KBS週末連続ドラマ

 

KBS주말연석 드라마

青い霧

푸른 안개

   ストーリー

最近のドラマは、歴史ドラマを除いてはコミックドラマや、若いタレントを前面に押し出したトレンディドラマばかりで、大人の為の真剣なドラマといえるものが少なすぎる。もっと人間の内面に隠されたものを描き出すドラマ、一過性の娯楽を追求するよりも視聴者が真剣に一緒に考えることのできるドラマを作りたいというコンセプトで作られた。「愛とは人類が解き明かせなかった唯一の公式」という言葉がある。誰が見ても成功した人生と見える40代中盤の幸せな家庭のある男性に、今まで体験したことのなかった見知らぬ感情が芽生えたら・・・懐かしくて、ドキドキして、胸が痛くて、苦しい・・・その感情が「愛」だと知るようになったら、そしてその男性があなた自身だとしたらどうするでしょうか?

 

ユンソンジェ(イギョンヨン)は会社の代表取締役。知的で美しい妻ギョンジュ(キムミスク)と素直な娘に囲まれて、誰もがうらやむ毎日を送っていた。しかし実際には婿養子で会社に入ったということで、会社内では反発するものが多く、また無理なリストラを行わされたりでやりがいのある仕事とは言えなかった。また家庭に帰れば、妻の母(チョンヘソン)に小言を聞かされる。「平凡な家庭の男を婿にもらってやった。そのおかげで今こんな暮らしが出来る」というのが姑の口癖だ。そんなストレスが原因なのか最近は40肩に悩まされる毎日であった。彼はそんな時、仕事で地方に出た帰りにヒッチハイクをしてきたひとりの女性イシヌ(イヨウォン)と出会う。

シヌは12歳の時、まるで恋人同士のように仲が良かった父をガンで亡くしていた。父が闘病していた時に、背信行為をした母がどうしても許せず、またその後再婚した母を軽蔑すらしていた。再婚した相手の義父は良い人で自分を実の娘のように考えてくれているが、シヌは実父以外を父とは思えずそれは負担でしかなかった。父母の存在を疎ましく思っているシヌは学費の援助も断り大学を休学してスポーツセンターにダンス講師として就職する。

ソンジェは大学先輩が開店したスポーツセンターを訪れた。そこは、シヌが就職した所でもあり、ふたりは再会する。シヌは包容力があり、落ち着いた物腰のソンジェに父親のような安心感を覚えて強く惹かれる。その心のままにシヌはソンジェに積極的に接し、強引に次に会う約束をする。ソンジェは、そんなシヌにとまどうばかりであるがだんだんと不思議な感情を抱くようになる。

お坊ちゃん育ちで遊び人のキムミンギュ(キムテウ)は、常に女性に囲まれている。そんな女性達の中でシヌは自分に何も求めてこない異質の存在である。シヌはミンギュはお金持ちで気楽に遊べる相手と思い、またミンギュは自分につきまとう女性に対してシヌを彼女と紹介し精算することに利用することでお互い強制しない関係を保っていた。しかし、ミンギュにとってシヌがいつしか特別な存在であると意識されるようになり一緒に留学しようとプロポーズする。シヌは、そんなミンギュに「これまでと同じような楽な関係が保てないならもう会わない」ときっぱりと拒否するのだった。ソンジェは自分がこれ以上シヌに好意を抱くことを恐れ意図的にシヌを避けるようになる。しかしシヌは自分の感情をストレートに表現し、自分を避け感情に素直にならないソンジェを否定する。ソンジェは自分の気持ちがシヌに向かっていることをとめることが出来なくなり、ついにシヌに愛を告白する。

ミンギュは、シヌが中年男性とつきあっていることを感じ取る。ショックを受けたミンギュは、なんとかシヌをとりもどそうと言い寄るがシヌは「おじさんを愛している」と拒否する。ミンギュはその相手がソンジェだと知ると会社に乗り込んで大声でシヌと別れるように叫ぶ。一方ソンジェの妻ギョンジュは、夫の様子がおかしいことを感じとっていた。夫残していた時間と場所を書いたメモをみつけて、翌日行ってみるとそこには若い女性と会っている夫の姿があった。家庭を壊したくないギョンジュはただの火遊びであれば・・・とシヌに会い「お金が目的なのか」と問いただす。しかし「自分とおじさんは真剣に愛し合っている」ときっぱり放った言葉に衝撃を受けるギョンジュ。ソンジェは妻が自分の気持ちに気がついたことを知り、妻を傷つけたことや自分の為にシヌの人生が狂ってしまうことを考えてミンギュにシヌを幸せにしてくれと託す。しかしシヌはそれを受け入れられず「離婚してはだめか」と頼む。

ソンジェはギョンジュの精神状態が悪くなっていることで、しばらくの別居を提案するが、それに対してギョンジュはそれまで耐えていた夫への不信感を募らせてついに爆発する。「私と離れてあの子と暮らすの?そうはさせない。私の側で老いて死ね!」とソンジェをひどく責める。夫婦の仲はついに壊れ、修復ができなくなってきていた。ソンジェは会社に辞表を出しついに家を出てしまう。

 

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