思いついたこと

2007年7月15日(日)
演奏会 二題

 このところ身辺がバタバタしており、更新の機会が激減してしまった。
この「思いついたこと」は6月11日に書き込んで以来1か月あまり経過してしまった。
それから今までの間に二つの演奏会に参加した。
一つは第40回目の定期演奏会で創設68周年の今年は、ドヴォルザークの「ニ長調 ミサ曲」と「旅」「小品集〜ルネッサンスから近代まで」を演奏した。
会場は満席にはならなかったが、予想以上の席が埋まり、うれしい演奏会であった。
客演はドヴォルザークのオルガン伴奏者だけで、ソロまたは4人のソリという部分は各パートから選出されたメンバーで演奏した。
管理人もベースの4人中の一人に選ばれ、初めてソリを経験した。
平均年齢は古希を超えているが、辛口・甘口のご意見がある中で自分たちとしては満足して演奏できたと思っている。
左と真ん中がこの演奏会の写真である。

そしてもう一つは7月7日。すみだトリフォニーホールで毎年開催されるここの演奏会は10周年を迎え、第8回目で、自分としては昨年に続く2回目の参加であった。
昨年より少し減少したかもしれないが総勢210名の合唱団(写真右端)。七夕の日であったため最初に「たなばたさま」続いて「千の風になって」を演奏し、第二ステージとして「水のいのち」を。
この最終曲の「海よ」はとても良い曲だと思う。途中「そして深く 暗い海のそこから・・・白い雪は降りしきる おお」とくる部分がある。ここは特に大好き。ff(フォルテシモ)で「おお」に入った瞬間グーッと来るものがあり涙が浮かんでしまった。
友人に話をしたら「それだけ歌を理解して自分のものにしているからだ」と言われ、これがそうかと感じた。
次はメインの「ハイドンのハルモニーミサ」。日本ではなかなか演奏される機会が少ないみたいであるが、エレクトーン2台とティンパニーでの伴奏はオーケストラと相違ないくらいの迫力があったし、4人のソリストも満足した演奏が出来たらしく、良い曲だと言っていた。

今年はドヴォルザークのニ長調ミサ曲とハイドンのハルモニーミサ曲。来年はモーツァルトの戴冠式ミサ、再来年はモーツァルトの大クレドミサと大曲が続く。大変楽しみだ。
良い経験でもある。しかしこうして楽しめるのも両親が元気だからと感謝している。