No.33  2002.9.20
                            発行 守谷市国際交流協会広報委員会


         7月6日、対人地雷の勉強会で地雷のレプリカを持って説明する出津さん。レプリカは色、形、重さなど本物と同じように作られ、地雷が埋められている地域の子どもたちへ、危険な物であることを教える教材に使われている。このレプリカを作っているのは、地雷の被害に遭った子どもたち。どんな気持ちで作っているのだろう。ここにも地雷の残酷さが現れている。

2002年度(平成14年度)4月〜7月の主な活動
4.10 英会話講座中級
4.11 中国語講座初級
4.20 DREAM SIGHT MORIYA フェスティバル参加
4.20〜21 JICA研修員ホームステイ受け入れ
4.21 JICA研修員ホームヴィジット受け入れ
4.25 理事会
5.14 筑波大学学長主催外国人留学生懇談会・意見交換会参加
5.15 第23回外国人のためのボランティア日本語講座
5.19 2002年度総会
5.19 講演会「ラオス紀行〜私たちから見たラオス」
6. 9 学生委員会アヤメ祭りバザー参加
6.14 中国語講座初級
6.14 MIFAニューズレターNo32発行
6.23 青少年海外派遣事前研修に協力
6.24 ドイツ語を聞いたことがありますか?
7. 1 茨城県国際交流ネットワーク会議参加
7. 6 MIFA活動説明会
7. 6 国際理解講座「対人地雷の現状と今後の課題」
7.13 MIFAサロン「サルサの夕べ〜中南米の風を感じよう」

MIFA勉強会
対人地雷の現状と課題
自衛隊の対人地雷。爆薬は抜いてあるが本物
 7月6日、(財)日本ユニセフ協会水戸の会運営委員・地雷廃絶日本キャンペーン会員の出津正明さんを招いて、勉強会「対人地雷の現状と今後の課題」が、ログハウスで開催されました。 参加者は19人と少なかったのですが、実物と同じ色・形・重さのレプリカを使った説明は分かりやすく、今、地球上に71カ国、6000万個もの地雷が埋められている(アメリカ国防総省発表による)と聞かされて、驚くと同時に、戦争が終わってからも非戦闘員が被害を受け続けるという現実に、地雷の廃絶の必要性を改めて感じました。

講演要旨
 対人地雷は、毎年200万個以上といわれる敷設数に比べ、年間10万個といわれる撤去数の差が、負の遺産として地球上に残されています。軍事産業の研究開発による高性能化や敷設技術の進歩(取り扱いが容易で、上空からの大量散布、ピンポイント敷設が可能)に比べ、除去技術は、基本的には第二次世界大戦以来の人手による除去しかないという現実があります。一つでも残っている限り安全とは言えないので、人間による、しらみつぶしの発見・除去・爆破しか撤去の方法がありません。
 また、生産費用が1個3ドルから10ドルとされるのに対し、除去費用は最低100ドル、条件によっては1,000ドルもかかります。
 紛争における武器としての重要性は、他の武器に比べて著しく低く、少なくとも勝敗を左右するものにはなりません。ただ、治療・リハビリのための費用や社会的基盤的人材の弱体化=国家・経済の疲弊に結びついたり、住民の対人地雷への恐怖、農地・民間施設への地雷敷設により国民生活が疲弊します。
 集団行動が多く、被害を受けても治療の用意がある兵士などと比べて、一般住民が被害を受けた場合、その生存率は著しく低くなります。生存しても負傷個所の切断は免れなく、効果を上げるための改良、たとえば死に至らせず、肘から先が被害を受ける程度に火薬の量を調節したり(手先がなければ男子なら兵士になれない、女子なら家の外へ出られなくなる)、地雷の恐怖をトラウマとして残すような爆発時期の調節(地雷を踏んでから一呼吸おいて爆発する)が進んでいます。
 今でも年間25,000人以上が戦闘員・非戦闘員を問わず被害を受けており(一日あたり70人、20分に一人)、一般市民のうち女性と子どもの割合が近年増加しています。それも非戦闘区域における日常生活での被害がほとんどです。カンボジアでは国民234人に一人が義手・義足を使用し、アンゴラの手足切断者は2万人を超えます。アフガニスタンにおける対人地雷は、ソビエト軍(当時)の侵攻以来、アフガン親ソ政府軍、西側の支援を受けた反政府軍、ソビエト軍のいずれもが大量の地雷を使用し、ソビエト軍撤退後の内戦時代を含め、約1,000万個もの対人地雷が敷設されました。昨年9月以降もタリバン、北部同盟の双方が大量に貯蔵していた対人地雷を陣地の防衛に積極的に使用し、かつ支援国からの新たな補給支援も確認されています。また、アメリカ軍のパラシュート部隊は、一人2個づつ指向性地雷を装備して降下しています。
 一方、廃絶への歩みもあります。97年1月には故ダイアナ妃がアンゴラの地雷原で全面禁止を訴えました。97年12月には対人地雷禁止国際キャンペーンとジョディ・ウィリアム代表にノーベル平和賞が授与され、01年には阪本龍一氏らによる「地雷ゼロキャンペーン」が展開されました。自衛隊保有の対人地雷の破壊作業も2000年から始まっています。
 最後に、長野冬季オリンピック最終聖火ランナーに選ばれたクリス・ムーン氏(95年モザンビークで地雷撤去作業中に被爆。右手・右足を失う。以来義足のランナーとして地雷廃絶を訴え、世界中を走り続けている)の言葉を紹介します。

「変えられないものなんてない。なんだって可能だ。僕たちはいつだって、自分のやれる限りのことを目いっぱいすればいい」

MIFAサロン
     7月13日、ログハウスで「MIFAサロン〜サルサの夕べ」が行われました。
 外国の方も多数参加し、ダンスを楽しむ人、おしゃべりに興じる人などさまざまに楽しみました。予想していた以上に参加者が多く(日本人44人、外国人21人+子ども数人)、会場は熱気に包まれ、にぎやかな集いになりました。参加した外国の方からも「とても楽しかった」という感想をいただいています。
 次回の開催は10月20日です。外国の方たちと心がふれあう楽しいひとときをともに過ごしませんか?

中国の食卓にちょっとおじゃまし てみませんか?

 お隣の中国についてもっとしりたいと思いませんか?
 市内在住の中国出身の方から、「皮から作る…本場の餃子作り」を伝授していただき、餃子作りを体験してみましょう。
 中国についての、学びのコーナーも用意しています。
日時…10月20日(日)
 午後2時〜4時
会場…国際交流研修センター(ログハウス)
費用…無料
申し込み…10月11日(金)までに、電話またはファクスで国際交流協会事務局(市役所企画課内45・1111、FAX45・6529)へお申し込みください。

DREAM SIGHT MORIYA

アヤメ祭り

北守谷団地夏祭り
 
   DREAM SIGHT MORIYA(結城野菜の販売)
  
DREAMSIGHTMORIYA(コーヒー&ケーキの販売) DREAM SIGHT MORIYA(MIFAサロン)
DREAM SIGHT MORIYA(ラオス民芸品の販売) アヤメ祭り
北守谷夏祭り

編集後記
 昨年7月、栃木県石橋町国際交流協会が守谷町(当時)を視察に来られました。親しく意見交換をしましたが、今年、石橋町から、「8月に『グリムの館』で企画展を行うので、それに合わせて来られませんか」というありがたいお誘いがありました。
 会長以下総勢14人で視察に行きましたが、石橋町は奇しくもドイツのディーツヘルツタール市と姉妹都市を締結していて、姉妹都市交流の話や学生の海外派遣、ホームステイの受け入れ、イベントの企画や実行、予算の確保と執行状況、ニューズレターの発行など多岐にわたる質問に協会会員や町役場職員から丁寧な回答がありました。これからのMIFAの運営に役立つ情報を得られたと思います。
 今後の活動ですが、秋には恒例のMIFAフェスタやMIFAサロン、11月には外務省職員を招いての講演会、12月はイヤーエンドパーティーなど、また、時期は未定ですがMIFAコンサートや大使講演会もこれからです。外国語講座や外国人のための日本語講座もあります。 皆さんの参加をお待ちしています。