なるほど! なっ得! 音楽講座

この講座は友人から寄せられた興味ある情報をお伝えするものです。


楽譜を持つ手が疲れないために

皆さんは楽譜を持つ手が、疲れることありませんか?
めくる作業は、良いとしてしっかりと、持っている利き手の反対の手が、
異様に凝ることが多いものです。

工夫したことありますか?

野球のグローブ作戦!
楽譜の裏表紙に、幅3p、長さ18〜20pくらいの丈夫な紙を、縦長になる
ように、綴じてある背表紙から2p位離れたところに、置きます。
上下をテープでとめます。手が分厚い人は、このストラップの上下にマチ
をつけて、5〜10p折り目を付けて、
それが、厚みになるようにすると、
手が入りやすいです。

左手で持つときに、手がそこへ入って引っかかるので、必死で平手で支える
という、無駄な神経が不要になります。
ポケットを作ってもいいし・・・・・・。

他に大きな、クリップ一つを、背表紙の真ん中より少し下側、下から3分の1
くらいのところに付けるだけで、左手のグリップがしっかりするので、コリが
なくなり、歌っている最中に、いつも自然に左肩があがってくる!なんていう
悩みも、解消します。

100円均一ショップ等においてある、ポテトチップスの、袋を途中で、閉めて
おく幅広のクリップなんかいいですね。

また、乾燥する冬、舞台の上も乾燥します。
画用紙で作ったカバーは、摩擦がないので、手から滑ります。
クリアーな、ビニールテープ(ガムテープのサイズの荷造り用がいい)を、
幅2本分背表紙に貼るだけで、その手との密着度が、格段にアップ。

楽譜を滑り落とさないし、しっかり持つという、無駄な力を歌うことに、
まわせます。
 

合唱でも特に、舞台で歌うだけでなく、時には踊る場合がありますね。
その日の舞台の板の状態に合わせて、靴にこういうことをします。
ある世界大会は、100人以上が舞台に立ち、オリンピックスタジアムのような、
最低1万人収容の、とても大きな会場なので、マイクを使うため、できるだけ、
舞台の反響をなくします。
舞台の床は、毛足が1cmの絨毯なのです。
つるつるの靴底では、滑ってころこびます。だから、ダクトテープ、いわゆる
ガムテープを、
靴底の色にあわせて、形に合わせて、切り貼りします。
でも、振り付けによっては、靴が滑る方が良い時もあるので、その形は、
そのたびに変えます。

止まりたい時に、摩擦が起こるように、親指と人差し指の根元の辺りに、
ブレーキ用に
つけて、滑りたいときには、足裏の外側を使えるように、
残しておく、など、

また、ウレタンゴムの床のような場合は、靴がしっかりと床に吸い付いてしまう
ので、
なかなか踊れません。この場合は、「家具スベール」の要領で、マジック
テープのふわふわ側を、つま先と、小指側に貼り付けます。
 
歌の途中に、マイケルジャクソンの、ムーンウォークをするような場合は、
役に立つと思います。