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アカイエカ シダレノボタン ヤリイカ ヒマツリ ヘレボルス 常滑
コバノランタナ 桜桃 マンネンロウ 「みつかいどうの自然」 こぶし
朧月 ナナカマド オーニソガラム トキワマンサク はじきいも
アオダイショウ ヒトリシズカ チャイブ ペチュニア モチツツジ
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茨城県自然博物館に特別企画展「アートが植物を救う」を見学に行った中学生の孫達が、工作室でペーパークラフトをやって作品をお土産にして帰ってきた。
アカイエカで、ナミカ亜科イエカ属の蚊である。黒の画用紙から、原型はあるにしても上手く切り抜いたものである。
腹部の細かな出来栄えに喜びを感じているようである。
生活環境が変わり、網戸、殺虫剤などの利用で室内では蚊が見られなくなっている。室外の蚊の発生源である水溜りも少なくなっているためであろうか。したがって小さな昆虫である蚊はあまり見られない。
大きなアカイエカを作りながら、体のつくりを楽しく勉強したようである。
ところで、アート展であるが、ボタニカルアートといわれる正確で精密に描かれた植物画で、日本植物画倶楽部会員によって制作が進められている「絶滅危惧植物図譜」の原画153点の展示である。
感想としては家にある植物がいっぱいあったということであった。家や周囲の環境で見慣れていると言うことであろう。
環境省が2000年に刊行したレッドデータブック植物編によると、日本に生育する約7000種の野生植物のうち、約4分の1にあたる1665種が絶滅の危機に瀕していると言う。
生育環境を守ってやれば結構生き残っていくもので、休耕田に絶滅危惧種の植物が繁茂していることもよく見られる現象である。(2/24)
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シダレノボタンは園芸品種で、ノボタン科ノボタン属の多年草である。
茨城県自然博物館の特別展で紹介されていたムニンノボタンは小笠原諸島の絶滅危惧種である。
花色は紫であるが、これによく似たノボタンのコートダジュールが温室で今咲いている。
コートダジュールはブラジル原産のシコンノボタンの園芸品種である。
蔓の様に這うツルノボタンもある。写真は枝が枝垂れるシダレノボタンといわれる園芸品種である。
日照を好む植物であるが、耐寒性はやや弱く、毎年温室で越冬させている。
コートダジュールやシダレノボタンの自然花期は7−11月であるが、温室では今の時期も開花している。
寒い日があるとは言っても、温室の中ではカトレア、レリオカトレア、シンビジュウム、シップジユウム、デンドロビウムなどの蘭が開花し、花の豪華さを競いながら甘い香りを放っている。
屋外でも、梅、ネコヤナギ、サンシュユに続いてキブシの花も開き始め春は一段と近づき、柳の芽もほのかに緑色の生彩を覗かせてきた。(2/26)
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本家からヤリイカを頂いた。
千葉県大原から太平洋に釣り舟で出て釣り上げてきたと言う。
ヤリイカはイカ類で体長約40cm、槍烏賊と漢字では書かれる。尖ったヒレが槍を思わせる淡白な味の烏賊である。
大きなヒレが鋭く尖っていることから、槍をイメージさせる烏賊て、北海道から九州まで広く分布しているが、長崎県や山口県が特に有名である。
冬は深海に生息し、春から夏にかけて沿岸にやってくる習性がある。産卵期の春に沿岸に来るようである。
それでも釣り糸は100mも繰り出すと言う、もちろん手巻きのリールではなく電動リールを使っていると話す。海釣りの醍醐味を味わうにはそれなりの準備が必要であるようだ。
ヤリイカは地域によって別称がある。ササイカ、サヤナガ、シャクハチ、テッポウイカなど最もな名前である。
烏賊は一年間に食べる量が約45万トンと、日本人が最もよく食べている食材の一つで、煮てよし、焼いてよし、生でよしの使い勝手と、タウリン、アミノ酸などを多く含む健康食品として愛されている。
スルメイカに比べると身は薄いが、柔らかく甘味がある。
ごちそうさまでした。(3/2)
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ヒマツリは花月、金の成る木と言われるベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物と同じ仲間である。
ヒマツリは「火祭」の意で、赤く色づく新葉が火が燃えているようであることによる園芸名だ。
クラッスラ属は、常緑、多肉質の低木状―亜低木状の多肉植物。
高さ2cmの多肉質のものから5mに及ぶものもある。
最低温度は5℃―7℃で、最も日光を好むものと、半日陰を好むものがある。ヒマツリは日光を好む種である。
多肉植物は葉や茎、根に特殊な貯水組織が発達していて、乾燥している砂漠や山岳地帯で生き残るための変化にとんだ植物で、色や姿がなんとも魅力的である。
普通の植物より乾燥を好むので、水はけのよい土や砂に植付け、水は土が乾いてからたっぷりとあたいるとよい。冬季は凍らせないことと、水を控えめに管理することが大切である。(3/3)
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ヘレボルスはキンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草である。
別名をクリスマスローズ、レンテンローズとも呼ばれ、花の少ない時期に花壇を彩る植物てある。あまり派手な花ではないが花期が長く楽しめる花である。
クリスマスローズと言えば12月の開花を思い浮かべるが、今咲き出したのは同じ属ではあるが、2−4月咲きのレンテンローズである。
学名はヘレボルス オリエンタリス ラムで、英名はヘレボルス レンテンローズである。
種名のオリエンタリスはアジアの意で、原産地が西アジアであることによる。
英名のレンテンローズはイースターの前のレント(キリスト教の受難節、イースターまでの日曜を除く40日間)の時期に咲くことに由来している。
ヘレボルスはギリシア語の「殺す(helein)」と「食べ物(bore)」の2語からなり、根に毒性があることにちなんでいる。
12−2月咲きのクリスマスローズと2−4月咲きのレンテンローズは本来は異なりますが、園芸店ではクリスマスローズと総称している。レンテンローズは花色も豊富である。
見事に咲き出して、しばらく鑑賞できて嬉しい。(3/5)
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3月8日常滑焼きの里、愛知県知多半島の中央部に位置する常滑市を訪れた。
伊勢湾に面する窯業都市である。
写真は焼き物の里中央部にある「土管坂」で、坂の両側の崖の土止に土管を積んだり、焼酎甕を積んである。あちこちにいろいろな陶器が無造作に置いてあり、又、利用されていて焼き物の町の歴史を物語っている。
常滑の焼き物は西暦1000年頃からの歴史をもっている。日本6古窯の中でも一番古いといわれている。
ボランテアの案内で焼き物の里の、細い路地、小径を散策した。
市内を中心に丘陵地帯の山腹一面を覆うようにして古常滑の窯跡が3000基と推定され、現在は煙突の数も大分少なくなっている。
当時のその壮大さは世界でも例のない素晴らしいものであると言う。
素朴で深い味わいを秘めた土肌には1000年の光がやどっている。
今、市の西海岸の伊勢湾には中部国際空港の建設が進められている。(3/11)
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ランタナは熱帯アメリカ原産のクマツヅラ科の小低木である。
花色が黄または淡紅色から橙色または濃赤色に変わるため「七変化」の名もあるカマラ種が中心である。。
コバノランタナは小型で茎が匍匐状となり花色が紫紅色のモンテビデンシス種で、ハンギングやグランドカバーの材料に使われ人気のある種である。
温室で栽培しているので、今、花盛りである。夏には花壇植えで栽培できる。
葉には短毛があり、触れるとごわごわした感覚と独特の香りを放つ。
高温と日当りを好み、耐寒性はやや弱いが関東以西の暖地では、凍らないように防寒すれば戸外でも越冬する。
過湿を嫌うので乾燥気味に管理することが大切。
繁殖は挿し木で可能であるが、実生でも容易にできる。
もっとも、南アフリカ、オーストラリアでは、鳥が果実を食べて播種するので、熱帯、亜熱帯では猛烈に繁殖。刺のある藪になり、始末におえない。温暖化する日本でも要注意と湯浅氏は言っている。
我が家のランタナは、温室で越冬させているので鉢植えであるが、20年も経過して太い幹を作り、見る人にこんなに太くなるのと驚かれる存在である。
温室の中を這い回って咲くコバノランタナも、又、よいものである。(3/16)
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暑いも寒いも彼岸までと言われるが、今年は彼岸になっても寒い日が続く。
サクラの開花も開花予報では東京は4月2日である。開花とは2−3輪咲き出した時を言っていたが、今年から5輪咲いたときを開花と言うことになったようである。各地方に開花の標準木が決められており、東京では靖国神社の正面近くにある3本のソメイヨシノである。その木によって開花日が決められるようである。
桜桃(サクランボ)はバラ科の落葉高木である。
例年より1週間遅れたが、我が家の桜桃も開花した。
日本はサクラの豊富な国で、現存種は300種以上と言われ、東京・八王子の農水省森林総合研究所・多摩森林科学園には約250種のサクラが集められている。
今年も沢山の桜桃が稔ることであろうが、菜園のブロッコリーの葉先はみなヒヨドリに啄ばまれ、それでも花を伸ばしている姿は見るも哀れである。
桜桃も色づき始めると、ヒヨドリのご馳走になってしまう運命である。
サクラは日本列島を南から北へピンクに染めていく春の主役である。
夜桜のかなたに暗き伽藍かな 伊藤伯翠 (3/24)
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マンネンロウは和名で、ローズマリーの名で知られているハーブである。
ハクモクレンの真っ白な花が咲き出し、雑木林には芽吹きを告げるコブシの花がその所在を示すかのように花をつけている。
東京ではソメイヨシノが開花したようであるが、このあたりでも蕾のふくらみが日に日に大きくなっていて花見も間近であろう。
ツバキの花が開き、ボケ、ミツマタ、レンギョウ、ベニバナダイコンソウ、ムルチコーレ、スターダスト、ムスカリ、スノーポールが花を競い合っている。
温室の中では、カイコウズやブーゲンビレアも真っ赤な情熱的な花を開いている。誠によい季節になった。
ところで、写真で紹介したマンネンロウ(ローズマリー)は立性のローズマリー・レックスである。匍匐性、立性共に周年開花しているが、この時期のレックスの花色は濃い紫で、花も大きく一段と見事である。
ローズマリーはシソ科マンネンロウ属の常緑性低木で、原産地は地中海沿岸である。
葉に強い独特の香りを持ち、スパイス、ハーブビネガー、ハーブオイル、入浴剤、ポプリ、クラフトと幅広い用途がある。
肉や魚の臭みを消して風味をつけ、脂肪の消化促進や殺菌効果もあると言う。
我が家でもよく料理に利用され、又、観賞価値のある常緑低木である。(3/30)
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水海道自然環境調査会の結果が、「みつかいどうの自然」編集委員会の手によってまとめられ、水海道市より4月1日発刊された。
平成11年11月の発起人会に始まり、12−13年の調査、14年の補足調査と47名による執筆、6名の編集委員の労作である。
第1章 地域の成り立ち
第2章 町や村の成り立ち
第3章 身近な動物たち
第4章 身近な植物たち
第5章 観察に適したところ
第6章 学校近くの観察地
ふるさとの自然 むかしの姿
第7章 野外で観察するときの注意
第8章 調査記録
特別寄稿
B5版、327頁に水海道全域に亘ってまとめられている。
地形・地質・気象・集落の形成・交通手段の変化と集落・身近な動植物を述べ、市内で観察に適したところ10箇所および市内各小中学校の観察地を挙げている。さらに将来の資料として現状の記録を、過去との比較のため「ふるさとの自然―むかしの姿」7編と特別寄稿2編を収めている。
身近な自然観察や郷土理解の手引きに、また、学校における「総合的な学習」などの資料として、自然分野だけでなく人文分野も含めた異色の実地調査に基づく貴重な本である。
希望者に4月15日から、市生涯学習センター、水海道公民館、市内書店で実費2,000円で配本予定とか、関心のある方はお早めにお求めになるとよいでしょう。(4/1)
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桜の花も開き始めた今朝は、冷たい春雨の日となった。
花時は陽気が変わりやすく、ふいに寒さがもどってきて、慌てさせられる。花冷えと言うのか。
桜の花の向こうの雑木林にはコブシの花が春雨にけぶっている。春先の雨に似合う好きな光景である。
コブシはモクレン科モクレン属の落葉小高木で、ヤマアララギ、コブシハジカミとも呼ばれる。
コブシは漢字では辛夷と書く。
早春、冬枯れの枝いっぱいに芳香のある白い花を咲かせる。
葉が出る前に咲くが、花の下に1枚だけみずみずしい若葉がつくのが特徴である。
実は熟すると袋が裂け、白い糸で赤い種がぶら下がる。この実の形が、ごつごつした拳に似ていることからコブシの名がある。
町中の辛夷の見ゆる二階かな 鈴木花蓑
風出でて辛夷の花の散る日なり 藤松遊子 (4/2)
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朧月(おぼろづき)とはいっても、これはベンケイソウ科の多肉植物である。
10数年前に東京の弟が持ってきたものである。
冬季も戸外に置いたままで結構枯れずに生き続けていたが、2年程前から温室管理にした植物である。
朧月は園芸和名で、学名はグラプトペタルム パラグァイエンセで、群生する多年生多肉植物である。
先が桃色の灰緑色のロゼットをなし、花は星型で黄と赤である。
今まで花をつけたことは無かったが、温室管理にしたので今年は、今、開花している。条件が合わないと何年経っても開花しないことを思い知らされた感じである。
ご存知のように、多肉植物は肥厚した葉や茎の貯水組織に多量の水を持つ植物で、系統的には全く異なった植物群の総称である。その中には50科以上の植物が含まれていると言う。
面白いのは、多肉化した組織には夜間気孔から取り込んだ二酸化炭素をリンゴ酸などの有機酸にして蓄え、昼はそれを使って光合成をするという特別の代謝があることである。
これは昼間気孔を閉じ、水分の蒸散を防ぐと言う意味をもっている。
朧月は手のかからない観賞用多肉植物であるが、花をつけた姿を見るとまた嬉しいものである。(4/5)
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小学校の入学式、桜も満開となり暖かいうららかな日となった。
ここ二、三日の花冷えも遅霜はなく、ハクモクレンも今年は寒さに傷めつけられずに珍しく綺麗に咲いている。
桜の花をバックにナナカマドの新芽も伸びだした。
ナナカマドはバラ科ナナカマド属の落葉高木である。
秋の紅葉と、真っ赤な実が見ものであることは万民の認めるところであるが、新緑の芽吹きもまた見事である。
木々の芽吹きの季節には春の躍動を感じ生気が漲る。
ところでナナカマドは、材がかたいので、竈(かまど)に7回くべてもまだ燃え残ると言うことからこの名前がある。
樹皮は暗褐色で細長い皮目がある。
夏に白い小さな花が枝先に集まって咲く、秋に実は紅熟する。
小葉は写真で分かるように、4−7対あり、縁に浅く鋭いぎざぎざがある。
2番目の孫娘の小学校卒業記念樹で、孫の成長と共に楽しみにしている木である。(4/7)
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オーニソガラムが咲き出した。
オーニソガラムはユリ科オーニソガラム属の球根植物である。
ヨーロッバ、アフリカ、西アジアに約80種が分布している。
原産地の気候条件によって耐寒種と半耐寒種に分かれるが、今咲き出したものは花を多くつけるウンベラツム種で、和名をタイリンオオアマナと呼ばれている。野生化しているものも見られる強健種で、耐寒性も強い種である。
花は白から黄色系が中心であるが、本種は白色で花被片は6枚、伸びた花茎の先に散房花序をつける。
葉は線形で根生する秋植え球根である。
日当りと水はけのよい場所を選び、10月ごろに球根を植え付けるとよい。
水海道市には環境省から絶滅危惧種TB類に指定されているヒメアマナも自生していて、この時期黄色の可憐な花を見せてくれる。
これは、地元の「自然友の会」のみなさんの手によってよって守られている野草である。(4/10)
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昨年の気候の関係か、今年はマンサクの花つきが悪かった。
トキワマンサクはマンサク科トキワマンサク属の常緑小高木でマンサクとは科は同じであるが属が違う。常盤満作と漢字では書かれる。
常緑で、マンサクに似た花をつけることからこの名がある。
明治末期、中国から来たランの鉢に芽生えたものが発見され、その後、伊勢神宮林と静岡県西部などで野生のものが見つかっているが、自生は稀である。
学名はLoropetalum chinenseで、属名はラテン語のloron(革紐)+petalon(花弁)からなり、種小名は中国の意味である。
今咲いているのは、変種のアカバナトキワマンサク(ロゼウム)で、普通種は黄花である。
マンサクが早春の花であるのに比べて、こちらは4−5月に開花し、4枚ある花弁はマンサク同様ひも状だが、長さは2cmと倍近くで、幅も広めである。
葉は楕円形ー卵形、全縁で左右不相称、両面にまばらに毛がある。
原産地は日本、中国であり、栽培適地は関東以西ー沖縄に及ぶ。
庭園、公園樹としてよく利用されている。(4/12)
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サトイモの植付けを前に、芋穴から種芋を掘り出し、小さい小芋は種芋からはじき出されている。
「はじきいも」とはこの辺でよく使われる言葉であるが、はじき出されたイモと言う意味でなく、皮付きの小芋を茹でて指でつまんで中身をはじき出し、塩をつけて食べる食べ方を言うようである。
サトイモはきぬかつぎ(衣被)と女房言葉では言い、また、サトイモの子を皮のまま茹でたものを言う。皮を剥いて、塩をつけ、暖かい内に食べるおいしい食べ方である。
これがこの辺で言う「はじきいも」と言う食べ方のようである。
素朴ではあるが味わいのある食べ方である。
「きぬかつぎ」は俳句の秋9月の季語でもある。
収穫の秋の小芋の食べ方であり、名月には欠かせない供え物の一つでもある。
衣被剥くにつけても不器用な 島田みつ子 (4/14)
最高気温25℃という5月中下旬の気候となった。
日向を走る車は冷房をかけている。
この陽気に庭の棗の木の洞で越冬したであろうアオダイショウが、洞から出てゆったりと日向ぼっこをしていた。
古木のナツメで幹の中は空洞である。彼らには格好の越冬場所かもしれない。
この頃稀に見る、1m50cmはあろうアオダイショウである。
毎年、卵から孵化したばかりの子蛇を見かけるが、親であろう大きな蛇は見ることができず、不思議に思っていたところである。
早速写真に収めたが、回りの気配を感じて、洞の中に残っていた尻尾から穴の中に逆戻りで入ってしまった。つかの間の日向ぼっこであったに違いない。
ところで、アオダイショウはナミヘビ科の無毒の蛇で、日本に生息する蛇の中では最大である。
性質はおとなしく、北海道から九州に分布し、平地の耕作地などにすみ、ネズミ等を求めて人家や倉庫にも入ってくる。鳥の雛や卵も捕って食べる。
小鳥を飼っているので気をつけねばならない。
さきごろ発刊された「みつかいどうの自然」ではアオダイショウは見られるが、この頃市内では少なくなってきたと記されている。(4/17)
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ヒトリシズカが伸びきらない新葉の間から純白の小さなブラシのような花をつけている。可憐な野草である。
昨年は花期が過ぎてしまって写真を紹介できず、フタリシズカの写真を載せた記憶がある。
今回は花期を逃さず記録した。
ヒトリシズカはヨシノシズカとも呼ばれ、センリョウ科の多年草である。
日本全土、東アジアの山地の林内に生える。茎は直立し、高さ20cm内外、上部に楕円形の葉を4枚輪生状につける。
早春、茎頭に一本の花穂を直立し、多数の白色花を開く、花被がなく、おしべは3本の線形の花糸に分かれる。
ヒトリシズカは一人静で、花穂を静御前にたとえ、茎に1花穂がつくことから一人としたと言うのが花名の由来である。
水海道の自然調査で確認されたのは「みつかいどうの自然」によると、元三大師周辺と厚生病院周辺のみである。(4/18)
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市議会議員選挙で、地元候補の事務長を務め6期目当選を果たしての喜びもつかの間。横浜の伯父様の葬儀と慌ただしい日を過ごした。
いつのまにか、藤の花は終わり、牡丹、シャガ、ツツジの季節に進んでいる。
明後日は子供の日である。周りの家には鯉幟が空高く泳いでいる。ショウブの季節になった。
チャイブも花を咲かせ始めた。
チャイブはユリ科ネギ属の多年草である。この頃ではハーブとして知られている。
エゾネギ(和)、シブレット(仏)、チャイブス(英)の名があり、原産地は日本、シベリアからヨーロッパである。
アサツキの葉を、さらに細くしたような小型のネギて、ネギ臭さが弱いので、多くの料理や薬味に気軽に利用され、卵料理やハーブバターによく合う。
花はサラダの彩りに。赤紫色の小さな葱坊主が可愛らしく、観賞用として切花や庭・鉢植えにしても楽しめる利用価値の高いハーブである。
チャイブはユリ科であるが、りん茎を作らず、夏にアサツキのように休眠しないネギである。(5/3)
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昨日は立夏、ハマナスやマツヨイグサ、ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)、ペチュニアの花が咲き出した。
ペチュニアはナス科、ペチュニア属の1年草である。
ツクバネアサガオとも呼ばれ、アルゼンチンやブラジルなどに原産する数種の交雑により生まれた園芸種である。
学名はPetunia×hybridawで原産地のブラジルのタバコの俗称「Petun」に由来している。
直立性や匍匐性などがあり、花色も豊富で小輪、一重、八重咲きなどの変化にも富んでいる。
交雑によっていろいろな種があるが、近年、新たに原種に戻し交配され、環境圧に強い品種が生まれている。
種子は非常に細かく、育苗に手間がかかる。ピートバンなどに蒔くとよい。
日当りと乾燥を好む草本である。
今咲き出した写真の花は、ペチュニアの一系統サフィニアで、ペチュニアは初夏の庭を彩るのに最適な花の一つである。(5/7)
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ツツジの季節、色とりどりのツツジが満開で今が見ごろである。
白のモチツツジの大株も真っ白な大輪の花を株一杯につけている。
モチツツジはツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
ツツジ属は世界に約850種、日本には40−50種が自生している。
花の美しいものが多く、古くから栽培され、多くの栽培品種が作られている。
モチツツジ類は、花も葉も大形で、若枝や花柄に粘毛があるものが多く、モチツツジの名も粘毛の粘りをトリモチに見立てた名前である。
花や葉に触ると粘々して手や衣服に張り付くことから、その名前を実感することができるツツジである。
毎年門先を飾ってくれる人目を引く見事な株である。(5/9)
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