本日は母の満87歳の誕生日である。今年のはじめに二回ほど救急車の世話になったが、原因が血糖値の低下によるものと判明し、血糖値を下げる薬の量を半減したこともあってその後再発はなく、お陰さまで元気にしている。
母の誕生日に関する口癖は「私も暮れの押し迫った時期に生れたものだ」「子供の頃誕生日には母親がそれぞれ好きなものを作ってくれた。だから皆の誕生日はよく憶えている。」
10人兄弟姉妹の末っ子であった母は、皆他界して自分ひとりになってしまったが、誕生日には串団子を作ってもらったことや、クリスマスにそれぞれが名前を書いた靴下を置いておき、サンタクロースを楽しみにしたこと等、時々口にする。自分がそうだったので、我々にもクリスマスや誕生日にいろいろやってくれたのだろう。
今はサンタクロースはいない、ほしいものを買ってあげる、という家庭が多いようだが、ある程度までは子供に夢を持たせる育て方も必要ではないか、と思うことがある。
今朝実家へ行ってみたら、既に孫である私の娘一家からお祝いのメッセージのファックスが入っていた。
息子も電話してくることだろう。
今日は予定があるので2日前に誕生祝いの会食をした。母の好きな五目ちらし寿司とカニとイチゴで。ここまで来たのだから90歳、100歳を目指して元気でいてほしいと願う。
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