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○5-- 教習第4回目(第2段階:1時間目/2時間目) |
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教習第4回目である。 今日から2段階である。 前回教習から1週間ぶりで、感覚を忘れてないかちょっと心配だったけれど、意外に身体は覚えているモノである。 今回第2段階から、四輪コースでの混走になった。 教官は前々回のヘルメット教官である。 まずはウォーミングアップで、二輪コース外周を3周走った。前回から1時間遅らせて午前10時からの教習だったが、身体も程良く目が覚めててまずまずである。 ウォーミングアップを終えて、まずはコースを覚えるために、教官のタンデムに乗ってコースを走る。 一通り走り終えたら、次は自分で走る番である。 一応バイクに乗り込むときは検定試験を意識しているので、一つ一つ動作をチェックしながら乗り込む。 周囲確認、スタンド解除、後方確認、乗車、ミラー確認、キーをONに、エンジン始動、スロットルアイドル、キャノピークローズ、BITチェック、動翼チェック、エンジンチェック、アーミングエリアを経由、タワー交信、離陸、と言う手順で離陸する。 ……あれ? まぁそんな感じで四輪コースへ。 今まで二輪コースだったので、コースが凄く広い。二輪コースが6畳二間とすると、四輪コースは4LDKである。 しかし広いと言えど、そこは四輪コース。前から横から後ろから、四輪が迫ってくるのである。 教習所内とは言えぶつかったり当てられたりしたら、四輪が普通強い。鉄のボディに守られている分だけ、強い。そして重い。重いのは強い。 いくらCB750が200キロの巨漢とは言え、教習車は1tを超えるグリズリーなのである。 つまり死ねるかも? と言う恐怖体験が味わえるプチ路上教習なのである。 まぁ教習車は場内はかなりゆっくり走行だから、逆に待ち時間の方が長かった感じ。 でも広いのは走りやすい。それに、課題じゃないから左腕も楽だ。 コースが広い分速度も出るわけで、コーナリング速度はちょっと高め。 気持ちよく走って黄色信号侵入したら怒られた。 4輪コースでは、主に確認関係が中心のようだ。 進路変更や右左折、一時停止、踏切、障害物避け、見通しの悪い交差点、などなど、この辺は四輪と同じようなモノである。 目視確認は多少大げさくらいでちょうど良いようだ。 で、時間が迫ってきたので、二輪コースに入って課題コース走って終了。 一本橋落ちたダヨ。どうも苦手だ。イマイチ10秒前後でうろうろしてるし。 2時間目。 最初に二輪コース内で、速度超過によるコーナリング時の挙動と言うのをやった。 二輪コースは狭いから、コーナもそれなりに半径が小さい。具体的には20キロ以上出すと、かなり倒し込まないと曲がれない。 そこを最初は20キロ、次に30キロで曲がれと言うのだ。 やる前に、「転けて病院送りになったヒトもいる」「この路面の痕、凄いでしょ。転けた痕だよ」「転けたら無事じゃ済まないから気を付けてね」等々散々脅されてから、いざトライである。 まずは20キロ。3rdギアに入れて加速しノーブレーキで侵入。倒せば曲がれる。挙動も安定。 2周ほどやって30キロ。コーナの半径が小さいので、たった10キロ差なのに曲がれる気がしない。 思い切って倒し込んでも、結局対向車線にはみ出した。 ヘルメット教官は、満足そうに「速度超過すると曲がれないでしょ?」と言っていた。 その後、コーナ侵入の基本は? と聞かれ、 「コーナ手前の直線で充分減速し、適性速度でコーナに入る」 とイイ子ちゃん解答する。 満足していただけたようだった。 その後はまた四輪コースへ入り、3〜4周して、二輪コースで課題。 今のネックはやっぱり一本橋。イマイチ。まぁ、どれも「上手い」と言うほど上手くもないんだけど。 次回は次の土曜日だ。仕事は出勤日だけど、有給取ってあるからだいじょーぶ。 次回は第二段階の3-4時間目。急制動とか危険回避をやるらしい。 |