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ゼラニューム ゲッケイジュ 困ったその2 オダマキ モッコウバラ
カミツレ クサソテツ アミガサタケ アルメリア ヒレアザミ クロオオアリ
カラスビシャク 竹の秋 ブルーベリー ハイドランジア アカメガシワ
帰化植物2種 ハマナス ブラシノキ ヒトリシズカ アオスジアゲハ
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ヨーロツパを旅行した時、たぶんスイスであったと記憶しているが、真っ赤な花のゼラニュームが2階の窓辺に鮮やかに咲いていたのが印象的である。
ゼラニュームはフウロソウ科ベラルゴニウム属の常緑多年草である。
直射日光を好み、ヨーロッパのようなアルカリ性の土質が合っている。比較的寒さにも乾燥にも強い。
原産地は南アフリカである。
窓辺を飾る素晴らしい花も、自然に咲いているわけではない。朝早く萎んだ花や黄色くなった葉を摘み取り、適度に潅水や肥料をやるなど、人目に立たない時刻に、何処の家庭でも管理しているのを見た。
町をきれいに保つことは大変なことである。
別名をテンジクアオイとも呼ぶ。
属名のベラルゴニウムはギリシア語のpelargos(コウノトリ)に由来し、果実の鞘がコウノトリの嘴に似ていることによるという。
園芸品種のゼラニュームはゾナーレ種とインクイナス種を親とした種間雑種で多くの品種がある。
枝や葉に独特の香りがあるので、好みは分かれるが、四季咲き性で次々と開花し年間を通して楽しめる花である。(4/13)
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ゲッケイジュの花が開花し、芳香を漂わせている。
ゲッケイジュは月桂樹と書き、クスノキ科ゲッケイジュ属の常緑高木である。
ゲッケイジュは地中海沿岸地方の原産で、日本に渡来したのは明治に入ってからという。
明治39年(1906)日比谷公園で日露戦争の「戦勝祝賀会」でゲッケイジュが記念植樹され、学校や公的機関で記念樹として植樹されるようになった。
このごろでは庭木としても見られる。
雌雄異株である。我家の株は高野の沼尻氏が挿し木で繁殖したもので、親木が雄木であるから実はならない。最も日本には雌木は少ないという。
料理の際によく利用されている。
ゲッケイジュは漢名の月桂樹から、また、別名ローレルとも呼ばれるが、学名はLaurus nobilisで、属名はケルト語のlaurからきたラテン語で「緑色」を、種小名は「気品のある、高貴な」を意味する。
耐陰性があり、刈り込みにも強いが、大きくなってからの移植は難しい。
古代ギリシア時代から戦争の英雄やオリンピックの勝者に枝葉で冠をつくり、勝者に贈ったのがこの木である。
また、ギリシア神話では、愛の神エロスを嘲笑したアポロンは罰として黄金の矢を射られ、ニンフのダフネを熱愛してしまった。拒絶する彼女をベネイオス河畔へ追いつめたところ、彼女はゲッケイジュに変身して純潔を守ったという。
以来、この木はアポロンの聖木となり、彼が音楽、弓術、詩歌の神でもあったことから、竪琴と矢筒および詩人の額を飾る誉れの印となったという。
いろいろと話題を持ち、香辛料としても利用度の高い木である。(4/15)
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困ったということは、人生には付きものであり、生きている証かもしれない。
命に関わることでも無し、お金で解決できることではあるが、自力で解決したい意欲はまだ残っている。
実は3GBの容量しかないハードデスクのパソコンをホームページ作成に使っている。
この頃ハードデスクの残量が僅かになってきた。外付けハードデスクを求めることもないので、使用しないアプリケーションソフトを正規の手続きで削除し、残量域を大きくすることができてほっとした。
ところが、画像(JPG)ファイルのアイコンが見慣れないものに変化している。大きな問題はないが何かすっきりしない。
JPGファイルに対応するアプリケーションファイルの関連付けがなんかの関係で変わってしまったのである。
関連付けと、ファイルタイプの編集に手間どる。
今度は、ホームページの編集を始めたところ、上書き保存に入ると、黄色の三角の中にエクスクラメーションマークが出て、次に進めると「エラー発生保存できません」というメッセイジになってアウトである。
どのページでも同じで、このままでは一切の編集はできなくなってしまった。
内容から言ってウィルスではない。もっともウイルス対策は2週間に一度更新して、毎日起動時アクセス時に監視している。
結果的には、各ページのindex.htmlファイルを上書き保存ではなく、名前をつけて保存に切り替えて保存し、index.htmlに名前を戻して各ページに返し、修復を終えた。
つごう5日間、記憶力の劣ってきた身には大変な仕事であり頭のしんどい体操であった。
先に述べた家庭内LANは20MB近いファイルのやり取りには大変重宝した。
終わってみれば何のことはないことであるが、ほっとした。ご苦労様でした。
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オダマキが咲き出した。
家内が総和町の知人から頂いたものである。
オダマキはキンホウゲ科オダマキ(アクイレギア)属の多年草である。
多年草とは言っても短命で、株は数年で衰えるので、種を蒔いて更新するとよい。
写真は日本の高山に自生するミヤマオダマキの改良種である。
緑白色の葉と、花の距が後方に突き出した独特の花形が面白い。
日本にも原産する植物であり、北半球の広い地域に多くの種類が分布している。
ヨーロッパで改良された種はセイヨウオダマキと言われ花形と花色に富んでいる。
名前の由来は麻糸を紡いだおだまきと呼ばれる手巻状のものに花の形が似ていることによる。
学名はAquilegia vulgaris Lで属名は一説ではラテン語のaquila(鷲)に由来し、曲がった4本の距が鷲の爪に似ていることによるという。(4/16)
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低気圧の通過の影響で今日は南風が吹き荒れた。
見事に咲いたノダフジ、ハナミズキ、エニシダ、ホタンも咲き出したが風にもまれて可愛そうである。
写真のモッコウバラも咲き出した。
モッコウバラはバラ科バラ属の落葉つる性樹木である。
この頃民家の垣根に細かい黄色の花がぎっしり咲いているのを見ることが多くなった。モツコウバラである。
原産地は中国で、花の名は中国名、木香花の音読みの転訛である。
学名はRosa banksiaeで種小名はイギリスの植物学者J.バンクスの夫人を記念してつけられたものという。属名はバラのラテン名に由来し、赤い色を意味するケルト語の語源となっている。
日本には享保年間(1720頃)に渡来した。
黄色八重咲きのキモッコウバラは香りがないが、白八重咲きのシロモッコウバラは芳香がある。
挿し木で繁殖できる季節の花である。(4/17)
爽やかな若葉の中、陽気に誘われての散歩の途中、中郷地区でカミツレの群生を見つけた。
コスモスのような葉で20―30cmに立ち上がり蕾を開こうとしていた。
あまり見られない植物である。
先に紹介した、ハーブのカモミールの仲間で、キク科シカギク属の一年生あるいは越年生の直立草本である。
もともとは北ヨーロッパおよび西アジアが原産地で、今では薬用植物として広く栽培され、強壮薬とされている。
別名でカミレ、ゼルマン、カミルレ、ドイツカミルレとも呼ぶ。
牧野博士は、従来本種をカミツレと発音していたが好ましくない。真のカミルレはローマカミルレ(ローマカミツレの発音は不当)すなわちAnthemis nobilis Lを指す。カミルレはオランダ名Kamilleに基づくという。(4/18)
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クサソテツの緑が見事である。
南側に崖があったころ、崖はクサソテツに覆われ来訪者の目を引いていた。
その崖がなくなってからは木陰に生育適地を見つけて繁茂している。
孫がよく芽吹き時に若葉の先の巻いている部分を見つけて取ってくる。コゴミである。
春の香りを食膳に届けてくれる我家の春の植物である。
クサソテツはメシダ科の落葉性多年生草本である。
夏緑性のシダで、根茎が地中をはい新株を作って繁殖する。栄養葉は50―100cm。胞子葉は栄養葉の集団の中心部から出て、幅も狭く、裏に巻いて胞子嚢群を包む。茶色に見えるのは去年の胞子葉である。
別名をコゴミ、ガンソクと呼ぶ。
コゴメまたはコゴミといって若葉をゆがいておひたしや和え物、煮物、天ぷらなど食用とする。
日本名の草蘇鉄は草本性のソテツの意味で、コゴミは若葉が巻いているのをかがんでいる状態に見たものでミというのは食用になる実質的な部分があるからという。
ガンソクは、雁足で葉柄の基部の集まりを雁の脚に見立てたものという。(4/19)

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イヌツゲの庭木の下で、チャボリュウノヒゲの中にアミガサタケが生えていた。
アミガサタケは子のう菌類ノボリリュウ科のキノコである。
春、広葉樹林、草地、庭などに発生し、多数群生することもある。
キノコは高さ8p程度、頭部は類球形ー卵形、表面は大きくくぼんで、窪みの縁が網目に見える。
淡黄褐色で、柄は白く下部はやや膨れる。
食用になるが、日本人には好まれない。ヨーロッパでは一級の食用茸であるという。
食べる時には猛毒のシャグマアミガサタケでないことを良く確かめる必要がある。
気をつけてみると結構キノコ類もその環境にあったものが生えていて楽しみである。(4/20)
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アルメリアと言えば、丸く茂ったマツのような葉の間から、かんざしのような花を一斉に咲かせる、海岸性の草本を考える。
それもアルメリアであるが、今咲き出したのは、花茎が30―40cmと高く伸び、花茎も丈夫で、葉の幅も広い、プランタギネア種のオオハマカンザシである。
アルメリアはイソマツ科ハマカンザシ属の常緑多年草である。
北半球を中心に約50種あるという。
アルメリアはナデシコに似ていることからナデシコ属の一種のラテン名flos armeriacに由来するとも、またケルト語のarmar(海)に近いことから海辺に自生する植物の意から来ているとも言われている。
夏の暑さと多湿にはやや弱く、寒さには強いが、霜柱が立つようなところでは霜よけが必要である。
日当たり、水はけ、風通しのよい場所を好み、石垣の上などに植えると良く育つ。
大株になると蒸れて枯れやすいので、秋に株分けをするとよい。
花色もピンク、白、赤など豊富で、花壇の縁取り、鉢植え、ロックガーデンなど利用範囲が広い丈夫な草花である。(4/21)
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カラタネオガタマ、ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)、コデマリ、オオデマリ、ナルコユリ、スズラン、クレマチスの花が咲き出した。例年になく開花が早い。
散歩の途中、北山地区ではヒレアザミの花が目につく。
ヒレアザミはキク科の越年草で、道端や河原、野原などに生える。
茎には歯牙のある幅広い2条の緑の翼をもち、先は刺となっている。
茎の高さは1m内外で、葉は互生し、羽状に中ー深裂し、縁に茎と同じく波状の欠刻と細い刺が多い。
枝先に紅紫色の径2cm程の頭花をつけ、総苞片は反り返っている。
厳密にはヒレアザミはアザミ属ではなく、ヒレアザミ属という別属に分類されアザミの仲間ではない。
ヨーロッパからコーカサス、シベリアを経て東アジアの温帯に分布し、日本では本州から九州に分布している。
和名は、茎にある翼にちなみ、ヒレのあるアザミに似た植物の意である。
別名ヤハズアザミの名を持ち、緑の葉に紅紫色の花の映える野趣豊かな野草である。(4/22)
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畑の通路に敷いた古いカーペットをめくってみると、そこには素晴らしいアリの迷路
コロニーがあった。
突然の露出に働きアリたちは右往左往したが、瞬く間に蛹や卵を穴の奥に隠してしまったのには驚いた。
彼らの大多数もカメラのレンズを向ける間に穴の中に隠れてしまった。
膜翅目アリ科ヤマアリ亜科クロオオアリのコロニーである。
北海道から八重山に分布し、畑の周辺や草地に普通に見られる種である。
体長は働きアリ7―13mm、女王アリ17mm、雄アリ7mmで成虫で越冬する。
日本最大のアリで、日当たりの良い乾いた地面に巣をつくる。
1匹の女王を中心に沢山の働きアリが社会生活をしている。
働きアリにも大きさに違いがあり、死んだ虫や、アブラムシの蜜をなめる。大きな餌はその場で分解して巣に持ち帰る。よく自分の体より大きな餌を運ぶ姿を見かける。
羽のある新女王は6月末に出現して、羽のある雄アリと空中交尾をし、新しいコロニーを作るという。(4/23)
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カラスビシャクは畑や草地に普通に生えるサトイモ科の多年草である。
草花を植えたプランターの中に生える迷惑な雑草は、オキザリスとカラスビシャクである。
共に球状の地下茎があり、上部の葉を抜いても地下茎が残ってしまい除去できない始末の悪い雑草である。
カラスビシャクの葉は根本から伸び3枚の小葉からなる複葉であり、小葉のもとに丸い珠芽ができる。
花茎は真っ直ぐに伸びその先は丸く巻き仏炎苞になっている。
小さな花は苞の中の軸につき、下部に雌花、上部に雄花がつく。
軸の先は苞の外に長く伸びている。
子供の頃にはこの苞の中に土を入れて遊んだ記憶がある。したがって、この草の名はツチクイムシと呼んでいた。自然の草木も遊びの対象となった時代である。
北海道から沖縄まで全土に分布している。
漢字では烏柄杓と書き、仏炎苞を烏の使う柄杓に見立ててつけられた名前である。
地下にある球茎は、漢方で半夏(はんげ)と呼ばれ、嘔吐を抑制する作用があり半夏瀉心湯など多くの漢方薬に配合される重要な薬草である。
茎や葉は有毒で地下の球茎だけが薬用部位である。
除草の時に球茎を採取すると現金収入になったことから「へそくり」の愛称があることも面白い。(4/23)
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自然環境調査会のおり、竹の葉が黄色く枯れて落ちているのを見ながら「竹の秋」の話になった。
竹の秋は季語で、陰暦3月を言う。
今日は陰暦3月12日であるから竹の秋である。
この時期は筍も大きく伸びているが、筍のために栄養をまわし、親竹は葉を落として栄養分の消費をおさえて筍を育てているという。
筍も伸びた陰暦8月になると、竹の春といって、親竹が新しい葉を伸ばしてくるという。自然の摂理とは素晴らしいものである。
娘がこの話しを聞いていて、話し出した。
「我家も竹の秋だね」と、娘夫婦にとっては3人の子供たちを中学と大学に通わせている。
紛れもない子育ての時期である。すべての生活を切り詰めて今は子供たちにつぎ込んでいる厳しい忍耐の年齢である。
竹の秋の年齢はどなたも通らねばならない。やがて竹の春が来ることに希望をもって頑張ってくれることであろう。(4/24)
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ブルーベリーの花がいつのまにか咲いて、真っ白な壺のような花が残り一つになってしまった。
今年はいくつ実がつくのだろうか。
中学生になった孫が今年の小学校卒業記念に購入して植栽したものである。
ブルーベリーはツツジ科スノキ属の低木群で、藍黒色から淡青色の液果を房状につける果樹である。
多くの近縁野生種がヨーロツパや東アジアにあるという。
栽培品種群は北アメリカ北東部の原住インディアンが古くから採集利用していた種の中から、19世紀末に栽培化され開発されたものである。
酸性土壌や水湿を好む果樹である。
つくば市の農家が、バブル崩壊後にゴルフ場等の開発などが減り、芝の需要が減っていることから、健康食品の需要に目をつけブルーベリーの生産に芝から転作したという。
今年初めて収穫できるとか「つくばブルーベリーの里・沼崎」に期待するとともに、我家の大実ブルーベリーが、いくつかでも実って孫の願いにこたえてもらいたいものである。(4/25)
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ハイドランジアはユキノシタ科アジサイ属(Hydrangea)の園芸植物の総称として使われている名前である。
写真は、ガクアジサイの変わり花で、装飾花が八重の「隅田の花火」である。
自生地で稀に見出される花色や花形の変わったものが、育苗されて出てきたものである。
大きな手まりのような花を咲かせるアジサイはガクアジサイの両性化が、すべて装飾花になった園芸品種である。
ガクアジサイ系とヤマアジサイ系では生育環境も異なるので、その性質を知って肥培管理することが大切である。
大まかな両者の区別は、ガクアジサイ系は葉が卵形で大きく、葉の縁には鋸歯がはっきりと現れ、葉の表は無毛で光沢がある。
ヤマアジサイ系は葉が細長くて小さく、葉の先端が尾状にとがり、葉の表には伏毛が粗くついていて光沢がない。
西洋ジサイなどのハイドランジアは日当たりから半日陰まで良く育ち、比較的乾燥にも強い。
一方、ヤマアジサイ系の林の中に自生する種類は、夏の強い日光や乾燥を避け、午前中だけ日が当たる場所や半日陰で育てると良い。
属名のハイドランジアは、ラテン語のhydor(水)とangeion(容器)で、果実の形状が「水瓶」に似ていることによる。
又、花のように見える部分は萼で、その中心に目立たない小さな花をもつ、このような花を装飾花という。
ハイドランジアは、花色も花形も新しい品種が続々と登場して面白い。(4/26)
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ナンジヤモンジャが雪をかぶったように若葉の上に真っ白な花を咲かせ、エニシダも鮮やかな黄色の花を咲かせている。
愛犬の散歩道には、アカメガシワの赤い新葉が目立つ。
アカメガシワはトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で樹皮は褐色、成長は非常に早い。
葉は幅広く、芽だしは赤い。
別名をゴサイバとも呼び、古代から祭礼に御菜を盛る葉としてカシワ同様に使われた。
万葉集にはアカラカシハや久木(ひさぎ)の名で載り、材は柔らかく、樹齢の久しい大木にはならない、久木はあて字で、ヒサ(ヒョウタン)の葉に似る木と言う意味であろうと湯浅氏は「花おりおり」に記している。
雌雄異株である。
本州、四国、九州の山野に普通に見られる。
これに似た木で、同じ仲間であるがオオバベニガシワがある。こちらは、中国東南部の原産で、庭園に植栽される落葉低木で、雌雄同株である。
若葉は暗紅色で春に特に芽立ちが美しい。
我家でも庭先に植栽していたが、何時の頃からかなくなって久しい。アカメガシワを見るたびにオオバベニガシワの真っ赤な芽吹きが目に焼きついていることを思い出させる樹木である。(4/27)
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さきに塀の外に咲いた道端のポピーを「芽吹き」のぺーじで紹介した。
ポピーは英名で、ご存知のようにヒナゲシとも呼ばれる。ひとりでに生えたもので、なぜかよくわからなかったが、湯浅氏によると近年広がりつつある帰化植物のようである。
61年に東京都世田谷区で最初に気づかれたという。
原産地はヨーロッパで、ヒナゲシにない橙紅色で、果実が丸くなく長いことから、ナガミヒナゲシと呼ぶ。
今年は庭の隅に生えて橙紅色の花を咲かせ健在である。確かに実は長く、帰化植物のナガミヒナゲシである。
過日、マツバウンランの群落を見た。ウンランは海岸の砂地に生えるゴマ
ノハグサ科の多年草で、名は海蘭の意味という。マツバウンランは葉が松葉のように細いウンランという意味で同じ仲間であるが、こちらは新しい帰化植物である。
我が国では法律で禁止されているケシが庭先に生えているのをみた。家人はケシである事を知っているのかという話から、このごろ英国風ガーデン用に、とりどりの花の種を混合した小袋が輸入されて園芸店で販売されている。
その中にケシが入っていた話が出てきた。
ナガミヒナゲシやマツバウンランにしても、草花としてそのような過程を経て帰化して来たものであろうか。
見慣れない植物と出会う機会が多くなっていることは間違いない。(4/28)
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ハマナスが、今日、今年の一番花を開花させた。
ハマナスはバラ科バラ属の落葉低木である。
ハマナシとも呼ばれる。
直径2―3cmになる実は食べられる。北海道に旅行した時、その実を味わったことがある。
その味がナシに似ているので、浜辺に多いことからハマナシの名がある。
ハマナスはそれが訛ったものといわれる。
海岸の砂丘に地下茎をのばして増えるため、大群落を作っている。
花は香りが強く、香水の原料ともなる。
ハマナスは亜寒帯から温帯に分布し、日本では北海道と本州北部の海岸に自生している。
北海道大学の学生歌にも「・・・ハマナス赤き磯辺にも・・・」と歌われている。
網走の原生花I園では20kmも続くハマナスの大群落がある。
茨城県鹿島郡大野村大小志崎の自生地は、「ハマナス自生南限地帯」として国の天然記念物となっているが、近年県北の海岸には見られなくなっていることは寂しい。(4/29)
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ブラシノキはフトモモ科ブラシノキ属の常緑低木である。
枝先にかたまって付く深紅の花は誠に見事である。
別名をカリステモンとも呼ぶ。又、キンポウジュ(金宝樹)という芳名ももっている。
この花の美しく目立つ部分は多数群がってつくブラシのように見える赤色の雄しべである。
花弁もがく片もそれぞれ5枚づつついているがごく小さい。花びらは開花後すぐ散り落ちてしまう。
葉は細長く革質で、葉脈は縦に平行に走る。
枝のところどころに虫の卵のような実が沢山つき、2―3年残っている。
オーストラリア特産の植物で、横に良く広がって育ち、関東南部以西なら露地栽培ができる。
ブラシノキは花序の形に由来し、英名もボトムブラシ(瓶洗いブラシ)である。
カリステモンは属名のラテン読みで、ギリシア語の「kallos(美)+stemon(雄しべ)」に由来、種小名speciosusは華やかさを意味している。
繁殖は実生、挿し木、取り木による。移植は根があらく、やや難しい(4/30)
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今日から5月、八十八夜、「八十八夜の別れ霜」と、この辺では言われている。霜の降りる心配がなくなるというので温室の植物を戸外に出してみた。
庭先のイロハモミジ(アオヤギ)の根本に毎年ヒトリシズカが芽を出す。
今年も芽を出して花を咲かせたが、盛りを見逃してしまった。残念である。
センリョウ科の多年草で、山野の林や草地などに生える。とは言っても、林は下草刈りなど手入れが全くされず、現在は自生する環境にない。
茎は節があり、葉の中心から長さ3cmの花穂(かすい)を出す。
花弁も萼もなく白い花糸が目立つ花をつける。葉は対生である。
ヒトリシズカはつややかな葉と白い花穂を静御前の舞い姿に見立てた名でる。
同じ仲間にフタリシズカがあるが、ヒトリシズカとの対比で花穂が2本あるものが多いことからの名前であるが、3―5本と変化があり、2本とは限らないようである。
写真は築山の縁に咲いたフタリシズカである。
良い季節になってきた。(5/1)
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ゴールデンウィーク後半に移る。今日は高気圧圏に入り素晴らしい五月晴れである。
クレマチス、セイヨウシャクナゲ、アヤメ、ベルフラワー、ミヤコワスレ、サンザシも開花した。
茶の木の芽も伸びて、昔なら茶摘時である。
その茶の芽の上を低く敏捷に飛んでアオスジアゲハが姿を現した。
アオスジアゲハはアゲハチョウ科の昆虫である。
真っ黒なはねに目の覚めるような青い筋を輝かせて空をかける。すばしこい蝶である。
海の色とも空の色ともつかぬ青色は、はねの膜の色で、この部分には鱗粉がない。
幼虫はクス科植物の葉を食べる、暖地の森にすむ蝶であるが、クスは街路樹や神社などに植栽され、林の中よりむしろ街中の蝶となっているという。
冬は蛹で越冬し、春型は夏型より小さい。
ヤブガラシ、トベラ、ミカン、ネギ、ソバの花などで吸蜜、白や紫色の花を好む。(5/2)
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