思いつくまま

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学 び   海紅豆   ヤマブキ   フ  ジ   授業つまらぬ
えびね   ボタン  行動の基準   ナンジャモンジャ  ニッコウキスゲ
オガタマ   胡蝶蘭   茶摘会   校 歌   待宵草   カスミノキ
私もデンドロビウム   携帯電話   ツユクサとスズムシ  ハイビスカス
クリプタンサス  サツキ   科学手品   ナツツバキ  ブーゲンビレア

学 び

 小学校の同窓会で幹事長を努めてくれたO氏が、「俺の絵持っていくか」と言うことで、二枚の「山水」の絵を持ってきて、「好きなほうをどうぞ」と言うことで一枚記念に頂いた。
 彼は、東京足立区に住んでいるが、区の作品展でも入賞した実績を持つ。
 「本当に描いたの」と失礼な言葉も飛び出す。子供の頃の彼に絵の素養についての記憶はない。確かに「十保」と雅号がある。
 7,8年前から暇ができたので絵を始まったと言う。いろいろと趣味の広い人である。
 生涯学習が叫ばれて久しい。いつでも、だれでも、どこでも、なんでも、生き甲斐を求めて「学び」続けることは大切なことである。
 同窓生同士暦年齢は変わらないが、彼は、はつらつとして一番若い感じである。
 いくつになっても、前向きに、目当てを持って、実行することが若さを保つ秘訣のようである。素晴らしいことである。
 

山  水

海紅豆

 温室の温度管理は自動化しているので楽である。しかし、暖かくなってからで支障は無かったが、点火ヒーターの故障でストーブが燃焼せず慌てさせられた。
 暖房機一台のお陰で、いろいろな植物や花が見られる。デイゴもその一つである。
 デイゴはインドが原産地であり、沖縄県の「花」である。 沖縄を旅行すると、庭園や公園で、また街路樹で炎のような沖縄らしい真っ赤な花が目に付く、デイゴである。
 デイゴの中でもアメリカデイゴは南アメリカ原産で、カイコウズ(海紅豆)とも呼ばれる。
 デイゴはマメ科の落葉高木である。
 二十数年前、今は、故人となられた小林 伝先生より分けて頂いたもので、花が咲く度に当時の事柄が懐かしく思い出される。
海紅豆 (デイゴ)

ヤマブキ

                
ヤマブキ シロヤマブキ

   七重八重花は咲けども山吹の  実のひとつだになきぞ悲しき
 太田道灌が鷹狩に出たある日、雨に降られて近くの貧しい家に蓑を貸してくれるように頼んだところ、その家の若い娘が、黙ってお盆に山吹の一枝を載せて差し出したと言う。道灌は何のことだかわからずに帰ったが、後に、「後拾遺和歌集」にある和歌の、「実の」を「蓑」にかけて娘が貸す蓑一つ無いことを伝えたものであることを知り、己の無学を恥じて勉学に励んだと言う話である。
 山吹は、花が咲いても実がならない。それは、八重の山吹であって、一重の山吹は花弁が五枚で、開花後に小形のやや左右から押しつぶされたような半楕円形の核果がなる。はじめは緑で乾くと暗色になる。
 シロヤマブキは、花弁が四枚で、径7ミリメートルぐらいの黒い光沢のある実をつける。全形が山吹によく似ているのでこの名があるが、同じバラ科でも山吹とは別種で、葉が対生で、花弁、がく片が共に4枚であることによっても区別できる。
 ヤマブキのつやのある黄金の花は、葉の緑に対して鮮やかで、まさしく山吹色で素晴らしい。

フ  ジ

 藤は、日本人の生活や伝統文化に密接な関連を持つ日本固有の種で、マメ科の落葉つる性木本である。
 我が家のフジは、野田藤で埼玉県牛島の天然記念物に指定されているものを接いだものである。立木作りとして花を鑑賞している。
 ヤマフジは花穂が短く、一斉に咲くのに対して、ノダフジは花穂が長く90cmにもなり、もとの花が咲き始めてから先へ順に咲いてゆき、最初の花が終わっても先の方は蕾のことが多い。
 したがって、藤棚を作って下から見上げるのが良い。
 ノダフジの名称は、かつて大阪の野田にフジの名所があったことによるようだ。
 藤は紫色の蝶形花をたくさん房状につけるが、春の汗ばむ頃の気分とこの花の濃艶な美しさが一致し、いかにも春行くと言った感じが強い花である。
ノダフジ

授業つまらぬ

 「タバコを吸う人が少なくなっちゃった。でも、今は学生が吸ってくれるから。」 一瞬耳を疑った。ある会合の席での話である。
 私の知人も学生時代から喫煙していたそうだが、先日肺ガンで他界された。惜しい人材であった。
 ところで、総務庁は24日、小・中・高校生やその保護者を対象にした「非行原因に関する総合的研究調査」の結果を発表した。
 朝日新聞によると、学校の授業がつまらないと答える少年少女が増加傾向にあるほか、酒やたばこの経験者が大幅に増えていることがわかったという。また、補導されたことのない一般の女子中学生の一割がテレホンクラブを経験したことがあると答え。一方、保護者側も子供の非行防止に自信がないと答える割合が増えたと言う。
 調査は昨年九月に実施し、小学五年生から大学三年生までが対象となっている。
 調査結果によると、学校の授業が面白いかどうかについて、「つまらない」と答えた非行少年・少女が二十年前は二割弱だったのに対し、今回は五割以上に増えた。一般の高校生の約45%、一般中学生の25%も「つまらない」と答えた。
 高校中退者に対する文部省の調査では、高校に望むこととして45%が「社会に出てから役に立つことを教えて欲しい」を選んだと言う。
 「社会に出て役に立つこと」とは何だろうか、「授業が面白くない」のはなぜだろうか。どんな辛いことでも、興味や関心のあることには一生懸命取り組むものである。その中でくじけない強い心を培い。仲間と力を合わせ、共に伸び,共に喜ぶことができれば、ことは変わるのではないだろうか。
 教わることと、学ぶこととは同じようで違う。教わることは受身であり往々にして指示待ち人間を作る.、学ぶと言うことは自分が主体的に課題解決に向けて取り組み解決することで、小さい時から身につけさせるようにすることが必要である。
 考えねばならない現代の多くの問題をはらんでいる。

え び ね

 築山の半陰地にエビネの小群落がある。今年も季節を忘れずに見事に開花している。
 エビネはラン科エビネ属の多年草で、多くは地生種、球茎をもち、花の美しい種が多い。
 日本には19種が自生し、これらのうち、園芸上、価値のある種とそれらの雑種は広義に海老根と呼ばれて、鑑賞用に栽培されている。
 我が家のエビネは、守谷町乙子の江幡氏の屋敷山に自生していたものを二十数年前に分けて頂いたもので、環境に合って旺盛に繁茂している。
 本家のエビネは開発の波によって消滅してしまったようである。大事に守ってやらなければならない責務を感じる。
 この種は、春咲きで、唇弁は白色で、小輪。強健種である。
 和名のエビネは地下部に球茎をもち、数珠状に横に連なる形をエビの尾にみたてたものである。
エ ビ ネ

ボ タ ン

 中国洛陽の白馬寺の牡丹は見事である。牡丹は中国が原産地で奈良時代に日本に渡来したものと言われている。
 奈良県にある、真言宗豊山派総本山長谷寺の牡丹も良い.。この寺の牡丹は、唐の皇妃馬頭夫人の献木を今に植えついだもので、山門、回廊、本堂の回りに7000株と言い、東洋一と言われている。
 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はゆりの花」
 美人についての形容である。
 芍薬と牡丹は良く似ている。どちらもキツネノボタン科で、芍薬は牡丹の接木の台にするくらい近縁であるが、花はまっすぐに伸びた茎の先に咲く。牡丹は横枝が出て横に広がった樹形となる。
 それを美人の立ち姿、すわり姿になぞらいたもので心にくい。
 黄色の牡丹はまだ蕾が固く、開花が遅れるようである。
ボ タ ン

行動の基準

 大沼の湖畔のベンチに腰を下ろし、しばらくの間二人で話し合う機会をえた.。
 今年は雨が多かったので、雪解けも例年より早く、木々の芽吹きにも微妙に異なる新緑の勢いを感じる。
 物事を見る基準と言うのは人の生い立ちで違いますね、という言葉から始まった。
 彼は、小さい時に食うものも無くひもじい思いをしたことを忘れられないと言う.。小学校時代に今のように学校給食も無く、弁当を持っていくことができないので、昼の弁当の時間には教室から逃げ出したことも度々で、昼食抜きはしばしばであったと言う。
 何でも良い、せめて腹いっぱい食べてみたいが夢だったと言う。次は、おいしいものを腹いっぱい食べてみたい、第三番は、きれいな器で少しずつ盛り付けておいしいものを楽しくじっくりと味わってみたいであった。
 ひもじい子供の頃の思いは、食べ物を追って離れなかった。そして子供の頃からの願いに向かって言い尽くせぬ努力を重ね、現在はいくつもの会社の社長として経営者の座にある。 大変な経済不況の中にあって、経営者の苦労は、どこも、かしこも大変である。
 しかし、彼はなお言う、苦しい、厳しい、でも、あの子供の頃のひもじさ、何でも良いから腹いっぱい食いたい辛さ、を超える辛さはない。
 お蔭様で何があってもやっていけますよ、人様から受けたご恩への感謝はいつも忘れませんと結ぶ。
 第二次世界大戦後の生活は食糧危機で、その時代を生きた人は食うや食わずの生活を体験している。ものの豊かな今、当時の苦しみは忘れていると言うより、暗い思いでは努めて思い出すまいとしているのも事実である。
 でも彼は、つねに当時を呼び起こし、すべての行動の原点としての基準に据えている。
 彼の顔に暗さは更々ない、彼はいつも前向きである、彼の目には希望に向かって光が溢れている。
 改めて大きな拍手を送りたい。  

ナンジャモンジャ

 新緑の中に木全体が雪をかぶったように白い小さな花を穂状に咲かせるナンジャモンジャ、正式の名前はヒトツバタゴである。
 今年も、子供の日に満開となった。
 モクセイ科の落葉高木で、日本、中国、台湾、朝鮮に分布し、日本では長野県と東海地方、長崎県対馬の限られた場所だけに点在している絶滅危惧種です。
 名前のいわれについては「我が家のぺージ」で紹介していますのでご覧下さい。
 めったに見られない木ですが、今では比較的苗木も手に入り易くなり、名前の面白さから人気がある。
 ヒトツバタゴは一葉タゴの意味で、タゴとはトネリコである。同じモクセイ科の植物で、羽状複葉のトネリコに対して、単葉のトネリコという意味であろう。
 ちなみに、雌雄異株の木である。
ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)

ニッコウキスゲ

 キスゲはユリに似た花をつけるユリ科の夏緑多年草で、園芸家の間ではヘメロカリスと呼んでいる。
 日本の野生種では、レモン色の花をつける群には中部地方以西の海岸や内陸草原に見られる夜咲きのキスゲ(ユウスゲ)と、北海道の海岸に分布し、夕方咲き出した花は翌日の午後まで咲くエゾキスゲがある。
 橙黄色の花をつける昼咲きの群にはいろいろのものがある。
 尾瀬の大群落で有名なニッコウキスゲ(ゼンテイカ)もそのひとつで、朝に開花して夕方しぼむ一日花で、高山の湿原を中心に分布している。
 我が家のニッコウキスゲは、S氏から種を頂いて蒔いてから三年で開花し、毎年五月初めに咲いている。
 園芸種のヘメロカリスの開花は六月頃であり、アメリカで品種改良されたものが多い。
ニッコウキスゲ
(野生種)
ヘメロカリス(園芸種)
昨年の写真です

オガタマ

 三十数年前、種苗会社のカタログからオガタマの苗を取り寄せた。オガタマノキとばかり思っていたが、それは、今のカラタネオガタマであった。
 花はクリーム色に赤い縁取りがあり、きわめて強いバナナ様の香りを放つ庭園樹であり、オガタマノキとは同じモクレン科で近縁である。
 カラタネオガタマは中国南部の原産で、日本には江戸時代に渡って来たようである。中国では「含笑樹」「含笑花」などとよばれ、宗時代には南方きっての美花としてもてはやされたという。
 花は肉厚で我が家では五月初めに咲き、1−2日で花びらがぱらぱらと散ってしまう。切花にはむかない花である。
 ちなみに、オガタマノキは本州の関東中南部以西、四国、九州、沖縄などに自生している。
カラタネオガタマ

胡 蝶 蘭(ファレノプス)

 コチョウランは夜間最低温度が15℃以上必要で、温度管理には一番気を使う。栽培適温は25℃である。
 着生種で蝶が舞っているような花からついた名前である.。
 この頃は、苗から開花まで5年もかかるので、国際分業化栽培を行っている。
 オンシジウム・ロンギベスは、ブラジル原産の、薄葉系で、栽培しやすい小型種である。
 夜間最低温度は10〜13℃以上で管理しやすい。
 手をかければ、必ず、それに応えてくれるのが嬉しい。
Phal.マウント・カラー Onc.ロンギベス

茶 摘 会

 5月15日菅生小学校でサイエンス・フォーラムが行われた。
 又、1〜4年生はお年寄りをお招きして茶摘会を行った。このおじいちゃんやおばあちゃん87名と摘んだ茶の葉は、64.8kgで地元の製茶工場で製品化され、子供たちのもとに届けられる。
 このお茶で児童会では七夕集会を開き、お年寄りをお招きして新茶をご馳走するという集会が毎年続いている。
 この会の発端は、第16代沼尻岩夫校長時代、「学校には、なり果物は取って食べる子ができるから植えない。」という従来の考えから、「子供を信頼して、なり果物もおおいに植えよう。」という校長の発案で、いろいろ植樹されたことに始まる。
 菅生は昔は製茶も盛んであった。今でも、少なくなってはいるが茶の木はあちこちに見られる。その茶の木の実を集めて新校舎の前に蒔いたものが今に残っている。
 また、昇降口の入り口には「みかん」の木が大きく茂っている。これも当時のもので、その年の収穫はその年の卒業学年の給食に出してあげ、残りは他の学年で頂くと言う。楽しい企画であり、菅生小学校の伝統となっているようである.。
 おいしいみかんであるが、取って食べてしまう子は一人も居ないと言う。
 ところで、菅生地区の製茶の歴史は、「水海道郷土史物語・横島広一編著」によると、菅生村大並佐賀家に伝わる元禄年間の飲み茶年貢関係書に記録がある。この辺の茶の栽培は、当地区は、猿島郡と同じく関宿藩に属していたので、寛文年間(二百年前)藩公牧野備前守が藩内各村一斉に茶を栽培させたと言うその頃かもしれないと記してある。
 三十数年前までは、たいていの家で手製茶を作っていたが、今は見られない。子供たちは、当時の様子をお年寄りから聞いているであろう。
 素晴らしい行事である。

校  歌

 菅生小学校の校歌は昭和48年に新校舎ができた後、50年に木東六によって作詞作曲され制定された。今の子供たちにあった,明るく軽快な、そして楽しく、子供たちにも好まれ、わかリやすい校歌である。
 しかし、 以前にも校歌はあった。そして、児童・生徒によって歌われていた。でも、学校沿革誌には記録がない。それは、第二次大戦関連の昭和16年から23年にかけての記録が処分されてしまった為である。
 当時の校歌は、戦後の混乱の中で、第7代の中島 潤校長の作詞作曲によるものである。うろ覚えであった当時の校歌が、浜野・増田氏達の同窓会で記憶をたどって復元された。
               旧菅生小学校校歌

 1.広望沃野拓けたる
  ここ秀麗の祖先の地
  勤労の意気火と燃えて
  鍬に黄金の光あり
  ああ麗しき我が故郷
  ああ希望ある我が楽土
2.春爛漫の花に酔い
 秋老松の声を聞く
 風光絶佳の学び舎に
 集う六百の健児団
 自発と自治の心持て
 磨き務める楽しさよ
 
 3.世界の波は静まりて
 泰平の風世を祓う
 協和と責任胸に秘め
 民主菅生に幸あれと
 雄々しく励む我が友の
 日々の姿の健気さよ

 「蛍の光」の歌詞で、さきくとばかり と言うところがある、このさきくは 先く で、先に行くとばかり思っていたら、幸く であったと言う。昔の歌詞は、子供達は耳から覚えたもので、その意味は全く勘違いしているものが多い。
 文語調の詩に、熟語の難しさからくる勘違い。子供の頃の耳からの歌詞を復元するには、何回となく集いを持ったようである。
 この校歌には、,幼い頃の数々の思い出が詰まっていて、同窓会のたびに蘇ってきたと思われる。
 忘れ去られていく歴史の1ページを記録に残していただいたご労苦に深く感謝申し上げます。

待 宵 草

 アカバナ科の草本で、マツヨイグサ属は、約80種があり、北アメリカの温帯地方に自生している。
 鑑賞用に栽培されたが、帰化した種類も多い。
 竹久夢ニが1912年に発表した「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ・・・」の歌詞は有名であるが、正しくは待宵草であろう。
 ペレンニスは、S氏から頂いたものでこの頃名前もわかった.。北アメリカ東部原産の多年草で5〜8月の昼間に開花し花壇に植えられる。
 モモイロツキミソウも昼咲きで桃色の花は見事である。
ペレンニス
(O.perennis L)
モモイロツキミソウ

カスミノキ(コチナス)

 カスミノキ(Cotinus coggygria)は花の後、花序が伸びて羽毛状になり、薄紫に煙ったようになるのでこの名がある.。別名スモック・ツリーとも呼ばれている。
 現在我が家のカスミノキは、目通り周囲30Cmに成長し、毎年沢山の珍しい花を楽しませてくれる。
 ウルシ科の落葉小高木で、スモック・ツリーの名前からするとイギリスが原産地に思われるが、中国中部からヒマラヤ、南ヨーロッパの原産で、古くからイギリスやアメリカに入り、庭木として植えられている.。日本へ入ってきたのは明治の初期と言われている。
 この木の面白いのは、今咲いている沢山の花が、ほとんど実にならないで、花が散ると花をつけた枝(花序)が羽毛状に伸び出して薄紫にスモックがかかったようになることにある。
 先日、苗木屋で緑の葉の苗木と、紫の葉の苗木の二種を見た。この頃は良く見かける、人気のある苗木のようである。

 左の写真は花序が伸び出したところで、これからどんどん伸びて全体が霞んだようになってくる。
 

カスミノキの花
カスミノキの花序が伸びた様5/24

私もデンドロビウム

 私もデンドロビウムの仲間です。属名は、ギリシア語の「樹木」と「生命、生活」の二語からなる合成語で、この属の多くが樹木などに着生していることに由来します。
 デンドロビウム カスパードソニーが私の名前で、現在、コルク樫の樹皮に着生しています。
 ニューギニア原産で極矮生種であり、花色は変化に富んでいます。
 デンドロビウム属は、熱帯アジアを中心に、北は日本まで1000−1400種が分布するラン科最大の属の一つです。
 日本にはセッコクなど3種が自生しています。セッコクはこの属では、最も北まで分布するもので、北限は岩手県宮古市といわれ、着生ランの北限と考えられます。多くは樹木などに着生するが、岩生するものもあります。
Den.カスバートソニー

携帯電話

 携帯電話とPHSの加入数の合計が1998年6月末に4000万台を突破した。一年前に比べて1000万台も増加している。急激な増加の中で、現在は 3人に一台は持っている計算になる。
 NTTの加入電話は97年度に初めて減少に転じ、携帯電話の普及に押され、固定電話を置かない単身世帯が増えていると言う。
 ホケットベルは96年6月にピークを迎え、2年後には半減し、今年は倒産する会社も出てきた。中高生への携帯電話の急速な普及を物語っているようだ。
 5/31の朝日新聞によると、高校生の41%が自分用のケータイ、ピッチ(PHS)を持っているという日本クレジット産業協会のアンケートを紹介している。
 気になる電話料金は、「全額自分で払う」と言う生徒が46%いる一方で、「全額親が払う」が37%「基本料は親が払い、通話料は自分」という生徒も4%いた。
 東京、神奈川など首都4都県の高校生700人を対象に昨年7月ー12月に行った調査の結果である。
 女子の所持率は45%と高く、月々の電話料金は「五千円未満」が48%と最も多く、「五千円から一万円未満」が35%、「一万円以上」も16%いた。
 部活や塾で帰宅が遅くなる場合など、自宅との連絡用に親が持たせているケースもあると同協会は見ている。大学等でも、学生と大学事務局などの連絡に利用されているようだ。便利な道具である。
 道具は使い様である、携帯電話を使っての殺人事件、電磁波問題、ガソリンスタンドでの引火爆発問題、ペースメーカー、医療機器の誤作動、セールスマン等を含む職種で携帯電話を持たされることによる心身症等の問題もでている。便利な道具ではあるが、隠れた大きな危険もあり、諸刃の剣であることを忘れてはいけない。
 流行に流されず、乗り物の中、会議の席、車の運転中など他人に迷惑をかけないようマナーを守り、上手に利用したいものである。


 

ツユクサスズムシ

 ムラサキツユクサは、北アメリカから熱帯アメリカに分布する多年草で、耐寒性が強い。
 明治の初めに渡来し、初夏から青紫色花を多数つける。すがすがしい花である。
 おしべの毛は、原形質流動など細胞学実験の材料として使われ、花を集めると青い汁が採れ、子供のままごと遊びに喜ばれる。
 この時期にスズムシが孵化する。今年は6/17日に孵化した。横浜の親戚では5/30日に孵化していたと言う電話を頂いているので、環境による違いを感じる。
 スズムシは江戸時代に飼育法が確立し、今では一般の家庭でも飼育され親しまれている。
 これから、何千匹かのスズムシを元気に育ててやりたい。
 水戸の偕楽園に勤めている方から、鳴くように育てて園に放しても三日で声が聞こえなくなってしまうと言う話を聞いた。我が家でもそうである。
 飼育された虫は自然の中では生き延びられないのか?、今年も虫篭の中からスズムシの音を聞こう。
オオムラサキツユクサ
(トラデスカンティア)

ハイビスカス

    ハイビスカス         ユーホルビア          アンスリューム

 温室を離れ、屋外で太陽の光をいっぱいに受けて元気に咲く花ハイビスカス、そしてユーホルビア、薄日を好むアンスリューム、熱帯ではありふれた花木で日本の野外で普通に栽培できるのは沖縄や九州南部である。
 ハイビスカスは中国南部原産のブッソウゲを中心に品種を改良している。今年も見事に咲き出した。
 ハイビスカスはハワイのレイの花として知られる。日本では夏から秋にかけて咲き、花の色も多く、八重咲き種もある。
 品種改良はハワイが中心で、品種の数は5000とも言われている。
 ユーホルビアはマダガスカル島に自生する多肉植物で、タカトウダイ科に属し、茎を切ると白い汁が出る。和名をハナキリンと呼んでいる。高温には非常に抵抗性のある丈夫な花である。
 葉は互生し、葉腋から花梗が出て、深紅色の苞葉を開く植物である。
 アンスリュームも、又、ハワイの花と言われ、美しい花を見るものと、葉を見るものとがある。原産は熱帯アメリカである。
 我が家の別の種類のアンスリューム(アンドレアヌム)は、今真っ赤な蕾が伸びているところで、花はペンキを塗ったような光沢のある、現代の感覚にマッチした花で、切花などに多く使われる。

クリプタンサス

 クリプタンサスはアナナス科で和名をナガバヒメアナナスと言う。
 ブラジルに自生し、アナナスの中では最も小形のもので、葉は横に広がり、ほとんど筒にならない。
 葉の模様や葉が波打つなどの変化は面白いが、花はそれほど面白いものではない。
 クリプタンサスはギリシャ語で「かくれた」と「花」からなる語で、花が葉の中心に隠れて咲くことから名づけられたと言う。
 そう言いば、今まで花に気がつかなかったが、じっくり見れば可愛い愛らしい花である。

サ ツ キ

 今年は、地植えのサツキの花付きがよい、昨年の天候が良かったのであろう。
 原種は、関東地方西部以西で屋久島まで分布している。
 サツキとツツジはどこで区別するのか、良く話題になる。
 サツキもツツジも大きく言いばツツジで、ツツジ科の植物である。
 サツキの特徴はツツジより花期の遅いことで、5月から6月に開花する。サツキの名は陰暦の五月、皐月に咲くことに由来する。
 ツツジは開花が早く、花が咲いてから新芽が伸びるか開花中に伸びるのに対して、サツキは新芽が伸びてから開花する性質がある。その分開花が遅れるのであろう。

  写真はサツキ(大盃

科学手品

 理科離れが問題になっている今、「子どもにウケる科学手品77」 後藤道夫著 講談社 定価820円が読まれているようだ。
 相対性理論で有名なアインシュタインも、科学の素養は、子供のころの親子のふれあいの中で培われたと言う。
 この本は、日々の親子のふれあいの中で、子どもに科学の不思議さ、楽しさ、面白さを知ってもらうための材料を、提供するものだ。
 タネも仕掛けもない、それなのに、信じられないような不思議な現象が、子どもの目の前で展開される。「目にも見えず、手でもさわれない力」の存在を実感する瞬間である。
 「理科」は知識注入や暗記科目ではない。自然を対象とした科学である。
 先日、ある子が、お母さんと「きゅうり」を畑に採りに行った時の話をしてくれた。「きゅうりには、とげがあるよ」と初めての体験と発見を伝えてきた。本やテレビではできない感動である。
 科学には、実証のための実験や観察がある。それらをすすめるための基礎さえ身につけていない子がなんと多いことか。
 例えば、実験道具を平気で落ちやすい机の縁に置く等、次ぎに起きるであろう危険への配慮などさらさらない。したがって、日常生活でも同じである。失敗の体験を通して等と構えていては命にも関わる大事に至る。守るべき基礎基本は小さいうちから身につけさせるべきである。
 著者も、「読者のみなさまへのご注意」で危険過ぎるものは除いていても、安全への配慮は払っている。
 親子の豊かな対話と科学体験を通して、子供たちの科学の芽を伸ばして頂きたい。
 親を対象として書かれた書物ではあるが、先生方にも是非お勧めしたい本である。

 

ナツツバキ

 梅雨どきに白い清楚な花を咲かせるナツツバキ。今年も咲き出した.。
 新潟県から福島県以西と四国、九州の山地に自生する日本特産のツバキ科の落葉樹である。
 別名をシャラノキやサラソウジュといい、日本では昔からお寺や庭園に良く植えられている。
 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅雙樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。」
 平家物語の序詞である。沙羅雙樹はインド原産の常緑樹で、フタバガキ科であり、日本では温室でないと育たない。釈迦の入滅のとき、そのかたわらにあり、淡黄色の花が,悲しみのあまり白色に変わり、次々に落下して釈尊を覆い隠してしまったと言う仏伝にでてくる木である.が、ナツツバキとはまったく別の木であり、ナツツバキにどうしてサラソウジュの別名がついたのかいきさつはわかっていない。
 いずれにしても、ナツツバキの花は一日花で、朝に咲いて夕方には落ちてしまう花である。白色の花が美しく咲いて一日ではかなく散る様子を詠んだものであろう。
 ナツツバキは木肌が美しく、木ぶりもよく、花も美しいので、よく庭園で見かける木である。
ナツツバキ
(夏椿)6/11

ブーゲンビレア

 オシロイバナ科の落葉つる性木本である。
 三月に房総の太見植物園の温室では、アーチにからませた大きなブーゲンビレアの花が満開で見事であった。我が家では今が満開である。
 沖縄などでは庭で普通に見られる熱帯地方の花であるが、今では、どこの花屋さんでも鉢物として手に入る。
 花びらのように見える三枚は、苞葉で、その中に筒状に通常三個の花が白く咲いている。
 つるには刺があり、下側に湾曲している。苞葉の色も、赤や橙色などがあり美しい。 

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