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 ■--あゆの売り上げは下がったのか?
 >>>obscure   -- 2002/12/15-21:52..No.[6956]
    情報交換掲示板の12/12「あゆの負け」(あばさん)というカキコについたタイタンさんの書き込みが面白かったので、あちらにレスを付けるのもなんなので、こちらに書かせていただきます(長文でスミマセン)。
まず、あばさんの「あゆの負け」ですが、オリコンの第35回レコードセールス大賞を宇多田ヒカルが、あゆを制して受賞したことを紹介したものです。
宇多田ヒカルの売上げは133.5億円。あゆは2位で、115.8億円でした。前年度の244億円と比べるとあゆあはなんと128.2億円のダウンで、CDセールスの激減ぶりが数字で顕著になったとあります。
それに対して、タイタンさんは、「昨年は単にA BESTがあったからでしょう。」として、「3千円×400万枚=120億円」という数字を挙げています。
なるほど、115.8億円に「A BEST」の売上げ120億円を加えれば、昨年とほぼ同じ売り上げの235.8億円になります。

この数字はいろいろと面白いことを教えてくれます。
ひとつは、もし、昨年「A BEST」が無かったと仮定すると、今年とほぼ同じ売り上げになるということです。
このことをどう見るか、今年も「A BEST II」を出せば昨年並みになったと、楽観的に見ることもできるし、昨年から売り上げダウンが始まっていたと悲観的に見ることもできます(この辺は、年度別の新作の発表点数と売り上げを詳細に分析すると面白そうですね)。
ぼくの驚きは、ベスト盤を除いたあゆの売り上げが、CD全体の市場が縮小する中(約2割減という数字をどこかで見たことがあります)、昨年と今年とほぼ同じ売り上げを維持していることです。
あゆが、NFS歌謡祭の大トリを勤め、ALL JAPANリクエストアワード、日本有線大賞を獲得し、レコード大賞も有力視されているのも当然ですね。

ふたつめは、一昨年のあゆの売り上げ217.6億円がものすごい数字だったということです。「SEASONS」「Duty」が出た年で、あゆが大きく成長した年であり、CDセールスの低迷はすでに始まっていましたが、それを吹き飛ばす勢いがあったということだと思います。この数字を見ると、CDセールスの激減の波があゆを襲ったのは、昨年からだったということもできそうです。ただ、CDを連発するよりもコンサートに力を入れた年であり、その影響も考えないといけないでしょうね。

みっつめは、今年の売り上げが昨年並みを維持した背景に、CCCD(コピーコントロールCD)の可能性があるということです。どのような影響が出るのかと思っていたのですが、少なくとも、あゆのCDセールスという点では、(エイベックスにとって)良い結果が出たようです。もちろん、CCCDの影響なんかではないという見方もできます。過去の作品ストック、40万人以上を動員したコンサートや「H」による新たなファンの獲得が、CDセールスに反映したこともあると思います。この辺は、エイベックスやライバルメーカーは詳細に分析しているでしょう。あゆのセールス結果を見るかぎり、売れるアーティストの作品は何らかの形でコピーガードされて出る機会が多くなることが予想されます。逆に、新人アーティストはノンコピーガードで(認知度を上げるためにコピー容認で)出るようになるでしょう。

よっつめは、なぜエイベックスは昨年並みの売上げにするために「A BEST II」(あるいはそれに類するアルバム)を出さなかったのかということです。ここからはぼくの想像ですが、新作の売り上げが、昨年、今年の線を維持している限り、新作・コンサート中心で進め、ベスト盤は売り上げが本当に落ちてきたときの切り札に残しておく、とエイベックスは考えているのだと思います。当面は、テレビへの進出、アジアへの本格進出、ayupanなどの関連商品の展開で、新たなファン層を獲得し、それをCDセールスにつなげようとしているのでしょう。
とはいえ、これまでもそうであったように、あゆの発想、行動は、エイベックス(およびあゆファン)の想像力を越えて展開する可能性を常に秘めています(今回の「RДINBOW」の仕掛けがまさにそうですね)。
最近の発言を見ていると、何も考えず、そのとき良いと思ったことを行動に移す、とこれから何をしたいかという問いにあゆは答えています。
結局、2003年のあゆがどうなるかは、あゆのみぞ知る、ということですね。




>>> くまちゃん   -- 2002/12/15-22:02..No.[6957]
 
    こんなん読むの誰もいない。ある意味迷惑に感じる人もいるよ。
2ちゃんで討論してください。ここはあくまでも応援する場所だから。
 

>>> 千折   -- 2002/12/16-00:06..No.[6960]
 
    >くまちゃんへ
「はじめての人に」によると
「★掲示板各種>●談話室 … 当サイトのメインBBS。辛口甘口、硬軟問わず、ayuを語り合おう」です。
obscureさんの書き込みは、硬軟の「硬」であり、この掲示板の趣旨に添ったものであり、
管理人のじょいじょいさんはむしろこういう書き込みを期待しているように思えますが。
 

>>> きらら   -- 2002/12/16-00:07..No.[6961]
 
    そうかなぁ〜
おもしろい(興味深い)意見だと思うよ
ただ、あゆ好きすき〜って言ってるだけが応援じゃないし。 
 

>>> きらら   -- 2002/12/16-00:08..No.[6962]
 
    くまちゃんへ、です。
 

>>> じょいじょい@管理人   -- 2002/12/16-00:54..No.[6965]
 
    管理人です。
はい、obscureさんのような発言は大歓迎です。
読むのが嫌なひとは読み飛ばしましょう。
そのために敢えてこの掲示板を「タイトル一覧&階層型コメント表示」にしているのですから。
 

>>> F15   -- 2002/12/16-17:24..No.[6976]
 
    >CDセールスの激減の波があゆを襲ったのは、昨年からだったということもできそうです。

確かに激減の波(不況やCDコピー)が襲ってきたのもあると思います。
ただ、昨年というのはあゆの作曲したシングルが出てきた時期でもあり、声質や詞もだいぶ変わってるのでファン離れが進んだせいもあるんじゃないかな〜と思うのですが・・・どうでしょうか?
 

>>> アユパンダ   -- 2002/12/19-03:03..No.[7053]
 
    obscureさんの考察は面白いですね。
確かに「A BEST」を差し引くと、売り上げは昨年とほぼ同じになりますね。
これは単純に「現状維持」という言葉では片付けられない意味合いを持っていると思います。

CD市場の縮小は今や昨年の3割減と言われています。
実際新人以外のトップアーティストは全員例外なく売り上げを落としています。
その中であゆが特筆されるべきことは、シングルの1枚あたりの売り上げが、昨年とほぼ同じ水準を維持しているということです。
シングルで昨年と同じ水準を維持してるアーティストは今トップレベルではあゆ以外にいません。
今年度ヒッキーに首位を奪われたのはアルバムの差で、これがアルバムの宇多田、シングルの浜崎と言われる所以でしょうね。

あゆの場合は去年の売り上げが突出して凄かったから(244億円!!)売り上げが落ちたとか言われるけど、実際には少なくともシングルに関しては、売り上げ3割減の今年の業界での現状維持は、むしろ昨年より売り上げを伸ばしたと考えていいのではないでしょうか。

超CD不況と言われるこの時代に、アルバムの売り上げを維持した宇多田ヒカルと、シングルの売り上げを維持した浜崎あゆみがワンツーフィニッシュを飾ったのは当然といえば当然ですね。
やっぱり今年もこの二人が頭一つ抜けていたということでしょう。
来年はますます市場が冷え込みそうですが、この二人で音楽業界を引っ張っていってほしいです。

 



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