1999/12/22
ラジエターのリザーブタンクにLLCを補充しておいてもすぐまた警告灯が点灯するというような時は必ず何処かに
水漏れの原因があります、そのような時は早めに点検して貰いましょう。今回はタウンエースワゴンのCR30G
平成3年登録で走行は95000キロです。84000キロの時点でタイミングベルトだけを交換してありますがこの
エンジンのウォーターポンプはファンベルト駆動ではなくタイミングベルトで駆動しているため大抵の場合ベルト交換
後、しばらくするとポンプの水漏れを起こすようになります、それはベルトを交換する前はベルトも伸びているため
ポンプにかかる力も弱いのですが、新しいベルトに替えるとポンプにかかる力が強くなるため水漏れを起こしやすく
なります。車種にもよりますがタイミングベルトを交換する時はポンプも一緒に換えて貰いましょう。
ではポンプ交換手順を見てみましょう。

上から見たエンジンルームですがここからでは水漏れが確認出来ません。

リフトアップして下から見ると水漏れ跡がシミになってよくわかりますね、これが初期の時はエンジンの熱ですぐ乾いてしまうので
案外見逃すこともあります。写真の左側に見えるクランクプーリーの付け根からオイルパン沿いにLLCが流れています、ポンプの
場合はエンジン停止中は案外漏れないのでかけておいて見るとよくわかります。

この車のポンプはタイミングベルトの奥にあるのでドンドン周辺部を外していきます。

クランクプーリーをプーラーを使って外します。

タイミングベルトカバーが外れむきだしになった所です。この時点で水漏れもよく確認出来ます。

真ん中の丸いプーリーがポンプで、これは上から見たところなので左上が下になりますがそこに漏れ痕がありますね。

まだ外していないポンプ全体の様子ですが、ポンプボディーにインジェクションポンプが付いているので少し面倒です。まずインジェクション
プーリーを外しますが外すとき固いので注意します。そしてボデー裏側のナットを二個取り外します。
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| 外したポンプです。 | 新品のポンプですがタイミングカバーまで付いてるので なにか変更があったようです。 |

これがポンプを外した状態ですがタイミングベルトと同時交換ならばわずかな時間が追加になるだけです。時間と手間を惜しまず
ぜひ一緒に換えてもらいましょう、その時、間違っても過剰整備されたと思わないように。

すべて組み付けてエンジンをかけ、水漏れの無いのを確認して完成です。

シート類も取り付けて出来ました。