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 ■--あゆがRockである理由
 >>>hidew   -- 2003/01/04-05:31..No.[7417]
    ライブ掲示板の空蝉さんの感想に触発されて、以前から思っていたことを書いてみます。

これまでにも管理人のじょいじょいさんをはじめとして、あゆのロックを「いきがっている」「似合わない」という意見が結構多かったようです。hidewはそうは思わないのです。あゆにはロックでなければならない理由がある、ロックでなければ表現できないものを心の底に持っていると感じます。


「何がロックか?」との問いに対して、あゆファンにはわかりやすい例が一つあるのだけど、それは女優時代のあゆも出ていたドラマ「未完成」のラストで、ヒロトが「オレ達を比較するすべてのモノを否定しろ!!」って叫んでいたでしょ?そう叫ばせる気持ちがロック(のspirits)そのものです。ドラマと歌とで表現の違いはあれ、これはA song for XXの根底に流れている不条理への怒りと根っこは同じです。誰もがあゆの原点と認めるA song for XXには、根底にロックのspiritsがあります。


あゆがこれまでに語ったり歌ったりしてきた自身の過去を考えれば、それらを吹き飛ばしたり戦って前に進むにはロックしかないと結論しても不思議ではない。「戦いもせずに癒し求めるもんじゃない(Real me)」ということばがそれを良く表わしていると思う。彼女は自分自身を勝ち取るためにロックのエネルギーを必要としている。カッコやうわべだけのあこがれでは決してない。3部作の絶望から這い上がり「私はここにいる!」と宣言したSURREALがロックなのも必然だったのだ。


Heartplaceを聞いて、「A BEST」の頃にあゆがスマパンを聞いていると知ってファンのみんなが不思議がっていたのを思い出しました。Heartplace冒頭からの妥協を許さない緊迫感は、彼女がスマパンに惹かれたその芯のようなモノが曲全体を貫いているのを感じます。ライブの感想を読む限りでは、この曲には特に力が入っているようですね。アルバム中で最もハードな曲でしょう(島健によるStr.アレンジがビートルズ風でオヤジ世代にはぐっときます(^^;;)。

かたやFree&easyは70年代ロックオペラ風(あの壮大な間奏!)ですが、苦しいときに立ち返ってみる原点、という意味合いの曲と思うんですね。やっぱりそこには戦うあゆの姿勢が見える。ただ悲嘆にくれるだけのあゆではないんだと。アルバム中では浮いている、異質という意見がほかのスレッドで出ているとおり、意志をストレートに音にしているために、カジュアルな響きにまとめられた他の曲と様相が違います。しかしこの曲はA song for XXからSURREALまでを凝縮したような曲とも言え、やはりこのアルバムになくてはならない曲でしょう(時系列で言えばこのアルバムのスタート地点でもある)。


そういう激情を隠さずに表現できるからこそ、VoyageやClose to youでの暖かな気持ちがほんとうにうれしく、幸せに感じられるのではないか?綺麗事だけを歌っていては、自分自身も応援してくれるみんなも幸せにすることはできない。「痛みを知らなければ優しくなんてなれない(Real me)」と歌っているとおり、HeartplaceとFree&easyがあるからこそ、VoyageやClose to youが生きてくる。


CDTVラストのコンディションを見てもわかるとおり、あゆ自身は体格的にもノド的にも、ロックを歌うのに恵まれているとは言えない。しかし、向いていないからと言って安全運転に徹したり、何よりも自分の表現したいモノを取り上げられたり放棄したりしたら、それはアーティストとしての「死」を意味することを、彼女自身よく知っているのでしょう。

彼女にはRockでなくてはならない理由がある、そう思います。




>>> TAL -[URL]  -- 2003/01/04-16:39..No.[7423]
 
    私にはあまりrockと呼ばれるジャンルを聞き込んだ経験が無いので、イメージでしか話ができないのですが、
感覚的にAyuはrockだと思います。

決して歌は技巧的にうまくはない。
幼いころから音楽に溢れた環境で育ったわけではない。
10代のころに芸能界のいろんな側面を見てしまった過去
過酷な環境で自己を保っていくために、Ayuは戦いとしての生き方、
世界観が染み付いているように思えます。

Ayuより歌のうまい歌手ならいくらでもいますが、
私が彼らの誰よりもAyuに惹かれるのはそういうところだと思います。
なんつーか、そういう無理やり感、危なっかしさがrockなのかな、、
そう思います。
変なレスごめんなさい。
 

>>> johnnolen   -- 2003/01/05-04:50..No.[7430]
 
    和田アキ子がayureadyで言ってたことだけど、
アユのバンド仲間では、彼女のことをロッキン・アユ(rockking ayu,
rockqueen ayu?)とか言ってたとか。

それほどアユはロックが好きなんじゃないかな?
そのうち本格的なロックグループとか組むかも?
 

>>> 空蝉   -- 2003/01/05-22:45..No.[7436]
 
    hidew さん、書込みどうも有難うございます。(^^
2001年当時の、Ayu! love! ayu! 掲示板の書込みでは、あゆの
ロックを意識したSURREAL以降の独特の発声や曲の変化について
戸惑って反対する内容の書込みが多かったように思います。
(この辺は「旧談話室」の2001/2月あたりの過去ログに残ってい
て、あゆは恐らくこの掲示板を見てかなりの衝撃を受けたと思わ
れます。)
自分自身は、2001/02/05(Mon) 01:54, 2001/02/12(Mon) 01:37,
2001/03/20(Tue) 22:38 に関連する話題にレスをしました。
2001/03/20(Tue) 22:38 の書き込みで、自分は、
「あゆの声でロックを歌うのは今のところ似合わないと思いますし、
ロック自体聞く側からアーティストに歩み寄る(何とか聴き取ろう
とする)姿勢がないとなかなか伝わらないと思います。(evolution
のように...)」
と書いていました。
(ここで、evolution について否定的な書込みをしていますが、
当時のCDL(30日)で初めて実演を聴いて歌詞が全く聴き取れなかった
印象が影響しています。歌詞が聴き取れるようになってからは
evolution も好きな曲の一つになっていました(^^)

今回のCDL(30日)では、前半で Heartplace を核としたロック・テイ
ストの演奏とあゆの渾身のボーカルを聴くことができました。
会場の音響のバランスの悪さであゆの声が演奏に埋もれる事もあり
ましたが、女性二人のバックコーラスが入り、コーラスと一緒に
Heartplace をあゆが歌うのを聴けました。
正月の番組「ベストソング200+3」でのあゆのユニゾンでの熱唱
に比べても好きな実演でした。(ロックは生に限る!... 実はロック
を生で聴いた事は今まで無いのですが ... (^^;)
スカパーで見たCDL(31-1日)では、あゆのボーカルと演奏のバランス
も良く、本当に見ごたえ・聴きごたえがある内容でした。
けれども、CDL(31-1日)では、あゆは風邪による喉の不調をカバーする
ように前半で全力を出し切ったような状況でした。後半でのアップ
テンポ曲では高音部で声が途切れるようになっていました。
# レスというよりライブ掲示板の補足みたくなってますね。(^^
# ごめんなさい。

あゆのロック・スピリットとCDLについて感じる所を書きます。
今までの各CDLで、自分の印象に特に残ったあゆの実演には、
2000-2001 での「teddy bear」→「A Song for XX」の二曲
2001-2002 での「A Song is born」
2002-2003 での「UNITE!」→「Heratplace」→「Free&Easy」→「HANABI」
(→「WE WISH」→「everywhere nowhere」30日のみ)
のロック・テイストの実演の流れ
が挙げられます。
今回のCDL以外は、演奏と曲調はロックではありませんが、あゆの感情を
込めた歌声と表情と体全体での表現は自分の心を揺さぶるものでした。
それは、あゆの実体験での悲しい事柄や、世界の不条理に対する悲しみと
願いを本当に感じて湧き上がった感情と共に歌を歌っているように伝わっ
て来ました。
今回のCDLで既存曲を含めてこの流れで聴いた時に、あゆの喉の状態は完全
ではなっかたはずなのですが体全体で振り絞るようなボーカルで、一生懸命
さと共に既存曲の今までの実演でも感じられていた、心を揺さぶる表現が
生きているように感じられました。
初めて生で聴いた「Heratplace」「WE WISH」「everywhere nowhere」では
対比する基準は持ってないのですが、あゆのボーカルはほぼ満足できるもの
でした。(けれども、これらの新曲はあゆの状態が万全の時にもう一度生で
聴きたいと思います。)
これらの歌を、あゆに歌わせるあゆの思い、あるいはそのように思う心が
「ロック・スピリット」だとしたらあゆが「ロック」を必要としている事が
理解できそうな気がします。
けれども、曲調や演奏をロック・テイストにした時の弊害にはライブでの
ボーカルが演奏に負けてしまう事と喉に極度の負担がかかる事があります。
今までのように「ロック・スピリット」を持ちながら、曲調や演奏を幅広く
カバーする方があゆのボーカル(発展途上だとは思いますが)の良さが生か
せると思います。
あゆのロックにやや否定的な書込みをしましたが、Heartplace は歌詞も
曲もとても気に入っています。
また、この曲はCDやTV収録でのかしこまった実演よりも生で聴いた方が
魅力的だったので、あゆにはバランス良く様々な曲を歌って貰えたら嬉
しいです。

 

>>> ミント   -- 2003/01/06-12:56..No.[7439]
 
    あゆがロック似合わないとは思いませんが、
あゆってどっちかというと、あんま歯切れよく歌うタイプじゃないから
それがevolutionみたいなテンポの曲になると、似合わないって思われる原因なんじゃないかなーって思います。
だからHeartplaceみたいなミディアムテンポのロックは多くの人に受け入れられたんじゃないでしょうか?
(伸ばして歌う部分が多いから)

それと、あゆは元々ロック好きなんじゃないかな?
レッチリとかディープ・パープル好きみたいだし、最近ではアヴリルなんかにハマっているみたいですよ。
私はアヴリルとかレッチリ大好きなので、コンプリケイテッドみたいな曲を作ってくれたら嬉しいですね。
 

>>> トモ☆   -- 2003/01/07-02:11..No.[7446]
 
    あゆは生き方そのものがRockなのです!!!(なんてね ^o^)

でもあゆは喉が弱いからRockを歌うのはどうだろ〜??
スピリットはRockでも歌はあんまりRockしてほしくないな。
あゆの声はRockよりもユーロビートやトランスの方が似合うと思う。
 

>>> hidew   -- 2003/01/27-04:16..No.[7458]
 
    みなさん、いろんなご意見ありがとうございました。
なんとかまとめてみようと思ったのですが、じっくり考える時間がなかなかとれないので、時を改めてまた新掲示板のほうでお話できればと思っています。

キーワードは「スタイルとしてのロック」と「spiritとしてのロック」って感じかな?

ではでは
 



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