No.29   2001.7.7
                            発行 守谷町国際交流協会広報委員会




4.18 グリーリー市青少年訪問団フェアウェルパーティー(ログハウス)


2001年度(平成13年度)6月までの主な活動
4.13 〜21 グリーリー市青少年訪問団来町
       (19日・20日は東京泊)
4.18 グリーリー市青少年訪問団フェアウェルパーティー
4.25 理事会
5. 9 第20回ボランティア日本語講座開講
5.16 英会話講座中級コース開講
5.16 筑波大学学長主催外交人留学生懇談会・意見交換会参加
5.20 2001年度総会
    講演会「在住ブラジル人の教育問題」
5.25 中国語講座中級コース開講
5.30 英会話講座初級コース開講
5.30 中国語講座初級コース開講
6.10 学生委員会アヤメ祭りバザー参加
6.24 青少年海外派遣事前研修に協力
6.24 日曜サロン



2001年度総会 新役員決まる



 守谷町国際交流協会2001年度総会が、5月20日、ログハウスで開催されました=写真=。参加者は31人でした。
 会長の挨拶、来賓として出席された会田町長の挨拶の後、議事にはいり、2000年度活動報告および決算、役員改選、2001年度事業計画および予算の5つの議案がすべて原案のとおり可決・承認されました。
 また、役員改選では、新しい理事18人、監事2人の案が承認され、理事の互選により会長には小川一成氏、副会長には山田清美氏、浅川和広氏を選出しました。
 総会修了後、講演会が行われ(後述)、その後茶話会で親睦を深め、閉会しました。

講演会「異文化を知ろう」〜異文化の隣人たち〜



講師=Ana Elisa Yamaguchi 氏(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程在学中)
演題=「在日ブラジル人の教育問題」
 今の日本には外国人労働者が不可欠であり、ブラジルからの労働者も多数在日している。しかし、いずれはブラジルに帰りたいと考えていたり、さまざな事情で日本とブラジルの間を往復したりしている。
 当初男性のみの単身赴任であったものが家族(子ども)を呼び寄せ、滞在が長期化することで子どもの教育問題が発生してきている。
 日本の学校に通学する場合は、日本語を話す子どもとポルトガル語を話す親の間のコミュニケーションがとれなかったり、ブラジルに帰国した時、ポルトガル語が話せないなどブラジル社会への適応が困難になる。ブラジル人塾へ通学する場合は、私立法人のため多額の費用がかかり、近隣にないなど負担が大きい。また、日本に残る場合は日本社会への適応がとれない。いずれにしても、アイデンティティー喪失の危機になる。
 そこで、ブラジル人児童に対して、初期の段階での市民レベルの協力による「新たな教育の場」の創設、それぞれの文化・習慣を重視し、アイデンティティーを保持しながらの教育が必要と考える。
 講演終了後、「昔は日本からの移民がブラジルに渡った。今は逆になっている。例えばブラジルにある日本語学校のように、ブラジルが日本にブラジル人のための学校を建て、自国の人たちをサポートできないか(=ブラジル自体就学率が低く、自国内の教育で手一杯であり、とてもそこまでは手がまわらないのが実情)」といった質疑があり、講演会終了後の茶話会の中でも、講師を囲んで活発な質疑応答があり、日本が直面している在住外国人(特に単純労働に従事している)の子弟に対する教育について、考える貴重な機会になりました。



学生委員会 スリランカの子どものために

 

 6月10日、四季の里公園でアヤメ祭りが行われ、学生委員会が、スリランカの子供達への就学を援助するための募金活動(フリーマーケット)を行いました=写真=。協会員などから品物の提供を受け、バザーの売上げが47,000円、募金は6,000円の合計53,000円が集まりました。
 集まったお金は、「スリランカ全国幼児教育財団」を通じて、スリランカの学生の学費に充てられます。また、学生委員会の有志で行くスリランカを視察するスタディーツアーの費用の一部にも充てる予定です。

学生委員会副委員長 宮原洋輔
 この活動を通じて、スリランカの子供達のためのお金が集まったことと、町の人達に少しでもスリランカに対する関心を持ってもらえたことが収穫でした。
 今回は、品物があまり集まらなかったので、来年はもっと集まるような工夫をしたいと思います。学生があまり集まらなかったのも残念です。大人の人にも迷惑をかけてしまいました。来年は、もっと集まるようにしたいと思います。
 今年は曇り空というまずまずの天気で、良かったです。手伝っていただいた大人の方々に感謝しています。ありがとうございました。品物を提供してくれた皆さん、売り上げに協力してくれた皆さん、どうもありがとうございました。



ようこそ グリーリー青少年訪問団

 

 1993年8月3日に第2の姉妹都市としてグリーリー市と提携してから8年。念願だったグリーリー市からの来町が実現しました。
 姉妹都市提携時に相互訪問を呼びかけ、その後も歴代の海外派遣団長などがグリーリー市長を表敬訪問した時や、機会あるごとにグリーリー市側に来町を呼びかけていたのですが、なかなか実現しませんでした。昨年、第11回派遣団が訪問した際、グリーリー市長が2001年度の来町を約束。市長は都合により来られませんでしたが、ピルチ市議を団長とする派遣団15人(うち高校生10人)が初来町、13日から19日にかけてホームステイが行われました。
 国際交流協会は、引率者のホームステイを引き受け、15日には富士登山を行いました。
 また、18日に行われたフェアウェルパーティーにも参加しました。ちょうどイースターにあたるため、ログハウス公園内に隠されたタマゴ探しから始まったパーティーは、イースターのタマゴ作り、ダンスやゲーム、アメリカンフットボールの演技やレスリングの模範試合などが行われ、別れを惜しむように記念写真を撮りあったり住所を交換する姿が見られました。
 これからは、守谷町とグリーリー市は隔年ごとに青少年の相互訪問、ホームステイの受け入れを行うことになっています。守谷の青少年がアメリカの文化を学び、アメリカの青少年が日本の文化を知る。こうした交互交流の積み重ねが、世界平和につながるものと確信しています。
 今後の交流が楽しみです。

グリーリー市青少年派遣団の引率者、デビー・ピルチ市議会議員からメールでメッセージが届きました。



姉妹都市の皆さまとの最後の夜
2001年4月19日
 今宵は私たちの日本の姉妹都市、守谷とのすばらしい6日間で最高の瞬間となりました!「さよなら」パーティーが夕方から始まり、全員がすばらしい一時を過ごしたと確信しています。料理は最高、プログラムは面白く、それに何といってもホストファミリー、守谷町役場のスタッフ、MIFA会員、会田町長、山田氏、以前グリーリーでホームステイを経験した学生や守谷町民との交流は計り知れない価値があります。
 ホストファミリーや他の守谷町民との交流の中から湧き出る感謝や敬意の念は筆舌に尽くしがたいものがあります。守谷町役場のスタッフは、私の知る限り最高のメンバーで、これこそ守谷とグリーリーとが姉妹都市であるゆえんです。私たちは、私たちのために努力を惜しまない最高の人々に支えられています。MIFAメンバーは、その名のとおり国際交流に対する最高の見識と情熱をもって献身してくださり、それは信じがたいほどです。
 ウェブサイトの写真(注)をお楽しみください。これらの写真が今宵の集いについて何千もの言葉に匹敵するほどのものを伝えてくれることでしょう。
 ありがとう、守谷町!私たちはこの日を決して忘れないでしょう。
 さようなら。でも、次の訪問までのほんの短い間だけのお別れ・・・
 今日はこれでメールを閉じますが、グリーリーに帰る前の3日間、私たちが東京を旅行している間は、また開いてみてください。
 明日まで
 デビー
(注=英語で送られてきたものを翻訳しました。また、掲載した写真は送られてきたものではありません)



やったね 「日曜サロン」は大盛況

インド人のアルノト・パルさんを囲んで


 6月24日、MIFA新企画「日曜サロン」が、ログハウスで行われました。
 参加者総勢45人(うち外国人7人、スタッフ8人を含む)。事前の問い合わせが少なく、主催した都市交流委員会も、「当日、スタッフしか集まらなかったらどうしよう」と心配していたのですが、午後2時の開始少し前から、続々と人が集まり、慌ててテーブルと椅子を追加セッティング。各テーブルに別れ、外国人を中心に話に花が咲きました。
 初めての試みだったので、どう進めるか事前の打合せは行わず、参加した人たちの自由な意思で進める形態だったため、中には期待していたものとは違うと感じた人もいたようですが、これから回を重ねるごとに充実させていきたいと考えています。
 事前の問い合わせでは「英語で話せますか」「英語が話せないと駄目ですか」という内容が多かったのですが、外国人がすべて英語が話せるわけではありません。これからも、日本語・英語とも話せない外国の方にも参加いただきたいと考えています。
 そして、ただ単に「会って、話して、楽しかった」というだけでない、「出会いの場」の提供をこれからも続けていきたいと考えています。
 次回はあなたも参加してみませんか。



編集後記

行事にはそろいのTシャツで

 MIFAニューズレターも29号。設立翌年の4月に第1号を発行、以来毎年2回は発行している勘定になります。そして平成3年からは年1回、新聞折り込みによる町内全戸配布を行ってきました。また、いろいろなイベントへの参加募集をことあるごとに「広報もりや」にも掲載させていただいています。しかし、意外に守谷町の人たちはMIFAの活動を知らないらしい。
 そして決定的な衝撃は今回の「日曜サロン」。
 会員には封書で案内を出しているのですが、参加者はMIFAの会員以外がほとんどで、そのうえ半数近くが町外の人でした。中には友達から誘われて杉並区から参加した人やミニコミ紙を見て取手市・谷和原村はいうにおよばず竜ヶ崎市や岩井市から来た人もいました。
 守谷に住んでいてもこういった活動を(MIFAの存在を)知らなかったという人も多く、これまでの広報活動を反省しているところです。
 おかげさまで「日曜サロン」は成功裡に終わりました。初めて参加してMIFAの活動に共感して、その場で加入してくれた人も大勢いました。
 総会の参加者は毎年減り続け、今年は特にバーベキューがなかったせいか31人という会員数の1割に満たない人の出席しかありませんでした。しかし、前年度のイベントの参加者数はそれほど減っているわけではありません。活動自体の魅力そして必要性がなくなったわけではないと思っています。
 これからもMIFAの活動、国際交流が必要とされる限り、「MIFA」はMIFAであり続けたいと考えています。

2001年度専門委員会委員長
総務委員会   久保昌也 
都市交流委員会 石井みどり 
語学研修委員会 木村 重治 
広報委員会   小野  泉 
ログハウス委員会 山之内道子
学生委員会  長谷川 友梨