設定上のあらまし


歴史
数百年前くらいに偉大な覇王が強大なカリスマ性と強大な軍隊で大陸を統一した。
封建制で成立していた広い大陸を三代かけて強力な中央集権国家にしようと目論むが、三代もかかってる間にグダグダになって失敗。
そのまま少しの間はそれなりに平和に過ぎるが、すぐに諸侯が好き勝手にしだして、中央の王権は形骸化し、その中でも東方の有力候が小規模の戦争を重ねてちょっとした国を作ってしまい、東方の王を自認。中央とは双方の見解の相違があるまま実質的には東方諸侯を統べる事になる。
一方それに対して東方の強大化を危惧した西方の諸侯は、独自に同盟の密約を交わす。
同盟を察知した東方は、西方に対して圧力を強めるが、中央はこれを激しく弾劾する。
中央の行動に対し、東方の王国は自ら大陸の覇を求めようと軍を動かそうとするが、国内や東方諸侯の中でこれに反発が強まり、逆に内戦状態陥る。
この内戦の結果、東方内では諸侯による議会が発足。しかし、依然として王権は強く、議会派と王党派の対立構造を抱えた状態となる。
この内戦から国内分裂の危機を見て、西方が東方に対する軍事侵攻を試みるが、これを議会派、王党派は内戦の休戦と、中央の西方に対する外交的働きかけをもって軍事境界線を戻す。この事件によって議会派と王党派の一応の和解が成立したが、禍根は残る。
両勢力の軍事境界線において散発的な戦闘が相次ぐ。
東方側が自国の内政の安定を取り戻したと見て、再び西方に軍事的、政治的圧力をかけ事態の収拾を自勢力にとって優位な方向で解決しようと試みるが、西方は以前の侵攻を撃退されはしたものの、東方とのミリタリーバランスに然程大きな差は無いと見て、これを拒絶。
中央はこの事態を収拾するべく両者に対しての和解案を示すが、両国共にこれを拒絶し本格的な戦争状態へと突入する。



機兵とは
古来より錬金導師が化学の最先端を行き、まず火薬を発見する。これは後に当然の如く戦争に利用される事になる。
これにより単純な騎乗兵、槍兵、弓兵の中の騎乗兵の優位性を脅かす存在となる。
それに続き、化合反応により爆発的に体積を増やす物質が数種発見される。
これらは研究が重ねられ、更に異なる物質を化合反応させる事により体積を小さくする事が発見される。
ある工房がこの特性を利用したアクチュエーターを完成させると、その利用は飛躍的に広まる。
第三の発見は、これもまた化合物による電気の発生の発見である。こちらも研究が重ねられ、アクチュエーター中の物質が電気により反応の調整が行える事の発見により、より微細な動きが実現可能になった所で、機兵が登場する。
機兵とは巨大な人型をした機械であり、攻城戦において使用されたのを起源とするが、それは瞬く間に研究が行われ、その技術を発展させた工房や職人が連金導師と並んで諸侯の力を代表するようになって行く。これら機兵は製作過程の調整が非常に難しく、数を揃える事は難しかった為、騎乗兵、銃兵、機兵によって戦闘集団は構成され多数は機兵以外の兵科が占めたが、機兵は軍団の精神的な支柱であり「旗」と扱われる事もあった。



ビーム兵器と言われる物
ビーム兵器と言われる物は、機兵開発の元となった化合物の反応の再にできた副産物である。
あるアクチュエーターに使用された物と良く似た物質であるが、反応の再に爆発的な熱を発生させる事により、とても危険な物質とされた。この物質を反発させる性質を帯びた物質が発見されると大砲内に固着させ、大量の熱量を方向性を持たせ発射する事に成功した。
射程距離が短い事と、装置自体の重量がかさむ事が問題視されたが、火力としては申し分無く、機兵に装備される他に、要塞などに配備された。
これに対して防御手段として反発作用のある物質を射撃された再に噴霧し、電気的に振動させる事により拡散させるのが粒子振動シールドである。この装置は更に重量大きさ共にかさみ、機兵でも中機兵から重機兵にしか装備する事はできなかった。



軽機兵、機兵、重機兵
開発当初、攻城兵器として圧倒的な効果を示した機兵であったが、機動性の向上と共に野戦においても使用される事が多くなった。機動性の高い機兵に対抗できる兵器は存在せず、機兵に対抗するには機兵のみとなり、対機兵用の機兵が製作される事になる。
この機動性を重視した機兵は「中機兵」と称され、従来の攻城戦を行う厚い装甲と火力を持った機兵を「重機兵」と呼ばれるようになる。騎士や領主の乗る華々しい位置にある為、今日では中機兵を「機兵」と呼ぶ事が多い。
それらとは全く別に製作されるのが「軽機兵」である。機兵があまりに高価であり、戦場での稼動にもコストがかかり、ある意味象徴的な意味を持つのに対し、実質的に戦線を維持する役割を果たす。中、重機兵は主に騎士や領主などが駆る物であり、軽機兵は兵士や傭兵が駆る事が多い。








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