ人だったんだな…ボケてるけど
GM:ちなみに、教団内の階級は「司教(この中に枢機卿と枢機卿補佐がいる)」「司祭」「助祭」「守侍」「書侍」「侍祭」となっています。
ジュリオ:すっげー位の高い人だったんだなー。オレ2〜3回45度チョップしちゃったよ、あの人に…
シェルス:(そ、そんなに偉い人だったんだ。これは、取り入る窓口としては…)
ギギナ:将来は立派な黒司祭だな
ジュリオ:チャック開いて中身でてるぞー、黒いのが
GM:め、めそーーー!!!
レミリア:シェルスは自分の世界に入っているようです
パリエス:「ところで、ギギナ。今日は家に帰ってくるのだろう?」
ギギナ:(断言)宿を取る
パリエス:「そんな!?久しぶりに一緒にお風呂に入ろう!!パパ今日は早く帰ってくるから。」
ギギナ:いつの話だ間抜け
パリエス:(祈りをささげる)「うう、天国の母さん。ギギナが一緒にお風呂に入ってくれないよう…」
神官:「あの、パリエス様。ここでは信徒の目が…」
ギギナ:とっとと仕事にもどれ、アホウが
パリエス:「まあしかたない。宿とるならおじさんの所に顔を出してきなさい」
ギギナ:叔父ってだれのことだよ
GM:今作ったNPCです。叔父さんはサザンで「聖十字亭」という宿屋を経営しています。
レミリア:んじゃ、宿はそこでいいね
ギギナ:じゃあ、そこの宿に泊まればいいのか。
GM:さて、パリエスは部下につれられて奥に行ってしまいます。それからしばらくするとバーン司祭が出てくるね。君達を見つけると手招きをする。
レミリア:手招きされているなら行くよ
GM:君達はバーン司祭に教団内の一室に連れてこられます。
バーン:「いやいや。長引かせてすまないな。強奪された状況を色々聞かれてね」
GM:と、バーン司祭は机の引き出しから重そうな袋を取り出す。
バーン:「君達には本当に世話になった。」
GM:袋には12000ギルダー入ってる。
レミリア:お、ちょっと色がついてる
バーン:「例の取られた聖遺物についてな、もしかしたら、君達に頼むことがあるかもしれん。もし宿が決まったら連絡をくれぬか?」
レミリア:えぇ…まぁ、なんとなく予想はしてましたし
シェルス:ええ、この一件は世界にとってもの大事ですから私に出来ることでしたら、どのようなことでも。
バーン:「とはいえ、謹慎処分を受けたので、ミスティを使いにやる事になるだろう。」
レミリア:まぁ、その聖遺物に関してはこっちも乗りかかった船というか…降り損ねた船?なので、受けるのは構わないけど、敵の正体も目的も全然見えてこないからなぁ
バーン:「とはいえ、今はぜんぜん手がかりもないんじゃがな」
ギギナ:取りあえず、立ち話もなんだし、依頼があったら改めてその話を、という事で取りあえず町へ行こう。
バーン:「エルドの加護がありますように」
シェルス:聖エルドの加護がありますように。
ギギナ:しかし、親父の紹介する宿にも泊るのはまずい。別な宿を探さないと
GM:なぜ!?
ギギナ:足取りを隠すためだ
GM:オマエは実の親に命でも狙われてるのか!?(笑)
レミリア:いいお父さんじゃないかー(目を逸らしつつ
ジュリオ:オヤジさんもかわいそうになぁ
ギギナ:じゃあ、やるよ。俺は要らないから
GM:あれ?父親って取引可能アイテム!?
ジュリオ:いやー、俺も複数所持は重量オーバーになるからいいや
レミリア:私も要らない。重いし
ギギナ:まぁ、冗談は別にして
レミリア:とりあえず、「聖十字亭」に行きますね。
GM:んじゃ。聖十字亭につきます。結構立派な宿屋ですね。
シェルス:た、高そうですね…。
GM:ギギナは知っているけど、一応冒険者の宿として運営されています。エルド教団ともつながりがあって、そっち系統の依頼が多いのが特徴。その分、冒険者の信用度高いです。
ギギナ:4つ☆だからな…星が一個足りないのがなんともアレだけど
ジュリオ:アレな部分はいったい何なんだろうなー。店主が人格破綻者ってのがありそうだなぁ。
GM:失礼な(笑)
レミリア:んじゃ、入るね。
親父:いらっしゃい。おお、ギギナじゃないか元気しているか?元気か。パエリスにはもう会ったか?
ギギナ:3年ぶりに合ったら、ますますこ壊れてたな。
親父:ほとほと参ったものだ(笑)
レミリア:宿取りたいんですけど、二部屋開いてます?
親父:2部屋か、いいよ。ウチは1日15ギルダーだが、ま、ギギナから儲けるのもな。10ギルダーでいいよ。(何を隠そう普通の宿は10ギルダーである)
GM:とまあ、そんな感じで腰を落ち着けました。報酬分配して買い物していいよ。
レミリア:12000Gの4人で分配。一人3000Gで
ギギナ:ミノタウロスアックスとプレートメイル買います。
シェルス:んー。Lv4の白紙を1枚かってリザレクションを書き込んでおきます。
ジュリオ:とりあえず390Gで装備を完全回復
ギギナ:ウム、俺から見るとここから先は武器と防具はまさに消耗品だぞ
GM:そのへんが六門世界TRPGの特色だね。
ギギナ:壊しながら戦闘するからな
ジュリオ:金が入るのかほんとにって話しではある(笑)
レミリア:英雄の薬2個買って…トルクメンの矢とキュクレインの矢を1本づつ買おう。あとは…
ジュリオ:あ、そうだレミリアさんに、英雄の酒3本預ける。
レミリア:これで英雄の薬が6本か
GM:さて、これで遠慮なく強い敵が…
ジュリオ:GM。まったく装備が変わってない人間がいることを忘れないでくれ(笑)
ギギナ:俺も変わってないよ(基本コンセプトは
GM:だまされませんぜ、ギギナは武具で戦闘力が変わってるでしょ。
ギギナ:防具なんて基本防護1点増えただけじゃないか
ジュリオ:素敵なナックルがほしいのぅ。こう……光ってうなるようなのが
GM:三回回してから突き出すんだ!!(笑)
ジュリオ:DX烈火拳かよ!(笑)
GM:さて、君達が装備を整えてマッタリしている所だ。どうするね?
レミリア:この近くにじーちゃんの遺跡があるんだっけ?
ガイ:うむ。
レミリア:他にアテがあるわけでもなし
ガイ:たしか、適当な研究をしていたから魔法の品が残っているはずだ。まあ、ワシからいわせれば2級、3級品だがな。はっはっはっはっは。
レミリア:依頼なしで、空いてる時間なら遺跡にいかない?ただ過ごしても資金は減るだけだし、トレジャーハンターとしては、気になるわけで。
ギギナ:まぁ、仕事の当てが無いならそれでもいいかな。
ガイ:研究所にいるガーディアンは合言葉を言わぬ侵入者を襲ってくる。だが、安心しろ。その合言葉を我輩はチャ〜〜ンと…………覚えている。
ジュリオ:どこの骨に保管してロストしたんだい?
レミリア:右腕に記憶とか言ったらガイコツ割るよ(にこ
ガイ:な、なあ、我輩達って仲間だよな。フレンドだよな
ギギナ:首から上しかない無機物が何を言うか、この所持品め
レミリア:アイテムでしょ?
GM:ヒデエ(笑)
ガイ:暇ならちょっと視察にでも行ってみるか?
ジュリオ:なにそのちょっと雑貨屋でも覗きに行くか、みたいな軽いノリ
ガイ:はっはっはっはっは。なにを不安に思っておるんじゃ?ワシの研究所だぞ。ワシの家みたいな物さ〜
ギギナ:行くなら、準備を済ませて一気に行って根こそぎ浚って来るのがベターだろう
ガイ:まったく。心配性じゃのう
ギギナ:最近(シナリオ1以降)はヘンなヤツがおおくてな
ジュリオ:んー、確かに取りこぼしがあったらもったいないしなー
レミリア:いや、今回は街中だし。下調べは必要じゃないかな。通報されると嫌だし。
ガイ:大丈夫じゃ。合言葉はちゃんと覚えておる!!
レミリア:じーちゃんの記憶は当てにならないしなぁ
ジュリオ:黙示録なんぞ持ってる奴が「軽い」とかいったって、強い頃の記憶基準じゃ当てにならんよ
シェルス:…ところで、遺跡にいるモンスターってなんですか?
ガイ:魔法生物じゃ。図書室を守るストーンゴーレムが最強だな。いらないアイテムをしまった宝物庫にガーディアンを配置したかのう
ジュリオ:その「かのう」ってのが怖いんだよ!重要な懸案に関するじーちゃんの記憶って、ミスティ並みに信用できないのは俺だけかな?
レミリア:(目を逸らす)
ギギナ:ガーディアンも気になるが、罠の類はどうなってる?
ガイ:私室に鍵がある。それを使えば宝物庫の罠は作動しない
ギギナ:私室までは罠、ガーディアンともに無し?
ガイ:応接室にはスケルトンがいるだけで、合言葉でこれも無力化できる
ギギナ:合言葉が間違っていた場合の、スケルトンとかガーディアンの反応はどうなる?
ガイ:そりゃ襲い掛かってくるわな。だが覚えているから大丈夫じゃッテ
レミリア:とりあえず、準備すませて向かおうか
GM:保存食か食材か食料ね。賞味期限に注意。
レミリア:ねんのために、食料1日分に保存食3日分で4日分
GM:金のなかった昔が嘘のようだ(笑)
ギギナ:可能な限り、先に間取りとか聞いておいて、必要なものを準備しておこう
GM:構造は、らせん状に3階層になっています。1階層に2部屋づつ。同じ階層の部屋は通路でつながっていて、上から「出入り口」(ここはつながっていない)「客室」。2階層は「応接室」「風呂」。3階層は「実験研究室」「私室」。で、4階層が「宝物庫です」
ギギナ:あとは何日か出れなくなったときを考えて、最低限の食料くらいか
GM:では、夕方です。君達はガイじーちゃんと一緒に街に出ます。ガイじーちゃんは位置探査しているようにブツブツいっている。
ガイ:東側に…300…200。近づいてるぞ…
ジュリオ:怪しいな(笑)
レミリア:ほいほい
GM:と、曲がり角を抜けて大通りに出ます。
レミリア:大通り?
ガイ:あそこじゃ!!と、彼の示す方向は…
ギギナ:そこで特班員のみ・た・も・の・は!?
GM:サザン住人には当たり前の事ですが、ちょっと詳しく話しましょう。
シェルス:嫌な予感がする…。
150年ほど前。
現れた狂王の空中庭園は突如制御を失いサザン首都に墜落した。
落下した庭園に冒険者はむらがり、そのあと孤児や犯罪者が居つくようになり、スラム街へと変貌したのだ。
ガイ:…なんじゃあれ?
レミリア:そぉれ!(ボレーキック)
ギギナ:流石だ、こっちの予想を裏切らないヘタレさだ。
シェルス:…そうですか。世界最難関といわれた空中庭園につぶされていると。…かえりましょう
ガイ:いや待て。つぶされてはいない。大丈夫。反応はある。崩れてはいない大丈夫だ…
ギギナ:盗掘されてないっていってたけど、望み薄そうだな
レミリア:まぁ、最悪の想像はアカデミー宝物庫だったけど…
ギギナ:あぁ、まっとうな依頼人に素直な依頼が恋しいぞ
ガイ:中に入って調べるしかないな。
レミリア:やれやれ
ギギナ:いくのか?リーダー
レミリア:ココまで来て、お宝見れないのも癪に障る
GM:ういうい。
レミリア:無かったら、じーちゃんを割る
ガイ:大丈夫だって。信用してくれ!!
ギギナ:まぁ、いくつかアイテム買い込んだしな。元を取りに潜るしかないのか
GM:では、空中庭園跡を調べるなら、<情報収集>スキルで位置の割り出しを行います
レミリア(ダイス機能):15-3D6 = 15-(2+1+5)
= 7。A評価
GM:早!!君たちはガイじーちゃんのおおよその位置と、スラムで手に入れた空中庭園の情報を元に、秘密研究所の入り口を見つけました。
ガイ:この奥だな
GM:と、瓦礫の山を指します。
ガイ:この先は…位置的には客室だと思われる。
ギギナ:先に判定の目安を聞いてから人増やすか決めればいいさ。
GM:<力任せ>で判定は半日1回。A評価を3回出してください。S評価がでると、A評価二回分。『怪力の薬』を飲んでもオッケイだよ。
レミリア:うちら4人で丸1日か
シェルス:STRは10、技能もないです(==;
ギギナ:つかA評価を3回って普通に無理じゃね?
GM:2,3日かければ楽よん
レミリア:マルボロ呼んで手伝わせる
GM:あいよ。通常召喚ね
レミリア(ダイス機能):15-3D6 = 15-(2+3+6)
= 4。Bで成功っと
マルボロ:呼んだ?
レミリア:瓦礫をどかしてね
マルボロ:え〜
レミリア:口答えしてんじゃないの!!
ギギナ(ダイス機能):15-xD6 = 15-3D6 = 15-(1+4+2)
= 8。ぉ。S評価でた
ジュリオ(ダイス機能):14-3D6 = 14-(2+2+2)
= 8。クリティカル
レミリア:STR15の力任せ2か。15-3D6
= 15-(6+6+1) = 2
ギギナ:いや、力任せ3Lvあるから+7以上はS評価
レミリア:ジュリオがクリティカルしてる。マルボロはC評価
シェルス:ふたりS評価だ(笑)すごい(笑)
GM:おかしいほどの成果で半日で完了
レミリア:金に掛ける執念か
ギギナ:ギネスに乗れるほど頑張ったぜ、俺たち
GM:瓦礫の向こうに空間が広がってる
レミリア:さて、お宝♪お宝♪
ジュリオ:つかれた……(ぐったり
ギギナ:盗掘屋のテンションが上がってるなぁ
レミリア:とりあえず、シルフも呼んでおこう。15-3D6
= 15-(4+3+1) = 7。成功っと
シルフ:呼ばれなくても参上かしらー!
GM:そんなノリなの!?
レミリア:前に呼んだ奴とは別シルフのようです(ぇー
GM:では、扉の向こうは下り階段です。らせん状に横にカーブしている
レミリア:この階層は客間と応接間だったな。応接間は大して期待できなさそうだし。下に降りよう
GM:あいあい、では階段をおりていくと扉につきます。
レミリア:扉に罠感知。15-3D6 = 15-(2+5+5)
= 3でC評価。
GM:罠はないと思った
レミリア:開ける。
GM:扉の向こうは荒廃した部屋です。
レミリア:ここにあるのは
GM:家具系は皆粉砕されており、そこに二種類のモンスターがいる
レミリア:じーちゃんの嘘つき。モンスターがいるじゃない。
ガイ:あれ?何でこんな所にモンスターが?
レミリア:こっちが聞きたいっての。モンスター知識1種類目。15-3D6
= 15-(1+2+1) = 11。S評価。2種目15-3D6 =
15-(6+4+5) = 0。Cだ
GM:では片方は「レッサーデーモン」です。魔属性の魔法を使います。
ジュリオ:れっさぁ……でぇもん……
GM:もう片方はインプだね。レッサーデーモン1匹とインプ2匹
レミリア:レッサーとインプ…あれ?
ガイ:何でこんな所に悪魔がいるんじゃ?
レミリア:どっかで聞いた組み合わせな気がする…
シェルス:…どっかで聞いた組み合わせですね。
ジュリオ:どっかで聞いた組み合わせだね……
ギギナ:オークだかを指揮してたやつらか?
レミリア:もしくは、バーンの馬車を襲った連中
どこかで聞いた構成ですが、ご安心くださいまったくの無関係です。墜落した空中庭園からの引越し組みです。(PCにわかりっこないけどね)
先行を取った一行はシェルスの魔族抵抗不可撃滅魔法をS評価で出して主戦力レッサーデーモンを消滅。対抗魔法を勘違いしていたGMによってレッサーデーモンの強さを見せ付けるまもなく死亡しました。
インプにいたっては…
戦闘シーン3−1「Vs レッサーデーモン」
GM:もしかしてみんなって結構強い?
マルボロ:MADADA!(ぉ
ジュリオ:もうやめて!インプのライフはとっくに0よ!
GM:何も出来なかった!!
ジュリオ:クロスファイアが変態じみていた(笑)
レミリア:黒シェルスは聖MAXになっているし
GM:いいもん。黒シェルスのスペル枠減っているもん。
シェルス:く、黒がナチュラルについている(笑)
レミリア:戦闘能力が変わってないのが一人いるけどな
GM:悪魔たちの死体からデーモンの剣と…115G
ジュリオ:「でんでろでろでろ♪」とかいい感じのSEがなったりする?
GM:あんまり、見てくれが良くない程度よ。おどろおどろしい装飾がされてるとか
ギギナ:取りあえずは、貰っててもいいか?使うのは次回以降になるとおもうが
レミリア:ギギナが持ってていいよ。刀身が黒のちょっと不気味な両手剣ね
ジュリオ:PTの黒さが増した!…二人黒くなっちゃったよー。ねぇ〜白レミリアさん。
レミリア:まったくだよねぇ〜白ジュリオさん。
シェルス:聖職者ですよ!?
ジュリオ:聖職者…ああ、聖職者?だったねー
シェルス:な、なぜ疑問形なのですか!?今もあんなに見事に悪魔祓いをしたというのに!!
レミリア:さて、ざっと部屋の中を調べてみよう。
GM:部屋の中には何もない。家具の残骸が床に散らばっているだけだ
レミリア:ここまで崩壊してると何もなさげ。
GM:通路は4つ。入ってきた客間への道。風呂への道。出入り口への道。そして、下の図書室への道。
レミリア:下の図書室への道
GM:では、階段を下りていきます
シルフ:ほこりっぽいかしらー!
マルボロ:ナマニクタベタイ
ジュリオ:この召喚モンスターの物凄い自己主張(笑)
GM:では、全員<鋭敏感覚>で判定をお願いします
ジュリオ:そんなものはない!
GM:スキルナシで
ジュリオ:判定ステータスは?
レミリア:IQ
レミリア(ダイス機能):15-3D6 = 15-(3+2+6)
= 4。D
ジュリオ(ダイス機能):10-3D6 = 10-(3+5+1)
= 1。D評価
レミリア(ダイス機能):8-3D6 = 8-(6+2+2) =
-2。E
シェルス(ダイス機能):15-3D6 = 15-(6+6+1)
= 2。D
ギギナ(ダイス機能):10-xD6 = 10-3D6 = 10-(6+6+4)
= -6。E評価だ
シルフ:シルフなら楽して余裕かしらー!
シルフ(ダイス機能):12-3D6 = 12-(2+6+1) =
3。C
GM:では、天井から何か降ってきた。
空中庭園からの引越し組その2のスライムによる急襲です。しかもランダムで聞けた相手は一番まずいとレジャーハンターのレミリアさん。スライムの恐るべき特殊能力にキャンペーンが崩壊しかけたりしましたが、<力任せ>に定評のある前衛二人がすぐさま救出。通常攻撃に抵抗のあるスライムに多少苦戦したものの<ディスペルマジック>によって解体されました。
戦闘シーン3−2「Vs スライム」
レミリア:ふう
シェルス:では、レミリアさんに、キュアを。+1のカードを使います。4D6
= (3+4+5+2) = 14。S評価です。11D6 = (5+6+3+2+5+1+1+5+2+5+1)
= 36点癒しました。
レミリア:全快した
シェルス:スペル枠なくなりました。
ギギナ:しかし、どっから入ってきたのかね。さっきのゲル状物質は
ガイ:上の空中庭園じゃろう。困るんだよね。人の研究所に勝手に入ってきて。
レミリア:し…しぬかと思った…服も防具もボロボロだし…
ガイ:危うくスライムにプカプカ浮かび続ける運命になるところじゃったな。
シェルス:大丈夫ですか?
ギギナ:薬のストックが切れたんだっけか?
レミリア:ポケットの中はね
GM:ポケットの中が破壊されただけだからね
レミリア:かばんの中は大丈夫。
ギギナ:補充に戻らなくても平気なのか?
レミリア:それは平気だけど、シェルスのスペル枠全部使っちゃったからね。どっかで休まないと。シルフもマルボロ達も帰っちゃったし
ジュリオ:上に戻って軽く寝る?
ギギナ:そうだな、休憩入れるか
レミリア:上の客間に戻って休もう。なんだか、ベースキャンプと化してきたな(笑)
GM:では休憩してください。とはいえ、さっき起きたばかりなので1日休憩になります
レミリア:カバンから治癒3 英雄1をポケットに詰める。
ジュリオ:なんていうかやたら肉体労働しまくりだなー(笑)
ガイ:何でこんなに苦労するんだろうねぇ
レミリア:ここまでやって、お宝無かったらガイじーちゃんは割るね
ガイ:それはワシのせいじゃない!?
ジュリオ:じわじわとヤスリで削ろうかとおもったんだけど
ギギナ:少しでも元手を取るために売ればいいのに
レミリア:しゃべるガイコツなんて誰も買い取らないよ
ガイ:大丈夫だって。お宝がザックザクじゃよ!!
GM:さて、休憩したので、スペル枠とBP、召喚ポイント回復。HPも1割回復します
レミリア:もっかい潜るね。
GM:あいあい、こっちからは図書室(スライムのいたところ経由)と、浴室。出入り口、入ってきた客間に通じる通路があるよ
レミリア:もう一回図書室だな。上とか警戒しながら降りる
GM:あいあい、では扉につきます
レミリア:あ、マルボロとシルフ召喚しておく。マルボロが15-3D6
= 15-(2+3+2) = 8。シルフが15-3D6 = 15-(5+4+5)
= 1で、どっちも成功
ガイ:たしか、扉に何か魔法の仕掛けがあったと思うが…はて?
レミリア:(ギリギリギリ)おーもーいーだーせー
ガイ:イタイイタイ…たしか、私室にある鍵があれば自動解除じゃ。
レミリア:私室に行くには、ここ通らないと?
ガイ:応接から浴場経由でいけるはずじゃ。そっちには罠はなかったと思うが…
レミリア:それを早く言おうよ。警戒しつつ浴室経由で回ろう
ギギナ:羽根つきにしてもホネにして、役に立たない連中ばかりで困るぜ
GM:NPCは活躍しないのがTRPGの鉄則です(笑)
ギギナ:活躍しないと足を引っ張るはぜんぜん違う
GM:では、応接から浴場へ移動します。こちらには扉はありません。
レミリア:ういうい
GM:そのまま、脱衣場のような広場になります。大きな扉と、私室への通路が延びている。
ジュリオ:ガイじーちゃんがここ使ってたのって、生前?
ガイ:そうじゃ、なんと!!天然の温泉を引いているのじゃ!!そういえば、ここに我輩の作った魔法アイテムを置いておいたはずじゃ
シェルス:浴室に!?
ガイ:アレなかなかの自信作じゃぞ。
ジュリオ:健康によさそうなマジックアイテムだなぁ(笑)
レミリア:探して見る?
ギギナ:別に隠してないんじゃないの?
レミリア:浴槽へ行くよ
GM:あいよ。では、浴室の扉を開けると、濃厚な湯気が浴室に充満している
レミリア:温泉?
GM:硫黄の匂いがするね
シルフ:くさい…
シェルス:…。
ガイ:懐かしいのう。腰痛に良く効くんじゃ。座る仕事じゃからのう…
レミリア:(ガイを温泉に投げ込む)…
ガイ:ポチャン。ガボガボガボ…
レミリア:出汁とれかな(ごそごそ
ガイ:ダバダバダバダバダバ…な、なにをするんじゃ
レミリア:いやぁ、頭凝ってるかなぁって思ってね
ガイ:こるか!!
レミリア:んで、マジックアイテムってどれさ?
ガイ:そこの洗面台に置かれておるじゃろう。あれじゃ!!魔法抵抗を上げる上に土属性の擬似魔力を持つ。自慢の一品!!魔法のシャンプーハット!!
ギギナ:ホネを分捕って壁に投げつける
ガイ:えええええええ!!!な、なにが気に入らんのじゃ!?
レミリア:シャンプーハットと魔法抵抗になんの関係があるんだ
ジュリオ:眼に入ってもいたくなーいとか言うんだろどうせ……
ガイ:だって、便利じゃろ
GM:なお、つけた場合、名前の前に”シャンプーハット”をつけてください。「つけた結果、大変目立ちます」という意味です。
レミリア:シャンプーハットマルボロになるって事?
GM:そうそう”シャンプーハット”マルボロ
ジュリオ:……死んでしまえ
ギギナ:ちなみにどんな効果?
GM:<魔法抵抗>+2レベル。1日毎に回復する擬似魔力「土土」。呪文詠唱に+1の行為ボーナス。なお、スペル枠「土土」を捨てる事で、持ち主のスペル枠を1枠回復します
シェルス:ぐ、効果は確かに超強い…。
ジュリオ:……確かに強い
ガイ:我輩の力量がわかる一品じゃろう(満面)
ジュリオ:どうするシェルス……ダンジョンの中だけでも逝っとく?
レミリア:外に出る前に外せばいい事だし
ギギナ:枠を回復させるときだけ使うというのも手だな
シェルス:…苦悩中。
GM:な〜に、捨てるのはプライドだけだ(笑)
ジュリオ:さ、次にいこうか
GM:あいあい、では私室に向かいますね。階段を下ると、問題なく私室へのつきます。私室は個人用の机や椅子が置いてある部屋です。ここからの通路は、図書室への道と、宝物庫への道、それとは別に扉が一つついています。
レミリア:鍵を探そう
ガイ:机の引き出しの中じゃ。おっと、その前に「(合言葉)〜。」これで安心じゃ
レミリア:んじゃ、開けるよ
ガイ:合言葉を言わずに調度品を触るとガーディアンがおそいかかって来るからな
レミリア:あけたー
ジュリオ:ファイティングスタイル
ギギナ:戦闘準備するか
GM:疑り深いな〜。では、中に鍵束と「ベントキロリズム」+2の魔法カードと「キュアウーンズ」+1の魔法カードが入ってた
シェルス:キュアウーンズください。
レミリア:てか、魔法カードはシェルスしか使えないから
ガイ:そういえば、そんなものも入れたな〜「ベントキロリズム」なんて誰もつかわねぇっての。はっはっはっはっは(笑)
レミリア:(やすりでしゃりしゃり)はっはっはっはっは(笑)
ガイ:なぜに!?
レミリア:いや、角の尖ってるところが気になって
ジュリオ:魔改造してやろうか……
GM:さて、他にはそれらしいものはないよ。
レミリア:鍵束と魔法カードか、魔法カードはシェルスに預けだな。
シェルス:はい。
レミリア:んじゃ、図書室行こう
GM:ういうい。私室から図書室へ行くとドアがある。ドアには「図書室」というプレートがはめ込んである
ガイ:うむ、ココが図書室だ。中にストーンゴーレムがいるはずじゃ。この研究所最強のな。
ジュリオ:停止する暗号は?
ガイ:もちろん、ばっちりじゃ。ワシの灰色の脳細胞がしっかり記憶しておる
ジュリオ:脳なんてないじゃないか……
ガイ:おおっと、これは一本取られたワイ。はっはっはっはっは〜
ジュリオ:すっげえええええええええ不安だ
GM:ストーンゴーレムの能力はガイじーちゃんが教えてくれる。
ガイ:『ディフェンダー8』『イニシアティブー2』の自動石像じゃ。石化はきかんぞ。
ジュリオ:うっはぁ
レミリア:まぁ、じーちゃんがちゃんと、合言葉覚えていれば問題ない訳で。
ガイ:やつの動きを止める合言葉は大丈夫だって。何せ、ワシの研究所だぞ
レミリア:覚えてるってなら、大丈夫だろうし
ジュリオ:覚えてなかったらじーちゃんの頭に三日月形の穴が開くだけだしね
レミリア:んじゃ、それを信じて図書館いってみよーか
GM:あいさ〜。
レミリア:お宝発掘ー
GM:では、鍵を差し込むと。ドアは音もなく開く。ドアの向こうは個室となっており、正面には同じような扉が一つついている。どうやら、読書用の部屋のようで、読書用の机と椅子などの家具がおいてある。が、天井の一部が崩れて机等々は粉々に砕かれている。
レミリア:ここの蔵書だけでも、結構な金額になりそうだなー
GM:壁際には一体の石作りの巨人がいる。
レミリア:例のストーンか
ギギナ:小出しに学院に売りつけるだけでも結構長いこと暮らせそうだ
GM:イヤ、この部屋には本はない。数冊床に落ちているけど、本棚らしき物はない
レミリア:あぁ、読むだけだからか
ガイ:本はこの奥だよ。ここは、読書室。本は光に弱いからな…
レミリア:目ぼしいものを手分けして探そう
GM:では、君達が部屋に入ると、石の巨人が動き出す
レミリア:うわうわ!じーちゃん!!
ガイ:「(合言葉)!!」
GM:と、そこで君達は気がついた。この石の巨人。頭が半分ありません
ガイ:…あれ?
GM:ガイじーちゃんの合言葉をものともせず。ストーンゴーレムは君達の方に向かってきます。。
ガイ:ごめん…壊れちゃった(笑)
レミリア:停まってないじゃんかー!
ギギナ:なんで人生上手く行かないんだろうなぁ(遠くを見る目をしながら)
レミリア:人生上手く言ってたら、ここに来てないって(遠い目
GM:いや〜、不思議不思議(笑)
ジュリオ:ガイじーちゃん、これ終わったらシェイプアップする覚悟は出来てるんだよね、うん
ガイ:えええ!?これは我輩のせいじゃないよ!!
ジュリオ:肉抜きシャーシにしてカーブ曲がったときにへし折れるくらい軽くしてやる
迷宮最強の守護者ストーンゴーレムに。案の定後攻をとられて欝の入った一行は一気にケリをつける作戦に出ました。
が、ダイス目振るわず1ターンKILLに届きません。後攻のストーンゴーレムの攻撃であっさり前衛二人が死亡。攻撃特化のパーティーの弱点がもろに出る形になります。とはいえ、もうボロボロになったストーンゴーレムを、次のターンも先行を取ったシェルスの<ディスペルマジック>で、止めを刺します。
戦闘シーン3−3「Vs ストーンゴーレム」
シェルス:じゃあ、シャンプーハットをつけて…。
GM:名前を変えたまえ(笑)
シャンプーハット”黒”シェルス:15-3D6 =
15-(5+6+1) = 3。ジュリオさん成功。その次ギギナさん。
ジュリオ:ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー
シャンプーハット”黒”シェルス(ダイス機能):15-3D6
= 15-(1+1+5) = 8。S評価で華麗に成功。
ギギナ:復活するとHPはどうなるの?
GM:(内心:ナチュラルに”黒”がついてるな〜)HP0の気絶状態で3日は絶対安静。行動する場合はすべて−2のペナ。HPが減る場合は2倍減る。
シャンプーハット”黒”シェルス:シャンプーハットをはずしてなげすてます。
ガイ:我輩の自慢の一品が!?
ジュリオ:次のことを考えて取っておこうよ(笑)
ギギナ:生き返っていいの?
シェルス:スペル枠がすっからかんです。
ギギナ:いろんなゲームやってるが即死したの初めてだ
GM:だって、HTとかHPあげないジャン(笑)
ジュリオ:基本コンセプトがやられる前にやるだからねー
GM:キャラを攻撃特化しすぎなんだよ。
ギギナ:だってロクにダメ来た事無いぞ
GM:攻撃出す前に殺されてるんだもん…(涙)
ジュリオ:だってダメージ半減して2回喰らうより1回も喰らわずに殺したほうがいいじゃん
GM:そういう人のための<ディフェンダー>ですからな(笑)
ギギナ:しかし、羽根つきがいなくて助かったな。危うくそのまま拉致されるところだった。
レミリア:入り口付近もどって。そこでキャンプ張ろう。スラムだし、他の人に先こされるのいやだし。うちが買い出しいくから、シェルスは看護で
シェルス:わかった。
GM:では、3日ビバークするのね。
レミリア:うい
GM:では、3日後。時々、スラムの人とか見かけましたが、威嚇すると逃げていきました。
シェルス:威嚇でかえるの!?
ジュリオ:金がないとヤバイこのシステムって、どんだけ製作者の心がすさんでるんだろうとか心配になるわ
シェルス:金が命…(笑)
GM:SWの有り余るお金を見た世代なんだよ。このお金重視がGM的にはスキ(笑)
GM:さて、どこ行きます?
レミリア:うし、図書室の奥いこうか
GM:では、図書室の奥の扉を開けると四方の壁を本棚で埋め尽くされた書斎だ。が、その本棚には本の一冊も入っていない。
ジュリオ:…ゴーレムの頭割った奴が本パクったんだろうなぁ
ガイ:…やはりな。
ジュリオ:「…やはりな。」じゃねええええええええええええええええええええええええ!(全力で握撃。
ガイ:ぎゃああああああああああ!!!!!
ジュリオ:あれか、あんたは毎回こうなのか!俺らを陥れてそんなに楽しいか!
シェルス:…あの、すみません皆さん離れてください。それを<クロスファイア>で天界に送りますんで。
ガイ:まって〜!!まだ大丈夫だから。まだ宝物庫があるから。だから、金銭に関してはまだ、希望はある。
レミリア:金銭もそうだけど、祭器の情報も欲しくて着たはずが
ジュリオ:つーか、宝物庫の方がやばそうなんだけどなー
ガイ:が、ちと調べたい事があってな。
ジュリオ:と言うと?
ガイ:ほれ、聖典がレッサーデーモンに奪われただろう。アレで疑問に思ったのだ。歴史にすら記されない聖典をどこで調べたのか。その答えがこれじゃ。ここにあったのさ。
レミリア:ふん?
ジュリオ:ふむふむ
ガイ:実は緊急用にココに転移する魔法の品作ったのだが、盗まれてしまってな。
ギギナ:取返せよ。
ガイ:いや、ほれ。我輩が封印されていた洞窟においていたんだけどね。(第一話参照)
シェルス:ああ。虹の詰まった指輪と一緒に。
ガイ:聖典を盗んだ奴は、聖典の事に関してかなり詳しく調べているはずじゃ…
レミリア:てことは、使い方も知った可能性が高いかな
ジュリオ:それ、危険度大幅アップってことだよね?
ガイ:だが、知ったが故に、まだ使えん。それは向こうもわかっているはずだ。
レミリア:どゆこと?
ガイ:しばしまて、監視装置を再生してみよう
シェルス:はいてくだ(笑)
GM:と、ガイじーちゃんが光りだします
レミリア:ガイじーちゃんにプラグを刺すと、目から映写機のように。(笑)
GM:なぜわかった!?ガイじーちゃんの目から映像光線がでる。(笑)
ガイ:むむ、いかん記録装置も破損がひどい…
レミリア:じーちゃん叩けば、治るじゃない?
GM:ちらちらと、人らしき影が動いているのがわかるけど、おそらくMサイズの人型なのだろうという程度。
レミリア:モンスターか人間か判別できないって事?
GM:うん。そして、ガイじーちゃんが、あるカットで映像を止める。そのワンカットには、モンスターか人間か判断する要素は移っていなかった。が、重大な手がかりを手にいれたことだけはわかった
レミリア:お?
GM:映し出されたその法衣には、エルド教団の紋章がくっきり写っていたのだ。
レミリア:エルドー
ジュリオ:……バーンという単語が頭に浮かんだのは俺だけ?
レミリア:…うちも。それとも、教団に変装しているだけか
GM:エルド教関係の登場したNPCといえば、ギギナパパもいるぞ。
ジュリオ:「ギギナよー私を超えるのだー」とか言って襲ってくるんだね
ギギナ:アレだったら後腐れなく殺っちまうんだが
レミリア:でも、アレはなんとなく違うきがする
ギギナ:ここにいるのは灰シェルスで、映像は黒シェルスなんだろ(笑)
ジュリオ:ああ、シェルスが定期的に吐き出してる悪の心かー
シェルス:まってください(笑)
ジュリオ:脳内ランキングとしては『バーン≧シェルス>越えられない壁>ギギナパパ』の順で怪いかな
シェルス:再び、まってください。なんで≧なんですか?(笑)
ガイ:日時までは…だめだ、記録が破損してわからぬ。
レミリア:特徴はエルド教団ってだけか
ジュリオ:そろそろ宝物庫いこうか
レミリア:うん
GM:あいあい、私室からしかのびていませんが、宝物庫も鍵がかかっています。
レミリア:鍵束使う
GM:図書室の鍵と同じ鍵束の鍵で開きます
レミリア:聞き耳
GM:部屋の中はがらんとしています。ところどころ天井から剥がれ落ちた瓦礫で埋まっています。
レミリア:ガーディアンらしき物体は見える?
GM:はい、部屋の中央にはガーディアンらしく物体がありますが、ガイじーちゃんの合言葉で動かなくなります。
レミリア:おっと、今度はちゃんと停まったか。
ガイ:ワシの記憶力は完璧じゃ。
ジュリオ:まあ、さっきのも良心回路が壊れてなければ止まったんだろうしね
ガイ:まあ、使わないものとか研究したアイテムを適当に放り込んだ部屋だからな
レミリア:やっぱ、聖典盗んだ奴に持っていかれたかな
ガイ:いや、侵入者は図書室以外は移動できておらぬ。ストーンゴーレムもここのガーディアンも倒されておらぬからな。図書館には蔵書があるだけでここの合言葉謎一行たりとも記載されておらぬ。もし他の侵入者が来たのなら、ここのガーディアンが稼動する事はなかったはずじゃ。
レミリア:ふむ
ガイ:おおかた、ストーンゴーレムが強敵なので、逃げたんじゃろう。安全な図書室の書物だけ持ち去ったんじゃろう。
ジュリオ:じゃあ、この部屋のものをいろいろと発掘していくしかないか
GM: <探索>で判定してね。こっちが「めぼしい物が見つからないね。」というまで<探索>判定していいから。まあ、ルール的には、評価によって出るものランダム。最大累積ポイントあって、それ以上は見つからない。同じ5段階でもランク5のレアが見つかるかランク1のゴミが5個見つかるかは<探索>の結果次第です。
と言うわけで、トレジャーハンターのレミリアの<探索>によって、マジックアイテムを手に入れました。
黄金化したレザーアーマー(耐久3)
黄金化されたラウンドシールド(耐久5)
「トルクメンの矢」
<クラック>の+1スペルカード。
小さくなる薬
270Gで売れる宝石
魔女の口紅
スカルクラッシャーのメイス(耐久2)
ギギナ:スカルクラッシャー?
GM:対アンデット用武器です。スカルクラッシャーは<攻撃><防御>判定に+1のメイスです。アンデットには追加ダメージと追加防護点に+2D
レミリア:スカルクラッシャー(笑)
シェルス:近くにゴルフボールがあるので、こうぱかーんと(笑)
ガイ:ちょっとまて、それは誰の事を言っているんだ(笑)
レミリア:なるほど悪くはないね。
ガイ:悪いよ!!(笑)
レミリア:そっちの意味じゃないって(笑)
ギギナ:アンデットって今まで一度も会ったこと無いけどな
シェルス:いるじゃないですか。すぐ横に。
GM:スカルクラッシャー(メイス)の耐久は2だね。もうボロボロ。
ガイ:まあ、ワシにはいらん物だから、おすきなように。
ギギナ:ジュリオが使うって言うのも選択肢じゃないのか
ジュリオ:連続殴打が出来ないのであれば基本の攻撃も2下がるのでいらないんだよね
GM:なんで、消耗品が一番高価なんだろう…(魔女の口紅10,000G)
レミリア:ここが最奥だっけ?
ガイ:これ以上奥はないのう
レミリア:んじゃ、戻ろうか
シェルス:はいな
レミリア:うい
ジュリオ:そだね
GM:あい、では、4日ぶりの日を拝む人も数名いるが、外に出ました
レミリア:聖典の収穫も少しはあったし。少しは収入もあったし。
GM:君達は元の宿屋に戻ります。戦利品の分配&換金をしてください。
レミリア:魔法カードはシェルスに渡して
シェルス:しゃ、シャンプーハット…
レミリア:矢はウチがもらう。
ギギナ:盾か、今後を考えると用意してたほうがいいのかも知れんな
レミリア:んじゃ、ギギナに盾渡す。レザーアーマーは売却っと。
GM:耐久3だよね。360だな。小さくなる薬は売るなら500
レミリア:小さくなるやつは売らない。高くないし。なにか使えるかもしれない
GM:スカルクラッシャーは?
レミリア:これは残しておこう。余裕が出来たら直す。魔女の口紅は売ってもいいかなー
ギギナ:宝石と宿預け武器とデーモンソード売ってれば暫く分の金にはなるんじゃない
レミリア:魔女の口紅売らなくてもいいなら、うち預かるけど
GM:んで、今回の収入はおいくら?悪くない収入のはずよ
ギギナ:今回は依頼じゃないから収入は現地調達品のみだからな
レミリア:一人386G。結構少ないね。
ギギナ:ま、現金支給じゃないからな。資産は増えてるから大丈夫だろ。
GM:まあ、次回「アレから半年が過ぎた1800G減らしてくれ」とかいわなければ
レミリア:そしたら、GMからカツアゲするから(笑)
GM:では第3話第三話「石巨人とエルドの紋章」終了で経験値枠2個加えてください
ギギナ:2個だけなのか〜
ジュリオ:レベル上がらなかったなー(笑)
レミリア:サモナーが3にアップ。これでMサイズよべるー
GM:ワルキュリアを…
レミリア:断じて断る!!マルボロは後1で上がらず現状維持。シルフがあがって3Lvに。
GM:まあ、レベルアップはレミリアだけかな?能力値等々は好きに上げてね
次へ
幕間
ジュリオ:まあ今回のシナリオはGMに批難轟々の回でしょうねぇ(えー
GM:なぜだ!?
シェルス:とりあえずシャンプーハット。
ギギナ:シャンプーハットだけで十分だ
GM:まってくれ。こっちの話も聞いてくれ。
ジュリオ:なんだよ
GM:いいか。もし普通の護符とかにするだろ!!でもな、護符はシャンプーハットの代わりにはならなんだ。
ジュリオ:そりゃそうだ
GM:つまり、シャンプーハットのほうが便利という事だ
ジュリオ:シャンプーハットも護符の代わりにならないよ
ギギナ:無駄な機能なぞ要らん
GM:効果が一緒なら、シャンプーハットは護符の代わりになる!!
ジュリオ:それなら帽子とかカブトとかでいいだろうに
GM:おいおい。なにを言ってるんだ?帽子や兜持って風呂に入る奴はいないぜ。
ジュリオ:使用する地域を風呂に限定するほうが問題だぁ!
GM:限定じゃない。増えているんだよ。そう追加効果なんだ!そこに問題はない!!
シェルス:戦場にシャンプーハットをかぶっていくほうが、問題だと思うんです!!