移民の国にいると合唱団には30種類くらいの人種がいます。
金髪、茶髪、黒髪、目の色も青い目、緑、灰色、黒、茶色等々。
金髪の人はたいがい薄い目の色、濃い髪の毛の色の人は濃い目です。
そして何と金髪の人は、黒髪の人より、ピッチがやや高い目で軽い音が出ます。
黒髪の人は、ピッチが低めで重い音です。
もちろん生まれつきの自然な歌声で、訓練によって正確になります。
160人のメンバーを髪と目の色で２つに分けて歌わせると歌の上手下手はともかく、ピッチが合います。
不思議です。もちろん、論軽いピッチ、重いピッチだけのまとまりなので、奥行きは出ません。
それを意識させて全員で歌うととても深みのある歌声になります。

つまり純血の日本人合唱団は、もともと同じ人種なので、ピッチが合うはずなのです。あとは軽く音を出すことさえ訓練すれば言うことなしです。