2000/03/14

たまに軽自動車も取り上げてみましょう。
車種はスバルサンバートライ、平成2年すでに
10年選手といったところです。
走行は43000キロ。
エンジンは4気筒になったばかりの初期型で
どうしてもマイナーなトラブルが発生しやすい
ものです。
このころは点火装置にまだ接点式のポイントを
使用してました、どういう訳か多分コンデンサー
の容量が小さいせいか接点がすぐに焼けて、
おまけに電磁ポンプの信号もここから取っている
ためにかからなくなることがよくありました。
今回は停めておくと下にオイル漏れの痕が
あるので見てほしいとの依頼です。
リフトアップして下から見ると2個所から
滴るほど漏れてました。

一個所はオイルドレンコックから漏れてます。
見るとドレンボルトの締め付けが緩く、おまけに
アルミ製のパッキンで、オイル交換の際、再使用
するのはいいのですが必ず当たり面を確認して
締めないと漏れを起こします。
薄いアルミパッキンならすぐオイルパンになじむ
のですが厚いパッキンでしたので締め付けが
弱くうまくなじむことが出来なかったのでしょう。
このドレンコック、パッキンの当たるつばになる
所の幅が狭いため、他のシート状のパッキンでは
締めすぎるとかえって切れてしまうのでやはり
アルミ製か銅製のワッシャータイプを使うしか
ないでしょう。そしてきちんと締め付ける事です。

ドレンコックパッキンはこの様な物が使われてます。左上がこの車に付いていた物で
右上がこれから使う純正のパッキンでプレス物で出来てます。
下は一般に使われている物です。この車には内径サイズの合う物が少なく
やはり純正品をお勧めします。

もう一個所はヘッドカバーから漏れてます。
ヘッドカバーを外すには2本のブローバイホース
を取りプラグコードを外し、6本のボルトを取ると
すぐ外せます。
この時カバー内のオイルが漏れて来ますので
すぐふき取りましょう。
パッキンは2種類がキットに入ってます。
大きいのと6本のボルトの所のOリングが
6個。

熱の為に弾力を失ったパッキン。
おまけに横置きのエンジンなのでどうしても
他車に比べて漏れやすい。
水平対抗のエンジンもここが弱いです。
そして漏れたオイルは排気マニホルドにかかるので
においですぐ漏れがわかる。
ほうっておくと火災を起こす危険があるので早めに
直しましょう。

ついでに焼けたポイントも交換します。
ポイント交換なんて久しぶりにやりました。

出来上がり、でもしばらく漏れたオイル分が
なくなるまでは焼けたにおいが残ります。