今日周辺地区合同で地域防災訓練が行われました。
小学校に集まったのは各町内からおおよそ300名程。消火器訓練、煙体験等のあと「トリアージ訓練」という被災者の救護訓練です。患者が選ばれ、その人たちが医師団・看護士団と共に演技をしました。
私はその中の一人で、「台所で柱に鼻をぶつけて出血している患者」の役を担当しました。
一番目の人は階段下に倒れていて意識がなかった人で担架で運ばれ、赤ランクで、治療を受ける立場。私は二番目で「台所で鼻をぶつけて出血している役」でしたので、一人で歩いて救護所へ行き、状態を話しして聞かれた名前を言い、緑ランクで看護士の手当てを受けたわけです。
三番目は鎖骨骨折で黄色ランク、四番目は意識もなく、反応もなく、呼吸も浅く、脈拍も非常に弱く、黒マーク。即ちまだ命があってもほとんど望みがなく見捨てられる立場でした。
その次にいっせいに救護所へ行って順番に判断をもらうことも行いました。
実際大きな災害が発生した場合、こういう状況は想定できるわけで、今回の事例の中で黒ランクと判断され、見捨てられることになる人でも、実際に身内がいたら「黒ランク」に不満を持ち、救護所内で「早く何とかしろ」と大騒ぎになることでしょう。
この辺が訓練と実際とで大きな相違があると医師団の話がありました。住民の協力が必要ということです。
最後に食料供給訓練と言うことで参加賞代わりのパンと缶ジュースならぬ「缶入り横浜の水」をもらって解散しました。
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