今朝家内が「明日はお父さん達老人会の誕生会があるから、お母さん(私の)の髪を染めてあげようかな」と言い出した。
85歳になる母は白髪であるが、今まで染めてきているので時々染める必要がある。
いつものように髪を洗い、白髪染めで染め、ついでに髪も少しカットする。毎回同じような話を聞かされるが、家内はいやな顔一つせず、「あらそう」と話相手になりながら見事な手さばきで処理していく。
実家から300M足らずのところへ転居してから続いている家内の仕事の一つである。
終わると材料代込みで小遣いがもらえる。「美容室へ行けばもっと高いのだから」との母の言葉に最初は遠慮していた家内も割り切って、小遣いをもらうことにした。
家内は昔から髪をいじるのが好きだったようで、転居してからは私の頭もやってくれることになった。その代わり、私も家内に1回\1,000支払う制度である。茨城で長い間世話になった床屋へ行くわけにも行かず、駅前に「平日60歳以上\1,500」という店があり、いつも高齢者の多い床屋があったが、一度行った後、家内が道具を集めてこうなってしまった。
そのついでに父も家内にやってもらうことになったので家内は三人の固定客を有することになった。息子や娘は家内にまかせることは出来ないだろうから、これ以上客が増える見込みはないのが気の毒ではあるが.....。
|