事業報告

事業名

MIFA 世界を知るシリーズ 第15回
大島賢三前国連大使講演会「日本と国連」

日時

平成21年6月13日(土)午後1時30分ー4時(茶話会も含む)

会場

ログハウス

参加者数

93名 

事業内容

平成16年12月から平成20年10月に国際協力機構(JICA)副理事長に就任されるまで国際連合日本政府代表部特命全権大使を勤めれらた大島賢三氏をお招きして「日本と国連」と題して御講演いただきました。

《講演内容》
〜大きな問題とは・国連との関係〜
o 国際経済・金融 「アメリカ発の金融危機と世界を覆う大不況・景気対策と効果」
o 政治安全保障 「北朝鮮の核・ミサイル開発」
o 地球規模の課題 「食料・エネルギー機器」「気候変動の問題」
o 非伝統的脅威 「国際テロ」「核・大量破壊兵器の拡散」「AIDS・鳥インフルエンザ、新型インフルエンザなどの感染症」「難民・不法移民の大量発生」「世界の貧困」

特に政治安全保障の課題について、
「北朝鮮の核・ミサイル開発の阻止」について、「戦後レジームとして残る国連安全保障理事会改革」についてお話がありました。

最後に、世界の中の日本の将来では、
◇ 地位・存在感・影響力の低下
◇ ソフトパワーの発揮(学校、経済、ODA、環境・省エネ技術)
◇ ミリタリーが果たすべき国際的役割(国連PKO、テロ対策、海賊対策)
◇ 国際機関日本人スタッフの減少傾向
◇ 中国の台頭にどう向き合うか
などの奥の深い内容を聞かせていただきました。

大島賢三氏講演1

大島賢三氏講演2

茶話会の様子

参加者の感想から


日本と国連の役割や、世界の中での日本という、グローバルな視点からの話は、興味深いものがありました。また、日本は国連への高額な拠出金を出しているにもかかわらず、常任理事国入りできない訳なども納得のいくもので、これから私たち日本がやらなければならない部分も多くあり、勉強になりました。
例えば、自衛隊活動PKOの参加や、国際公務員としての職を選ぶこと。さらには、さまざまな国際機関の中で、日本人の少なさなど(現在はユネスコの局長のみとのこと)。身近なことで言えば日本人の英語力などなど。若い方が聴けば、本当に将来の道しるべになるようなお話も織り込まれていて、1時間半もあっという間でした。
質問に答える形でしたが、ご自分の人生を振り返り、高校生の時に1年間ミネソタで暮らしてそれが刺激になって「外務省」を目指したのかな。という志の原点を聴き、もう少し、大島講師の個人的な部分も知りたいと思ったのは、私だけではなかったでしょう。

大島賢三氏略歴

昭和18年(1943年)5月14日生
平成2年(1990年)7月 在アメリカ合衆国日本国大使館公使
平成5年(1993年) 8月 国際協力事業団総務部長
平成7年(1995年) 8月 アジア局審議官
平成9年(1997年)8月 経済協力局長
平成11年(1999年) 8月 総理府国際平和協力本部事務局長
平成13年(2001年)1月 国際連合事務次長(アメリカ合衆国ニュー・ヨーク)
平成15年(2003年)9月 特命全権大使 オーストラリア国駐箚
平成16年(2004年)12月 国際連合日本政府代表部特命全権大使
平成19年(2007年) 10月 国際協力機構(JICA)副理事長

主催委員会

ログハウス委員会