

百 両 カノコガ 電池切れ サンダーソニア アスパラガス ネジバナ
ゴマダラチョウ スズメバチ カナブン モナルダ コモチベンケイソウ
個展ありがとう グロキシニア マツムシソウ ブルーレースフラワー
ノコギリソウ グラジオラス キセルガイ オミナエシ キキョウ
バーベナ ユウゲショウ
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梅雨の晴れ間、百両の花が赤い実を付けたまま咲き出した。
百両は先に紹介したカラタチバナである。
千両の花は玄関の外側で、今、まもなく開花しようとしている。万両は庭先の木陰で、赤い実はもう既に小鳥に食べ尽くされているが、沢山の蕾をつけている。
十両(ヤブコウジ)の状況は確認していない。
百両の花が早いのは、明るい室内の廊下に置くからであろう、それぞれの環境の変化によって彼らの生育状況も違って興味深い。
百両のように身近にある植物の変化は見逃さないが、十両のような築山の上にある植物などの変化は手入れをする時でもなければ忘れられてしまう。
しかし、生育環境にあった場所では、特別の環境変化がない限り、私の記憶にあろうとなかろうと関係なく逞しく生きている。
この経済不況の中「十両、百両、千両、万両、ありどうし」とは、人間の世界は行かないが、これらの植物と共に逞しく生きていこう。 (6/18)
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翅は黒地に透明の紋であるが、体の黄色が対比的に目立つカノコガが、ひらひらと飛ぶ様は特徴があり、人目を引く。
カノコガがシュウカイドウの葉の上で翅を休めている。
カノコガは鱗翅目カノコガ科のガである。
幼虫はタンポポ、ツメクサ、スギナ、ギシギシを食草とする黒色の毛虫で、成虫は開張3p内外、翅が黒く、前翅に6個の透明紋があり、後翅の半分ぐらいが透明、体は青色光沢があり、黄色環をもつ。
昼飛性で、この辺では6月と8月に発生する。
幼虫で越冬し、分布は日本全国にまたがる。
熱帯に属種が多く、温帯から寒帯にかけてはごく限られた種しかいない。成虫は昼間活動性であるが、夜行性のものもあるという。(6/19)
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「電池切れこそ危機の時代」 劇作家・演出家の永井 愛さんが朝日新聞に書いていた。
飛行機に乗り遅れ、慌てて関係者に連絡をしている最中、携帯電話の電池が切れ、公衆電話の前まで走り、いったい誰に電話をかけられるのかと思ったと言う記事である。
必要な電話番号を携帯電話に登録して以来、アドレス帳をもって歩く習慣をなくしていたという。
身の回りを見渡すと、電池で動く時計、今ではどの時計も時刻の正確さは心配しなくても良いが、電池がなくなると時刻が狂ったり止まってしまう。携帯電話は便利であるが電池がなくなればただのプラスチックの箱に過ぎない。
電話機は今、電話機能の上にマイコンチップによってアドレス登録からEメール・・・など種々の機能が付加されて便利になっている。
ノートパソコン、各種の電気機器を操るリモコン、カメラ、電卓・・・、電池なくして動かない時代になっている。
小学校の算数にも電卓が登場し、大きな数の計算は電卓に任せ、問題を解く道筋を考える力に重点が移ってきている。
とは言っても、算数の中にソロバンの指導も入っている。電卓ではできない、数についての理解と能力をつけるねらいがあるのであろう。
日本商工会議所の珠算能力検定試験も、見取算、乗算、除算、伝票算で永年行われていたが、伝票算をはずす方向であると言う。コンピュータ社会の中で伝票処理は機械に任せられるようになったからであろう。
科学の進歩によって我々の生活も変わっていく、しかし、機械を使うのは人間で、生きる力の基礎、基本は何時になっても変わらない。
機器の電池はもとより、我々の電池も切れないように気をつけよう。
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只今、娘と孫が親子個展をギャラリー「絵の里」で開催中、毎日多くの方のご来場とご声援、ご指導を頂いておりますことに感謝申し上げます。
サンダーソニアは同郷の花屋さんにお勤めのSさんから贈られた鉢植えで、球根から丹精こめて育て上げたものである。
ユリ科のサンダーソニア属の球根植物で、別名をクリスマスベルとも呼ばれる。
切花として最も多く出回る時期が12月であることからの名前であろう。
原産地は南アメリカで一種一属のつる性春植え球根植物で、この頃鉢植えとして良く見られる花である。
葉は細く、直立するか葉先の巻きひげによってよじ登り、高さ75cmほどになる。
花びらは癒着した橙色の壺形で、葉の合間に鈴なりに良く付き、10−20輪が垂れ下がるように下から次々と咲く。
独特の花の形がユーモラスで、人気の出てきた花である。
したがって国内生産が増加しているが、オランダ、ニュージーランドからの輸入も多いと言う。
球根、切花とも値段が手ごろになってきている花である。 (6/21)
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世界にはアスパラガスは約150種あるという。
ここで紹介するアスパラガスは、食用に栽培されているものではない。
観葉植物としてのアスパラガスである。
アスパラガスもまたサンダーソニアと同じユリ科の植物で、アスパラガス(クサスギカズラ)属の多年草である。
葉は退化し、葉のように見えるのは、枝が葉状に変化したもので仮葉と呼ばれ光合成も行う。面白い植物である。
写真はアスパラガス プルモーサス”ナナス”である。
我が家に来て5−6年になる。ナナスは刺のあるつる性で、他の植物に絡み付いて数メートルに伸びている。
仮葉が短く密生して柔らかな印象の美しい種類である。
明るい半日陰でも育ち、日光を好むが夏の強光は避けたほうが良い、原産地がユーラシア大陸の熱帯から温帯域で寒さには弱い。
乾燥には強いが、過湿は嫌う植物である。
インテリアを飾るのに適した植物で、切葉としても以前からよく利用されている。 (6/22)
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ネジバナ(捩花)は、日当たりのよい草地や芝地に生えるラン科ネジバナ属の多年草である。
広線形の根生葉の間から花茎を1本出し、その上部に淡緑色でねじれた穂状の花序をつけ、花は紅紫色の鐘形で、平開はしない。
モジズリとも呼ばれる。
家内が好きで鉢植えにしたものが種で芝生に入ってしまったものである。
ネジバナの名は花が捩れて咲くからであり、モジズリは「捩れ摺り(もじれずり)」が転じたものと言う。
古今集の724「みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑにみだれんと思う我ならなくに」の「しのぶもぢずり」は信夫摺り(しのぶずり)のもじれ乱れた模様を、この花にひっかけたものである。
北海道から沖縄に分布している。
ネジバナは春と秋に咲くが、株が異なるのではないかと言う指摘もあったが、近年、これらは2つの生態型にわかれることが明確になっている。
ラン科植物は、山野草の専門業者や愛好家による採集と、生息地の開発などで、絶滅危惧種としてレッドデータブックに記載されているものが多いが、ネジバナについては、芝地などでよく見られる。
花の形や色に変異が多いため、山野草として人気があり、変異したものが収集、栽培されている。(6/23)
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今年もライラックの木に虫たちが集まってきた。樹液を吸うのには格好の木なのか、毎年よく集まって来る。
今朝は、ノコギリクワガタの4cm―6.5cmの雄9匹、雌1匹、カブトムシ雄1匹を捕獲した。スズメバチ、カナブン、ヒカゲチョウ、ゴマダラチョウ、ハエも集まっていた。
ゴマダラチョウはタテハチョウ科のチョウで、北海道から九州に分布し、開長70mmで5月から8月に出現する。
幼虫はエノキの葉を食べ、エノキのあるところでは何処でも見られるが、山地より平野部に多い、幼虫は加害樹の根ぎわの落葉下で越冬する。
成虫は年に2−3回発生し、梢をとびクヌギなどの樹液に集まる。
ライラックの樹液はどれほど美味しいのか、彼らは嗅覚によって集まるのか、何によって集まるのかは知らないが、私にとっては迷惑な虫たちであるが、子供たちとよく遊んでくれる虫たちでもある。
自然との共存を喜ぶか。 (6/25)
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膜翅目スズメバチ科の昆虫で、働き蜂で体長30mm内外、雌では40mmを超えるものもある。
オオスズメバチともいう。
日本にすむハチの中で最も大きく、危険なハチである。
全体に赤褐色で、胸部は黒色、腹部の各節に一本の黒帯がある。
樹木の空洞、人家の屋根裏や壁間などに木材などをそしゃくして、それを材料に大きな巣を作る。
大きなものは直径70−80cmに達するものもあるという。
巣の外覆は下面が開いていて、内部に数段の育児室がある。
一群は普通100匹内外であるが、性質はどう猛で、攻撃性は非常に強く、日本のハチの中で毒性は一番強い。
巣の近くで不用意に刺激を与えると、集団で襲ってくるので注意が必要である。
樹液などにもよく来るが、巣から離れていれば、脅しに来るだけでさほど危険はない。
鱗翅目の幼虫やその他の昆虫、肉類を食べるが、樹液、果物も好む。秋にはミツバチの巣箱を襲ってミツバチを殺し、蜜を奪うので、養蜂の大害虫でもある。
彼らに好かれるライラックの樹も、梅雨の晴れ間の強い太陽の光に葉を萎ませ枯れかかった枝もある。(6/26)
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昨夜は月下美人の第1花が開花した。一輪だけだったので、花も大きく、部屋中に芳香を漂わせ、来客の賞賛を頂いた。
ところでカナブンであるが、ライラックの樹液を求めて、常に数匹集まっている。
カナブンは甲虫目コガネムシ科の昆虫である。
夏に出現し、ブーンと羽音を立ててクヌギなどの樹液に集まることで知られている。
完全な昼行性で、夜に灯火に来ることはない。
前羽を開かず、後ろ羽だけで飛ぶのも特徴である。
色彩には変化が多く、体は銅色、または銅緑色でエナメルのような光沢がある。緑色のものは別種のアオカナブンと間違えることもある。
本州から屋久島に分布している。
成虫は夏季に朽木、または腐葉土の中に産卵、幼虫はそれらの腐食質を食べて育つ。
幼虫で越冬し初夏の頃に蛹化する。
カナブンやノコギリクワガタがこの木に集まるのは、この木の根元は手入れをしないので、落ち葉がたまって朽ち、幼虫が成育する環境が整っていることによるようである。 (6/28)
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モナルダは、数年前家内が友人から株分けして頂いたハーブである。
ハーブと知っていたかどうかは判らない。
シソ科ヤグルマハッカ属の多年草で、この時期、たいまつのような深紅の花をつけるので知られる。自然風花壇やボーダー花壇によく似合う花である。
花色は深紅、ピンク、紫、白色と豊富である。
和名はタイマツバナ、別名ベルガモット、英名はビーバームと呼ぶ。
原産地は北アメリカ東部で、アメリカ先住民は、葉の浸出液(オスウィーゴ茶)を愛飲していたという。
交配種が数多くあり観賞用としても楽しめるハーブである。
花や若葉にピリッとした辛味と香りがあり、サラダや詰め物料理、飲み物の風味付けに用いられている。
葉を乾燥させてから入れた茶は、気分を落ち着かせる作用がある。
暑さ、寒さに強く、日向でも半日陰でもよく育ち、肥沃で水持ちのよい土を好むので、腐葉土などを多めにすきこんでから植えるとよい。
葉や茎が真っ白になっている株を時々見受けるが、うどん粉病である。うどん粉病にはかかりやすいので防除が必要である。 (6/29)
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去年の秋、香嵐渓と三州足助屋敷を訪れた。
香嵐渓は紅葉の名所で、今から360年前に、香積寺の三栄和尚が紅葉を植えたのが始まりで、大正時代には、地元の人々の手で飯盛山中にも植えられたと言う。
その中心に三州足助屋敷がある。
足助屋敷は、機織り、紙すき、鍛冶屋など、かっての山の仕事を再現している。
その中にあるお店のおばさんに、庭先の大きな鉢に植えてあるコモチベンケイソウの小苗を頂いてきた。
ベンケイソウはベンケイソウ科ヒロテレフィソウ属の多肉植物である。東アジアを中心に北半球の温帯から亜寒帯に25種が分布すると言う。
コモチベンケイは、シコロベンケイに最も近く、大型ではあるが、葉の鋸歯に不定芽をつけるので、子持ち弁慶草の呼び名がある。
私にとっては記念の苗で、冬の間温室で管理し、現在は大きく成長して不定芽をいっぱいつけるまでになった。
思い出の植物である。足助屋敷のおばさんありがとう。 (7/3)
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娘と孫の親子個展も無事終わりました。
描きためた油絵を中心にしての、親子の作品展である。
娘は小学校3年生の頃、画家 山崎理恵子先生が、まだ学生の時に絵を教えて頂いている。
その後、学生時代、社会人と折に触れては絵筆を握っていたが、山崎先生が郷里に戻り、「ギャラリー絵の里」開設に伴って、山崎先生に親子で師事し、絵を描きはじめた。
先生の勧めもあっての作品展ではあるが、多くの方々のご高覧と、ご指導、ご鞭撻を頂き、盛会の内に終了できましたことに感激している。
毎日娘は、ご参観頂いた皆様の名簿の整理と、礼状の製作、発送に追われているようである。
皆様のご支援に心から感謝申し上げます。
このHPの「Web Galley」のページでも作品がご覧頂けますので、お暇のときにアクセス下さい。
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娘が園芸店でグロキシニアを求めてきてもう3年になる。
昨日は夏の風物詩、入谷の「朝顔市」が始まった。我が家ではアサガオならぬ真っ赤な花のグロキシニアが咲きだした。
グロキシニアはイワタバコ科に属し、鐘状の大輪花をつける球根植物である。
ブラジル原産のオオイワギリソウをもとに、種間交配によって改良された園芸品種の一群である。
温室で鉢植え管理をしているが、毎年よく花をつけてくれる。
扁平な球状の球根を持ち、短い茎に楕円状の葉を対生につけ、茎頂付近の葉腋に花を着け、上向きに咲く。
普通は夏から秋に種を蒔き、冬季に15℃以上の温室で栽培すると、翌春に開花する。
葉挿によって繁殖させることもできる花である。
直射日光を当てると葉焼けを起こすので、室内では明るいカーテン越しの光で管理すると良いようである。 (7/7)
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マツムシソウは高原に群生するマツムシソウ科の越年草で、マツムシの鳴きだす頃、淡い紫色の花が美しく咲き乱れるのでこの名がある。
写真は在来種ではない、園芸種のセイヨウマツムシソウである。
マツムシソウ属は約100種がヨーロッパ、アジア、アフリカに広く分布しているが、特に地中海沿岸地方に多い。キクと同じく多数の花が集まってできる頭状花序で、花が咲きすすむと花序が球状に盛り上がってくる。
セイヨウマツムシソウは多くの園芸品種があり、日本へは明治の初めに渡来したようである。
スカビオサとも呼ばれるが、ヨーロッパでは民間薬とされ、その英名scabiousは疥癬(かいせんscabies)を治すところからきたといわれている。
マツムシソウ科は日本にはほかに、ナベナが自生するだけである。
切花としても人気の高い花である。
しばらく楽しめそうである。 (7/8)
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梅雨の中休みと言うことがあるが、今年は関東地方には雨が少なく、真夏日が続いている、梅雨のずる休みと言う言葉も出ている。
ブルーレースフラワーは英名で、セリ科トラキメネ属の一年草で、この頃人気の定着した花である。
別名をディディスカスとも呼ばれる。
原産地はオーストラリアである。
草丈60−80cmで、よく分枝する。茎の先端に小さな花が傘状に集まって直径5cmほどの花となる。
花の色は澄んだ淡い紫色で、繊細でやさしい感じのする花である。
一つ一つの花の寿命は短いが、小さな蕾まで咲くので一ヶ月くらい楽しめる花である。
切花として利用されるが、水揚げは、水切り、湯あげのどちらかの方法が良いようである。
春先に蒔いた種が、今、大きく成長して花の盛りである。(7/9)
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ノコギリソウは夏の花である。
キク科アレキア(ノコギノソウ)属の多年草で、毎年花壇の隅で花を咲かせている。
属名のアキレアはギリシア神話で、トロイ戦争の英雄アキレウスにちなんでいる。師匠であったケイロンから、本属の植物に傷を治癒する効能を教えられたと言われている。
葉が糸鋸のように細かく切れ込むのでこの名前がある。
北半球の温帯から寒帯に約85種が分布している。
性質は強く、耐寒性もあり、日当たりと水はけの良い、やや痩せた土地を好む植物であり、花壇、切花に利用される。
切花は湯切りによる水揚げが良いようである。
湯浅氏によると、同属の一種は最古の利用花に数えられ、旧石器時代の化石人骨のそばから花粉が検出されたと言う。
花言葉は「恋の戦い」とか、暑さにも負けない花である。 (7/10)
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グラジオラスが暑さに負けずに咲いている。
黄色のグラジオラスは我が家には橙色が多いので、今年家内が球根を買い求めて植えたものである。
昨年からの花は咲いているのに、黄色は咲かないと家内は不満であったが、グラジオラスは球根を植えてから100日くらいが開花時期で、植え時期によって開花時期を抑制栽培できる植物だからである。
アヤメ科グラジオラス属の観賞用球根植物で、原産地は熱帯・南アフリカ、地中海沿岸で約150種あるという。
グラジオラスはラテン語のgladius(小さな剣)の意味で、葉の形状が剣に似ていることと、葉の間から出現した花序の形に由来している。
和名はトウショウブ(唐菖蒲)で、外国産の菖蒲の葉に似ている植物の意味である。
春に清楚な花を咲かせる春咲き系と、園芸上高度に改良された夏咲き系があり。
一般には後者を指し、大型で、花色も豊富であり、形や色が華やかなので切花として装飾用に多く用いられる花である。
花言葉は「慎重な愛」である。 (7/11)
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市内宝町の片岡氏からお電話を頂いた。
子供の頃から家の庭にはキセルガイがいるので、落ち葉も取り除かず環境を変えない配慮をしていると言う。
今日、片岡氏宅を訪問したが、お天気がよく、しばらく雨も降っていないので動きはなかった。
左の写真は、ツワフキの根本にいる様子であり、右は飼育槽の中の写真である。
キセルガイは煙管貝で、きせるがい科の陸産巻貝の総称である。
日本には100種以上が北海道南部から沖縄にかけて分布していると言う。
一般にその形が昔の「なたまめぎせる」に似ているのでこの名がある。とはいっても、今の子供たちには「きせる」がわからないかもしれない。
種類はナミキセルガイで胎生種であり、本州から九州東部まで分布し、山野の落ち葉の下や朽木に住んでいる貝で面白い。
雨が降ると通路にまで這い出してくるので、踏まないよう気を使うと言う。
同じ屋敷に住めば情が移り家族の一員か、可愛さが増しているようである。 (7/11)
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11日梅雨明け宣言、平年より9日、昨年より5日、過去20年間で関東甲信地方は最も早い梅雨明けであると言う。
そう言いば、6月22日から雨は降っていない、実質的な梅雨明けは6月中という記録的な年なのか。
オミナエシが黄色の花を開きだした。現在山野では見られなくなっている。栽培している株の話である。
オミナエシはオミナエシ科オミナエシ(パトリニア)属の多年草でアワバナ(粟花)、オミナメシの別名もある。
原産地は東アジアで、日本では「秋の七草」として古くから親しまれている野草で、庭に植えたり、切花として親しまれている。
園芸種として早咲き種やわい性種もある。
オミナエシは女郎花と漢字では書き、オミナとは女のことで全体にやさしい感じがするからで、女郎は女の意味であろう。
アワバナは、黄色の粟粒のような花にちなみ、オミナエシは、昔、女性の食べ物とされていた粟飯に似ていることから女飯、それが変化してオミナエシとなったと言う説もある。
根が薬用になり、生薬で敗醤と言う。
根または全草を乾燥したものを煎じて服用すると解熱、排膿、浄血作用があるという。
今年の夏は暑そうである。しのぎやすい秋の到来が待たれる日々である。 (7/14)
キキョウの花が見られる。これもまた、秋の七草の代表種である。
この頃開花が早い気がするが、園芸品種は早く開花するよう改良されたためである。野生種は、この辺の野山では見られなくなっている。
キキョウはキキョウ科プラティコドン(キキョウ)属の多年草で、英名はバルーンフラワーである。
属名のプラティコドンはギリシア語のplatys(広い)とkodon(鐘)と言う花の形状に由来している。
花言葉は「清楚な美しさ」で誠に当を得ていると思う。
根は太く多肉質で、キキョウサボニンを含み、乾燥したものを桔梗根と呼び薬用にする。鎮咳、去痰、などの効能があり薬草として利用され、とそ(屠蘇)の材料としても使われている。
下総では「桔梗あれど花咲かず」といわれる「咲かずの桔梗」の伝説が残っている。
伝説の一つは、平将門が桔梗前という妾の讒言によって滅ぼされたが、そのために殺された桔梗前の霊のたたりでキキョウがあっても花が咲かないとされている地方もある。
山上憶良の詠んだ秋の七草の中の「朝貌(あさがお)の花」はキキョウであるといわれている。(7/16)
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家内が数年前に花壇に植えたことで、いろいろな花の鉢の中に種を散らし、花壇のあちこちにひとりで生えて花を咲かせている丈夫な花である。
バーベナはクマツヅラ属の多年草または一年草で、中央アメリカの熱帯、亜熱
帯を中心に約250種が分布している。
近年改良が進み、多くの園芸改良種が作られている。
ここで取り上げた種は、バーベナポナリエンシス種で、ヤナギハナガサ、サンジャクバーベナとも呼ばれ、対寒性のある花である。
今年の暑さにも負けずに元気に咲き続ける、耐暑性も強い花で、濃い紫の花は暑さの中で人目をひきつけている。
ビジョザクラ、ヒメビジョザクラも同じ仲間であり、花壇や鉢植え、グランドカバーとしても人気のある花である。
ボナリエンシス種は切花に多く利用されている。
花言葉は「優しい愛」という。 (7/17)
ユウゲショウはアカバナ科の多年草で、学名はOenothera rosea AIT.で同じ仲間のエノテラ(モモイロツキミソウ)の花を小さくしたような感じである。
市内森下町の松田氏宅の庭から頂いてきたものである。
米大陸原産で、明治年間より観賞用に栽培されていたが、本州中部以西の地に帰化し、その範囲は広いが個体数は少ないといわれる。
茎は束生して高さ20−40cmになり、ねた白色の短毛が多い
葉は互生、根生葉は先が丸く、しばしば羽状に裂け、茎上の葉は先が尖り波形の浅い鋸歯があって縁は波をうっている。
花は葉腋に単生し、径1−1.5cmで、子房下位、がく4個は淡色、花弁4個は淡紅色で紅色の脈がある。
花期は夏から秋で、マツヨイグサの仲間で夕方にピンクの花を咲かせるのでユウゲショウ(夕化粧)の名をつけたのであろう。素晴らしい名前である。 (7/18)
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