なるほど! なっ得! 音楽講座

この講座は友人から寄せられた興味ある情報をお伝えするものです。


合唱パートと性格

女声四部の合唱を通じて、人間の性格というのを考えさせられることがあります。
多分男声合唱にも通じるのではないでしょうか。
パート分けをする時、ある程度歌える音域や声も大事ですが、この性格の方が重要です。
ハーモニーの中にしっくりと溶け込むには性格と声が一致した方が良いです。

女性の場合:学生時代の昼休みの使い方でみる。
テナー: ボーイフレンドの話で盛り上がる
リード(メロディ): 他の女の子の噂話で盛り上がる
バリトン: 生徒会の会議や、先生の助手として実験の準備など、学校行事にかかわる
ベース: 次の休みに何をして遊ぶか、次のパーティの話で盛り上がる

この性格は、まるでハーモニーの中のそれぞれのメロディラインの役割と一致します。いくら低い声が出てもバリトンの性格の人は生真面目すぎて、音楽をぐいぐい引っ張っていくベースにはなりきれないのです。
バリトンは他の人の間違った音まで気になります。
リードは自分の音さえ気にならないから他の3声がどのような音を歌っているかなんてちっとも気にしないし、他のパートは聴こえない!ということも言っています。大したものです。
友人はいつも4声が別々に、そしてそこに発生する間違った音も全部別々に聴こえるのですが、全員がそういうわけではないようです。