みすずかる(長野)
<デユークのジョッキー  にほんのうたによせて>
まるで一葉の水墨画みたいだ。書道で言うなら一筆書きの草書。むしょうに旅に出たくなる。それも気球で。
「みすずかる」とは「信濃」の枕詞。何でも「みすず」という植物を「かりとる」の意味らしい。
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みすずかる
信濃の国の
千曲川
八ヶ岳から
佐久平
やがて越後の
信濃川

みすずかる
信濃の国の
浅間山
唐松林の
軽井沢
煙はるかに
小諸城

みすずかる
信濃の国の
善光寺
月は戸隠
おらがそば
遠くアルプス
木曽の山
みすずかる
信濃の国
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