友人のHPにある詩集から引用して概略次のようなことが書かれていた。
〜「老後」とか「余生」という言葉は嫌いだ。ヒトは死ぬまでヒトとして現役だ。生涯の終末部だからといって,「余」、「後」といった余分なしっぽは付いていない。〜
そうだ、その通りだ。一般的に老人と呼ばれる世代は60歳以上から70歳以上といった具合に時代により変化しているが、そのような区別は必要ないように思う。ヒトは生れてから成長し、幼稚園、小学校、・・・・・、大学と学生時代を過ごし、サラリーマン、自営業等々社会人として生きてきている。年齢は60歳を超えてもまだ仕事をしているヒトもいるし、仕事はしないで年金でのんびり過ごしているヒトもいる。しかしいずれもヒトとしては現役に違いない。
会社員として、あるいは経営者としての役目が終わったからあとは「余生」だとか「老後」ということをあえて考えることはない。長い人生のうちの一部の仕事が終わっただけなのである。
会社の仕事のかわりに自分の趣味をする、社会に役立つボランティアをする、というだけの話である。
これからは自分を「年だ」と思うことなく、「今も現役」と思いつつ好きなことを楽しんでいきたい。
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