16式軽機兵「ウェアウルフ」
システムの小型化により開発された軽機兵の初期型。機兵の持つ攻撃力を減ずる事無く小型化を行おうとした為、仕様は後の軽機兵より多種のコンポーネントを要求された。
鳥足を採用する事により、安定性を持つが加速性には劣る。
主な武装に40mm機関砲、近接戦闘用ドリルなどがあるが、基本的に武装は腕部ごと換装可能である。肩部にも副武装の装備可能であるが、腕部に比べ可動範囲は狭い。写真では右肩にロケット弾発射筒、左肩に機関砲の予備弾ケースを装備している。





26式軽機兵「ゴブリン」
低コストで多様な任務をこなす為に製作された軽機兵
旧議会派が開発を行い後に王国の一般兵用の機体として採用された。
20年戦争初期には西軍の機兵配備は少なかった為に騎馬兵を主力とした敵軍相手には十二分な戦闘力を誇ったが機兵や重機兵との戦闘には耐えられなかった。戦争中期からは動力出力を増し 重機兵と遭遇した場合には速やかに散開退却した。





32式軽砲機兵「ノッカー」
ビーム砲を二門装備した軽砲撃機兵
ビーム砲の小型化により軽機兵サイズで十分な打撃力を持つ駆逐軽機兵として開発された。しかし機兵、重機兵に搭載可能な粒子振動シールドの開発により計画は一時中断を決定されるが、既に第一期生産200機の発注の内50弱分のフレームの生産が行われていたため、生産を行っていた工房が砲を拡散式ビーム砲に換装したタイプを独自に開発、それが対軽機兵戦、攻城戦に適するとして再評価された。





39式軽猟機兵「エインセル」
実体弾を使用した長距離狙撃軽機兵。
粒子振動シールドが中、重機兵に装備され始めた為開発された対中、重機兵に特化した軽機兵。中〜長距離から実体弾で狙撃を行う。四脚の機構を取り入れ、起伏の激しい丘陵部でも安定した狙撃を行う事ができる構造になっている。射撃精度、貫通力は高いが初弾を射撃してから次弾の射撃までに時間がかかる。





25式軽機兵「コボルト」
前線指揮官に愛用された軽機兵。
後の軽機兵のアーキタイプとなる多くの機構が搭載された機体。機兵職人が基本機構に拘り設計した物なので、一機辺りのコストは高い。少数が手作業ににより製作され、軽機兵団百人長クラスに配備され多くの手柄を上げた。





27式軽砲機兵「ドゥナ・エイ」
大型機関砲を装備した軽砲機兵。
飛行する敵を迎撃する為に開発された対空軽機兵だが、実戦においては対地迎撃に使用される事も多かった。軽量な構造で不整地における展開力も高かった為、山間部や森林などに配置した待ち伏せを得意とした。





33式軽機兵「ブラック・アニス」
26式軽機兵の後続として開発された軽機兵。
戦争が予想以上に激化、戦域の拡大、長期化し西軍側も軽機兵の配備が始まった為に開発された一般兵用軽機兵。26式の問題点であった機動性と防御性を向上させた。戦訓から左肩に大型シールドを標準装備している。王国の一般兵士用に全配備する予定であったが西軍側の特殊工作により試作機が失われ生産が遅れ、配備は一部の部隊に留まった。





特殊軽機兵「ディーネ・シー」
機兵開発の始祖と呼ばれる職人が最後に製作した軽機兵。
完全に決闘用を意識されて製作された為、射撃兵装を捨て近接での一撃を重視した作りになっている。元はある大貴族の依頼で作られ始めた物だが、その貴族が流行り病で死亡してしまい、遺族からは製作の中止を指示されたが、その後も僅か数人の手で時間をかけて密かに製作されていた。右腕にエストック、左腕にボウのように見えるシールドを兼ねたブレードを装備すると言った装飾性を持ちながらも、戦闘での機能性も高い。職人の死後この性能に目を付けた王国軍が量産を行おうとしたが、再現できない機構がいくつも見つかり断念された。





26式特殊軽機兵「ホブスラスト」
量産型軽機兵の装甲強化仕様。
26式軽機兵の装甲強化型にマイナーチェンジしたバージョン。機動性が極端に低下したため戦場での有効性は危ぶまれたが、戦場での塹壕構築の際に多少の攻撃をもろともしない防御性が認められ工兵部隊に完成した機体の殆どが配備された。標準装備の大型スコップやマトックは時に近接戦闘に使用された。





35式特殊軽砲機兵「モディ・ドゥー」
四脚タイプの特殊高速機。
32式の砲は戦場で一定の戦果を上げたが、不整地特に山岳部においての展開力の不足が目立った。その為四脚タイプの試験型軽機兵に搭載した所不整地以外での戦闘能力も耐える結果が出た為に急遽発注された。しかし、軽機兵にしては高いコスト、複雑な脚部機構の前線におけるメンテナンス性の悪さが問題になり最終的な生産数は絞られてしまった。





30式特殊軽機兵「ウィー・フォーク」
小型、軽量化された特殊軽機兵。
城壁内の市街戦などで自由に行動する為に極力の小型化を試みた王国製軽機兵。市街地における高低差や木造の橋に対応する為に軽量化されている。反面武装は非常に軽量な武装しか腕部関節が耐えることができず装備できない。軽量な構造を生かし気球による空輸作戦も行われ敵陣の側面を突く戦術に使用される事もあった。しかしこのような運用を行えるのは一部の限られた技術を持つ兵だけであり、製作された機体の多くは野戦においての力不足は否めずに城壁内突入戦以外は周辺警戒などに使われた為に二戦級の軽機兵と扱われた事が多かった。





28式対機兵砲「ファーバーン」
対機兵用に開発された移動式砲。
大型の対機兵砲を軽機兵で操る方式を採用した事により射撃や反動処理に費やす機構部分を大きく取る事が可能となった。中機兵や重機兵に対抗する事も可能であり、重要な戦局に数多く投入された。しかし機動性の高い相手にはその火力を十分に発揮できなかった。通常は射手機兵と装弾手兼観測手機兵の二機で運用する。





特殊飛空軽機兵「ピアリフール」
独自に製作された試作軽機兵。
飛空機はその開発から戦場において偵察任務や限定的な攻撃任務に使用されていたが、戦場の主役とはなりえる攻撃力を持ちえなかった。その現状をある飛空機職人が打破しようと独学で機兵製作技術を学び完成させた可変形軽機兵。飛空機職人の製作した物だけあり飛行能力はデットウェイトを考慮しても上々の出来であったが、軽機兵としての戦闘能力には大きく問題があった為実用化には至って居ない。この試作機は20年戦争中に技術支援として貸し出しが行われた際に行方不明となっている。





34式軽機兵「ハウラー」
フレームを大型化し出力向上を目指した軽機兵。
西軍側軽機兵S-012の登場にショックを受けた東軍が自軍においても出力の余裕のある機体を開発するべくして製作された機体。しかし出力向上に当たりフレーム自体が大型化してしまい、それに伴い重量が増加してしまった為機動性が落ちる結果になってしまった。現場の兵には評判が悪く、先行量産の47機が製作された所で製作は中止されてしまった。写真の装備は出力の余裕から装備できるようになった対機兵用大型ランチャー。





37式軽砲機兵「カイラック・ヴェーラ」
運用の簡略化を目指し開発された軽砲機兵。
28式対機兵砲は対中、重機兵攻撃に十分な成果を出したが、運用に2機の軽機兵を使用する事や自体の移動性能が低い事が局地戦闘において問題視された。それ対応し新規対機兵砲を開発する為に34式軽機兵のフレーム技術を転用、巨大なバックパックを装備し必要に応じて展開する事により砲となる軽機兵を開発した。操機手と砲手の副座式となっており単機での運用が可能となっている。しかし要求された移動性能を満たす為に砲の精度や携行弾数を犠牲にし装弾も手間がかかる為に移動の容易な地形では28式機兵砲が引き続き使用される事になった。写真右最下段は整備状態の物。





36式可変軽機兵「パッドフット」
可変式軽機兵。
西軍側において可変機兵の開発が活発化すると、それに対して東軍側でも可変機兵の製作に力を入れる事になった。その中で数多くのテストタイプが製作されたが、実用性を重視して車両形態に可変する機体が選定された。重量バランスの都合から車両形態での外部武器携行はできないが、それまでに蓄積された技術を投入し良好な機兵状態での運動性を確保している。車両形態においては車高を低く抑えることで被弾面積の減少を図り、肉薄後に砲による一撃を重視する設計となっている。その為携行弾数は少なく、前面部に発煙弾発射機構を備え主砲での攻撃以後に後退するといった戦法を使用する事もできる。





31式装甲軽機兵「シーフラ」
防御用に特化した軽機兵。
26式特殊軽機兵「ホブスラスト」はマイナーチェンジバージョンの軽機兵であったが、戦場において高く評価され、独自に集団戦術「ファランクス」が産まれた。これは軽機兵同士の集団戦で有効であり、来るべき軽機兵での集団戦時代を見越した王国軍が新しい軽機兵のジャンルとして装甲軽機兵の製作を指示した。極端に厚い装甲をマウントし、防御時やファランクス時に正面に構える事で非常に高い防御能力を持つ。他の軽機兵との連携を前提に設計された為武装は左右腕部に装着されたシールドを兼ねたブレードのみとなっている。





試作型可変軽機兵「ゲイブリエル・ハウンド」
可変機構のテストベースとして製作された軽機兵。
可変型軽機兵の開発が活発化した結果多くの試作機が製作された。その中の一つで35式軽砲機兵を製作した工房が製作に当たった。可変時の各部駆動の整合性やバランスなどをチェックする為に試験的に様々な機構を組み込んである機体である為、戦闘に耐えうる強度は持って居ない。製作に際しては芸術家肌の職人が可変機構、動力機構、形状のバランスを計算し設計している。この機体の経験が後の機兵製作技術に蓄積される物は多かったが、この機体自体が実用的に製作される事は無かった。





試作型可変軽機兵「クイナック」
可変機構のテストベースとして製作された軽機兵。
ゲイブリエル・ハウンドを製作した職人が次は戦闘にも耐えうる強度の可変機兵を製作するべく作り上げた蟷螂に可変する機兵。複雑な可変機構を備えるが両形態においても良好な運動性を持つ。固体の戦闘能力は決して高くないが森林などにおいての隠密性が高く、偵察や潜伏などに適すると言われる。一部の隠密行動を得意とする兵団に納入されたらしい事はわかっているが、この試作機からさらに改良された物とも、機構を簡略化させた量産型とも伝えられており、正しい情報は残っていないが、実際に使用された事は確かな事のようである。





36式特殊可変軽機兵「タンギー」
水中専用に製作された特殊軽機兵。
戦場においてその有効性を示した機兵であったが、河川の多い地域などでの行動制限が大きい事が問題となっていた。特に堀を張り巡らせた砦や、運河の多い海や湖に面した都市に攻撃する際には歩兵による戦闘が主流を占めていた。逆に言えば渡河可能な機兵の開発はそういった都市に対する攻撃において大きな優位性を得る事になる。36式特殊可変軽機兵はそれを目指し製作された可変機兵である。当初は渡河能力のみの予定であったが後にその技術を開花させる若手の機兵職人の手により、浅海においての使用も可能となる可変機兵として完成した。水中での移動時には海老型に可変し、戦闘時には機兵形態で運用された。海老型の形態を取っている時は体高が低く抑えられ、浅海などにおいての防御性や隠密性が高い。固定武装としては両椀を特殊な鞭状の構造をを持つ。王国直下の一部兵団に採用され、20年戦争中を通して渡河戦闘や近海戦において活躍した。





37式特殊可変軽機兵「トッド・ローリィ」
重機兵の火器としての機能を有した軽機兵。
可変機兵の登場により何より色めき立ったのは、現場に出る諸侯や将軍達では無く、むしろ機兵職人達であった。彼らは自らの技術を誇示するために、華々しい可変機兵の製作に手をつける事を好んだ。その中で生まれたこの機体は特に変り種の機兵と言える。元々は重機兵はその要塞と言える鈍重さ故に戦場において補給のために陣に引く事タイミングが大規模な合戦の勝敗を分けるとの戦術的な観点から、火器の運搬を担う兵力要求された事に始まるが、これを自ら行動が可能な火器と捉え、製作の提案を行った職人アイデアより産まれた。しかし、実際に製作が行われ大規模な合戦が起こった際に使用された結果、重機兵の火器としては火力が不足し、軽機兵としての能力も低かった為護衛を要するほどであり、既存の軽機兵が火器を運搬する方が有効な事が証明されてしまった。この事から早急に生産は打ち切られたが、大規模合戦が起こる事は稀であり、それまでの間に生産、東軍の制式な機兵として承認がなされてしまったが、そのあまりに特殊な機体ゆえに、弱小な貴族などに払い下げられても維持が出来ず大半は野ざらし同然にされてしまった。





31式略式軽機兵「ブーカ」
生産性と扱い易さを追求した軽機兵。
軽機兵の登場により、戦場における機兵の数が増えるにしたがって、相対的に機兵乗りの数が不足する事になった為、現場では操縦の容易な機兵が求められるようになった。そこで東軍側の工房が製作した製造が容易で操縦が簡単な試作機を王国、王党派が制式依頼を承認し完成された。完成した機体は単体での戦力としては明らかに劣る物であったが、その生産性と操縦性は要求を完全に満たされた物になった。しかし、この頃軽機兵が戦場に行き渡るにつれて、運用が容易なために一揆などで使用される事件が続発した為に有力貴族層が多い議会派から危険視され、本格的な製作は実際の現場に着く地方貴族などが王党派に接近する至ってはじめて実現した。標準的には単装砲を一門装備するだけだが、装甲の強固さ相まって扱い易く戦場で非常に愛された。




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