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マイマイカブリ センチコガネ ハナワラビ 反知性主義 妙見大菩薩
ノーベル賞 厳しさ 茶 シュロチク カマキリ 総合的学習に参加して
マルバルココウソウ ダイモンジソウ ピラカンサ モッコク 不断桜
家庭科教育 京都大原を訪ねて もってのほか コフキサルノコシカケ
ノキシノブ
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カタツムリは陸産の貝類全体を言うこともあるが、正確にはえらでなく外套腔で呼吸する有肺類に属する軟体動物で、その中の特に大型の種類を指す。
カタツムリのツムリはツブ(壺)、すなわち殻が膨らんだ巻貝の意で、カタの意は明らかでないという。デンデンムシという呼び名は、「出よ出よ虫」の意であるが、学術的な用語はマイマイである。
写真のカタツムリはオナジマイマイ科のミスジマイマイである。
このマイマイを食べようとしているのが、オサムシ科のマイマイカブリである。
湿っぽい疎林や雑木林などを住み家とし、4月から10月に出現する。
飛ぶことができずに、林床を歩き回って弱った昆虫を捕らえたり、カタツムリを捕らえて食べている。
成虫、幼虫ともカタツムリに頭を突っ込んでカタツムリを食べるので、その姿からマイマイカブリの名があるという。
成虫、幼虫の越冬場所は土や朽木の中で、成虫はしばしば集団で越冬する。北海道から屋久島に分布している昆虫である。 10/5
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この時期、一雨ごとに1℃下がると言われるが、今年は2℃づつ下がっていると言う。朝晩は寒いくらいである。
軒下のコンクリートの犬走りの上にセンチコガネがもくもくと歩いていた。
甲虫目、センチコガネ科の昆虫で、体長は18mm内外である。
体は半球形で、黒色で背面は紫、藍、銅色などの金属光沢をもつ美しい種である。
成虫は動物の糞や、動物の死骸、腐敗したキノコ、樹液の混じった腐植物などを食べる。
糞に飛来した成虫は、その下や付近に深い穴を掘り、糞を運び込んで産卵する。幼虫は糞を食べて成長し、幼虫で越冬し翌年成虫となる。自然界の掃除屋である。
越冬態は幼虫、成虫どちらもある。
4月から10月に出現し、北海道から沖縄に分布している。センチコガネ類は世界には約500種いるという。日本では5種が知られている。 10/6
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ハナワラビと言っているが、フユノハナワラビである。
低い山の原野、平野の草原等に自生するハナヤスリ科の冬緑多年生草本で、東北地方以南に分布している。
我が家の庭にもいつの頃からか自生し、この季節に濃い緑の葉と黄色い粟粒状の花を出して楽しませてくれる。
とはいっても、シダ植物であるので花は咲かない。
地上部は9月から翌年の3月まであるが夏には枯れる。全体にほとんど毛がなく葉質は少し厚い、この植物は一本の共通柄から栄養葉と胞子葉の2枚の葉が出る。
日本名の「冬の花蕨」は冬に新葉が出て、一見して花に見える胞子葉が別に出てくるからである。
葉は緑であるが、直射日光を受けるか、水分が不足すると赤褐色になる。漢名は「陰地蕨」で名前の由来がうなづける。
胞子葉は葉柄の先のほうが穂状に分枝して小枝の先に黄色で粟状の胞子嚢を多数群生する。
根茎は短く直立し、多肉質の太い根を出す、うまく鉢で栽培すれば見応えのある野草である。 10/8
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学力低下の声が挙がっている中で、文部省も学力調査を計画しているようだ。
笑い話になるような笑えない話が日経ビジネスの「日本を蝕む学力崩壊」に載っていた。記事の中で紹介された実態を拾ってみる。
大手機械メーカーの技術研修所で、「この材料の機械加工に適していると思うドリルを選んでみな」、工業高校出身の新入社員「すみません。ドリルってどれですか」。
大手化学メーカーの研究所で「この前話した新しいテーマはどうかね。やってみないか」、大学院出の若手研究者「学界の権威に聞くと、難しいだろうと言う意見です。やっても無理ですよ」。
私立大学トップ校文科系学部では、49の平方根を7と答えられない学生が3割近くあった。
私立大学経済学部の授業で「この図のように需要と供給が交点Eで均衡している財に売り手負担で物品税を課すとします。課税後の供給曲線は課税額分上方にシフトし・・・」、学生A「交点Eって何だよ?」、学生B「均衡しているって、どういう意味なんだ?」。
大手予備校で「では問題を解きなさい」、生徒「先生、問題文に『具体的な例をあげよ』とありますが『具体』ってどういう意味ですか?」。
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日本の未来を担う若者の「学力低下」が、深く進行している。
文部省が唱える「ゆとり教育」を履き違え、「知」を軽視する風潮が蔓延。
少子化で受験圧力が減った結果、高校生は最も勉強しなくなった。
小学校の算数が出来ない大学生。試験問題の意味さえ理解できない受験生。
彼らはまもなく企業社会に入ってくる。
と実態を分析し、「反知性主義を克服せよ」と締めくくっている。
教育構想は素晴らしい、実態は着いていけずに易きに流れた結果であろう。「ゆとり」が重視されても、「知性」が軽視されたわけではない。矛盾しているようであるが、その整合性を求めて努力しなければなるまい。
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さきに「金魚」のページで妙見大菩薩縁起について記した。その中でご神体が亀の背に乗っているかどうかは分からないと書いた。
ところが、ご神体は亀の背に乗っていると、写真を届けてくださった方がある。
ご神体は秘蔵されていて現在拝むことは出来ない。
したがって以前に撮影されたもののようである。首を持ち上げ、四本の足を踏ん張った彫刻の亀の背に乗った立像で、高さ15cm位という。貴重な資料である。
将門が納めたものであれば、1111年前のご神体である。
妙見は妙見菩薩の略で、菩薩とは本地垂迹説の勃興以後、神につけられた名であるという。
北極星を神格化したものといわれ、国土を守護し、災厄を除き、福寿を増益する菩薩で、尊星王、北辰菩薩とも呼ばれる。
天台宗園城寺(三井寺)では吉祥天と同体と説く。
中世には武士の守護神として敬われ、千葉氏、相馬氏、大内氏など地方の豪族たちによって信仰された。
これは北斗七星の第七星が破軍星と呼ばれるところから弓箭(弓と矢)の神として崇拝されたことによるようだ。
現在も、相馬地方には妙見社が多く分布している。
子供の頃から聞かされていた、ご神体が亀の背に乗っていると言う話は本当であった。
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夏休みの課題で理科研究をした小学生が、学校から科学作品展に出すので、家で展示できるようにまとめて書いて来いと言われたという。そう言えば、小学校に理科指導の中心になる教師が見当たらなくなった。
筑波大学白川英樹名誉教授のノーベル賞受賞の決定は、理科離れの問題にもよい刺激になることであろう。
ノーベル賞は、前年にめざましい貢献のあった人物や組織に対して毎年贈られる賞で、物理学、科学、生理学、医学、文学、平和、経済の6部門がある。
スウェーデンの化学者、発明家で慈善家であった、ノーベルの遺言によって設立された賞で、ノーベル財団から賞金が贈られる。
白川氏の受賞の業績は「伝導性(導電性)ポリマーの発見と開発」である。
分かりやすく言えば、プラスチックは絶縁体として使われ、普通は電気を通さない。そのプラスチックに手を加えて電気を通す性質(伝導性)を持つようになることを発見したのである。
これによって、現在では、プラスチック電池、写真フィルムの帯電防止剤、夏の強い太陽光を遮る窓ガラスに利用され、携帯電話や超小型テレビの画面開発にも応用が進んでいると言う。
王立科学アカデミーは、
今回の化学賞について「将来われわれは個々の分子からできたトランジスタや電子部品を作れるようになるだろう。そうすれば、コンピューターの計算速度は飛躍的に速くなり、大きさも時計の中に収まる日が来ないとも限らない」と業績を評価している。
分子科学の長倉氏は朝日新聞の中で、
「日本では流行に流され、役に立つ学問に目を向ける傾向があり、客観的評価を忘れがちだ。最近は価値観が変わり、科学や哲学など知的なものへの興味が離れてきている。しかし、いいタケヤブがなければ、いいタケノコは生えない。この受賞を機に産業界も政治もジャーナリズムも、もう少し科学技術の基礎と言うものに目を向けて欲しい」と述べている。
白川氏も、
「できないできないという小学生が、一方では、プロ野球の選手のことなら、背の高さまで全部知っている。本人が興味を持っていることなら全部吸収する」と対談の中で話している。
今回のノーベル賞の受賞を喜ぶと共に、理科離れの歯止めにもしたいものである。
学校教育の中でも興味を持って学べる人的条件を含む理科環境の整備の必要を痛感する。
良いタケノコの生える、良いタケヤブを作りたいものである。
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コンピューターのOSを新しいバージョンにした。
OSとはコンピューターシステムを管理し、基本的なユーザー操作環境を提供するソフトウエアで、基本ソフトウエアとも呼ばれている。
それほどの必要も無いが、まあ使ってみようとWendows 98からWendows Me(ミレニアム)にク゜レードアッフ゜してみた。
1時間弱でスムースにインストールできた。対応しきれないソフトや周辺機器が無いか心配もしていたが、結果的には、MOディスク(レーザー光と磁場を利用し、高密度で情報を記録する円盤型の記憶メデア、光磁気ディスクとも言う。)だけが動かなくなってしまった。
M0を動かすドライバーの問題であるが、深夜まで格闘しても解決なし、翌朝Faxで長野県の製造会社のテクニカルサポートに技術指導をお願いする。
数時間後の午前10時頃にテクニカルサポートより電話が入り、懇切丁寧な指導で問題解決、MOディスクも元通り動くようになった。
早い対応に感謝すると共にユーザーを大切にしていることに驚く。
と言えば昨年、あるソフトで印刷がうまく行かないので、製造元の横浜にあるインフォーメーションセンターにFaxで問い合わせたところ、早速Faxが入り、本日アップデートディスクを郵送させていただきます。正常に動作するかご確認をお願いしますということで、翌日には解決した思い出がある。
困ったときの素早い対応ほど嬉しいことは無い。企業にとってはお客様は神様かもしれない。しかし、ユーザーにとって速い対応で問題を処理してくれる社員もまた神様である。
当たり前のことがなかなかできない世の中、決められた期日も守れない親方日の丸の職場もある。企業社会の厳しさを知る。
仕事を大切に生きる姿に頭が下がる。ありがとう。
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茶の花の最盛期である。製茶の盛んであった頃の名残であろう。昭和時代の前半では、農家で自家用のお茶はそれぞれの家で作っていた。
茶の木は畑の境界など、畑の周りに植えられていた。製茶をやらなくなっても、結構残っていて、この時期白い花が人目を引く。
チャはツバキ科ツバキ属の中国及び日本原産の常緑低木である。
紅茶や緑茶は、本種の若芽を摘んで作る。
日本には平安時代初期に初めてお茶が渡来し、儀式などに使われたと言う。
喫茶の習慣が広まったのは鎌倉時代に僧栄西が新しい抹茶の茶法を持ち帰った後のことで、室町時代には日本独自の茶の湯文化が花開いた。
ヨーロッパに初めてもたらされた茶は日本の緑茶であると言う。
小学生も「なぜ菅生にはお茶の木が多いのか」と課題意識をもっている。
菅生地区は、猿島郡と同じく関宿藩に属していた。200年前の寛文年間、藩公牧野備前守が藩内各村一斉に茶を栽培させたという、その頃かもしれないと故横島広一氏は「水海道郷土史物語」に書いている。
菅生町大並の佐賀家には元禄年間の飲み茶年貢関係書が残っている。
又、一言主神社の近くに、糸賀清五郎翁が明治33年自宅の納屋を改造し、「北相馬郡農業組合製茶伝習所」を開設して、静岡製茶の製茶法に改良を加え、菅生、大塚戸、岩井、谷原、守谷その他の町村の若衆延べ数千人を、大正12年までの実に24年間教育したと言う頌彰碑が建っている。
茶の花一つにも、多くの郷土の歴史が秘められている。 10/20
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秋の日差しの中で、サザンカの花が開き、センリョウの実やウメモドキの真っ赤な実、ムラサキシキブの宝石のような紫の実が色鮮やかに輝き、柿の実も紅葉して残り少ない葉をつけた枝にたたわわに色づいてヒヨドリやムクドリが集まり、大輪の菊の蕾もほころび始めた。
昨日は降霜、植物や動物は季節をよく知っている。
昨夜の雨にシュロチクなど室内の数鉢に屋外で自然の恵みを受けさせた。心なしか、今朝の光の中で葉先に水玉をつけて生き生きとして緑を増している。
シュロチクはヤシ科シュロチク属の植物で、中国南部、北ベトナム、ラオスに約20種が分布している。
幹肌は褐色の繊維網でおおわれ、地際から何本も立ち上がり、葉は鮮緑色の掌状葉で、雌雄異株の小型のヤシである。
日本では古い時代から観賞用に栽培され、古典植物とも呼ばれ、昔から愛好者の多い、和室、洋室どちらにも合う観葉植物である。
冬は最低3−5℃以上あれば越冬でき、温室が無くても育つ丈夫な植物である。
写真奥の、わずかに垂れ気味の鮮やかな緑の葉をつけている、やさしい葉姿が、昔からの一般的なシュロチクで、手前の白みを帯び真っ直ぐに突き出た葉を持つのが平成初年に中国より導入された新しい品種、ウンナンシュロチク(雲南棕櫚竹)である。
この種は、葉幅がシュロチクより細く、茎も細い。繊細で優美な品種で人気の出ている品種である。
古典植物と言えば、観音竹、オモト、イワヒバ、マツバラン、キンシナンテン、ヒャクリョウなども園芸種が多く、年間を通して楽しめる芸があって面白い園芸植物である。折を見て紹介してみたい。 10/24
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降霜ともなると、カマキリも家の周りの日だまりに集まってくる。中には温室の中に入り込むのも毎年居る。
「カマキリのお腹にはなぜハリガネムシが居るの?」と疑問を投げかけている小学生が居た。
子供の頃、同じ疑問を持ったことがある。
ハリガネムシは、小川や浅い池に住み、水辺に産み付けられた大量の卵からかえった小さな幼虫が、岸辺のカゲロウなどの昆虫の口から摂取される。
その昆虫を食べたカマキリなどの体内で成長し、成虫になると宿主の体に孔をあけて淡水の中に出てくるのだと言う。カマキリの寄生虫である。
カマキリはカマキリ目の昆虫で、夏の終わりごろから成虫が現れ、肉食性で、秋になると交尾し、木の枝や人家の外壁に卵嚢を産み付ける。卵嚢内の卵はそのまま越冬し翌年5月に孵化する。
不完全変態で、幼虫は成虫を小さくした感じで、幼虫時から捕食性が強く、一生の間に多量の小昆虫を補食し、益虫としての評価が高い昆虫である。
写真左は最も普通に見られるオオカマキリ、右はコカマキリで体色は黒褐色である。
カマキリの生態は、@動いている餌(動物)しか食べない。A交尾前後に雌は雄を食べてしまうことがある。B礼拝姿勢(捕獲肢=鎌を2本並べてもちあげている様子が、いかにも祈りを捧げているようである、これは捕獲もしくは防御の姿勢である)C典型的な肉食性でハエ、キリギリス、一般昆虫の幼虫などを好んで食べる。と言う。
カマキリ目はゴキブリ目ときわめて近縁で、世界では約1800種が知られている。
調べてみると虫の世界も興味が尽きないものである。 10/25
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理科室で子供たちと何かをするのは久しぶりである。
子供たちと向き合うと年を忘れて楽しくなる。しばらくぶりで若返った一時である。
担任の先生の白衣姿に、場に即した取り組みの大切さを教えられる。私も二十数年ぶりに白衣を着たが実験観察への取り組みの心構えが蘇ってくる。
水辺の植物を採集して調べるというグループと最初に話し合った。
ガマの穂を取ってあったが、名前を聞くとススキだという。正しくはコガマであるが、ガマの穂が分からないのが実情である。
図書館から図鑑を持ってこさせ、一緒にカラーの絵をもとに似ている植物を探すことから始まる。あった!!ガマ、コガマ、ヒメガマ良く似ているがどれだろう、色々話し合いながらコガマであることが分かる。細かい観察に迫られたわけであるが、分かったときの喜びは大きい。
半日かかってコガマ、ウキクサ、ミゾソバ、キクモの4種の採集しか出来ていなかった。しかも、採集地の状況や採集地点も記録になく、覚えてもいない。記録の大切さを話し合う。
それにしても、子供が調べるための図鑑が無いのには困った。子供が興味を持って調べられる環境がないと自ら学ぶ芽を摘むことになる。
隣のグループは水質汚染の調査である。ロートを手で持って丸いろ紙を載せて水を注ごうとしている。
早速ロート台を持ってきてロートを固定させ、ろ紙を四っに折ってロートにはめ込み、ガラス棒を伝わらせてビーカーから水をロートの中に移すことを教えたら、「頭良い」という言葉が返ってきた。
基本的技術が分かっていないと、せっかくの調査をまとめることが出来なくなる。まとまらないと言うことは、なんだか分からない、つまらないことで、今後やる気にはならなくなる。
何でも良い、どんな程度でも、苦労したことが、良かったという喜びに変わる学習をさせたいと痛感した。
総合的学習・・・課題を持って・友達と協力して・調べ方を話し合い・各種の機関を利用し・調査をし・まとめ・考察し・結論を出し・発表し・人の意見を聞き・次に発展・・・する中で国語力、数学力を伸ばし、命の大切さを学び、情操豊かで道徳をわきまえた、生きる力を持った人間を育成することがねらいであろう。
合科を超えた総合は広く大きい。しかし、毎日の生活は総合である。
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犬の運動の途中、このところの12月始めといわれる気温の低下の中で草紅葉が一段と進んだ。
その中に朱燈色の可愛い花がぽつぽつと目に付く、マルバルコウソウである。
ルコウソウは縷紅草と書く、ヒルガオ科のつる性一年草である。ホソバノルコウソウは葉が羽毛状に細裂している。その他にハゴロモルコウソウ、マルバルコウソウがある。
ルコウソウ属の植物は熱帯地方に約10種分布するつる性一年草で、上の三種は観賞用に栽培されている。
垣根やフェンスなどにからませると、夏の間、午前中に咲いて美しいものである。
ここで見つけたマルバルコウソウは野生化したもので、茎はつる状に伸びて周囲の草に巻きつき、葉の脇から長い柄を出し、直径1.5−2.0cmの中心は黄色の朱燈色ラッパ状花をつけている。
名前は丸い葉をもったルコウソウの意味である。
現在では日本各地に分布しているという。
霜が降りるのも間近、気温の低下に耐えて精一杯咲いている姿は健気である。
マルバルコウソウも、また、帰化植物として今後分布が拡大する可能性のある植物である。 10/30
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ホトトギスの花が見事に咲き出した。ジンジャ、ノボタン、ハイビスカスの花もきりっと、しき締まった感じで色鮮やかに今年の最後を飾っている。そろそろ温室に入れて咲き続けさせよう。
ダイモンジソウも蕾が伸びて一二輪咲き出した。
ダイモンジソウはユキノシタ科の北海道から九州に分布する多年草で、山地の湿った岩上に自生している植物である。
ダイモンジソウの名は5枚の花弁が「大の字」に見えることによる。
長い葉柄の先に、モミジのように切れ込んだ葉をつける。花は長い花茎の分岐した先に、多数の白色あるいは淡紅色の花を咲かせる。
この仲間は北半球の温帯から寒帯の主に山地に300種ほどあり、日本にも16種ほど分布している。
この仲間の園芸的な代表種はダイモンジソウで、薄い紅色をさす種が人気がある。
開花期は9月から11月である。
園芸品種では、濃い紅色の花、緑色の花、黄色の花、複色の花、多弁から八重咲きの花、そして巨大輪など、清楚な白い花の基本種からは、とても想像できないほどの豪華な花も登場している。 10/31
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山手線目黒駅で下車し、国立教育研究所に6ヶ月間通った時の思い出である。
崖の上の線路沿いの道を毎日通ったが、線路沿いの崖にはタチバナモドキが生い茂り、木全体に小さなミカンのような橙色の実が朝露に濡れて日の光に輝いていたことが今でも強く印象に残っている。
ピラカンサはバラ科の常緑低木で、種類によって実もさまざまである。
オレンジ色の扁平な実なら中国南西部原産のタチバナモドキ、赤実ならヨーロッパ東南部からトルコに分布するトキワサンザシ、赤みがかったオレンジ色の丸実ならヒマラヤから中国南部原産のヒマラヤトキワサンザシである(写真)。
この辺で見かけるのはヒマラヤトキワサンザシが多い。
ピラカンサは枝の変形した刺状の短枝が多いので、植える場所や、剪定には気を使う樹木である。
全体に、たわわに色鮮やかな実が稔ると、すぐにヒヨドリが低空で訪れ、ムクドリの一群が上空から襲来し、わずか数日で一粒残らず実を啄ばんでしまう。
「観賞用です、食べないで下さい。」と書いた立て札を立てたいが、彼らには通じない。
せめて、クリスマスまで待って頂けませんか小鳥さん。 11/3
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旧小学校の敷地は我が家と隣接していた。家の前の県道から入る通用門は急な坂道であった。坂道を登るとすぐに玄関に通じる。
坂を上り詰めた左側に樹木園があり、落葉松、黒松、そしてモッコクがあったことを覚えている。
枝の先の放射状に着いている厚い光沢のあるモッコクの葉を枝ごと折って風車のようにして遊んだ記憶がある。
校舎移転に伴って新敷地に移植され、職員室前の植え込みで大きく成長している。懐かしい木である。
モッコクはツバキ科の常緑高木で、主に暖地の海岸近くに野生している。
日本では千葉県以西に分布し、樹形を手入れしなくとも維持でき、葉に光沢があって美しいので、暖地ではごく普通の庭木として植栽されている。
丈夫な木であるが葉巻虫がつきやすいので殺虫剤の散布が必要である。
6月に直径2cmほどの黄白色の花が下向きに咲き、この時期赤い果実の皮が不規則に裂開してエンドウマメ大の赤い種が出てくる。
材は硬くて重く、建築、器具、寄木細工、櫛などに用いられ、八丈島、三宅島では、タンニンを含む樹皮から茶褐色の染料をとっている。
三宅島のモッコクは全島民が避難した今、どうなっていることやら。 11/6
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琵琶湖の東、西明寺そして京都嵐山・嵯峨野の紅葉を求めて旅をした。
今年は暖冬の影響で紅葉には一週間早いという。紅葉の始めであっても、豊かな自然と、歴史の流れの調和の中に嵯峨野の風情を楽しむことが出来た。
トロッコ列車嵐山駅や西明寺では不断桜(フダンザクラ)がひっそりと花を開いていた。
返り咲きや狂い咲きの桜ではない。9月頃から咲き始め、11月に満開となる桜である。
西明寺の不断桜は滋賀県文化財指定天然記念物であり、樹齢200年と言われ、
池泉鑑賞式の庭園と共に自然の中に溶け込み、心を和ませてくれた。
不断桜はバラ科の落葉性小型高木でジュウガツザクラ、シキザクラとも呼ばれる。
ヒガンザクラの園芸品種である。
駅売店の店員さんの話によると、10月頃から咲き始め、冬中少しずつ咲き4月頃まで開花するという。
花は淡紅白色の半ば八重咲きで、花径は1.5−2.0cmの大きさで、花柄やがくには少し毛があり、冬に咲く花は花柄が短い。
名前の十月桜や四季桜は、秋から開花すること、または、秋冬春と四季を通じて花が開くことによって付けられたものである。
紅葉を求めて桜の鑑賞とは面白い取り合せであった。 11/9
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小学生を持つ、あるお母さん達の話である。
「高い材料を買わせて、いつも最後までまとまらないのよ。」「ミシンも壊れていて使えないんだって。」「男の先生で出来ないならばお母さん方に協力をお願いすればよいのに。」「買わせるだけで教えてくれないのよ。」
小学校の家庭科教育の話である。
商業ペースで家庭科ならず、理科の実験セット、各教科のドリル問題集、各教科のテスト問題集まで教科書や学習指導要領に準拠して販売されている。
全教科担当で忙しい毎日を送っている先生方は、効率を求めてこれを導入する。したがって保護者は多大の金銭の負担に迫られる。経済不況の中、各家庭は大変である。まして兄弟が何人かいればなお更であるが、子供の教育のためならば文句も言わずに工面している。
問題はここからである。大金を払って購入した教材が、子供に任されて指導の手が入らなかったり、学校備品の管理が不十分で学習にならず、あとは家庭でやりなさいと放り出されている現状がある。
買わせた以上、指導計画に従って十分に指導して頂きたいというのが保護者の思いであるが、子供をお願いしている保護者は担任には弱く、ぐっと我慢して、お母さん方の先程の愚痴となる。
家庭科は、家庭生活における衣、食、住、保育、家族などについて基礎的知識と技術を身に着ける事によって、より良い生活を考えることを目的としている。
1979年の国連で女性差別撤廃条約が採択され、我が国も批准したことに伴い小中高とも男女共修になった経緯があり、小学校の男性教師も家庭科を何処の学校でも指導するようになった。
指導するようになったとは言え、教師にとって今まで扱っていなかった内容の指導は厳しいであろう、でもやらなければならない。お母さん方の貴重な人材を活かし、助手をボランテアなどで工夫したらどの子供達の学習も楽しく成立するのではないか。
学校の備品基準も、子供の家庭の現況と比べて何時も一歩遅れていることにも問題がある。基礎基本とは言え、時代にあった備品と、必要なときに何時でも使える備品管理は不可欠であろう。使用できない備品は無いのも同じである。
何事も、始まった以上、内容の出来不出来は別として、目標に向かって努力し、挫折させないで完成の喜びを持たせたいものである。
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11月8日京都は大原の紅葉を求めて三千院を訪ねた。
紅葉には少し早かったが、嵐山の修学旅行生や観光客の賑わいとは対照的に鄙びた静寂さと豊かな自然、古い歴史との調和の中に心の安らぎを得た。
大原の地一帯は、千有余年の昔から魚山(ぎょざん)と呼ばれ、天台声明(てんだいしょうみょう・仏教音楽)の修行の地として信仰を集めたところであると言う。
三千院は天台宗五箇室門跡の一つで、門跡寺院とは、皇子皇族がご住職になられたお寺で、三千院は宮門跡である。
開基は伝教大師最澄上人で、本尊は薬師瑠璃光如来(秘仏)である。
写真は三千院の源ともいえる往生極楽院で、鬱蒼とした杉木立と地面を覆ったふかふかとした緑の苔、モミジの紅葉が見事であった。
極楽院は恵心僧都(えしんそうず)が父母の菩提のために姉安養尼(あんように)とともに建立したと伝えられ、阿弥陀如来像を中心に現在出展中で留守である観世音菩薩が右側に、勢至菩薩が左側に正座していると言う。
帰途お土産店の並ぶ坂道を下って来ると、左側に永 六輔の自然石に刻まれた「女ひとり」の歌碑が目に入る。
京都 大原 三千院 恋につかれた 女がひとり 結城に塩瀬の素描の帯が
池の 水面に ゆれていた 京都 大原 三千院 恋につかれた 女がひとり
写真に収めて次の目的地に向かう。
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キクは花の綺麗なキク属の総称で、狭い意味では主として花を観賞する東アジア原産の栽培菊を言う。
基本種は、唐時代かまたはその少し前に、中国の中部でチョウセンノギクとシマカンギクが交雑されて出来た雑種であると言われる。
キクは桜と共に日本の国花と考えられているが、奈良時代の初期に中国から渡来した植物である。
菊花が皇室の紋章と定められたのも、1868年(明治1)の太政官布告によるものである。
今、何処に行っても菊花展の真っ盛りである。菊の香、大輪の見事な花、菊作りの一年間の苦労が立派に結集している。「菊作り、 菊見るときは 陰の人」の句が頭をよぎる。
キクはもとは中国から延命長寿の薬として渡来し、菊酒などに用いられ、後に観賞用になったものであると言う。
東北地方では花を食用とする菊栽培が盛んで、リョウリギク、ショクヨウギクが作られている。
香りの良い、苦味の少ない、花弁の厚いものが食用とされ、黄色のものでは「阿房宮(あぼうきゅう)=秦の始皇帝が陜西省の近郊、渭水(いすい)の南に建設した宮殿」、紫のものでは「もってのほか」が有名である。(写真)
「もってのほか」はこの頃この辺りでも時々見られるようになった品種で、歯応えがあって香りも良く美味しい種類である、我が家でも昨年から栽培している。
「もってのほか」は物事の程度を越えている、とてつもない、の意味で、この菊の美味しさの程度から付けられた名前で面白い。
今夜は、三杯酢にしようか、天ぷらにぱりっと揚げようか、季節の旬の料理は美味しい。(11/15)
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コフキサルノコシカケはサルノコシカケ科のキノコで、粉吹き猿の腰掛の意味である。
イロハモミジの張り出した枝を数年前に落とし、その枝の太い部分を畑の土留めにして置いた。
昨年辺りからコフキサルノコシカケが見られるようになった。
広葉樹の生木や枯れ木に発生し材を白く腐らせる多年生の肉のかたい木質のキノコである。
かさはふつう5−25cmで、ときに30cm以上、何段も重なって巨大になることもある。
上面は若いときは平滑で、古くなると凹凸や同心円状のしわや溝が目立ってくる。
胞子はサルノコシカケ類では、裏側の管孔内面で生産され、管孔より出て舞い上がりかさの上面やその周辺をココア色にする。
コフキサルノコシカケは制ガン作用があり、集める人が増えているという。
ふつうは細かく砕いてよく煎じて服用するが、苦味がある。 (11/16)
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梅ノ木、木蓮の樹幹の北側や池の石組みにノキシノブが着生して年々増えている。
「ゆく風」のページで紹介したマメヅタも池の縁の石組みに元気に共生している。
ノキシノブはウラボシ科の常緑多年生シダ植物である。
乾燥期には水気を失い、葉を中肋に向かって丸め、一回り小さくなって休眠している。
北海道以南の平地や山地に普通に見られ、樹幹や岩上等に着生しているが、屋根の軒端(のきはし)にも着生することが多いのでこの名がある。
根茎は浅く長くはい、細長い革質の単葉を密生し、葉の長さは10−25cmで先は尖っている。
胞子嚢群は葉の上半部の中肋と葉縁の間につき、先端部にはつかない。
円形の胞子嚢群が目玉のように並んでついている印象からヤツメランとも呼ばれる。
小学生の頃、理科の時間にノキシノブを採集し、担任の先生と勉強した記憶のある懐かしい植物である。
写真は樹齢60年の梅ノ木に着生したノキシノブである。 (11/17)
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