昨年12月、古巣の男声合唱団に復帰しました。といっても12月は一回しか練習に参加出来ませんでした。
復帰のきっかけは、現在人気度の高いK.M.先生に委嘱した作品を今秋の定期演奏会で初演することから、それにどうしても参加したいという気持ちがあふれてきたからです。
ア・カペラのこの曲はあちこちに先生を感じるとても素晴らしい作品で、是非先生に満足して頂ける演奏をしなければ、と皆が一丸となって取り組み始めています。
昨日は一番難しいと思われるテンポの速い、リズムが特殊な部分を重点的に練習しましたが、平均年齢64歳の男性が意外に早く溶け込めて、初回にしては満足出来る内容となり,これならいけるなあ、と期待が持てました。
練習終了後は1階の食堂で新年会。年男の挨拶に続いて復帰したということで私への指名があり、簡単に挨拶をして、その後ピアノ伴奏付でフルートによる「春の海」(宮城道雄の演奏を聴いているような良い演奏でした)、盲腸の手術した後、最終的には開腹して腸を取り出してまた納めて、開腹部分を縫合せず自然開腹のため3ヶ月も寝たきりのベッド生活を余儀なくされて復帰した仲間の話、歌自慢の数名の歌の披露、そして全員で愛唱曲集からハーモニーを楽しむと続いて3時間半があっという間に過ぎた楽しい一日でした。
今年の秋の定演は是が非でも成功させようという全員の意気込みが感じられた歌い始めの一日でした。
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