潮風の中で(大分)
<デユークのジョッキー  にほんのうたによせて>
 宮崎行きの飛行機と同じ様に別府行きの汽船は、常に新婚旅行のカップルを満載してます。決して男同志又は、一人で乗るものではないそうです。
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いつか一度 船に乗って
旅がしたいと 貴女はいった
デッキの手摺に もたれて
潮風に髪を なびかせたいと
貴女が去って 僕はひとり
船に乗り 神戸を発った

いつか一度 瀬戸内の
旅がしたいと 貴女はいった
月に光る 波と島
潮風の中で 接吻したいと
貴女はいった
貴女が去って 僕はひとり
あてもなく 別府に向う

いつか一度 恋人と
旅がしたいと 僕は思う
これから船に 乗るたび
潮風の中で 語りあうだろう
貴女のことを
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