思いついたこと

2008年2月20日(水)
雑感

 昨日は月一度の渋谷へ行く日でした。21:20頃には渋谷で横浜へ戻る電車に乗るのですが、いつもタイミングが悪く、通勤快速の電車が停車中ですでに乗客が乗車している状態になっていて、座ることは出来ないのです。
 大半が会社帰りの人たちで朝の通勤ラッシュに近い状態で出発し、途中で段々人が減って横浜へ着くとドッと下車するため社内はガラガラ状態になるのです。私もそこで下車するのですが。
考えてみると、私は社会人になって地方の工場勤務になり、家を建てた時も毎日のことだから車を使わずに会社に近い所が良い、と判断して会社から徒歩で1,500歩程のところに建てたこともあり、また市内には鉄道が全くないところでしたから、通勤に電車を使うことはもちろん、定期券も忘れたくらいであり、通勤ラッシュの経験は学生時代で終わりでした。
横浜へ38年ぶりに戻ってもフリーの状態ですから、まずラッシュの時間帯に出かけることもなくのんびりしていると、こうした混雑した電車は段々苦手の方になってきますね。
横浜でまた乗り換えるのに数百メートル歩きますが、22:00になっても人通りの多いのにはいつも感心します。何をしていたのか高校生もかなり見受けられるし、会社帰りの人たちは一番多いですが、こうした人たちを眺めながら「毎日ご苦労さんなことだ」「歩くのが不自由な高齢者はこの時間帯では歩きにくいだろうな」と思ってしまうのです。
 今駅にはエレベーターを設置したところが多くなっていますが、エレベーターのところには若い人たちが一杯待っている姿を見て、「どんどん歩けば良いのに。横着ばかりしていると年をとった時に、足に来るよ」と心で呼びかけながら私は歩きます。
そしてつり革につかまりながら、窓ガラスに写った白く薄くなった自分の顔を見て、昔の顔との相違を感じています。
あまり昔のことを考えるとそれは年をとったためだと言われますが渋谷は高校時代の場所だけにどうしても昔を思い出してしまうのです。

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2008年2月11日(月)
神奈川県合唱連盟創立50周年記念演奏会

 今日はもう一つ話題を書きたいと思います。神奈川県合唱連盟が昭和33年(1958年)に横浜木曜会の創設者でもある故・山根一夫先生が初代理事長となって創立され、この二月で50周年となりました。
これを記念して、昨年一般公募で詩を募集し、それを信長貴富先生に委嘱して連盟歌「朝の光に」が出来ました。
今日は記念演奏会ということで公募で参加した「50周年記念合唱団」と「50周年記念オーケストラ」、それに神奈川にゆかりのあるソリストを迎えて神奈川県立音楽堂で開催されました。
 最初は、今日が式典ではないのですが、おめでたいときに演奏されるモーツァルトのMissa in C KV317「戴冠ミサ」が小泉ひろし氏の指揮でステージで演奏され、休憩後連盟歌「朝の光に」の演奏、続いて源田俊一郎先生編曲の「ふるさとの四季」の演奏があったわけです。
今回、「朝の光に」と「ふるさとの四季」をステージ上だけでなく、会場全体で歌ってお祝いしようという試みがなされました。
特にオーケストラとのリハーサルに参加する人は楽譜を持って11:30に集合し、事前に客席で練習をして本番に臨みました。
私も家内とそれに参加し、初めて「ふるさとの四季」をオーケストラの伴奏で歌いました。
本番の朝の光は平井保氏の指揮、「ふるさとの指揮」は田中登志生氏の指揮となりました。
本番ではそれぞれのパートで歌い、経験のない人はメロディーだけでも配られた歌詞を見て歌うということで、まずピアノ伴奏でピアノ伴奏版とオーケストラ版の相違点を確認しながらピアノ伴奏で練習した後、オーケストラメンバーがステージに入り、オーケストラの伴奏で満席の会場全員で全曲歌いました。
合唱経験者が多かったためか、とてもきれいなハーモニーが会場に響き、アンコールもAve Verum Corpusを全員で歌い、皆さん大満足で会場を後にしました。
このようなステージ上の人達だけでなく、客席の人も演奏に参加出来るというスタイルはそれほど多いことではなく、面白く楽しい良い企画だと感心した次第です。
多くの合唱団で歌われている曲はかなりあると思うので、こうした試みはどこでも出来るし楽しめるのではないかと思います。
それにしても世の中三連休の9,10,11日は毎日合唱漬けの日々となりました。

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2008年2月11日(月)
2月10日のコーラルフェスト

 昨日はヨコハマ・コーラルフェストの最終日で、会場を大ホールに移しての演奏です。横浜木曜会は最終Hブロックの最後から二番目の演奏で、Cacciniの「Ave Maria」とFranckの「Panis Angelicus」を演奏しました。
全員参加とはいかず、結局59名がステージに立ちましたが、結果としては満足できる演奏で、初めてステージに上がった人達も気分良く、満足して歌えたようでした。
次の団体の演奏終了後「緑の星に」を編曲者の辻史朗先生の指揮で、「明日の街へさようなら」を作曲者の吉田孝古麿先生の指揮で全員合唱し今年のフェストが終了しました。
来年は2月6,7,8日に行われます。
終わってから打ち上げに参加して、先生方の講評を読み上げてもらいました。女声がフラット気味のところがある、出だしでパートの不ぞろいがあるといった指摘もありましたが、4人とも好意的なご講評をしてくださいました。
帰宅後、主催者から渡された録音CDを聴きましたが、ソプラノがいつもとは異なりかなり綺麗に出ていてやはり満足できる状態でした。
会場では撮影・録音禁止だったので休憩時に携帯でステージのみ撮影したのが上の写真です。
天井が高く音が響きにくい感じがしますが、実際には三階席でもppの音が綺麗に聴こえる素晴らしいホールです。

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2008年2月9日(土)
ヨコハマ・コーラルフェスト

 昨日から横浜みなとみらいホールで第28回ヨコハマ・コーラルフェストが始まりました。
沢山の合唱団があっても市の合唱連盟は存在していないわけですが、昭和56年から毎年開催されてきているのです。
今年の参加団体は8日A、Bブロック、9日C、D、Eブロック、10日F、G、Hブロックと分かれ、それぞれ12団体ずつ演奏するので全部で96団体が参加ということになります。
私の在籍する横浜メンネルコールは本日Eブロックで7番目に演奏しました。曲はラインベルガーのミサ曲op190からAgnus Dei。時間は約4分で、制限時間が7分なのでもったいない感じでしたが、T1:2 T2:4 B1:5 B2:4の15名で何とか歌いました。
8日と9日には少人数の団体が主で小ホールでしたが、ゴスペルやミュージカルを得意とするグループもあり、若い人が多い合唱団もあり、でバラエティにとんだ演奏を聴く事ができました。
クラシック的な合唱団だけでなく、こうしたポップス系やアンサンブルグループ等々ハーモニーを愛する人たちが一堂に会するのは良いことですね。
明日は大ホールに変わり、横浜木曜会で最後から二番目にカッチーニの「Ave Maria」とFranckの「Panis Angelicus」(現在トップページのBGMにしている曲です)を演奏します。
そして合同演奏は「緑の星に」。これがまた素晴らしい曲で感動を与える曲といえるでしょう。私のHPにも掲載しておりますので、よろしかったらお聴き下さい。
痛めていた喉も良い方向に向かっているようで、明日も今日と同様演奏中に咳き込まないで済めば良いなあと願いつつ早めに寝ることにしました。

2008年2月5日(火)
2月になって諸々

今年ももう2月になりました。相変わらず寒い日が続きますね。
3日は朝から雪が積もりました。坂道が多いこの辺は車の通行に影響が出るため実家の前の除雪をしなければ、と夕方実家へ行ってみたら向かいの家も除雪をしておらず、こちらが始めると相手もやらねばと出てくる可能性があるので、これでは催促しているようでまずいなあとやらずに自宅へ戻り、翌日つるつるの凍結路を実家まで行ったら、向かいの方がやってくれたらしく、実家のガレージ前もきれいになっていました。
悪いなあと思いながら他方の側を除雪。既に凍結した雪は結構大変で作業の翌日、つまり今日になってあちこちが痛む始末です。

2日の朝、楽譜販売会社PanaMusicaから新譜の案内メールが届きました。松下耕さんの「Ave Maria」がFinlandのSulasol社から発売され、松下耕さんの許可で日本への輸入が認められたとのことで、公開されたわけです。早速インターネットで注文したら4日の正午に早くも到着したので、早速MIDIにしてHPに掲載した次第です。
Ko Matsushitaの名前はこれでもっと世界中に広まることでしょう。

今日は病院へ。担当の医師が3月から退職して新しく出来るクリニックへ変わるとのことで、顧客でもある私は早速そちらで面倒をみたい、と転院を誘われました。今までの経過がわかっているから安心か、とそちらで世話になることにしました。
データ的には変わらず問題ないのですが、薬は継続して服用します。
同じ病名でも人によっては私の5倍=5粒飲んでいる人がいるから、私は程度は軽いのです。
でも半永久的に医師の世話になりそうです。

2日は姪の関係で行けなかったコンサートで、録音を拝借したいと申し出たらその合唱団の代表から快諾の連絡を頂き、楽しみにしているところです。

9日と10日はヨコハマ・コーラルフェスト。9日は横浜みなとみらいの小ホールで、10日は大ホールでステージに立ちます。