<帰って来た>ちゃりんこ倶楽部

メールマガジン 第25号


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          <帰って来た>ちゃりんこ倶楽部

       自転車でお散歩、ままちゃりサイクリングの勧め
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            第25号(平成23年6月17日)



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                地デジ化
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◇震災被災地域を除き、七月二四日(日)をもって地上波によるアナログテレビ
放送は終了、二五日からはデジタル放送のみとなり地デジ化が完了します。

◇昨年の八月には、わが家にも地デジ対応の一台目のテレビがお目見えしまし
た。アンテナ工事を含めて十数万円の費用は息子が負担、私たちにプレゼント
してくれるというので、有り難く頂戴しました。

◇画面は鮮明で、風景などは実に綺麗です。ただ、人の顔がアップになると普
段は見えない小じわなど、見えなくてもいいようなアラがくっきりと見えて少
々興醒めです。それこそ地デジ対応のメイクアップ法の開発が必要なのではと
思います。

◇わが家では地デジ対応のテレビが居間に、隣の台所には小型のアナログテレ
ビが置いてあります。両方のテレビを同時につけていると、隣同士両方のテレ
ビの音が聞こえます。そして、その音はまるでコダマのように約二秒位ずれて、
同じ音声が二度繰り返し聞こえます。アナログテレビが先でデジタルテレビが
後です。当然画面表示も二秒くらいずれています。画面に表示される時刻もず
れています。時刻表示がずれるのはまずいと思うのですが、どうなんでしょう。

◇それにしても「地上波」って何なの?と思い調べてみると、人工衛星を介さ
ない地上を伝わる電波、つまり普通のテレビ放送のことだそうで「衛星波」の
対義語、衛星放送ではないことを明示するための用語のようです。


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■ 最近(昔)読んだ本(気になった本のご紹介)…【日中戦争】■
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◆北村稔 + 林思雲 著
   『日中戦争 戦争を望んだ中国、望まなかった日本』 (株)PHP研究所

◇本書では、日中戦争の前提となっている「侵略戦争を起こした日本と侵略さ
れた中国」という枠組みは取り払われています。日本と中国は西洋の圧迫に対
抗するために「近代化」を追求した対等のライバルであったという観点のもと
に、明治以降の日中間の歴史を分析し、その延長線上で日中戦争の実像を捉え
なおしています。

◇少々長くなりますが、目次をご紹介します。
 序 章 国際政治と戦争
   世界史のなかの日中戦争/侵略戦争は戦争犯罪ではなかった/ナチス・
   ドイツのとばっちりを食った日本
 第一章 日中戦争に至る歴史的背景
   ヨーロッパ型国際秩序に参入した日本と中国/日露戦争が生み出した新
   たな対立/日中対立のさらなる展開
 第二章 日中戦争と中国
   中国における対日開戦論の勃興とその経緯/蘆溝橋事件から日中全面戦
   争への道
 第三章 日中戦争と日本
   日中戦争の勃発と日本側の対応/日中戦争初期の和平工作/国際政治の
   中の日中戦争
 第四章 日中戦争と中国社会
   誰が戦争を闘ったのか/徴兵の実態
 第五章 中国社会を変化させた戦争の力学
   日本軍による占領の実態/親日政権の樹立とその矛盾
 第六章 日中戦争から太平洋戦争(大東亜戦争)へ
   日本が模索し続けた国民政府との和平交渉/日米戦争への道
 第七章 中国人の「歴史観」
   中国人における「罪と罰」/中国人の虚言を生み出す中国の儒教道徳−
   −「避諱(ヒキ)」

◇いかがでしょう。日中戦争はドイツやソ連との複雑な関係の中で起こり、最
終的には日米戦争に発展していきました。また、日中戦争は日本が主導してい
たわけではなく、日中戦争前の中国では日本に対する主戦論が圧倒的に優勢で、
都市部の住民は日本との戦争を熱望し、勝利を確信していました。…


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■ 今週の風物詩(私の写真館)…【クサガゲロウ】■
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●写真はこちら → http://www.fureai.or.jp/~show-ty3/photo22-025.html

◇葡萄の葉の裏にとまったクサカゲロウ(草蜉蝣)です。

◇体調3cmほどの薄緑色の昆虫です。写真は、真上を見上げるようにして撮っ
たので焦点が定まらず、触覚が画面から切れてしまいました。やや逆光気味だ
ったのですが、葡萄の葉を通ってきた光がほどよく蜉蝣の羽の脈を浮き立たせ
ています。

◇クサカゲロウの卵は、葉の裏などに細長い柄の先にぶら下がる格好で産み付
けられます。これが俗に「優曇華(ウドンゲ)の花」と呼ばれるものです。


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■お知らせ:ご愛読いただきました「<帰って来た>ちゃりんこ倶楽部」は、
今回をもってひとまず終了します。では、また?


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◆発行者  土山 肖 ホームページ http://www.fureai.or.jp/~show-ty3/
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