いらっしゃいませ !!

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「コンピュータ」と「そろばん」   水仙  ビルボップ   コバノランタナ  クンシラン
旧水海道小学校本館     スタインウェイピアノ    ふきのとう    アセビ
五木宗レンガ蔵     諸葛菜     ヒイラギナンテン     ウラジロチチコグサ
ヒマラヤユキノシタ  アミガサユリ   氏より育ち  ボ ケ   ソーラー発電の実績
ヒュウガミズキ  レンギョウ  入学・新任・転任  折り紙細工  ツルニチニチソウ

「コンピュータ」と「そろばん」

  コンピュータの普及と共にそろばん人口は減少しつつある。小学校の算数にもそろばん教育は入っているが、指導については甚だ疑問である。塾に行っている子どもとの差が大き過ぎて指導しにくいとか言われるが、指導している先生がそろばんは苦手で電卓で事務処理をしているのが現実である。
 算数の落ちこぼれが、20年前の3倍に増加したと言うデータもあるという。「そろばんが算数の基礎理解に役立つ」とアメリカでは今、小、中、高校の多くが珠算をカリキュラムに組み込み、大学でも導入を開始していると言う。
 2002年の学校五日制を前に子ども達のドリル(練習)の時間は取れなくなっている。学習を定着させるにはドリルの時間が必要である。
 もっとも、今の子は学校でも、そろばん塾や学習塾でも練習を積むことは嫌う傾向が強いようだ。集中力が無く努力することができない子が多くなっている。
 日本医科大学基礎医学情報科学センターの河野先生は、学生百人ほどのデータを解析して、音楽を聞いているときには右脳を、計算をしている時には左脳を使っている傾向が見えてきたという。これは、今までの説を裏付けるものである。
 ところが、そろばん高位有段者の脳波分析では左脳はほとんど使われてなく、代わりに活発な動きを見せていたのが、右脳の後ろであったという。
 どうやって計算しているのか聞いて見ると、「そろばんというよりも、そろばんの珠のイメージがあって、それが自由に動いて行くだけです」という答えが皆さんから返ってきた。
 そろばん有段者に限らず、将棋プロの対局でも同じパターンが出てくるという。
 そろばんはパターンから入りますし、目の前で珠が動きますから、足したり引いたりのイメージもつかみやすい。さらに十進法や位取りといった理解も容易です。数が理解できれば算数も好きになるでしょうし、自信にもつながって、そのほかの教科にも転移できるのではないでしょうか。といっている。
 物の有り余る時代のなかで、努力することを嫌う風潮は、日本社会にいろいろな課題を残している。
 物のもつ良さを使って、生きる力を子どもにつけることが大切ではないでしょうか。努力無くしてその場の良い結果を得ることは甘い親をだまして我が侭を通すことぐらいです。 

水  仙

 春は名のみの風の冷たさ、日差しはだいぶ暖かくなってきた。しかし、寒気南下の影響で風は冷たい。
 露地のスイセンが日溜りの中で、福寿草についで鮮やかな黄色の花を咲かせ出した。
 まだ背も低く、ずんぐりとして寒さに耐えて咲き出した誇りを満面に表している様に、見る人の心に映る。
 スイセンはヒガンバナ科スイセン属の球根植物の総称で、イベリア半島、地中海沿岸、北アフリカに約30種があり、多くの園芸品種がある。
 フサザキスイセンはギリシア、中国を通じ、古く日本に渡来し、野生化もしている.。
 日本の海岸近くに野生化しているスイセンの大群落はフサザキスイセンの一変種のニホンスイセンと呼ばれるもので、越前岬、下田の爪木崎、淡路島等がよく知られている。
 球根にはグルコマンナンやアルカロイドのリコリンを含有し猛毒であるが、薬用にも使われるという。
 写真の花は房咲きの黄色でジョンキラの仲間であるが、これからラッパスイセン、クチベニスイセン、ニホンスイセン、昔ながらの八重咲きスイセンと葉と花茎を伸ばし始めているので楽しみである。



ビルボップ

 ビルボップは中型の根茎性ベコニアである。葉は緑の切れこんだ星形,肉厚で葉脈に沿った部分が黄緑色で、全面に褐紅色の斑が入り、ビロード状できわめて美しい。
 花は淡紅色で花房も大きく美しい。花期は主として冬から春である。温室では2月から咲き出している。
 ベコニアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属に属する耐寒性の無い多年草の総称である。
 熱帯域を中心に2000種以上が分布し、鑑賞用に栽培されている種は200種を超え、美しい花や変わった葉を持つ園芸種が作り出されている。
 園芸上の分類では、木立性、根茎性、球根性、球根、レックス等いろいろある。 根茎性ペコニアは、地表を這って伸びる茎を持つ種類で、この茎を根茎と呼んでいる。
 根茎からは上側に葉が出て、下には根が伸びている。
 数種類について数十年栽培している。比較的強健であり、根茎性ベコニアは一般に柔らかい光の当る場所で、湿度の高い方が良く育つ、ベコニア特有の葉の形や色彩の変化の面白い観葉植物である。
 

コバノランタナ

 ランタナは熱帯アメリカに分布するクマツヅラ科の常緑低木で、我が国への渡来は古く、慶応年間といわれる。
 黄橙、赤、緋紅色等の小さな花が花笠状に集まって咲く。
 和名はシチヘンゲ(七変化)と言い、花の色が日がたつにつれて変るのでつけられた名前である。
 植物園で熱帯花木の標本として栽培されるが、夏の花壇や鉢植えにも人気がある。
 四季咲き性であるが、我が家では冬は枝を切り詰めて温室で越冬させている。
 コバノランタナは小形に作れるので、今も温室で花盛りである。
 ランタナの近縁種であり、茎は細く匍匐性で葉や花が小さく、花色は淡紫紅色である。
 温室の中にいつも彩りを添えている花である。
コバノランタナ ランタナ(夏)

   

職を去れば直ちに人を責めんとす
                 なんじもかって長たりしもの     
                    土岐 善麿
                        
〔折々のうた  大岡 信  より〕

        

         

クンシラン

何十年になるだろう、園芸店などこの地方には無い頃、京都の種苗会社から取り寄せたものである。
 毎年良く咲いてくれる家族のようなクンシランである。
 昨年、弟が一鉢を株分けして持っていったら、結果的には株分けで一鉢増えてしまった。
 クンシラン(君子蘭)は、切花や鉢物として栽培されている南アフリカ原産のヒガンバナ科の多年草である。
 クンシランは、もともとはクリビア・ノビリスをさし、ノビリスは高貴なと言う意味から君子蘭と名づけられた様である。しかし、この花は下向きに咲き鑑賞価値が無いので、現在は大輪の花が上向きにつく、うけ咲きのクリビア・ミニアタがクンシランの名で出回っている。
 古くから作られているものは、丈夫ですが葉が大形になります。それにくらべて、ダルマ種は、矮性で葉が短くまとまって鉢植え向きの種類であり、他に葉に縞の入ったものなどもある。
 管理は、葉が枯れない温度での冬ごしが必要で、15度C以上で越冬させた株は、全く開花しないか、咲いても花茎が短くなってしまう。
 半日陰の風通しの良いところで栽培しないと葉焼けを起こす。
 名前の通り、葉組み、散形花序の花、共に気品のある花である。 

旧水海道小学校本館

 写真は旧水海道小学校本館が県立歴史館に移築される直前に、カラーフイルムが出始まった頃、昭和46年に淵頭町の中島一男氏が母校を撮影した貴重な写真である。
 初めは元町に地元の宮大工羽田甚蔵氏が、はるばる横浜に出向いて洋館を見学し、明治14年に鼓楼のある鹿鳴館造りの三階の水海道小学校校舎が誕生したと言う。
 建築費は5000円で、寄付金を集めて当てている。
 ちなみに、松本市の開智学校は明治9年に地元の大工棟梁の設計施工で、建築費は1万1000円である。国の重要文化財に指定されている。
 水海道小学校の本館は大正10年に現在の水海道公民館とみつかいどうプラザの地に移築された。
 昭和30年9月に本館が県より危険校舎と認定され、現在の水海道小学校敷地に木造2階建て8教室を建て3・4年生が移動して、本館使用は無くなったが、時の猪瀬校長は校舎と運命を共にしてもと校長室は動かさなかった。
 昭和33年3月千葉大 小寺駿吉氏の指導により、茨城県文化財に指定された。昭和46年新校舎竣工に伴って県立歴史館に移築する。
 教材映画「はえのいない町」「私たちの学校」に子ども達の活動が映画になる。茨城県ラジオ唱歌コンクール1位。水海道市教育研究会の設立。水海道市学校教育フィルムライブラリーの結成。県内初めての学校教育実験地区の指定。全日本学生器楽コンクール東日本大会2位。茨城県西フィルム連盟事務局。茨城県小学校新聞コンクール「やまびこ新聞」「あかつき新聞」1位。ソニー賞「児童の思考経験と理科教育」2位 賞金50万円受賞。市内挙げての単元学習。茨城県オートメーション研究会発会。学習個別化(プログラム学習)研究会。・・・と私の記憶も限りなく蘇る。
 多くの思いでと、多くの人材を送り出した忘れられない校舎である。

スタインウェイピアノ

 水海道小学校の1865年(慶応元)7月25日に製造された135才のピアノが茨城県立歴史館にある。
 このピアノは、米国ニューヨーク市スタインウェイ&サンズ社の製造で、製造番号は11013で皇居にある明治28年にドイツ皇帝から寄贈されたピアノの製造番号62085よりも古いものである。
 学校、市と修復や保存について協議検討の結果、昭和47年に県立歴史館に寄贈された。
 スタイル1型のグランドピアノである。材質はローズウッド、サイズは約203cm鍵盤は白鍵50、黒鍵35の85鍵である。このピアノの特徴は、素速い連打を可能にする構造を持つアクションメカニックにあり、まさに現在のピアノアクションの源流とも言える。当時の価格は約1175ドルという。
 このピアノの水海道小学校への経路は、1871年(明治4)4月11日、ハーパー夫人が購入し、横浜に向けて送った。しかし、ピアノ購入の目的は不明である。
 昭和7年に水海道尋常高等小学校(現水海道小)が中古で購入するまでの足取りも不明である。当時納入した楽器店の話しだと、外国の外交官が日本を離れるときに手放したものをお売りしたと思うという。
 学校には昭和7年12月1日ピアノが到着した。小学校の後援会費500円の寄付を受けた町が700円の追加補正予算を取り、1200円でピアノが購入されたのである。
 歴史館では旧水海道小学校本館の展示室に展示していたが、平成2年に音の復活を目的とした修復をスタインウェイ&サンズ社の総代理店である松尾楽器で行った。
 平成4年10月18日、1865スタインウェイ・ピアノ修復記念茨城県立歴史館ミュージアムコンサートが開催され、その後、平成5年10月25日、水海道市民会館にて里帰り記念コンサートを開催した.
 当時の学校職員、児童生徒は勿論、地域の皆さんにも思いで深く、地域の音楽文化に大きく貢献をしたピアノである。
   (細部については県立歴史館 川俣正英氏の「洋楽導入期輸入ピアノの軌跡」の論文をご覧下さい。)

ふきのとう

 4年生の孫娘が春雨の中、落ち葉の間に顔を出し、舌状の苞状葉を開いたみずみずしい緑の「ふきのとう」を見つけて歓声を挙げる。
 春を見つけると言っては、この時期「ふきのとう」をいつも最初に目ざとく見つける。
自然の変化に興味を持っていて感心させられることが多い孫で、いろいろ知っていて、時々はっとさせられる。
 蕗はキク科の多年草で花序や花茎あるいは葉柄を食用にする。
 日本全域に自生し、朝鮮半島、中国にも分布している。
 雌雄異株で地下に横走する根茎を持ち、花は早春の葉の展開に先立って現れ、短い直立した茎の茎頭に散房状に筒状花だけの頭花を着ける。この花茎を「ふきのとう」という。
 孫は取っても食べることはしない。フキには、フキ特有の香りとほろ苦さがあり、子どもの味覚にはあわないのであろう。
 それが、又、大人に取っては好まれるところである。
 ふきのとうは、さっとゆでて水にさらしてあくを抜き、三杯酢にする、味噌と砂糖で煮て食べる、汁物の実、天麩羅、炭火で軽く焼きフキ味噌として食べても季節の味を賞味できる日本特産の素晴らしい野菜である。

ア セ ビ

 3/11日、従兄弟の長男の結婚式で椿山荘を訪れた。若いカップルの結婚披露宴は、いつ招かれても良い物である。
 時間に余裕があったので庭園を鑑賞して周った。
 名前の通り各種の椿の花が咲き誇り、流れの岸辺のサンシュユの黄色の花が目を引いていた。植えこみの中の赤花のアセビも満開で庭園の景観に調和して記憶に残っている。
 ところで、我が家のアセビも満開である。
 アセビはツツジ科の常緑低木で、山地の風当たりの強い乾いた土地に好んで生育する。
 この時期、細長い総状花序が垂れ下がり、多数の釣鐘状の白色花を着ける。
 古くは、アシビといい、万葉集などの歌にも詠まれている。
 若芽や花を鑑賞するために、暖地の庭木として良く植栽されている。
 アセビは馬酔木と漢字では書き、馬が食べると酔ったようになり、中毒してしびれると言う。有毒成分のアセボトキシンを含んでいるからである。
 園芸品種もいくつか作り出されている常緑低木である。

五木宗レンガ蔵

 国の文化財保護審議会が2000/3/17日、水海道市元町の「五木宗レンガ蔵」を登録有形文化財の建造物に指定するよう求めた答申に入ったことを今朝の朝日新聞は報じている。
 街中にはレンガを使った建造物が他にも多数あり郷土史研究の上で、又、歴史的建造物保存の上でしばしば話題になり検討されているところである。
 水海道は「鬼怒川水運」によって開けた地で、最盛期であった幕末ー明治にかけて商業都市としての形態を整えたと言われている。
 写真は改修前の回漕問屋だったレンガ造りの五木田邸である。
 鬼怒川に架かる豊水橋を渡って街に入る時に、最初に目に入る右側の三階建て高さ10メートルの赤レンガの建物で、往時を偲ばせている。
 1995年に商店ならびに居住部分が記録保存で解体、蔵の部分は耐震構造に修理、補強され、瓦屋根も銅板葺きに改修された。
 現在は資料館やギャラリーとして活用されている歴史的に貴重な建物である。
 登録文化財とは、1996年(平成8年)に導入された国の新しい文化財保護制度で、これまで重要文化財や国宝など、指定文化財の制度によって過去の文化遺産を保護してきたが、近世や近代の建築など数が多かったり、都心部に建っていたりして指定してしまうことが難しい文化財を、それよりも緩やかな登録という制度によって保護するのが狙いの制度である。

諸 葛 菜

 サクランボの花が3/23日に5分咲きになった。沈丁花は満開でどこからともなく強い香りを漂わせて存在を知らせている。ボケの花も咲き始めた。
 ショカツサイ(諸葛菜)はムラサキハナナ(紫花菜)、シキンサイ(紫金菜)、オオアラセイトウ等の別名のある中国原産のアブラナ科の越年草である。
 鑑賞用に花壇や庭に栽培され、葉は食用にもなる。
 諸葛菜の名は中国、三国時代 蜀国の丞相、諸葛公明が戦場に赴くときに、この種を持っていって、道端に蒔き通過地点の目印と食料に充てたということでこの名があるという。
 日本では江戸時代から栽培されていたが、一般に知られるようになったのは第2次大戦後で逸出帰化植物で日本各地に広がっている。
 分かっているところでは、昭和14年、薬学者の山口誠太郎博士と黒田辰一郎氏が南京郊外で採取した種から広めたと言われている。
 我が家では犬小屋の周りに秋になると毎年発芽しロゼットで冬を越し、春になると、今頃からしばらくの間、愛犬の周囲にお花畑ができる。
 石岡の方が花いっぱい運動として、希望者に種を郵送していたことがある。
 ハナダイコンの別名もあるが、これはすでに別属の植物に与えられた名である。

ヒイラギナンテン

 父親が働き盛りの頃である。仕事先の隠居屋の庭のヒイラギナンテンの黒い小豆粒ほどの実をもらってきた。
 その実を庭先に蒔いたが、良く発芽して数年で大きく成長したことを覚えている。大分昔の話であるが、その後、皆さんに分けてあげても沢山の株がある。
 ヒイラギナンテンは、メギ科の常緑低木で、ヒマラヤから中国、台湾にかけて野生し、
 葉は革質で光沢があり、葉には大きく鋸歯があり、ヒイラギに似て尖鋭で触れると痛い。
 花は黄色で3-4月に総状花序に小花を多く咲かせる。これからが花の盛りを迎える.
 日本には17世紀に薬用木として渡ってきた様で、ベルベリンをはじめ各種のアルカロイドを含有している。
 この木に似て葉の細いホソバヒイラギナンテンとかナンテンヒイラギと言われる品種もある。この花は10-11月に咲く。
 どちらも、実生、挿し木で増やせる植物である。 

ウラジロチチコグサ

 2-3年前から見られる植物である。畑の中に生えていて、きれいな均整の取れたロゼット状の株に、素晴らしい花を見せてくれる花苗かと、興味と期待感をもって残して見た。
 花を見て驚いた。チチコグサの花と同じではないか。キク科のチチコグサの仲間であることと、帰化植物であることは分かったが、名前と帰化年代は分からなかった。
 チチコグサモドキは北アメリカ産の帰化植物で普通に見られる野草である。しかし、チチコグサモドキではない。
 水海道自然観察調査会の代表、五木田悦郎氏に見て頂くと、そくざにウラジロチチコグサであると教えて頂いた。
 やはり帰化植物であるが、ブタナ等も土浦、藤代周辺には見られるが、水海道は鬼怒川、小貝川によって分断されるのか、帰化植物の侵入は遅いという。
 それにしても、ヒメマツバボタン、ウラジロチチコグサ等、この頃、目に付くようになった帰化植物は、家の前の道路、県道58号線の車の交通量が急増したことによってもたらされた現象であろうか。
環境の変化は植物相の変化にも大きく関わっている事実に驚く。
 ちなみに、ウラジロチチコグサは南アメリカ原産の越年草で、1970年代に渡来した1年生の帰化植物である。花期は6-8月。下方の葉は基部から先まであまり幅が変わらず、先が丸く、葉の上面はほぼ無毛で緑色、下面は綿毛におおわれて白色なので区別がつく。
 1983年時点では、兵庫県、福岡県、千葉県などで採集されていると言う。現在は急速に各地に増えている。  

ヒマラヤユキノシタ

 白木蓮の純白な花が澄んだ青空に見事に映えて春の訪れを告げている。西風や霜に当ると茶色になって見るも無残になる。
 ヒマラヤユキノシタは耐寒性が強く綺麗に咲き出した、花に気を痛めることもない。
 ユキノシタ科の多年草で、園芸的にはヒマラヤ地方原産と言われていたが、ヒマラヤユキノシタ属の数種がもとになった交雑品種のようである。
 庭に良く植えられる春咲き宿根草で、花のほか、そのつややかな大きな葉も美しい。
 花色は桃、紅、白などあり、半日陰の庭植えにも適し、小面積の地被植物としても使われている。
 この仲間には、本種に似たものがあり、萼片に微毛がなく、花梗が長く伸びない所を見ると、正しくは、ベルゲニア・リグラータであろう。
 タンニンを多く含み、このタンニンを製革時に使うこともあると言う。

アミガサユリ

 アミガサユリはユリ科バイモ属でバイモとも言う、バイモは漢名「貝母」の字音による。
 皆さんご存知のクロユリもバイモ属で近い仲間である。
 和名アミガサユリは鐘形の花で長さは2−3cm、花被片6個は楕円形で少し鈍頭、外面に緑のすじがあり、内面には紫色の網状の紋があることから、「網笠百合」の名があると牧野図鑑にはある。
 旧制中学時代の恩師、今は亡き木村信行先生の奥様から私の弟の妻が頂いたものの株分けである。
 周りの植物にもそれぞれの忘れ得ぬ数々の思い出があるが、この花も生物に興味を持たせて頂いたというより、現在も植物への興味関心を持ち続けていられることへの、生物担当の先生の思い出を彷彿とさせる花の一つである。
 アミガサユリは中国原産の薬用植物であるが、今は切花にも栽培されている多年草である。
 花は3-4月頃に梢の葉腋に1本の淡黄緑の花をうつむいてつける。
 夏になると茎葉ともにかれて、地下の鱗茎で残る。
 鱗茎は白色で厚みがあり鱗片2個が互いによって球形をしている。この鱗茎を薬用とする。
 華やかな花ではないが、地味で趣のある素晴らしい花である。

氏より育ち

 我が家の愛犬登場、僕3才、名前はジョリー。
 血統はミニチェア・シュナウツァー、ドイツ系だって。僕の先代は17歳で家出をして3日目に交通事故でなくなったのを家の人が見つけて引き取ってくれたんだって。道路は怖いから出ないよ僕は。
 でも、おじいちゃんには言われるよ、我が家の先代も沢山いるけれど、柴犬も番犬には良いね、でも、1ヶ月で家に来た犬は初めから吼えなかったそうだ、吼える犬は家に来たときから小さくても来客があれば家の中でも吼えていたという。1ヶ月での乳離れは親との生活が短くて番犬としての子育てが出来なかったのだろう。
 この先代は柴犬なのに一生番犬にはならなかったという。
 「三つ子の魂、百まで」だねって。
 僕も、小さいときはあまり吼えなかったので心配もかけましたが、今では良く番をすると誉められます.。
 ご飯は朝と晩だけドックフードに缶詰を混ぜてもらうの、待ちどうしいね。
 でも、朝晩の散歩は楽しいです、本当は、おじいちゃんやおばあちゃんを僕が運動させてあげているのかも。
 日向ぼっこは、小屋から布団を引出して昼寝をするの、とっても気持ちがいいよ。
 でも、おじいちゃんは、寝るときは小屋に戻せと言いますが、出来ないので、いつもおじいちゃんが小屋の中の整理をしてくれます。有り難うございます.。
 救急車のピーポーピーポが聞えると長く吼えるので心配をかけますが、私たち仲間の居場所を知らせる声と周波数が合っているので吼えてしまうのです。
 心配しないで下さい。

ボ ケ

 私が気付いた時には、父が瀬戸鉢のボケの盆栽を大切に持っていた。結構太さもあり樹形も整っていて「東洋錦」とかいって大切に管理し、花を鑑賞していた。
 第2次大戦の頃、管理の暇も無く、花など構っていられない時代に地植えにしたので、今に生き残っている花である。
 ボケは木瓜と書き、中国原産のバラ科の落葉低木である。
 日本には平安時代に渡来し、古くから庭木や盆栽、切花に利用されている。ヨーロッパでもJapanes Quince(日本のマルメロ)と呼ばれて、庭木に利用されていると言う。
 花は、鮮紅、淡紅、白、紅白の咲き分け、絞りなどがあり、春の日差しに良く映え.る花である。
 果実は楕円形で、黄緑色から11月頃黄色に熟し、香りも良く、木瓜(もっか)の名で消化器系の病気に使われ、又、リンゴ酸や酒石酸を含み、果実酒にも使われるが、生食には適さない。
 ボケの仲間で、唯一の日本産はクサボケである。
 日当たりの良い土手に、早春に真っ赤な花をつけ、遠くからでも目についた。
 シドメと、この辺では呼んだが、シドミ、ジナシ(地梨)と呼ぶところもある様だ。開発によって、この頃はあまり見られなくなった植物である。
 

ソーラー発電の実績

 平成10年4月から平成12年4月までの月毎の発電量と電力会社へ売った電力(余剰電力)をまとめたのが左のグラフである。
 2年間の発電総量は6171kw/hであり、そのうち、電力会社に売った電力が2501kw/hである。
 冷暖房の電力は別に取っているのでここには入っていない。
 家庭での使用電力の48.2%を自給していることになる。
 発電パネルは屋上設置で日当たりは良いが、設置角度が低いので冬季の発電量は不利の様である。
 今のところ、故障や不都合は一度も起きていない.。 

ヒュウガミズキ

 ヒュウガミズキの花が咲き出した。
 トサミズキと同じく、早春、葉に先だって香気のある黄色の花を総状に垂らすマンサク科の常緑低木で、庭木や、爽やかな感じから茶花としても愛好されている。
 トサミズキ属は東アジアからヒマラヤに20種近くが知られ、日本ではトサミズキよりヒュウガミズキが普通に植えられている。
 ヒュウガミズキは北陸西部と近畿北部に分布し、日向水木といわれながら、日向(宮崎県)にはこの頃まで分布が知られなかったと言う。伊予の国(愛媛県)にも分布するのでイヨミズキや、トサミズキよりずっと姿が優しいのでヒメミズキとも呼ばれることがある。
 なお、菱山氏はヒュウガミズキが丹波、丹後地方に多く産するということから、戦国時代に丹波の国を所領とした、明智日向守光秀に由来した名前ではないかと言う話を紹介している。
 植物の名前一つ取っても面白い話である。 

レンギョウ

 鮮黄色の花を枝いっぱいに付けて、今年も玄関に通じる坂道の頭上で来客を明るく歓迎していてくれる。
 レンギョウは、モクセイ科の株立ちになる落葉低木である。
 中国大陸原産で日本へは17世紀に、あるいはもっと以前に渡来したと言われる。
 日本名のレンギョウは誤って用いられた漢名の名にもとずくもので、新しくレンギョウウツギと名付ける。連翹はオトギリソウ科のトモエソウの名であり本種ではないと牧野博士は記している。
 本当のレンギョウの漢名は黄寿丹であるという。
 このレンギョウの外にシナレンギョウ、チョウセンレンギョウもある。
 花の形、色、葉の形、花期など違うところもあるが、決定的な区別は、枝の縦断面で、レンギョウは中空で節のところに仕切りがある。
 シナレンギョウは節のところに仕切りが無く、全体に紙のような薄板がある。
 チョウセンレンギョウは、節に仕切りがあって、全体に紙のような薄板もあるという。
 挿し木で簡単に増え、刈り込みにも強く、現在ではレンギョウ類の中で最も多く栽培されている。
 果実は連翹と呼ばれ、解熱、解毒、瘰癧、にきびの治療などに用いられると言う。
 いずれにしても、この時期、遠くからでもよく目につく早春を飾る代表的な花である。  

入学・新任・転任

 冷たい春雨の中に櫻の蕾もほころび始めた。天気予報によると明日の入学式は天気が回復し晴れるとのことで、希望に満ちた新入生を文字通り櫻の花が温かく迎えてくれることだろう。
 始業式を行う学校も多いに違いない。入学、進級、子供達は希望と期待に満ちて登校してくる。
 保護者も、子供も話題の中心は担任が誰になるかである。教員免許状を持ち、県の教職員採用試験に合格した先生ばかりである。
 しかし、当り、外れがあると言う話を耳にする。それだけに関心の高さを示すものと思われる。子供は担任を選べない。
 先生それぞれに持ち味がある。外れと言われる教員にならないよう努力したいものである。
 ところで、転任した県職員が、若い前担当者から半日事務引継ぎを受けたが、コンピュータが使えこなせないのでわからないという。事務職員としては困ったことである。
 誰かの川柳に「コンピュータ・英語が出来て普通の人」という句を最近読んだ。好むと好まざるに関わらず世の中はそうなっている。
 駄馬に鞭打ってもわかる努力をするか、分からなくても仕事を能率的に的確に処理できる別の手立てを考えねばなるまい。分からないではすまされない、それが仕事なのだから。
 あるPTAの席で「役職につくなら、来る前に勉強してから来れば良いんだよな・・・」という言葉を聞いた。何でも出来ますという人はいない。しかし、立場があれば、知りません、出来ませんとは言えない。分からなければ事前に勉強して対応する努力が必要なのである。それがまた、その人への評価と信頼に連なる。
 新年度、心新たに出発しようではないか。厳しいけれど、これが自分の仕事なのだから。  

折り紙細工

 折り紙細工で鶴やフクロウ、そして王冠を折ったものを沢山頂いた。
 私の叔父さん、叔母さんのお宅、横浜を孫たちが訪問したときのことである。
 叔母さんは鎌倉彫りやら、いろいろと趣味の深い器用な人である。
 この頃、折り紙細工を始めたとは聞いていた。
 小さな折り紙は広告の紙などを、叔父さんが切って作り、叔母さんが部品となる、一つ一つを丁寧に折り、何百もの折り紙を組み上げて一つの作品を完成させる。
 小さな作品として仕上げているが、折り紙の数は膨大なこと、細かな細工であること、この根気と忍耐、器用さに驚きと喜びを感じる。まさに芸術品である。
 しかも、叔父さんと、叔母さんの共同作品である。ありがとうございました。
 これからも、お揃いで元気に趣味に取り組んでください。
 楽しみを持つということは素晴らしいことですね。
 

ツルニチニチソウ

 今年は、暖冬のためか、ツルニチニチソウがもう咲き出した。
 ツルニチニチソウはツルギキョウ、ビンカ(Vinca major)とも呼ばれる.属名のビンカはラテン語の結ぶと言う意味で、花輪を作るときつる状の茎を用いたことによるという。
 ツルギキョウはキキョウ科にもあるので誤りやすい。
 ツルニチニチソウはキョウチクトウ科のツルニチニチソウ属である。
 夏、茎の上部の葉腋ごとに花柄をだし、淡紫色のニチニチソウに似た花を名前の通り毎日咲かせる。
 南ヨーロッパから北アメリカが原産地で、性質は強健で寒さにも暑さにも強いが、ほふく性の強い植物でグランドカバーとして利用されることが多い。
 鉢植えや、寄せ植え、ハンギンクにも合う花である。 

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