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 ドーデ会   ハボタン   ビオラ   水海道の地層断面   竹取物語
 
応用力日本は上々   ソバ芽   花月   コバンノキ   幸せの木   洋蘭
 
車上荒らし   イタチ   地域に開かれた中学校   キチジョウソウ   プリムラ
 
九頭の馬   年賀状   七草粥   鏡開き   タヌキ
  

ドーデ会

 「ドーデモイイ会」とんでもない。12年も続いている有意義な会である。
 女子2名を含め会員6名、現在地域の中で活動している方、現職でそれぞれ指導的立場で精力的に活躍されている方々である。
 平成元年度水海道市教育事情視察団のメンバーである。
 つくばでの科学博覧会におけるフランス館とのつながりで、フランス・エソンヌ県が茨城県と友好交流県となり、さらに、エソンヌ県のドーデ中学校が水海道中学校と友好交流校となったことにより、同校を訪問したことを記念して帰国後、年1回、訪問時期に開いている会である。
 写真はスイス・シャモニーでの記念写真であるが、後ろには根雪と氷河のアルブスの山々が見える。ジュネーブ、ニース、マルセイユ、パリと素晴らしい感動の旅であった。
 ユニセフジュネーブヨーロッパ支部を訪問した時は、児童の権利に関する協定が採択されようとしている時である。
 副ディレクター、ホフマン氏の話の中に、「生まれた子供が目をあけると同時に母親は目を閉じる」と発展途上国の新生児の死亡率と母親の出産時の死亡率を下げることに最も力を入れていることを話してくれた。
 また「水が飲みたい時に飲め、お腹がすけば食べられる。それが出来ない子供たちが地球上に沢山いることを日本の子供たちに伝えて下さい。」とも話された。
 今年も12月9日に集まる。当時を思い起こし、フランス料理でワインを味わいながらの会である。
 子供達の今、親達の現状、社会のあり方と子供たちを取り巻く教育談義はつきない。
 ドーデ会は現状の認識と現在の課題を把握し、今後への活動意欲を高めそれを示唆する「トッテモイイ会」である。

 

ハボタン

 ハボタンが綺麗に色づいてきた。
 ハボタンはアブラナ科ブラシカ(アブラナ)属の一年草、多年草である。
 品種群としては東京丸葉、大阪丸葉、名古屋縮緬があり、近年、耐寒性の強いロシアのケールと交雑されたサンゴ系(切れ葉系)が開発されている。
 冬の花壇を彩る代表的な植物で、園芸品種であるが、原種はヨーロッパ西ー南部である。
 属名のブラシカはキャベツを意味する古いラテン語に由来し、日本には江戸時代後期に渡来している。
 写真は丸葉系の紅つづみ、一代交配系で、極わい性、葉の枚数も多く、発色が早く鮮明であり、移植も容易で、鑑賞期間も長いと言うので栽培してみた。
 毎年栽培しているが、早すぎると大株になってしまうので、8月13日と決めて種をまき、一度、育苗鉢に移植して9月の初旬に定植している。
 葉間が伸びてしまうので、ビーナイン(植物成長調整剤)を2回ほど使っている。
 青虫などの害虫が季節的にもつきやすいので、薬剤を散布する。
 毎年70本近くを栽培しているが、我家でポットに植え込んだ残りは弟や近所の方にあげて喜ばれている。
 肥料過多は発色が悪くなるので注意が必要である。
 雪でも降ったり、畑に青物がなくなってくると、ヒヨドリに格好の餌さとして食害されてしまうが、これからしばらくの間、庭に彩りを添えてくれてありがたい。(12/5)

ビオラ

 ビオラはスミレ科ビオラ(スミレ)属の草本である。
 パンジーの小輪で、より多花性のものを一般にビオラといっている。
 大輪のいわゆるパンジーは、ヨーロッパなどに分布するトリカラー種を中心にさまざまなスミレを交雑して作られた園芸種で、今も品種改良が盛んに行われ、毎年新品種が登場している。
 ビオラ(タフテッドパンジー)は北アメリカ原産のコルヌタ種などの種間雑種で育成された園芸品種である。
 寒さに強く、晩秋から初夏まで咲き続け、プランターや花壇に向く、長く花を楽しめる草花である。
 属名のビオラは基準色が紫であることに由来している。
 寒さには強いが、暑さには弱い。発芽適温は15−20℃であるが、寒くなる前に苗を育てるためには、8月頃、種を冷蔵庫に一週間ほど入れて、休眠から目覚めさせて蒔くとよく発芽する。
 発芽後の暑い時期には、気温の低い場所で管理するのが大切である。
 ビオラはパンジーよりも花は小さい、しかし、花数が多いのでより密生した美しさを楽しめて良い。(12/6)

水海道の地層断面

 鬼怒川玉台橋のW(ダブル)架橋工事が行われている。
 工事のための地質調査が鬼怒川を横断する約400メートルの直線上で、関東ローム層の上面から60mの深度までのボーリング調査が6箇所行われている。
 その資料と資料から作成した地層断面図を頂いた。
 右の図がその略図である。
 基盤には関東ローム層を最上段に、水面近くには成田層上部の玉台化石床も含まれている成田層群がある。
 この成田層は氷期に開析され谷を形成している。
 その後の間氷期の海進で沖積層が谷を埋めている。
 この地点では現在の鬼怒川はその沖積層の上を流れていることが分かる。
 平面的に5万分の1の地図で地形を眺めてみると、水海道側のきぬの里(奥山)から谷和原村小絹を通って小貝川に至る低地(谷津)がみられる。
 玉台橋のすぐ上流には渇水期に亜炭層が見られるわけも納得がいく。
 ちなみに、鬼怒川は寛永年間に小貝川から分離して利根川に流路を変更したと言う。現在の玉台橋上流と下流には両岸に関東ローム層を乗せた自然堤防の河岸が見られるが、川筋を人の手によって掘り割ったことを物語っている。
 この地層断面は水海道市の鬼怒川西の洪積台地と鬼怒川東の沖積低地の出来方を模式的に物語っていて面白い。

竹取物語

 県小中学校芸術祭の「小学校合唱合奏大会」が11月27日、水戸の茨城県民文化センターで行われた。
 合唱合奏大会は今年で36回とか、
 「水海道市立菅生小学校は5,6年生71人が自作の扇子やお面を使ってのオペレッタ「竹取物語」を披露。歌声の中に劇を織り交ぜた楽しいステージを展開した。」と12月6日付の茨城新聞は報じている。
 なお下段に「オペレッタ 楽しかった 水海道・菅生小」の見出しで、以下の取材記事か載っていたので紹介する。
 (写真前面右側の女の子は「かぐや姫」を演じた6年生の孫である。)
 『緊張の面持ちで出番を待つ水海道市立菅生小の児童たち=写真。「音楽の時間を中心に練習や準備に取り組んだ」(小貫桂子教諭)という同校の5,6年生71人。
 合唱の中に劇を織り交ぜたオペレッタ「竹取物語」を披露。初めはやや緊張ぎみだった児童もやがて元気いっぱいのステージを展開し、観客からは大きな拍手が送られた。
 ステージを終えた倉持優希さん(6年)は、かぐや姫をかわいらしく演じ「振り付けやせりふを忘れなくて良かった」とほっとした表情。さむらい役の鈴木祥博君(同)と坂巻光君(同)は「練習は大変だったけど楽しかった」と満足げ。
 おじいさん役の小林有美さん(5年)とおばあさん役の北島愛可さん(同)も口々に「楽しかった。来年もオペレッタをやりたい」と心は次のステージへ。』と記されている。
 神坂教頭先生も同じセンターで会議をしていたが、昼の時間に応援にかけつけてくれたという。しかし、丁度終わったところで、会議の会場へ残念そうに戻っていったという。
 指導に当たった小貫先生は取材の様子を、「子供たちもニコニコしながら取材に応じていたようです。皆さんに応援して頂いて大変ありがたく思っています。」と語り、6年担任の松田先生は「練習を重ねて、市音楽祭、県芸術祭と確実にステップアップしている。子供達の自信に満ちた顔と会場からの大きな拍手が「やって良かった」と思った。多くの応援をして頂いた保護者の方々に感謝します。」と語っている。
 子供達を中心に、先生方、保護者の皆さんが一つになって成し遂げた素晴らしい成果に頭が下がる。
 子供たちは一生忘れることのない、生きて働く、何物にも変えがたい確かな勉強を積み上げたことであろう。

応用力日本は上々

 文部科学省が12/4日に、知識や技能を実生活の中で生かせるかどうかを見る、学習到達度の初の国際調査結果を発表した。
 OECD(経済協力開発機構)が32カ国の15歳男女約26万5千人を対象にテストを実施した結果である。
 重点的にしらべた「読解力」では、日本は8位だった。得点が中間に集中し、トップクラスが少ない傾向である。
 補足的に調べた「数学的リテラシー(応用力)」では日本は1位、「科学的リテラシー」は2位だった。
 文部科学省は「今回の調査は自ら学び、考える『生きる力』に近い考え方。日本はおおむね良好だ。今後はトップ層が増えるように、能力に応じた指導に力を入れたい」と言っている。良いニュースである。
 しかし、「子供達の学力は大丈夫なのか」。学習内容が3割減る新学習指導要領が来春から本格的に導入される。朝日新聞の連載「学力はいま」に寄せられた意見を紙上でまとめて紹介していた。
 それによると、「内容減で低下、短絡的」と名古屋市の熟経営者は言い、どんな学力が低下しているのか明確にした論議が必要と説く。
 中国地方のある電子部品メーカーの技術者は「自ら考えぬ新入社員」といい、文部科学省が唱える「生きる力」が、この技術者には絵空事に思える。と語り、
 東京の主婦は小学校の校外学習に月一回程度顔を出していて、総合的な学習の時間に「工夫のないやっつけ仕事」に感じる。学力につながるとは思えない。「子供も楽しめない総合学習なら、いりません」と言う。
 横浜市の元中学校教師の主婦は、「今の子供たちは『僕はだめだ』と簡単にあきらめる。でも、学ぶ喜びまで失ったわけではない。もっと丁寧に教えられる体制を整えて欲しい」と話す。
 和田秀樹氏はゆとり教育で授業についていけない子が増加、どんどん減少する日本の子供の勉強時間、英米は日本の「つめこみ」を見習った、なぜインドのIT技術者が優れているのかを論拠にして。
 教育学者の観念論に基づき、数字の根拠のない「ゆとり」教育を強制される子供たちは被害者である。彼らの学力も、メンタルヘルスも、また創造性も蝕まれることについては、過去と国際社会に十分なエビデンス(証拠)が存在していると、「つめこみ」教育を肯定している。
 尾木直樹氏は「学力の危機」はマスメディアと2002年の学習指導要領問題と「教育国会』と呼ばれた“政治”の三つの領域が合体して社会現象が生まれたと言う。
 2001年の教師への調査で「生徒、教師ともに現行のカリキュラムにゆとりを感じる」と答えた教師はゼロである。このような厳しい状況にある子供と教師に、さらに「つめこみ」を強要すれば、計測可能な学力も、生きる力としての学力も、学ぶ意欲も、さらに低下の一途をたどる危険をはらんでいる。「ゆとり攻撃」と「つめこみ復活論」は、学級崩壊、キレる子現象、暴力行為、不登校等の深刻な子供の危機を救う方策にはならないと反論している。
 議論は議論として、子供を育てるねらいは同じ、教育の欠陥を補う方策は必要であるが、そのあまり、流行に捉われ、教育の根幹である不易の基礎基本を忘れた形骸化した教育にならない学校教育を考えねばなるまい。
 学校の自由裁量の幅が広がりつつある今、教育現場の責任はますます重い。
 

ソ バ 芽

 ソバはタデ科の一年草である。めしべの基部には蜜腺があり、芳香を放って虫を誘う虫媒花である。
 同一品種内にめしべの花柱が長くおしべが短い長花柱の花を持つ個体と、その逆の短花柱を持つ個体が同率に混在し、自家不稔性で、稔実には長花柱花と短花柱花とが交雑する必要がある面白い作物である。
 友達からソバを蒔いて双葉が展開した頃刈り取って食べると美味しいと言う話を聞いていたが、食べる機会はなかった。
 先日、小絹のふれあい道路際に「ほっとやわら(物産センター)」が開店した。
 その物産センターの中で守谷有機農園クラブで栽培した「ソバ芽」が販売されていた。
 早速求めて食べてみたが、なかなか美味しく食べられ、野菜の代表ホウレンソウと栄養素を比較してもビタミンK、食物繊維意外ははるかに勝っていると言う。
 ソバは冷涼な気候に適し、生育期間が2−3ヶ月と短いため救荒作物としても価値がある。
 この地区では葉タバコの栽培が盛んであった頃は、タバコ栽培の後に秋ソバを蒔いてそばを収穫し、そば粉に挽いて正月や人寄りがある時にはソバを打ってご馳走したものである。
 この頃では虫がつき易いのであまり栽培されなくなった。
 原産地は、東アジアの温帯北部、バイカル湖付近から中国東北地方に至る冷涼地域と言われている。
 歴史的に見ると、5世紀半ば頃すでにソバが存在していたことが、長野県野尻湖底から採集した試料の花粉分析で明らかになっている。
 文献では、奈良時代に救荒作物として栽培されていたことが分かる。
 鎌倉時代に、ひき臼の普及に伴って粉末に加工し、「ソバ団子」や「ソバガキ」として食べ、次にうどんに真似た「ソバキリ(そば粉だけの<生そば>)」が登場した。
 寛永年間に奈良の東大寺に来た朝鮮からの使者に、ソバのつなぎに小麦粉を用いることを学び、現在のソバの形が確立し、庶民に親しまれる食べ物になったと言うが、史料は見当たらない。

花 月

 花月はカゲツと読む。
 ベンケイソウ科クラッスラ属の常緑低木である。
 葉が赤く縁取られるのでフチベニベンケイ、5円玉やそれをモチーフにしたラベルを茎に通した姿で販売されることから金のなる木、属名からクラッスラとも呼ばれている。
 原産地は南アメリカである。
 生長とともに茎が太くなり、大木を思わせる見事な盆栽風になるので金のなる木の名前と共に人気がある。
 大株になると、花さかじいさんの桜の木のように全体に淡いピンクの花を冬から春に咲かせる。
 大きくならないと花が着きにくいものが多かったが、この頃では小さいうちから花着きの良い早咲花月、姫花月といわれるものが出てきた。
 クラッスラの名前の由来はラテン語の「厚い(Crassus)」で、葉や枝が肥大して、厚みがあることから来ている。
 したがって、花言葉は「温厚」である。
 真夏の高温多湿時は根ぐされを起こしやすいので半日陰に置き、水やりは控えめに、冬季は室内の日の当たる窓辺で管理すると良い。
 挿し木で簡単に繁殖できる。
 写真は水海道の弟が花の着いた枝を挿し木したものである。(12/16)

コバンノキ

 経済不況の中「金のなる木」を紹介したので、明るい年と経済成長を願って「コバンノキ」を取り上げてみる。
 もう20年以上温室の中に根付いてはびこっている植物である。
 コバンノキはトウダイグサ科の落葉小低木である。
 私が持っているのは斑入りで葉が綺麗な園芸種で、温室で管理しているので落葉はしない。
 野生種は本州の近畿以西、四国、九州の山地や谷間などに生える無毛の落葉小低木で、小枝を水平に出してその上に葉を互生する。
 小枝の基部は膨れてその脇に芽があり、長さ約8p―15cmに達し、あたかも羽状複葉のようである。
 葉は卵形または楕円形、先端は鈍形または鋭形、全縁、薄質でいかにも平坦、無毛で、下面は帯白色、短い葉柄がある。
 日本名のコバンノキは「小判の木」で葉の形を江戸時代の貨幣の小判に見立てたものである。
 今年を表わす漢字に「戦」が選ばれたと言う、21世紀の幕開けの年、そう言えば、暗い話題の多い年であった。
 敬宮愛子様のご誕生は明るい、全国民が待ち望んだ慶事である。この喜びを新しい年につなぎとめ明るい良い年にしたいものである。(12/19)

幸せの木

 カトレア、パフィオ、シンビジウムが温室の中で咲き出した。
 リュウゼツラン科のコルジリネも花をつけている。
 コルジリネはセンネンボク、グットラックプラントとも呼ばれ、葉模様が多彩で美しいものが多く、近縁のドラセナと混同されることが多い。
 観葉植物として扱われている多くはターミナリス種の品種である。
 ハワイやポリネシアでは魔除けになると言われ、英名は「幸せの木」グットラックプラントの名があるわけである。
 園芸上は常緑低木に分類され、原産地は東南アジア、オーストラリア、ハワイであるため耐寒性はやや弱い。
 直射日光を好むが、夏は葉焼けをするので直射日光を避け、半日陰で管理すると良い。多湿を好む植物である。
 コルジリネの名前はギリシア語でこん棒(Kordyle)の意味で、多肉質の太い根があることによる。(12/20)

洋  蘭

 昨日は冬至、コンニャクを食べ、柚子湯に入る。
 コンニャクは砂払いコンニャクと呼ばれ、腹の中に今年一年に溜まった砂を払うと子供の頃に親達から教わった。
 柚子は柑橘の中では寒さに強く、ひときわ香りが良い。
 冬至に柚子湯に入るのは、冬至を「湯治」、ユズを「融通」にかけ、健康に世を渡る、と言うごろ合わせであろうと湯浅氏は言う。
 厳しい寒さはこれからで、健康への気遣いの先人の智慧であろう。
 中国では、冬至は太陽が運行する黄道の起点で、ユズの黄色で邪を祓う俗信の影響かとも言われる。
 黄色と言えばロウバイもちらほら花をほころばせている。
 温室の中では、カトレアが豪華な花を咲かせ、l蝋細工のような地味で落ち着いた感じのパフィオペディルムの花や、シンビジューム、ファレノプシスの花が洋蘭のあでやかさを競っている。
 寒さに先駆けて、暖かい、明るい、春への希望をつないでくれる花々を愛でながら心の安らぎを覚える。(12/23)

車上荒らし

 青少年の犯罪が急増していると言う。困った現象である。
 「車上荒らし」も増加していると言う。
 この頃のテレビでは東京で車の中の子供の成績表や金銭が盗まれたことを報じている。
 茨城県でも新聞報道によると、レストランの駐車場に止めておいた車から、通信簿と集金したお金の入った鞄がドアの鍵を壊して盗まれ、、昨日の新聞では、養護学校の女性教諭が保育園に止めておいた車から、窓ガラスを割られ「個別指導計画」や現金の入った手提げバックを盗られたと言う。
 お金の問題は何とかなるとしても、子供の情報が外部に出てしまったことについては取り返しがつかない。
 犯人が青少年とは限らないが、いずれにしてもあってはならない事である。
 少年院を訪れた時に、車上荒らしで入所している少年が、院外指導に町に出ると、必ず車のドアの取っ手を引っ張って歩くと言う話を聞いたことがある。鍵を壊さなくても、施錠されていない車が多いので、この少年には習慣化されてしまっているのだという。
 このような子供をつくらないためにも、施錠は勿論、窓から見えるところに動機を誘うバックなど貴重品や大切な書類を置くことはやめねばなるまい。
 ある方との話の中では、ノートパソコンも良く狙われていると言う。
 学期末にはこのような事件が結構報道されている。そのたびに指導があり、間違いの無いよう確認されているが一向に減らない、若い方に多いようであるが、忙しいとか、チヨットの間とか、私は大丈夫と言う自信は通らない、人権に関わる大きな問題であることを自覚しなければならないであろう。
 

イ タ チ

 絹西小学校入り口から菅生に通ずる小谷沼水田の市道で夕方イタチが車の前を横切った。
 この辺ではよくイタチを見ることができる。
 イタチは哺乳網食肉目イタチ科の動物である。正しくはホンドイタチである。
 本来の分布地である本州、四国、九州、壱岐のほか北海道およびサハリンに移入されている。
 生息地は林や耕作地、水田の畦などで、人家近くにも住む。
 体の大きさは雌雄で著しく異なり、雄の体長は30−37cm、雌は20−22cmである。尾は雄で12−16cm、雌は7.6−9cmある。
 体は細長く足は短い、頭も平たくて細長い。耳は幅広く短くて丸く、毛からわずかに出ている。毛はふかふかと厚く、荒い上毛がある。毛皮は上質で、ミンクやテンの代用品として取引され、ニホンミンクと名づけられ、多量に輸出されたこともある。
 イタチは農作物を荒らすネズミ類の害獣を大量に捕殺するので、古くから益獣として保護されている。
 イタチは半水生で水辺に住む、早朝と日暮れに活動し、指の間にみずかき状の膜があり、水泳、潜水は巧みで、魚、カエル、昆虫、ネズミなどをとる。
 鶏舎に入ってニワトリを殺したり、卵を食べたりもする。行動半径はかなり広く、体が細長いので小さな隙間にももぐりこめ、餌の50−80%はネズミ類と言われている。
 繁殖期は冬の終わりから夏の初めで、2−10子が生まれる。
 敵に襲われると、肛門の内側に開口している一対の肛門腺から悪臭のある黄色い分泌液を発射する。これが「イタチの最後っ屁」である。
 体は小さくとも、普通単独で住み、動作は敏捷で多殺性のある、どう猛な動物である。(12/25)

地域に開かれた中学校

 冬季休業を前に西中学校から、行政の組織にお願いしたようで、「地域に開かれた西中学校をめざして」というカラー印刷の回覧板が回ってきた。
 冒頭の安原校長先生の言葉を紹介してみる。
 「本校では、文武両道の合い言葉のもと、運動も学力も高い生徒の育成をめざして取り組んでいます。2学期は運動会や新人大会、吹奏楽コンクール、市音楽祭、英語インタラクティブフォーラム、校内文化祭や合唱コンクール、マラソン大会等たくさんの行事があり、子供たちは生き生きと活動し、素晴らしい成果をあげることができました。これも保護者の方々はじめ、地域の方々のご支援ご協力のたまものと感謝しております。
 『総合的な学習の時間』『職場体験学習』では子供たちが地域に出かけたり、多くの地域の方々にゲストティチャーとして指導をいただき、体験を通して学ぶことができました。
 また、生徒指導面でもPTAはじめ保護司や民生委員等多くの方々のご協力をいただき、多くの目で子供たちを見守っていただきました。
 今後とも地域の皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。」
 この後に、地域の方々へのお願いと、学校の連絡先の電話番号が記されていた。
 菅生小学校でも、同じ組織を使って「学校便り すがお」を毎回、全戸に配布している。
 地域の子供たちを育てていくのは学校だけではない。地域との連携は大事なことである。そのために地域の人たちに学校を知っていただくことは大切なことである。
 校長先生や先生方の名前や写真、子供たちとの活動の様子、学校の近況を知って、学校や子供たちとも身近になり、学校とのつながりができ、学校への関心が高まり、地域の教育力も確かなものになってくるのではないでしょうか。
 回覧板の「地域に開かれた学校」を読みながら、つくづくとその大切さを知り、先生方のお骨折りに感謝する。
 

キチジョウソウ

 キチジョウソウは日本と中国大陸に分布する1属1種のユリ科で関東以西の暖地の林に生える多年草である。
 漢字では吉祥草と書く。
 スズラン属やオモト属に近縁であると考えられており、両者をつなぐ性質を持つ系統学的には興味深い植物である。
 根茎は長く這い、よく分枝する。根生葉は根茎の末端に叢生し、線形である。
 花茎は秋から冬にかけて伸長し、葉がなく、紅紫色の花を穂状につける。花はやや肉質である。
 花には両性花と雄花の分化がある。
 キチジョウソウは庭などでもよく栽培されている。この花が咲くと吉事が訪れると言う伝承から、吉祥草の名がある。
 漢方では咳止めと、止血の効能があるとして薬用とする。
 暗いニュースの多かった21世紀の幕開けから、吉祥草の開花で来年は吉事が訪れる明るい世界になってもらいたい。(12/29)

プリムラ

 ブリムラの花が開き始めた。
 プリムラはサクラソウ科プリムナ属の多年草である。今咲き始めたのは、プリムラ・マラコイデスである。
 プリムラ類にはオブコニカ、ポリアンサ、メラコイデス、ジュリアン、マラコイデスなどがある。
 原産地はヨーロッパ、中国で、交雑種もある。
 マラコイデスは中国原産で園芸分類上は半耐寒性の一年草または多年草となっている。
 小輪で長い花茎を伸ばして咲くウグイス系と、花が大きく密集して咲くフジザクラ系がある。写真はウグイス系である。
 一度作ると、種がこぼれて沢山の苗ができるが、暑さに弱く、夏場の管理を涼しい半日陰で行わないと根が腐って育たない。
 プリムラの名はラテン語のprimus(最初)の意味で、この花が早春、他の花に先駆けて咲くことに由来している。
 子供の頃に、親達が良く鉢作りをして、近所の方々や来客と、花のない時期に花を咲かせて喜んでいた、私の当時の生活が蘇ってくる草花である。(12/30)

九頭の馬

 2002年の幕開け、明けましておめでとうございます。
 今年は馬年、年男です、よろしくお願い致します。
 写真は寿山石の九頭の馬の彫刻です。
 寿山石は中国福建省の寿山郷で産出する、金の値に匹敵すると言う珍重された石印材である。勿論本物は手に入らない。この材質は石粉を樹脂で固めた練り物であるが重さも石材と変わらず精巧にできている。
 ところで「九頭の馬」は「うまく行く」という言葉をかけた縁起物の彫刻である。
 縁起を担ぐ気はないが、何事うまく行くことに不都合はなく、結構なことで誰しも望むところであろう。
 2002年はアフガン暫定政権も発足し、きな臭さを感じたパキスタンとインドの関係も好ましい方向に向かっているようで何よりである。
 世界中が平和に、経済不況を乗り越えてうまく行ってもらいたいものである。
 しかし、馬には「一匹狂えば千匹の馬も狂う」と言う諺がある。
 馬は本質的には群れ集団の動物であるから、追えば必ず一方へ逃げ、先導馬に盲従する。ばらばらと思い思いに逃げればよいのに、決してそうしないという。
 追われた原因や、本当に危険なのかどうか、落ち着いて確かめる馬がいても良いと思うのだが、1頭もそんな個性を発揮する馬はいない。
 その逃げっぷりや、恐怖に取り付かれ狼狽した姿は、狂ったとしか言いようがない。
 我々人間はどうだろうか、社会秩序を守ることと共に、「貴方はどうする」の主体性を持つ教えを子供の時から親達がしていくことの大切さを「九頭の馬」から教えられた新年である。(元旦)

年 賀 状

 今年も沢山頂いた賀状の中に、岡沢氏の温かい心のこもった版画が送られてきた。
 送られてきたというよりは、楽しみに待っていた賀状の一つである。
 落款が昨年は極楽蜻蛉であったが、トンボ印になっていた。
 郷土の鬼怒川河岸から遠く紫峰筑波山を望んでいる。
 河川敷の麦畑の向こうに果樹の林か、植林された畑が広がり、右側には裸のイチョウの大木が天に聳え、その先に豊水橋らしき橋が見える。奥には男体、女体の双峰がどっかりと座っている。空には千切れ雲が浮かび、奥行きのあるおらが市の景観が版画の中に余すところなく表現されている。
 早速額装して壁に掛け、見る人たちと共に新春を祝っている。
 もう一つ特記すべき賀状はある知人からの賀状である。
 そこには添い書きがあった、「ご健勝にて新年をお迎えのことと存じます。12月20日に年賀状を出したのですが、宛名不完全ということで戻ってきました。郵政当局の国民に奉仕するという自覚がない証左に外なりません、官僚の改革が必要な年と思われます。」とある。
 怒りは分かる、しかし、宛名不完全であれば仕方があるまい。それでも私のところへは元日に14枚、3日に5枚の町名までの年賀が配達されている。なぜ同じこの年賀のみが戻されたのであろうか。
 昨年はホームページで紹介したように、つくば局の局長名でゴム印を押してしまいましたが、調査の結果宛先が分かりましたのでお送り致します。大切な年賀を汚してしまいまして申し訳ありませんでした、という謝罪文と年賀を入れた封書が通信事務で届いてほのぼのとした思いがある。
 しかも、戻された賀状を再投函するには50円かかるわけであるが、その形跡もなく、元日に表書きが汚されたまま配達されているのである。
 人手不足、多忙さ、間違いは分かるが局長によってこうも対応が違うのか、知人と同じ憤りを感じた年頭でもある。

七 草 粥

 今日は小寒の入り、スーパーのチラシに神奈川県産 七草セット 298円の広告が出ている。
 この辺では旧暦の正月でないと若菜摘みには早い。
 七草粥は正月7日の行事である。七草粥の七草は春の七草で、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロをいう。
 この、ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、ホトケノザはタビラコ(写真)、スズナはカブ、スズシロは大根とされている。
 若菜は初春の若返りの植物であり、古くは正月初子の<子の日の遊び>に若菜摘みを行い、それらを羹(あつもの・野菜や魚肉を熱く煮た吸い物)にして食べたりしたが、のちに人日(正月7日)に作られるようになったという。
 もとは正月15日に七種の粥といって、七種の穀物(米、アワ、ヒエ、キビ、アズキ、ゴマなど)で作った粥を食べる風習があり、これと子の日の若菜とが結びついて七草粥となったとされている。
 一方、望の日の七種粥は15日の小豆粥となった。
 七草粥が宮中に定着したのは室町時代といわれる。七草を食べると邪気を払い、万病を除くとされ、7日の朝早く、七草をまな板に載せて、「七草ナズナ、唐土の鳥と日本の鳥が渡らぬうちにストトントントン」と吉方に向かい唱えながら、包丁の音高く刻んで粥の中に入れる。
 七草粥は、年神、諸神仏に供え、家族全員で食べ一年間の健康を祈る風習がある。
 七草粥の由来は中国からの渡来と思われるが、春の七草のうち薬用植物と思われるものはセリ、ナズナ、ハハコグサ、ハコベでビタミンやミネラルが豊富であり、昔の人々の智慧が窺われる。
 若菜摘みならぬ若菜買い、風情はないがそれもよいか。(1/5)

鏡 開 き

 正月11日、鏡餅をおろして食べる行事を「鏡開き」という。
 鏡餅は正月に神棚や床の間などに据える神供としての大きな丸餅で、鏡はもと円盤状なので、名前はそれに由来している。
 古くは1月20日に行はれていたが、江戸時代に三大将軍家光の忌日が20日であるため11日に改められたという。
 もと武家では男子は具足に、女子は鏡台に鏡餅を供え、それを割った。
 鏡餅は刀で切ることを忌み、手や槌を用いて割ったので、開く、割るなどの言葉が使われている。
 暮れに搗いた餅もこの頃になると堅さを増し、ひび割れが激しくなる。11日に鏡開きを行い、鏡餅を処理してしまうのは生活の智慧であろう。
 鏡開きの餅は汁粉などにして食べる。
 汁粉は、鍋にこしあんと水を入れて火にかけ、塩ひとつまみを入れる。熱くなったところで、好みによって片栗粉でとろみを付ける。
 割り砕いた餅を焼き、一度熱湯に通してから椀に入れ、先に作ったあんをかけて食べる。
 鏡餅を下げて主従や家族みんなで食べ、お互いの関係を密にすると共に、大正月に一応の区切りをつけ、新たな仕事を開始しようとする行事でもある。
 東京小石川の講道館の鏡開きは規模が大きなことで有名である。

タ ヌ キ

 1月8日午後9時45分、車の急ブレーキの音が響く。
 外に様子を窺いに出てみると、乗用車が止まって運転手が道路わきに何かを移している。犬かと思ってよく見るとタヌキである。
 黄金地区の守谷町西板戸井の道路ではよく交通事故にあうタヌキが多い。
 水海道の平松地区ではタヌキが住んでいた話は今まで聞いたことがなかった。
 体長45cm、体重5sの雌である。
 タヌキはイヌ科の原始的な食肉類でムジナとも呼ばれる。
 イヌ属に比べてずんぐりしていて尾も太い。毛は黄褐色で、背中、肩、尾には黒い差し毛がある。目の回りには黒い部分がある。
 前後の足は黒褐色で、毛は長く、下毛は豊富で密生していて、首をつかんで持ち上げてもその感触はふかふかして素晴らしい毛皮である。
 耳は丸くて小さく、鼻面は短いが尖っている。
 日本では北海道、本州、四国、九州などの山林に住んで日中は巣穴で休息する。夜行性のため夜間交通事故にあうことが多い。
 食性は雑食で、カエル、昆虫、ヘビ、タニシ、カニ、魚、小鳥、ネズミなどの動物質のものと、ビワ、ナシ、リンゴ、カキ、ブドウのほかどんぐりや地下茎などの植物性のものを食べる。果実をとるには木登りもするという。
 真の冬眠ではないが、冬になると巣穴にこもり、原則的に食物をとらない、暖かい日には活動することもあるという。
 タヌキ寝入りという言葉があるが、本能的にある種の刺激によって死んだふりをするのではないかと考えられるようになってきているので、目が覚めることを期待したが眠りからさめることはなかった。
 タヌキの毛皮は良質で、襟巻きやコートにされる。また、毛は毛筆用の原料とされるため、日本よりむしろ毛筆などの輸出に力を入れている中国ではしだいに頭数が減りつつあると見られている動物である。
 タヌキの巣穴には1―数頭の家族が見られるという、交通事故にあわないよう道路横断には十分気をつけて下さい。(1/8)

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