今月はまた書くことが出来ず、二週間もあいてしまった。
この二週間余りの間にいろいろなことがあったが、昨年結婚した甥に男子が誕生したのは、身内の中で明るいニュースであった。
父は町内の老人クラブに向けた8ページ程の記事を書いて発行していたが、それがクラブの機関紙として取り上げられ、町内の各家庭にも回覧されている。今月号が120号となり、10年間続いた。父はもう90歳だからこの辺で編集長は降りると言っているものの、編集会議のメンバーがそれを許さず、作れる間は継続することになりそうである。これが父のためには大変良いことで、私も継続を望んでいる。
その中の記事から、サムエル・ウルマンの詩「青春」を紹介する。
「青春とは人生のある期間だけではなく、心の持ち方を云う。バラの面(おもて)差し、紅(くれない)の唇、しなやかな手足ではなく、逞しい意志、豊かな想像力、炎(も)える情熱を指す。青春とは臆病を退ける勇気、安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。時には20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない、理想を失うとき初めて老いる。」
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