2013年という新しい年を迎えました。
昨年9月、合唱団の定期演奏会が終わって9時間後、95歳の父が息を引き取ったため、新年の挨拶は失礼しています。
今まで元旦は親と一緒に過し、外出したことがなかったので、家内と二人だけで迎えた元旦の街の様子を見に行こうと、横浜駅まで行ってみました。
西口のTデパートやダイヤモンド地下街は2日からの営業の為、人出は少な目でしたが、中央通路は大勢の人たちが東口方向へ向かって歩いていました。東口のSデパートが元旦から営業を始めたことが一番の要因のようで、中央通路からデパート入口までの通路もデパートが仲見世通りとしていろいろな出店を設けていて人々が買い求め、デパートに入ったら福袋を中心に大変なにぎわいで、バッグ等半額セールをしている売り場ではレジにも最後尾のプラカードを持った係員がいた位です。
昔から「正月はお金を使うものではない」と言われておりましたが、元旦にも関わらず営業しているデパートやレストラン等があるので、人々は出かけるし、どこへ行っても三が日は閉店で閑散としていた街の様子も時代と共に変わってきていることを実感しました。
二日目は家内が「初日の出を見たことがない」というので一日遅れではあるものの、日の出時刻前に家を出て、みなとみらい地区を見渡せる近くの場所へ行き、日の出るのを待ちました。
雲もなく太陽の縁が現れるとたちまち大きく丸い姿を現しました。家内にとっては「初日の出を見る」のではなく、「初の日の出を見る」となりました。
昼前に息子と娘がそれぞれ一家で来てくれました。中学2年、小学6年、小学4年の孫たちもそれぞれに成長して、自分なりに楽しく元気に学校生活をしているので安心しています。
孫たちにお年玉を渡して寿司とおせち料理で食事会。前夜会社のインターネット情報から昨年の営業成績がベスト3に入ったことを知った息子はうれしさのあまり飲み過ぎたようで、料理をあまり口にしませんでしたが、いつも通り皆で楽しいひとときを過ごしました。
3日はこれも恒例で、家内の実家へ挨拶。一人暮らしの義母には大みそかに届けたおせち料理も楽しんでもらえたし、まだまだ元気に過ごしてもらえそうです。
私の合唱三昧の生活も6日から開始です。
8日に客席4,500席のパシフィコ横浜の国立大ホール神奈川フィルハーモニー管弦楽団のブルーダル基金コンサートがあり、その中でベートーベンの第九を歌うステージがあり、合唱連盟を通じて合唱団員の募集があったので応募しました。神奈川フィル合唱団200名+応募した50名で歌うわけですが、そのリハーサルが6日にあります。練習はこのリハーサルの他本番当日の午後ゲネプロがあるだけで本番を迎えます。指揮者は金聖響氏。どのような指導をされるのか楽しみにしているところです。楽譜を持っても良いとのことなので安心しましたが、8年位前に歌ったのを思い出しながら復習しています。
また13日には鎌倉芸術館小ホールでで「第19回鎌倉メサイアシングアロング」というのがあり、50年ぶりでメサイアを歌います。
これはステージにオーケストラとソリストが並び、歌う人たちは客席にて歌うのです。つまりメサイアを歌いたい人が集まって全員で合唱を楽しむというもので、今年初めて家内と参加してみることにしました。
事前練習もなくぶっつけ本番なので、これも50年前を思い出しながら練習しています。
こうして今年の合唱生活もスタートします。
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