ここをクリックするとフロントページへもどります。

ここをクリックすると索引に戻ります

四季  山の奥 花の細道   米寿を迎えて   結縁   ミツマタ   サフラン    マングローブ
ラナンキュラス   空の旅   海ぶどう   雪塩   さくら   ヒゴスミレ   セイロンベンケイ
キタテハ  金魚  ヒメキランソウ  ヒアシンス  チューリップ   アズマネザサ   ミズバショウ
ライラック   「耀ふ」   コバンナズナ   お伽羅伝説  坂野家住宅解体修理完了 カタツムリ   スミレ

 

 

四季 山の奥 花の細道

 愛犬が来客を告げるので玄関に出てみると、元の同僚が、「あ!おりましたね、ご無沙汰致しました

、こんな物をまとめましたのでお届けに参りました。」と、封筒から2冊の著書と案内を玄関先で頂いた。
 忙しい体_、お茶を一杯ということで応接間で話は弾む。
 退職後、里山作りに地域の方々と励み、奥様と四季の山々を訪ね歩き、高山植物の写真を撮っていることは耳にし、又、時に見せて頂いてはいたが、ここまで纏めていたことは知らなかった。
 「四季 山の奥 花の細道」日本の四季を訪ねる山の花旅30選
   
松枝 薫 著 (本名 広瀬征夫) 発行所 碧天舎
      四六判 p187 
             
 帯カバーから内容を紹介してみよう。
 神々の造った楽園への讃歌  春3月のセツブンソウに始まり、カタクリ、桜など、四季を彩る さまざまな花を訪ねる旅のエッセイ集
 喧騒の都会を離れ、山間に咲く清浄な草花たちに 身も心も癒される至高の楽しみ、 自然の恵みの尊さが伝わる。
 季節ごとに、春の高野山、高遠、初夏から夏の飯豊温泉、坊がつる、那須、尾瀬、日光、霧降高原、月山、会津駒ケ岳、大雪山、乗鞍岳、苗場山、白馬三山、秋の志賀高原、池の平湿原、会津磐梯山、冬から早春の伊豆下田・河津、秩父宝登山、筑波山など、カラー写真65点モノクロ写真48点とともに紹介。
 山のガイド、高山植物の説明、読みやすい文章、高い文学性と教養を持った氏であるが、写真やコンピュータへの力は知らなかった。デジカメによる技術の高い写真の山。は見事(3/7)
 
 
(現在碧天舎の本を以下にも紹介しているが、発行所と連絡取れない状態で残念ながら今後、手に入る予定はない。)(3/16)

米寿を迎えて

 大正7年3月16日生、まもなく健康で米寿を迎えられる椎名四郎先生が、「米寿を迎えて」−教育の道52年間を回顧する−を上梓された。
 過日、米寿を目前にして、物忘れが激しくなりました。漢字を忘れ手紙を書くのに困難しています_、友人や知人とお逢いしても名前が思い出せないで失礼することがしばしばです。
 ましてや昔のことを思い出すのは容易ではありません、これ以上惚けけないうちに私の歩んできた教育の道を思い出して、家族の者達に書き残しておこうと思って、やっとこ作りました。・・・と手紙を添えられて郵送されてきた。
 若い頃から理科教育の先達として、校長として直接の指導を受け、守谷では教育長として学校経営についての面倒を見て頂き、教育長時代は同職の先輩として何かと温かく無理難題も聞いてもらい指導も頂いてきた。
 素晴らしい経歴と業績、読み進める中に当時の思い出が甦る。
 そして、今、尚、やむこと無き教育への情熱を感じないではいられない。
 次は卆寿、白寿を目指して元気に頑張ってください。
 米寿おめでとうございます。(3/8)

結縁

 「結縁」は宗教法人 無量寺 住職  日下大隆氏の著書         発行所 碧天舎である。
 去る3月5日白寿荘に於いて出版記念祝賀会が盛大に行われた。
 市の寺院文化財悉皆調査で、平成11年国立博物館山本勉氏によって無量寺に700年前作の聖徳太子像が見つかる。
 現在修復され水海道市指定有形文化財となっている。
 700年の時を経て、平成の世にお姿を現された聖徳太子像。仏縁の不思議と有難さ。下総の名刹、真言宗智山派無量寺に伝わる太子像の、因縁の不思議と、御縁が結ぶ有難さを住職が綴っている。
 縁と言えば、この地には妙見様がある。妙見様のご神体は将門が刻んで奉納したものという。
 一方、聖徳太子像は菅生小学校にある郷土誌にある記述では、将門が守谷に王城を作った頃に高野に草創した海禅寺の菩提寺であるマンセウ寺(禅宗)にあったものが、荒廃したため太子堂に移されたものであるという伝説があると記されている。、マンセウ寺の遺物は一物もない。
 高野(現在守谷市)の海禅寺は荒廃して、東京の湯島に移るが、火災に遭い、その後現在地に戻ったと言う。将門の位牌、7人の影武者の墓は現在の海禅寺(臨斉宗)にある。
 ところで、神田山の延命院には将門の胴塚がある。将門ゆかりの寺であるが、昨年、無量寺住職が延命院住職を兼務することとなった。これも何かの縁か。
 将門の時代と聖徳太子像の作製時代には300年もの違いがあって一緒にはできないが、どこかに隠れた縁があるように思えてならない。(3/9)

ミツマタ

 常総市立水海道小学校「130年の軌跡」記念誌刊行委員から原稿依頼を受け、しばらく離れているうちに季節は大きく進んだ。

 ウメは満開、ユキヤナギが緑の若葉の間に白い花を覗かせ、ヒュウガミズキやレンギョウが黄色の花を膨らませて明日にも開きそうな気配を示している。ヤブツバキの赤い花は見ごろ、サクランボの花は数輪ほころんでいる。日だまりの鉢ではクリスマスローズの白い花が咲き誇り、紫の宝石を握りつけたようなムスカリの花も咲いている。
 昨年暮の寒さで枯れてしまったかと心配したミツマタが、元気に冬を越し、今、写真のような花を咲かせている。
 ミツマタはジンチョウゲ科の落葉低木で、中国原産、古く日本に渡来し各地に植栽されコウゾとともに和紙の原料とされる。
 枝が3本ずつに分かれるのでこの名がある。
 この頃は、比類なき朱赤の美しさを誇るアカバナミツマタが出て人気がある、本種は黄色種の中から見つけ出されたと言う。(3/16)

サフラン

 「暑いも寒いも彼岸まで」と言われるが、昨日は春の彼岸の入り、温室の中にはクンシラン、コエビコウ、カトレア、レリオカトレア、デンドロビュウム、シンビジュウム、ユーホルビア、インコアナナス、ブーゲンビレアが咲き乱れ。
 庭先にはジンチョウゲを始めウメ、ヒーラギナンテン、ハクモクレン、キブシ、レンギョウ、ミツマタ、ヒュウガミズキ、ヤブツバキ、アセビ_、サクランボそしてスイセン、ヒマラヤユキノシタ、シロバナタンポポ、ホトケノザ、イヌノフグリ、サフランと百花爛漫である。
 サフランはアヤメ科クロッカス属の球根植物である。サフランはクロッカスの一種で、花茎は高さ10cm内外、11月ころ茎頭に香りの良い径約3cmの紫色の美しい花を咲かせる。  
 葉は線形、花後伸びて長さ20cmー30cmになる。花柱の上半部を採集し乾燥したものもサフランといい、鎮静剤などとし、食品、化粧品の着色料(黄)とする。
 写真はクロッカスと呼ばれている種で、この時期に開花する。
 原産地は地中海沿岸から小アジアで、真っ先に春を告げる花として親しまれている。
 ワインカップ形の花は日が当たって温度が高くなると開き、曇りの日や夕方には閉じる。花色は黄、白、紫、桃、縞目がある。
 細長い葉には銀色の縦線が入り。秋咲きや冬咲きもある。
 別名 ハナサフラン。 花言葉 青春の喜び。 (3/19)
 

マングローブ

 去る25日、日本の最南端八重山諸島の西表島を訪れた。
 石垣島の西方に位置し、島のほとんどを山岳が占め、その90%以上が、熱帯、亜熱帯の原生林におおわれている。
 集落には、ハイビスカス、ブーゲンビレア、ラン、ランタナ、デーゴ、が咲き誇り我が家の温室の中と同じである。
 西表の気候は、亜熱帯と言うより熱帯に近く降雨量は年平均2,600mm以上と圧倒的に多くて熱帯雨林の様相を呈している。
 このジャングルの中にイリオモテヤマネコ、カンムリヤシ、セマルハコガメ、ナリヤラン、ヤエヤマヤシ、サキシマスオウノキ、など世界的に珍しい動物や植物が生息している。
 左の写真は仲間川岸辺のマングローブ林である。アマゾン流域のミニチァ版を思わせる。
 右の写真は仲間川上流の国の天然記念物の指定を受けている「サキシマスオウノキ」の前での記念撮影である。

 サキシマスオウノキはアオギリ科の常緑高木で、日本では奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島、に見られ、さらに台湾、熱帯アジア、ポリネシア、熱帯アフリカにも広く分布している。
 河口などの湿地でマングローブ林の内陸部に良く生育するが、この個体は国内でも最大級の個体で樹齢は数百年と推定されている。
 樹皮は紅色の染料や薬用に、板根は特に熱帯の樹木に特徴的な性質とされているが、板根の形成理由については良く分かっていないと言う。昔は切り取って船の舵として使われたとも言われている。

 また、マングローブは熱帯や亜熱帯の海岸や海水の侵入する河口にはえる常緑低木・高木の一群で、呼吸根、支柱根を出すもの、また、ヒルギ科に見られるように果実が胎生で親木についたまま発芽生長し、落下して潮に流されることなく泥に突き刺さって定着するなど、海水中に生きるための特有な生態を示すものが多く面白い。
 貴重な体験であった。(3/27)

ラナンキュラス

 ラナンキュラスはキンポウゲ科の半耐寒性の秋植え球根である。別名をハナキンポウゲ(花金鳳花)ともいう。
 原産地はヨーロッパ南東部から中近東で、花期は4-5月である。
 光沢のある花弁は幾重にも重ねた豪華な花で、花径15cm以上になる超巨大輪種や巨大輪種、鉢植えに向く草丈20cm前後のもの等がある。
 ラテン語の「小さなカエル」を意味する名は、カエルのいるような湿地に生えることと、
 葉模様が似ていることに由来している。

 カラフルな花弁と萼がたくさんつく豪華な花は、花弁が波打つものや半八重、大輪や小輪などバラエティに富んで面白い。楽しみの多い花である。
 なじみの深いアネモネもこの近縁種である。(3/28)

空の旅

 空の旅もその都度その都度で体験が異なっている。国際線と国内線では飛行時間が大きく異なるので比較にならないが、数時間の国内線でも大きな変化が見られた。
 機内の情報伝達は、ジェット機でも中型機にはついていないが大型機には通路の見易い天井の位置やサービスルームの壁にモニターが設置され、各種の放送や機内情報が流されていた。離着陸の際は前方の景観が放映されて滑走路の状況、飛行機の前方の状態がよく分かった。
 途中数箇所では羽田発の出発時間11:15am、 現在の高度11,600m、 現在の速度760km、 外気温度ー47℃、 目的地到着時刻2:02pm、 等と放映され、ナビによって地形地図の上に飛行機の航跡と現在位置、目的地点が映し出されて分かりやすい。
 こんな高い所を、こんなスピードで、こんな低い気温の中をと改めて考えさせられる。
 選抜高校野球は映像で、春場所の決勝戦は飛行機の中のイヤホーン機内放送で聞いた。携帯電話や電子機器は機内では使用できないが便利に造られているものである。
 石垣空港への着陸は午後3時頃、雲が低く垂れ込め、着陸時は雲海の中、窓からは雲以外の何も見えない。計器飛行の着陸である。視野が開けていても有視界飛行の着陸ではないであろうが、これで不安はないのかと一瞬頭をよぎる。まもなく雲の下に出る、飛行場周辺の海面が見えてきてほっとする。つまらんことを考えたものだ。
 素晴らしい高度の技術と空の管制によって安全な空の旅は守られていてありがたい。(3/29)

海ぶどう

 まだまだあまり知られていない「海ぶどう」ですが、沖縄の特産品として人気が上がっているようです。
 「海ぶどう」は海草で緑藻植物のクビレツタであるが、形がブドウに似た海草であるためこの名がある。
 一度その独特の食感にはまってしまった人、うわさを聞きつけなんとなく食べて見たくなった人など、不思議な魅力を持っている。
 栄養素も豊富で、低カロリーなのにビタミンやカルシウム、鉄分等が多く含まれ、海ぶどうはそのまま食べても美味しいし、サラダに和えてドレッシングやマヨネーズで食べるのも良いという。
 このへんも人気の一つの理由かもしれない。
 あのプチプチした食感は忘れられない。
 グリーンキャピアと呼ばれることからも想像できよう。
 生、塩漬け、海水漬けなど色々販売されているが生が一番美味しい。
 石垣島では100g、スーパーだと400円前後、お土産店だと800円から1000円と高価だが人気商品であった。(3/30)

雪塩

 雪塩(ゆきしお)は宮古島製の自然塩の商品名である。
 健康食品ブームの中、食塩も色々な自然塩が販売されている。
 その中でこの自然塩は2000年8月9日「含有するミネラルの種類が世界一多い塩」としてギネス協会から世界一の認定を受けている。
 認められた世界記録はミネラル数18種類というもの、これまでの14種類という記録を大幅に更新したもので、2006年3月現在も破られていないという。

 この製塩法が面白い。宮古島の成因は珊瑚礁が隆起したものであるという、したがって、島には山も川もない。原料となる海水は島の海岸沿いの約5万年前の珊瑚石灰岩層に掘られた井戸からくみ上げた地下海水を使っている。
 地下海水には隆起珊瑚礁に含まれるマグネシウム、カルシウムなどのミネラル分が多く含まれ、海水がこの岩盤を浸透する間に微量ミネラルが溶出してミネラル分が豊富な海水になっていると考えられている。
 しかも、表層海水には浮遊物(ゴミ)が多いが、この地下海水は、砂地から隆起珊瑚礁の石灰岩層を浸透してきているので、珊瑚によって天然にろ過された海水で組み上げた時点で清廉な海水となっている。

 海水からの採塩方法もオリジナルで、普通水分蒸発に2日間もかかる所を、始め海水を熱し塩分の濃度を高め、その後加熱した板に海水を噴きつけて水分を瞬時(2秒)に蒸発させて海水のニガリをそのまま含むミネラル成分豊富な自然塩を採塩するという。
 
 その効能は色々あげられているが、それらは利用者の判断に任せるとして、原料海水入手の特殊な自然条件、製法特許を持つ製塩方法の面白さに惹かれてここに紹介してみた次第である。(3/31)

さくら

今日は昨日と打って変わって花見日より、風もなく気温17℃、快晴。
 家内たち地区の友達は白寿荘に花見に出かけた。
 今年は桜の花の開花も早い。
 写真は土浦真鍋小学校の校庭の大桜である。根本岩男氏が例によって届けてくれた一枚で、居ながらにして古木の開花を楽しむことができた。
 この辺では雨引小学校の桜も古木で見事である。
  思えば菅生小学校の旧校舎(明治37年竣工)の校庭にも大きな桜の古木が校舎前と校庭の南に合計2本あったのを覚えている。
 その桜も現在の新校舎竣工移転(昭和48年)とともに、旧校舎の地盤は削り取られ現在の第4保育所の面まで下がり消失した.。ソメイヨシノの寿命は50年と言われるので仕方がないか。
 現在の校舎の正門から昇降口に至る通路には桜が植栽され、桜のトンネルができて、これまた見事である。
 入学シーズン日本人には桜は欠かせない。(4/1)

ヒゴスミレ

 今年は気候の関係か、ヒゴスミレが徒長せずにこじんまりとした見事な姿を見せている。
 ヒゴスミレは本州から九州の樹下に生えるスミレ科の多年草である。 葉は3全裂、側裂片はさらに2裂し、各裂片には欠刻がある。
 花後の葉は大型でも5裂する。春5ー10cmの花柄を出し、白色の花をつける。
 愛犬の散歩の道々、スミレ、タチツボスミレ、ツボスミレも良く目につく、栽培種の豪華なパンジーも良いが、野生の可愛いひっそりと咲くスミレには、それなりの情緒のある美しさがあって他のものに変え難いものである。
 桜は満開、ウメは花後の緑の芽吹きを見せ。
 野山は春一色に萌え出してよい季節となった.。(4/2)

 

セイロンベンケイ

 セイロンベンケイソウはトウロウソウともいわれ、、熱帯アフリカ原産といわれるベンケイソウ科カランコエ属の多肉植物であるが、現在世界の熱帯、亜熱帯域に広く野生化しており、小笠原諸島や南西諸島でも見られる。
 良くドライブインなどで、一枚の葉が水につけておくと沢山の芽が出てくると500円ほどで販売されている植物である。
 高さ50ー100cmほどになり、葉は対生、写真のように上部では羽状複葉となる。葉は植物体から離れると、葉縁の鈍鋸歯の間から不定芽を生じる。
 花は3年位すると咲くとも言われるが、なかなか見られない。シコロベンケイの花のようには簡単に咲かないようである。
 右の写真は、茎頭から集散花序を出し多数の花を下垂したところで珍しい。
 冬の寒さを避ければ栽培は容易であるが越冬は温室で行っている。(4/3)

キタテハ

 昨日は桜が三分咲き、関東北部の山越えの北風によるフェーン現象で気温はあまり下がらなかったが、強風が1日吹き荒れた。
 しかし、桜の花は開花始めで風に散らされることもなく若さの強みを見せてくれた。
 今日は朝から快晴、桜は満開、花見日和である。
 庭先のパンジーの花にキタテハが花の蜜を求めて訪れた。成虫で越冬した個体であろう。
 キタテハは隣翅目タテハチョウ科の1種で、開張60mm内外、赤褐色または黄褐色で、黒班、豹紋柄がある。北海道南西部から九州に分布し、幼虫の食草はクワ科のカナムグラなどである。
 出現期は6月から10月で、秋型は濃色で外縁の凹凸が強い。
 越冬は成虫で軒下や葉裏でする。
 まだ食草が芽生えていないので活動はしばらく先になることであろう。(4/4)

 

金魚

 池の水もぬるみ、金魚も泳ぎだした。
 親父がこの地に居を構えて始めて作った田島年男氏先代作の池が、補修をしながらも原型を留めて現在も金魚の池として残っている。
 実は、この池に何十年になるか記憶は定かでないが1匹の三つ尾の和金が生息して居る。体長15cmの池の主である。
 昔は猫に狙われて防御に苦労し、蛇や食用蛙にやられたこともあった。
 和金は強いといっても稚魚から大きく育てるまでにはなかなか水に馴染まず死んでしまうものが多く苦労するものである。
 この一匹は数が少なくなったので外的から狙われなかったのか、水に順応したのか、環境に適応して生きる手段を取得したのか知らないが元気に生き続けている。
 金魚はフナを観賞用に改良した飼育品種である。
原産地は中国で、晋代に赤いフナが発見されたのが最初で、宋代から飼育され始めたといわれる。
 日本には室町時代に明から輸入されたのが始まりで、交雑や、突然変異の結果、多くの品種ができた。
 金魚の養殖は、大和郡山市、愛知県弥富町、東京都江戸川などが著名である。(4/5)

 

ヒメキランソウ

 キランソウは本州、から九州の路傍や野原に生えるシソ科の多年草である.
 全草に縮れた毛が多く、茎は地表を這う。葉は対生し、被針形で先はまるい。春、葉腋に濃青紫色の長さ1cmほどの唇形花をつける。上唇は小さいが、下唇は大きくて3裂、中央片が大きい。ジゴクノカマノフタの別名がある.
写真は宮古島で手に入れたヒメキランソウで、九州南部、琉球、台湾の海岸に生える小形の多年草で、地上に細長い枝を伸ばして這い、所々から根を出して新しい株になる。葉は根際から放射状に群がって生え、長さ1ー4cm、幅゜3ー10mm、長楕円状倒被針形で先はまるく、基部は次第に細くなり長い葉柄となり、へりにはまばらな波状の鋸歯があり、長い軟毛がまばらに生えている。
 春、葉のつけねに短い花柄を出し、キランソウのような花を咲かせる。
 植物園のグランドカバーとして利用されていて、見事であった。
 近縁種にアジュガ、ジュウニヒトエなどかある。(4/8)

 

ヒアシンス

 ヒアシンスはギリシア、小アジア原産のユリ科の秋植え耐寒性球根植物で春咲きの花壇を彩る花の代表でよく知られている。
 春の花壇、鉢植えで鑑賞されている園芸種はおもにオランダで改良された系統である。
 肉厚の細長い葉の中から伸ばした太い花茎に、甘い香りのする花を穂状にまとめてつける。一重と八重の品種があって花色も豊富である。
 別名をヒヤシンス、ニシキユリとも呼ぶ。
 ヒアシンスの学名のHyachinthus はギリシャ神話で太陽神アポロンに寵愛を受けた、スパルタの王子である美少年ヒアキントスにちなむといわれている。
 花言葉は「初恋」 鮮やかな色と、素晴らしい芳香で春の庭を彩る、ギリシア神話に登場する美少年の名を持つ花である。(4/9) 

 

チューリップ

 ユリ科の球根植物。赤褐色の膜質の皮をかぶった鱗茎をもち、春、普通広い葉を2ー3枚出し、花茎の先に美しい大型の花を上向きに1個つける。
 花は内外の花被片を各3枚もち、おしべは6個、柱頭は3裂する。
 原産地は不明だが、トルコで栽培されていたものが16世紀にヨーロッパに渡り、オランダを中心に品種改良が行われ、多数の園芸品種が生まれ、現在も育種は続けられている。
 すっきりした美しい花の姿と豊富な花色で春の花の中でも最も親しまれ、3月下旬から咲く早生種、4月上旬から咲く中生種、4月下旬から咲く晩生種、原種及びその雑種に大きく分けられる。
 八重咲きや花弁の先が尖ったものなど花形も変化に富んでいるが、最近は、草丈が低く、可憐な花をつける原種や’ライラック・ワンダー’のような原種に近い品種の人気が高まっているという。
 チューリップの名の由来はペルシャ語の「ターバン」(tulipan)に由来。花の形が似ている事からといわれている。
 
 砂質浄土を好み、日本では新潟県、富山県を中心とした日本海岸で球根栽培が盛んである.。(4/11)

 

アズマネザサ

 アズマネザサが花盛りである。
 竹、笹は種類が多く、名前では区別ができない。一般には、桿が高く伸びるものをタケ、伸びずに地ぎわに密生するものをササとす。植物学的には、生長とともに皮(葉鞘)の落ちるものをタケ、残るものをササとする。
 アズマネザサは東国根笹の意で、イネ科の関東東北地方に広く群生する多年生の常緑または半常緑の竹である。非常に小形(直径2mm)のものや高さ5m内外(直径2cm)にまで達するものもある。
 林野や田畑の法面、茶の木の植え込みから畑の中にまで地下茎が這いこんで大変困る植物でもある。
 とはいっても、チョツトした菜園の支柱はこの笹の桿を他所からとってきて便利に使っている。鉢ものや、野菜類の支柱には適度の太さのものがあって具合がよいからである。
 穂状の花序は密生して下部は旧葉鞘で包まれ、小穂は緑色、ときに紫色で普通小梗をもち線形で、多数の花を長い小軸に互生し、基部に小形の内外の包頴がある。花は柄がなく尖った被針形、5背のある内頴は護頴よりすこし短い、鱗被、雄しべおのおの3個、花糸は糸状、やくは線形で緑黄色、子房は長楕円形、花柱は3岐している。
 ササの花も良く見れば見応えのあるものである。(4/14)

ミズバショウ

 ミズバショウはサトイモ科の多年草である。
 本州、北海道、アジア北東部の山地の湿原に生え、しばしば大きな群落をつくる。
 尾瀬の湿原のミズバショウの群落は有名であるが、ここ地元でミズバショウの30余株の群落が今花盛りである。
 花盛りというか山地と違って季節が早いので盛りは既に過ぎている。
 鈴木正巳氏の紹介で増田栄蔵氏の田にミズバショウが咲いていることを聞き観察に出かけてみた。
 氏の田圃は里山に囲まれ、南側の里山の裾を流れる幅1m.ほどの堀の田圃側の縁に沿って自生している。自生とはいっても植栽したものが環境に適合して繁殖しているということであろうか。
 増田氏は10年前に種苗会社から5株取り寄せて植えたものだという。この堀は深くはないが冷たい湧き水があるようで生育に適していたのであろう。
 ちなみに、気温18℃で水温12℃であった。
 北側の里山の南面にはウラシマソウがたくさん花をつけていた。自然の残る貴重な地域である。
 ミズバショウは根茎が太く、ときに長さが1mに達する。山地では5-7月、葉の展開に先立つか同じ頃開花。仏炎包は楕円形白色で、長さ4-7cmの黄色の肉穂花序を抱く。
 花は両性。花被片は舟形で4枚、おしべ4本めしべ1本。花が終わると花序は長く伸び、葉も長楕円形に大きく生長する。
 園芸店で鉢植えが売られているのを見かけることはあるが、常総市でこれほどまで繁殖して花をつけている姿を見るのは始めてで、このような里山の自然と共にミズバショウも大切に守り育ててもらいたい。(4/15)

ライラック

 昨日は3月初旬から中旬の気温で10℃を下回って寒い日であったが、今朝は快晴、気温も回復してきたようである。
 家の周りにはオダマキ、ウラシマソウ、アカバナダイコンソウ、シャガ、コバンソウ、ハナニラ、キンギョツバキ、ツツジ、ドウダンツツジ、ヤマブキ、シロバナヤマブキ、ムレスズメ、フジ、ハナズオウ、カイドウ、トキワマンサク、ワスレナグサ、シバザクラ、コマツヨイグサ、ヒナマツヨイグサ、ヒトリシズカ、フタリシズカ、・・・と、もう、こんな花がと思われる花が暦を忘れず花を開いている。
 甘い香りを漂わせて淡い紫色のライラックの花も咲き出した。
 ライラックと言えば、北海道、特に札幌に多く街の通りで見るライラックは格別の感じがする。札幌市では昭和35年に「市の木」に指定している。5月末には毎年ライラック祭りが行なわれる。
 ライラックはヨーロッパ東部の原産で、日本には明治時代に渡来した。
 ライラックは英語名で、フランス名はリラ、日本名はムラサキハシドイという。
 モクセイ科の落葉低木−小高木で、高さ3-6m、よく分枝し、卵形の葉をつける。4−5月枝先に円錐花序をつけ、甘い芳香のある多数の小花を開く。花冠の先は4裂し、径約1cm。花色は紫、淡紫、白、紫紅色などがある。
 軽快なシャンソン「リラの花咲くころ」は世界中で親しまれている。ドイツの原題ではこれはニワトコだったという。それがフランスではリラになり、日本ではスミレとなって、宝塚歌劇団のテーマソング「すみれの花咲く頃」となったという話もあって面白い。(4/17)

 

「耀ふ」

 「耀ふ」は 横瀬かつ江 さんの句集(碧天舎)である。
 第3回壁天詩歌コンテスト出版化奨励作
 交通事故 頚椎損傷 車椅子生活でも 障害と向き合い、自然に癒され
 五七五を口遊む私は今こんなにも耀いてと帯カバーにはある。
 
 本文より数句をひろってみる。

  春草にかがよふばかり今朝の露
  白昼の月の耀ふ稲の花
  鈴生りの柚子のかがよふ里の山
  葉牡丹の渦のかがよふ風の路
  如月の光かがよふ昼の月
著者は、1943年茨城県北相馬郡に生まれる。小絹小学校、小絹中学校卒業。1965年農家に嫁ぎ、農家の主婦として現在に至る。1995年、交通事故により頚椎に損傷を負う。4年間の闘病生活の末、家庭復帰。手足の運動機能は回復せず、車椅子での生活。障害と向き合い、四季折々の自然に癒され、五七五を口遊みながら、幸せな日々を送っている。2005年3月3日先に紹介した句集「野道」(株)生涯学習研究社 NHK学園指定教材代理部発行)自費出版。
 常総市地域の読み聞かせボランテアグループ「おはなし会あすなろ」にも所属し、障害を乗り越えてボランテア活動にも意欲的で素晴らしい成果を挙げている。(4/18)
 

コバンナズナ

 今日は本州南岸を低気圧が通過、風が強く時折雨も強くなり天気は荒れ模様であった。それでも午後は天気も回復して陽も出てきた。
 昨年は見られなかったハナダイコン(諸葛菜)の花も今年はあちこちに紫の花をつけて健在振りを見せている。
 同じアブラナ科のコバンナズナの紫の花も今開花している。
 コバンナズナは2年生の栽培種で、花の観賞はもとより、実をとった後の小判のような大きな鞘が沢山ついた穂がドライフラワーとして生け花などに利用するのが目的で作られているようである。
 コバンソウとも呼ばれるが、イネ科のタワラムギの呼び名も同じであるので、アブラナ科のコバンソウのほうはグンバイナズナにならってコバンナズナの名で呼ばれるのも面白い。
 比較的近年渡来した植物であるが、したがって、和名が定まっていないものも多く時にいくつかの呼び名を持っている。(4/20)

 

お伽羅伝説

 家内がボランテア「おはなし会あすなろ」の活動で、「お伽羅伝説」の「語り」をやるという。今回の依頼は地元の女性団体とか。常総市内の伝説であるので、語りに先立って、「お伽羅」の供養塔をお参りしてきた。
 供養塔は元三大師境内西門近くにある。「お伽羅伝説」は水害の人柱伝説である。
 「お伽羅は巡礼の娘で、下総の里で母に死なれ孤独になりましたが、村人の助けを得て成人しました。1656年(明暦2)4月、この地方に大雨が降り続いて鬼怒川が増水し、堤防は決壊目前となった時、「竜神様に生贄をあげなくてはおさまらない。」と、村人の中には不穏な空気が流れました。その時、お伽羅が人柱として鬼怒川に投げ込まれたとも、自ら竜神への人身御供になったとも伝えられています。その後、疫病がはやり多くの死者が出たことから、お伽羅の祟りだとして、供養塔が建てられたと言われています。」
 元三大師は985年の正月3日入寂された天台宗の僧、良源を指し。寺の通称は、天台宗の総本山比叡山延暦寺を中興した僧、良源(慈恵大師)に由来している。正式には、天台宗の正覚山安楽寺といい、仏語で、安楽とは安楽国すなわち極楽浄土を意味するという。
 寺の創建は約1000年前で、1955年(昭30)茅葺の大きな本堂が火災で焼失し、その後再建された。(4/21)
 

 


坂野家住宅解体修理完了

 先に「ベルフラワー」のページで紹介した国指定重要文化財である「坂野家住宅」現水海道風土博物館の解体修理が完了し、この4月1日から開館した。
 主屋の老朽化が著しいため、国と県の補助を受けて市が平成15年から17年までの期間で、すべてを解体して組み直す工法が取られた。
 坂野家はこの地に土着してから500年ほどになる惣名主で1ヘクタールに及ぶ広大な敷地に建物、庭園、書院がある。 
 昭和43年には「主屋」と「表門」が国の重要文化財として指定され、主屋居室部は18世紀始め頃に造られた大型住居としてそれ自体珍しいものであり、さらに座敷部は19世紀になって接客用に増設されており、大型住居の発展過程を知ることができる数少ない異例として貴重であるという。
 市では平成10年に建物と屋敷地を譲り受け、歴史的建造物とそれを取り巻く風景ごと保存する「風土博物館」として整備している。
 屋敷構えや門前の庭園など、明治23年に描かれた銅版画に近い姿が復元されていて当時の財力、権力、文化度を偲ばされる。
 この頃は大手旅行社が東京から「坂野家住宅とオーナーのバラの庭」などの日帰りバスツアーなども組まれているようである。(水海道風土博物館TEL&FAX0297-24-2131) (4/22)

カタツムリ

 雨で濡れたブロックの壁面をミスジマイマイが這い出した。気温が上がったので眠りから覚めて、壁面の苔を食べ始ったのか、
 カタツムリは蝸牛と漢字では書かれ、デンデンムシ、マイマイなどとも言われる。有肺類に属する.一群の陸生巻貝の総称である。
 殻は右巻きのものが多く、体はいつも粘液で湿っている。
 外套(がいとう)膣壁に血管が網目状に走り肺の働きをしている。乾燥すると体を殻の中に縮め、殻口に薄い幕を張る。
 雌雄同体。多くは土中に卵を産む。関東地方ではミスジマイマイとヒダリマキマイマイが多い。写真はミスジマイマイである。
 日本には約600種いるという。
 カタツムリは柔らかく、粘液で覆われた体の上に巻いた殻がくっついている。頭の先から出ている角は触覚で、長い触覚の先に目がついている。
 水に住む貝のような鰓はなく、気孔から空気を取り入れている。
 「でんでん むしむし かたつむり おまえのめだまはどこにある つのだせ やりだせ あたまだせ」と歌われ、子供たちにも馴染みのある動物。これから彼らの天国か。(4/25)

 

スミレ

 昨日は寒冷前線の通過で時々雨の天気で雷もあり、栃木県では相当の雹が降ったようである。守谷市でも雨に雹が混じったという。これからの季節は雹被害を受けやすい時期である。
 帰化植物のナガミノヒナゲシ、マツバウンランがあちこちに目立ち、ハナミズキ、オオデマリ、ミヤコワスレ、スズラン、ナルコユリ、ヤグルマソウの花も咲き出した。
 農家では連休前の田植えの準備に忙しい。
 我が家の庭のあちこちに自生のスミレ、マルバスミレ、タチツボスミレ、エイザンスミレが可憐な花をつけている。
 そのなかで、写真のような変わった花を咲かせているスミレがある。花は白地に紫色の斑点が散らばっているもので、めしべ、おしべは退化していて見えない.。したがって実は結ばず、株で越冬している。交雑種なのであろうか。
 この頃は外来種のスミレが広まっているといわれるが、フレックスといわれる園芸品種かもしれない。
 スミレも品種が多く、それぞれに特徴があって奥が深い。身近のスミレだけでもよく観察してみよう。(4/26)
 

 


ここをクリックするとフロントページにもどります