2000/05/28

AE100系のパワーウインドー


AE100スプリンター

AE100のスプリンターですが窓ガラスが下がったきり上げることが出来なくなった故障です。
最近の小型車にはメーカーを問わず多い故障例ですね。昔は衝突事故の際の衝撃吸収構造
などとは無縁でドア内部も広々として何でも自由にレイアウトが可能でした。そのころの故障は
ほとんどがモーターの出来が悪く水の浸入等による故障がほとんどで修理費もかさみました。
でも今ではモーターの故障はほとんどなく、衝撃吸収構造により内部に補強の為のバーや
パネルが入り空間も狭まりそれに伴ってウインドレギュレーターがリンク一体型からもっと
自由度の高いタイプに変わってきました。それはそれでいいのですが、材質の問題で非鉄の
為に肝心の所が割れたりするトラブルが多くなりました。部品代は比較的安価ですが少し
高くても壊れない材質で作ってほしいものです。今回はこの修理です。


 まず内張から外して行きましょう、プラスチック部品が多いので注意して。
用意するのはプラスドライバー、マイナスドライバー、10ミリのTレンチ等

特殊クリップ クリップ

内張サイドのこのクリップを外すのは中の”ポッチ”を軽くドライバーの先で押すだけ
そのあとでそっくり引き抜けます。けして強く押さないこと。

ボルトカバー ボルト

ドアの前側にあるこの丸いカバーを剥がすと中にスクリューが、これも取ります。

ドアハンドル ポケット

ドアハンドルは真ん中のスクリューを取り、全体を左にずらすと浮き上がります。リンクは外さないで
そのままで、左のホルダーは中のスクリューを取れば持ち上がります。

ミラーカバー ドア内部

マイナスドライバーにウエスを巻いてピラーの間に差し込み
カバーを剥がします。

同じようにパネルと内張の間にドライバー等を差し込み
内張を剥がします。中のピンを割らないように。
また内張の下にあるスクリューは取る必要は有りません

内部 レギュレーター

ビニールを破かないように、これが内部です。

中に落ちてるガラスを持ち上げプレートからボルトを取って
上から抜き取っておきます。

サイドインパクトビーム レギュレーター

中に見えるのがサイドインパクトビーム。

外したレギュレーター、ワイヤー式になって取り付け自由度は
高くなってますね。真ん中のシルバーの丸いカバーの爪を
起こしてケーブルホルダーを抜きます。

ケーブルホルダー 新しいホルダー

ケーブルホルダーを新しい物に差し替えますが、新品のホルダーには運搬中に外れないように
バンドで固定してあります。作業前までこれを取らないように。

組み付け カバーの取り付け

モーター側の差込角とホルダーの穴を合わせて取り付け
ホルダーが分解しないように注意して回転させて合わせる。

付属のプレートカバーを付けてモーターの組付けは完了

取り付け クリップの取り付け

ガラスを差し込みホルダーに締め付けて交換は完了
この時ガラスの取り付け位置がやりづらいときはドアスイッチを
内張から外してハーネスに差し込み位置を合わせます。

確認後内張の取り付けです。このクリップを差し込むには
中の芯を引き出して置いて穴に差し込み、その後指先で
ぽちっと押せば完了。他のパーツも元通りに。

古いタイプ

左は古いタイプのレギュレーターですドアの中に入るため雨の浸入
や洗車時の水がかかりやすく動かなくなると必ずモーターが
駄目でした、でも最近のタイプだとモーターはドアパネルの外側に
付くようになり、ほとんどモーター自体のトラブルは見られません、が、
この様にレギュレーターのトラブルが多くなりました。
このレギュレーターの部品代は3000円弱です。
これを参考に挑戦してみますか?