T.冬の朝

作詞 安水 稔和  作曲 多田 武彦

   こう、こう、こう、こう・・・・・・・・・・・・・・
北の山から
法師たちが
声はりあげて降りてくる。
   こう、こう、こう、こう・・・・・・・・・・・・
日だまりで
椿の花が
人知れずひとつ散る。
   こう、こう、こう、こう・・・・・・・・・・・・
都大路を
法師たちが
すあしで駈けて行く。
   こう、こう、こう、こう・・・・・・・・・・・・
土塀の道を
若い女が
ただうつむいて駆けぬける。
   こう、こう、こう、こう・・・・・・・・・・・・
北の寺へ
法師たちが
衣ひるがえして戻って行く
   こう、こう、こう、こう。・・・・・・・・・・・

混声合唱組曲
京 都

托鉢のお坊さん(法師)たちが、「こうー こうー」と声をあげながら
歩く姿は昔の冬の京都の風物詩だったそうです。
その感じがでているでしょうか。