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 カエデ  ハマナス  ユウゲショウ  ニワゼキショウ  ハナビシソウ  オタマジャクシ
 
ケシ   ニワフジ   なにかがおかしい?   ユズの花   キツネノエフデ
 
クジャクシャボテン  コウメ  コルジリネ・ストリクタ  ハイドランジア   シオヤアブ
 
カリカリ梅砂糖漬け   雨漏り始る   スイカなる   ホタルブクロ   ビオトープ
 
アンズ   ブルーベリー   ウミネコ

 

カエデ

 青葉をわたる緑の風、風薫るとはこの季節か、ツツジ、スズラン、ナルコユリ、カラタネオガタマ、ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)、ボタン、ハナミズキ、ジャーマンアイリス、シュランと百花繚乱の彩りと香りに満ち満ちた素晴らしい季節である。
 写真は野村カエデであるが、赤紫の葉が春に最も美しく、現在濃赤紫色になった葉を楽しめる。紅葉は赤く、春から秋まで葉色に魅力がある。
 花も終わり、色づき始めた二枚の羽のある果実も近づいてみると面白い。
 秋に風に舞ってひらひらと散るさまはなかなか風情があるものである。
 もうブウメランのような真っ赤な実をいつのまにかつけている。(5/8


ハマナス

 5日は立夏、暦では立夏から夏が始る。野山は美しい若葉におおわれ、吹く風も心地よい。今朝はカッコウの鳴き声ならぬ、ウグイスの鳴き声が聞こえた。
 立夏の声と共に、ここ2−3日は気温の低い寒い日が続いたが今日は天候と共に回復した。
 庭のハマナスも開花した。
ハマナスはご存知のように茨城県が自生地の南限植物である。
 バラ科バラ属の落葉低木で、ハマナシとも呼ばれる。
 浜梨の訛りからの名前で、果実が甘酸っぱく生食されることからナシにたとえたものである。
 香りが強く香料や薬用に利用され、耐寒、耐潮性にすぐれているが、暖地の肥沃地では過繁茂し、花つきが悪くなることに注意が必要である。
 コバンソウ(タワラムギ)も小判のような実を沢山つけ、ナガミノヒナゲシ、マツバウンランなどの帰化植物も綺麗な花をつけている。
 そう言えば,今年はハナダイコンと同じくハルジオンの生育が遅れ、今頃開花し始ったところである、やはり気候のためであろうか。
 いつのまにか、アカバナサンザシが満開となり、ユリ科ネギ属の鉢植えのチャイブ(エゾネギ)の赤紫色の花(葱坊主)も愛らしい花をいっぱいつけている。
 ツツジ科のカルミアも蕾を沢山つけているので、まもなく小さな洋傘のような花をいっぱい開くものと思われこれまた楽しみである。(5/9)

ユウゲショウ

細胞分裂や原形質流動などの観察に使われる、オオムラサキツユクサの花が今朝は一輪咲いている。天気は快晴、気温は上がるであろうが湿度が低く日陰ではひんやりして快適である。
 ヤマボウシの蕾が大きさと白さを増し、テッセン、ヤグルマソウ、ワスレナグサの紫の花。西洋シャクナゲ、コデマリの白い花やアカバナダイコンソウの花も見える。
 芽の出るのが遅いネム、サルスベリ、ナツメ、エンジも芽吹き、今年は鉢植えの棕櫚竹の花も着いている。
 写真はユウゲショウの花である。
 ユウゲショウと呼ばれる植物にオシロイバナ科オシロイバナもあるが、それとは別で帰化植物のアカバナ科の植物である。

 夕方に艶やかに咲き出す様からはどちらにも似合った名前である。
 ここで取り上げたユウゲショウは熱帯アメリカ原産でヨーロッパやアジアで観賞用に栽培され、しばしば逸出、野生化している多年生草本である。
 全体に白色の毛を布き、茎は基部でよく分岐して密な群落をつくる。
 夏から秋にかけて茎の上部の葉腋に直径1.5cmほどの、淡紅色の4花弁花を一つつける。花は夜咲き。
 明治年間に花卉として導入されたが、関東以西で逸出、野生化している。
 アカバナ科であるので、お分かりのようにツキミソウやマツヨイグサの仲間である。
 名前もさることながら可愛い愛らしい花である。(5/10)

 

ニワゼキショウ

 黄金の藤の花のようなキングサリの花や、アカバナウツギのブリストルルビーが満開である。
 庭のサンシュウの木の下では屋外で越冬したヨウラクツツアナナス(「日々是好日」のページ参照)が葉先を寒さで痛めつけられながらも越冬して、いっせいに花穂を伸ばして花を咲かせている。
 金魚を飼っている池では枯れたシダの下で越冬したホテイアオイが元気に緑の葉を伸ばし始めている。それぞれに自然と闘っていることに感心する。
 ところで、池の前の芝生にはニワゼキショウの花が見事に咲いている。
 子どもの頃「オヒルバナ」と呼んだ花である。芝の中に昼頃開花するのでつけられた名前であったろう。当時は、帰化植物であるとは思っても居なかった。
 ニワゼキショウはアヤメ科の多年生草本で、

北アメリカ原産、アジアに帰化している。
 全体に無毛で茎は高さ20cmほどになる。葉は扁平で線形、基部は茎を抱く、春に茎の先に葉と同形の苞に包まれた花序を出し、細い柄のある直径1.5cmほどの6弁花を着ける。
 明治年間の中期に花卉として渡来したとされ、現在では全国に広く帰化し、芝生や道端にごく普通に見られる。
 同じ仲間に、子房が大きいアイイロニワゼキショウや1年生草本のオオニワゼキショウなどもある。(5/11)

 

ハナビシソウ

 ハナビシソウ(花菱草)が咲き出した。
 北米原産のケシ科の1年草または短命の多年草である。
 5−6月の花壇用に、日本では秋蒔きの1年草として扱われる。金属光沢のある4枚の花弁は日中開き、夜は閉じる。
 全草粉白色を帯び、高さ50cm程になる。葉は細かく糸状に裂ける。花は径約5cmの黄橙色の4弁花で、花弁の基部は濃だいだい色である。
 風通しと日当りのよい戸外をこのみ、乾燥に強く鉢土の過湿を嫌うので、鉢土の表面が乾いてから水やりをするようにする。
 別名をカリホルニアポピーと呼び、花言葉は「私を拒絶しないで」である。
 ここ1週間気温の低い日が続いているが、周囲の環境は留まらずに変化を続けている。
 まず、ニセアカシアが真っ白な大きな花房をつけ、ジシバリ,コウゾリナが黄色の花をみせ、この頃この辺にも入ってきた帰化植物のナガミノヒナゲシの花をあちこちで見かけるようになってきた。おそらくここ数年でまん延するのではないだろうか。(5/14)

オタマジャクシ

 小谷沼の用水路ですくって来たオタマジャクシが足を出し、手を出して、尻尾が縮まるだけに成長した。
 オタマジャクシとはいっても、写真のように小さく、真っ黒く、昔のようなトウキョウダルマガエル(トノサマガエル)のオタマジャクシは見られない。
 カエルやサンショウウオは、両生類と呼ばれる脊椎動物の一群に含まれる。”両性”とは、水中と陸上の両方で生きる,という意味である。全く異なる二つの世界を生きるさだめを守りつつ、彼らは進化を遂げてきた生き物である。
 この真っ黒い小さなオタマジャクシは、アズマヒキガエルのオタマジャクシである。もっとはっきり言えばガマとかヒキガエルと呼ばれるカエルで、東日本にすむ。
 大きさは43−162cmとばらつきがあり、温暖地では大きく、寒冷地では小さくなる傾向がある。
平野、山地の畑や森林などの物陰や落ち葉の下などに棲んでいる。
 繁殖は2−7月に行われ、産卵場所は池や田んぼなどの止水で、卵塊はひも状で卵数は1500−8000個。オタマジャクシは30mmほどまで生長し、5−6月に変態して8mmほどの子ガエルで上陸し落ち葉の下などに集団でかくれている。
 こんな小さなオタマジャクシや子ガエルが、あんな大きなガマガエルになるとは驚きである。(5/19)

 追伸 オタマジャクシは更に尻尾が短くなり、水中に置いた石の上に21日飛び上がり子ガエルとなってしまった。

ケシ

 孫娘が愛犬の散歩の途中でケシの花を見つけた。
 何ケシかわからず図鑑で調べたらしいが、ポピーぐらいしか分からなかったようで、聞いて来た。
 薬草図鑑で調べさせてみると、ケシ科ケシ属のケシ(あへんげし)であることが分かる。
 法律で栽培を禁止されているもので、ギリシャー西南アジア原産の一年草で、花色は白、深紅、紫など。花後の未熟な果実(ケシ坊主)に傷をつけ、にじみ出た乳汁をヘラですくい取って集めたものがアヘン。
 これから精製されたものがモルヒネで、鎮痛、麻酔薬として重要である。
 アヘンをとるケシは無毛だが、園芸種のヒナゲシやオニゲシなどの葉や茎には毛がある。
 今日見つけたケシは紛れ込んで咲いたアヘンゲシのようである。
 それにしても、農機具置き場の前の空地で雑草の中に一度は倒されながら立ち上がって花をつけたただの一本である。この近辺では他に目にすることはない。
 発見したら抜かずに警察に届け出ることになっている。所持すると取締りの対象になるので、知らずに居る土地の所有者に知らせてやる。
 それにしても何処から種が来たのであろうか。(5/21)

ニワフジ

 ニワフジは庭藤で学名はIndigofera decora (インディゴフィラ デコラ)で、別名イワフジともいう。
 今、築山の周りに満開である。
 マメ科コマツナギ属の植物で、フジではない。藤の花房に似た紅紫色の花が、緑の濃くなった庭先に彩りを添えてくれる。
 本州中部以南の山地に分布し、川岸の岩場などに生える落葉小低木で、細い枝を垂れ下げるように生長し、花房を吊り下げる。
 和風庭園の石組みには趣を沿える植物である。
 湯浅氏によると、室町時代の関白一条兼良の「尺素(せきそ)往来」(1489年)に初出、元禄の「花譜」は小藤(こふじ)、「花壇地錦抄」は姫藤とも紹介している。
 この時期冷やっとする気温の中でアカバナ科のマツヨイグサ、コマツヨイグサ、ヒメマツヨイグサ、ヒルザキツキミソウ、ユウゲショウなどの帰化植物が見事に開花し、リコリス(スイセンノウ)、カルミア、イニシダ、シャクヤク、キングサリ,ヤマボウシ,ブラッシノキ、ベルフラワー、ムラサキツユクサも花の盛りで、なぜか内守谷工業団地の谷口インキの敷地一面にのみ生えるブタナもタンポポのような黄色の花を一面に咲かせていて綺麗である。誠に良い季節ある。(5/25)

なにかがおかしい?

 我が家のサクランボも大収穫である。
 例年より収穫時期は遅れているが、粒も大きい。
 いつもの年は、色づき始るのを待って、ヒヨドリやムクドリが襲来して1−2日で全滅してしまうのであるが、今年は、「なにかがおかしい?」小鳥達が来ないのである。
 お蔭様で、近所の方にお分けしたり,真っ赤なサクランボをじっくり眺めることが出来て満足である。こんな年は今までになかった。
 なぜだろうか。
 他に餌があるのであろうか。それとも、子育ての時期と重なって彼らは雛の餌に虫をあさっている為であろうか。彼らにはこの時期、木の実を必要としていないことだけは確かである。
1ヶ月予報では今年の初夏は低温の日が多いという。上空には寒気が入り大気が不安定で「雷3日」と言われるが、変わりやすい天気が続いている。
 自然の営みもいつもの年とは違っている。なにかがおかしい、少し戸惑いを感じるこの頃である。(5/26)

ユズの花

 爽やかな五月晴れとなった。
 庭のヤマボウシの濃い緑の葉の中に白く映える花が薫風を誘う。その中に赤花ヤマボウシの花も咲き出した。
 ちょっと変わった形の紫のクロタネソウの花や皐月の花も開き始め、若葉の照り返す光がまぶしい。
 写真はミカン科ミカン属のユズの花で今満開である。
 選果をしないので隔年豊作で、昨年は自家用程度しか稔らず、不作の年であったので、今年は沢山花が着いていて楽しみである。
 この種は普通のユズで果実は130g程度である。
 ほかに、一才柚子、果実が1kg.以上になる獅子柚子も、今、花の時期で今年は豊作のようである。
 鉢植えのレモンも花が終わり小さな実が何とか止まったようで、何個大きくなることやら、育てると言うことは楽しみなものである。(5/28)

キツネノエフデ

 葱畑の縁の茶の木の下に赤いキノコが生えているのを家内が見つけた。
 担子菌類腹菌目スッポンタケ科のキノコ、キツネノエフデ(狐絵筆)である。
 はじめは白い柔らかい殻に包まれ、大きさ形ともトカゲの卵に似る。
 殻を破って伸び出るキノコは先が角状にとがった円柱状で、質はスポンジに似て多孔質だがもろい。下半分は白く上半分は赤味をおびる。その上に強い悪臭を放つ黒褐色の粘液でおおわれる。(この部分は乾燥して欠落していた)これは胞子の集まりで、、臭いにひかれたハエによって胞子は伝播される。
 夏から秋に畑、林、庭などの有機物に富んだ地上に生える。
 分布は世界的、これに似るが朽木に生え、頭部と茎の部分との境界がはっきりしているのがキツネノロウソクで、北半球に広く分布している。(5/29)

クジャクシャボテン

清楚な感じの純白のクジャクシャボテンの今年の第一花を残念ながら見逃してしまった。気をつけて第ニ花の開花を待ち見事な大輪の花を観賞し写真に収めることが出来て満足である。
 クジャクサボテンは孔雀サボテンと書かれ、サボテン科の非耐寒性多肉植物で、別名をオーキッドカクタスとも呼ばれる。
 ゲッカビジンの仲間で、洋蘭のような豪華な花を咲かせるので、英名をオーキッドカクタス(蘭のようなサボテン)という。
 サボテン科特有の輝きのある花は白のほかにも花色豊富で、花径も30−10cm以下までと様々である。花は2−3日咲き続けるものが多い。
 クジャクサボテンの原産地は中米から南米のジャングルで、そこに自生している原種は、学問上ではサボテン科エビフィルム属に分類される植物である。クジャクサボテンはそれらを長い年月にわたって交配を繰り返し、人工的に作出された園芸品種である。
 梅雨のはしりを思わせた天候も、今日は快晴、夏日となった。孫娘の小学校卒業記念樹のブルーベリーもいっぱい実を着け喜んでいる、ウメの実も熟し、スモモ、プルーンも良く実を着けているようである。
 周囲の花はポーチラカ(花ビユ)、ガウラ(白蝶草)、サルビア、マリーゴールド、ベコニアの季節にいつのまにか移っている。
 やはり衣替えの季節なのか。(6/6)

コウメ

 小梅を収穫した。
 写真は収穫した選果前の小梅を水に浸したところである。
 漬け梅用に、又、花粉樹として植栽したものであるが、よく実がなる。
 今年は都合5s小ウメの梅干に漬け込んでみた。
 というのも、小粒で減塩が、なかなか、みんなの評判が良いためである。
 一晩水につけてあく抜きをし、水を切って、ビニルの漬物袋に入れ、袋も梅も焼酎を振りかけて消毒した後、7%の塩を振りかけて袋を動かして梅に塩を良くまぶして袋の口を折りたたみ、漬物桶に入れて押し蓋をし、軽く重石をして梅雨明けを待つ。
 梅雨が明けると、梅干は、「三日三晩の土用干し」と言って炎天下に三日、夜は夜露をじっくり吸わせて干し上げたものである。
 小梅は三日ならず半日でも干からびてしまうので、色づきところあいを見て干し上げるようにしている。
 梅から出た梅酢はビンに入れて保存しておくが、シソの葉と共に利用すると、大根、生姜、茗荷など季節の赤漬けに利用できて便利である。
 何より安全な健康食品で嬉しい。(6/10)

                             

コリジリネ・ストリクタ

 昨日は時の記念日、時刻も水晶発振子と電波時計のおかげで秒単位まで合う様になっている。
 今日は暦の上の「入梅」太陽黄経が80度になる雑節の一つで、昔は田植え期を知る目安であった。
 台風4号が今日は東方洋上に去り、台風に押し上げられた梅雨前線が関東にも昨日、梅雨入りを気象庁に発表させた。
 しばらく鬱陶しい梅雨の季節となるのか。
 車庫前に置いた鉢植えのコリジリネの花が細かな紫の花を開き家内が見つけて知っているかと知らせてきた。
 花は咲いても温室の中が多く、あまり目に触れることが無く、改めて見るとまた良いものである。
 正しくはコリジリネ・ストリクタでリュウゼツラン科コルデリネ属の植物で、原産地はオーストラリアの観葉植物である。
 葉は剣状で幹の先端に密生する。耐寒性があり5℃で越冬する。耐陰性も強く半日陰で充分育つ。
 繁殖は挿し木、取り木で容易に出来る。
 鉢植えで玄関内外、リビング、キッチン、和室、洗面所、バス、出窓、寝室、ベランダの何処でも楽しめる緑の植物である。
 新築中の孫夫婦のために鉢植えを作っておいてやろう。(6/11)

ハイドランジア

10日に平年より4日、昨年より2日遅く梅雨入りしたが、いよいよ本番となり今日はジャンバーを羽織る始末である。
 この季節の花、紫陽花の花が咲き出した。アジサイと言えば紫の花を連想するが、この頃は西洋アジサイが出回り色彩も多彩になってきた。
 一般に西洋アジサイをハイドランジアと呼んでいるようである。
 昔懐かし手まり型とガクアジサイ型の紫の花に混じって、写真のような最も大きな装飾花をつけるラブユー・キッズ、墨田の花火、そしてかしわばアジサイの大きな円錐形の白い花なども咲き競ってきた。
 アジサイはユキノシタ科の耐寒性落葉低木であるが、花色が変わるので七変化の別名もあり、雨の季節に良く似合う花である。
 エゾミソハギ、ビヨウヤナギ(美容柳・未央柳)、キンシバイ(金糸梅)、ホタルブクロ、スイレンも花を開き始めた。(6/16)

シオヤアブ

 綺麗に刈り込んだ芝生も、ミミズ、コガネムシ、シオヤアブ、アリ、モグラの棲家であり、小鳥の餌場である。自然は共生している。
 今朝もその一端を見ることが出来た。
 梅雨の中休み、午前9時、曇、気温21℃庭の芝生の中から這い出してくるものがある。
 良くみると、シオヤアブの蛹から成虫が羽化するところであった。良くみるとあちこちで羽化している。
 写真の左側は蛹の抜け殻で、右側は羽化したばかりのシオヤアブの成虫、雌、尾端の顕著な白色毛塊で雌と識別できる。
 シオヤアブは双翅目ムシヒキアブ科のアブで、体長23−28mm翅長15−20mm、黒色、顔面は膨出し、黄色粉と黄白色長毛とでおおわれる。胸部は褐色粉でおおわれ、背面中央には暗色の縦2条がある。肢は太くてじょうぶである。
 一見ハチに似ているが、他の昆虫を捕食し吸血するが、人を刺すなど危害を加えることはない。
 幼虫は土中、朽木中、腐敗物中などにすみ、他の昆虫を捕食する。
 日本には約70種の仲間がいるという。(6/20)

カリカリ梅砂糖漬け

 八王子の妹のところでご馳走になったカリカリ梅砂糖漬けが忘れられなくて、我が家でも漬けさせられる羽目になった。
 長野県人に教わったとかで、青梅をわざわざ梅割り機で割って砂糖漬けにしている。
 確かに、種離れが良く食べやすい。梅割り機は御主人が自作したと言う。
 我が家の庭木の梅も、毎年、梅酒や梅シロップの材料には事欠かない収穫がある。
 妹から電話でつくり方を確かめ次の手順で漬け込む。
 @青梅1sを酢に一晩つける。
 A梅を上げ、梅割り機で割り、瓶に同量の氷砂糖で漬け込む。

 上手く漬け上がる事やら楽しみである。
 
 別のレシピも紹介しておこう。
 材料 青梅1s  砂糖(グラニュー糖)700g
 手順  @青梅を水に1時間つけ、ザルに上げて水を切る。
      A梅割り機で梅を割る。
      Bボールに入れた砂糖に梅を埋め込み、全部入れたら混ぜ、ラップして1晩置く。
      C綺麗にした広口瓶に梅だけを移す。
      Dボールに残った砂糖と砂糖液を鍋に入れて火にかけ、溶けたら冷ます。
      E瓶に入れたウメの上に注ぎ、冷蔵庫で保存、4−5日で食べられる。

  1年くらいはカリカリだと言うことです。興味のある方お試しください。(6/21)
   (醗酵して泡が浮いてきたら、液だけを再び煮立て、冷ましてから梅にかけて冷蔵庫保存するとよい。)

雨漏り始る

 梅雨の最中、「雨漏り」と言えば暗い話であるが、こちらは雨が漏って明るい話である。
 17年来の雨漏りが解消したからである。
 17年前に教室を新築したことに始る。
  何もかも不自由なく至れり尽くせりの近代的教室であったが、1つだけ問題があった。
 それは、一階の窓サッシの一箇所だけ台風等の北から吹き付ける雨によって年に1・2度あるかないかで雨漏れを起こすことであった。
 建築を担当した工務店は色々調査と対策を施しててくれたが改善はされなかった。
 其の間、こんな話もある。「教室に来ていた工務店の子は父親に雨漏りがあると早速告げたと言う」、又、別の大工さんの子は「家の父ちゃんに頼めば雨漏りする家は建てないよ」と言い、娘は「欠陥住宅じゃないの」と言い出す。17年と言えば長いが、気にはなるが決定的なダメージはなかったのでそのままになっていた。
 梅雨の合間、やることもないので、問題の壁面から水道の水を流して順次上部の壁面に移動しながら雨水の侵入箇所の探索を始めた。
 雨漏りは起きない、十数分過ぎてからであろうか、「落ちてきた」と言う家内のはしゃいだ声が聞こえた。「出たか」と思わず声が大きくなる。問題の壁面に水をかけると雨漏りは益々激しくなる。[ああ!漏ってきた、漏ってきた」と雨漏りを喜ぶのも奇異なものである。
 計画の中に水のしみ込む時間を忘れるところであった。
 結果的には柱を挟む窓サッシ二つをつなぐジョイント金具の防水が上部や壁面は完全にされていたが、赤い矢印の2箇所の3cmの水平部分断面の防水が施されていなかったために、大雨による水のしみこみ、それに続く吸い込みによる雨漏り現象であったようである。意外である。今までの確認でも水平部分では密着しているように見えるので何の疑問も誰も持たなかったところのようであるが、今回の実験で水の吸い込み現象が実証された。
 一件落着、台風の襲来が楽しみ、とんでもない、台風は、いらない、いらない。
 工務店と言うよりは、サッシ施工業者の問題が大きいと思われるが、手抜きと言うよりは、慣れによるうっかりミスかもしれない。何によらず仕事には気を抜いてはいけない。常に基本にかえることが大切である。(6/24)

スイカなる

 ここ数日夏日が続く、ブラッシの木が真っ赤な花を見事に咲かせ、赤や紫のブーゲンビリヤの花も今を盛りと咲いている。
 ナツツバキの花が咲き出し、シモツケ、ザクロ、アジサイ、ハナクチナシ、ヘメロカリス、アカパンサス、ホザキノナナカマド帰化植物のヤナギハナガサの紫の花も見えるようになった。
 ところで、我が家のスイカも実がついた。品種は黒皮種のタヒチである。4日前の状態が左の写真でスイカらしい縦縞がある。今日の写真は右側で一段と大きく真っ黒に変わり、縞模様が見えにくくなっている。全く別のもののようであるが同じものである。
 熟すと重さは7−8kgになり、果肉は鮮やかな紅赤色で、味が良いので近年人気のある品種である。
 今から収穫が楽しみである。(6/27)

ホタルブクロ

 昨日は観測史上6月では始めての36.2℃という猛暑を東京大手町で記録した。
 日本海にある低気圧に吹き込む南風によるフェン現象も重なっての厳しい暑さで、暑さになれない体にはきつかった。
 新潟方面は豪雨、関東は猛暑適当に済まされないものなのかと愚痴もでる。
 キョウチクトウ、ネム、ハンゲショウ、ホタルブクロの花も咲き出した。
ホタルブクロはキキョウ科の多年草で、北海道西南部から九州、東南アジアの山野に生える。
 茎は直立し、高さ50cm内外、葉は互生し、長卵形で茎と共に毛がある。6−7月茎頭の葉腋に鐘形の花を下向きに開く。
 関東では赤、白、紅紫色が見られるが、西日本では白が多いという。
 ホタルブクロの名は花の中に蛍を入れて遊んだからと言う説と、提灯の古名「火垂る袋」と言う説がある、方言名にチョウチンバナ、トッカンバナなどがある。
 ホタルブクロとはいっても、蛍や蝶が訪れることはない。
 この花の形では蝶が蜜まで口を伸ばすことは出来ない。訪れるのはマルハナバチである、咲いたばかりの花は雌しべが受粉できる状態に成熟していない、おしべの方は花が開いた時点ですでに萎んでいる。しかし、雌しべの中ほどにある毛におしべが残していった花粉がついている。ハナバチが筒にすっぽりおさまって蜜を吸う時に背に花粉をつけて飛び去る。開花して数日した花では雌しべの受粉準備が出来花粉を背負った蜂の到来を待っている。
 おしべと雌しべの成熟の時間差をつけることで自家受粉を避ける巧妙な仕組みを持っている植物で、「時差をつけて性を変更」というところか、知れば知るほど自然の知恵に驚かされる。(6/29)

ビオトープ

 ビオトープはドイツ語の(生息場所)と言う意味の言葉で、英語のハピタットと同義に使用される生物学・生態学上の概念である。
 近年では、生物、特に小動物が生きられる環境を再現した(場所)をさすようになった。
 池を作り、草木を植え込み、自然に昆虫や魚や小鳥が戻る様にする1970年代にドイツで起こった運動が、日本でも関心が高まってきた運動のひとつである。
 小さくは日本の古くからある箱庭もその一つか、実は親父が生前(数十年前)手作りしたコンクリートの横50cm×縦40cm×深さ15cmの水槽があった。鉄筋入りでかなり重いものであったが、水が漏れて使い物にはならずそのまま放置されていた。
 今年持ち出して、掃除をし、一部はがれた部分をコーキングし、全体に防水塗料を塗布して親父の水槽を完成させた。
 勿論水は漏らない。早速水を張り、スイレン、ショウブ、ホテイアオイ、ボタンウキクサ、サンショウモ、シペラス、ヒメウキクサなどを植えて環境を整え、ヒメダカを放してやった。
 孫娘は勉強の合間に良く覗き込んでメダカの動きや水辺の植物の変化を観察している。
 子どもならず、確かに毎日変化があって見るのが楽しい。今朝は、ホテイアオイの花が雨の中で健気に開いていた。次の蕾も見えている、今咲いている花も花がすむと花の茎は折れ曲がって水の中に入り実を結ぶ。
 それぞれの思いが重なって又、一入綺麗である。(6/30)

アンズ


今日は7月1日、今年も半分過ぎたのか。
 アンズの良い香りがする。20数年前までアンズの木があり春になると淡紅色の花が咲きこの時期色づいて口にすると香気を口中に漂わす。
 その木も今は枯れて切り株と思い出だけが残っている。
 アンズはバラ科サクラ属の落葉小高木である。
 一般に酸味が強く、果実酒やジャムにして利用される。
 4000年以上前から栽培され、東アジアの気候に適した東アジア系と、地中海性気候に適したヨーロッパ系の品種がある。
 日本には生梅と同様かなり古い時代に、杏仁(きょうにん)を利用するために導入されたようである。
 写真のアンズの実は娘が友達から頂いた1.2kgの一部である。
 生食して甘酸っぱい味と芳香を久しぶりに満喫し、後はシロップ漬けにすることになった。
 レシピは次による。
  材料 アンズ 1.2kg   シロップ (水1L×砂糖1.2kg)
  レシピ @アンズを二つ割にして種を取る。
       Aアンズを湯通し(80−90℃)し、煮沸した瓶に形良くつめる。
       B熱いシロップをAに注ぎ入れ、しばらくおく。
       Cしばらく様子を見てBに又アンズを詰める。
       DCにフタをし、半回転戻したものを瓶ごと煮沸し、脱気7分、しっかり締め6分殺菌

 勿論シロップ漬け作りは家内の仕事であるが、出来具合が今から楽しみである。(7/1)

ブルーベリー

 大実ブルーベリーが熟した。
 孫娘の小学校卒業記念の記念樹である。勿論当人は待ちに待った収穫で大喜び、家族みんなが喜びを分かち合っている。
 ブルーベリーはツツジ科スノキ属の落葉低木で、原産地は北アメリカである。
 青紫色の色素アントシアニジンが目によいと、人気が高まった果実である。
 写真は’ウェイマウス’。ハイブッシュ系(早生の大玉品種)である。
 ブルーベリーはスノキ属の低木の総称だが、果実として栽培するのはハイブッシュブルーベリーとラビットアイブルーベリー、およびその交配種で、ハイブッシュ系は冷涼地、ラビットアイ系は温暖地に向く。
 果実は一般に白粉をおびている。
 孫娘と共に一粒づつじっくりと新鮮な果実の味を味わってみよう。(7/9)

ウミネコ

 4日小雨降る中三陸の浄土が浜を訪れた。しばらく振りの訪問であったので、天候は悪かったが、霧や風がなかったので陸中丸に乗って浄土が浜島巡りをした。
 特に印象に残ったのは餌を求めて船を追いかけてくるいつものウミネコの群れである。
 ウミネコはカモメ科の鳥で、翼長36cm、尾の先に幅の広い黒帯があるのが特徴である。
主として日本近海の島に集団で繁殖し、青森県蕪島、山形県飛島、島根県経島などは天然記念物に指定されている。草地や岩石地に巣をつくり、魚、昆虫などを食べる。
 ネコに似た声で鳴くのでこの名がある。
 餌を与えると群れをなして取りに来て、手から直接に餌を持っていくしぐさは可愛いもので、何処までも何処までも船の後を追いかけてくる姿は健気である。(7/10)

 

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