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○1- 入校と適性検査
 

 前日数ヶ所の教習所を回って入校案内を貰い、教習所を選定し、次の日に入校申し込みを行った。
 大型二輪は入校式なるものが無いらしく、貰ったスケジュール表に「入校式」とあったの でその前に申し込みしに行ったのだが、入校式準備で忙しいので、あと1時間ほど後に きて欲しい旨を言われた。
 近所の模型屋で時間を潰し、どうせだからとバイクプラモを一点購入した後、昼食 がまだだったのでラーメン屋で昼食を済ませる。
 受付後、適性検査が夕方からあったので受ける事にして、教習所内をうろついたり コース見に行ったりクルマの中でカーナビのセッティングなどして時間を潰す。
 文庫持っていけば良かった。
 教習所内は若い子が多く、高校生くらいと思しき人たちも多かった。
 時間になったので、適性検査を受ける教室に入った。やっぱり平均年齢はかなり若い。
 しかも二輪免許はどうやらワタクシ一人だけのようだ。
 教室には女の子が多かったな。目の前に座ってたガタイの良い兄ちゃんは、4輪だった。

 適性検査はマークシート方式で、質問に答えるもの、図形や記号の認識、「H」を時 間内に3種類の大きさでたくさん書くもの、前後の数値を足し引き掛けて解の1の位を ひたすら書いて行くもの、などなど。
 質問では「どこからか声が聞こえることがある」「私の周りにはスパイがいる」とかベタな質問とかあって、「○」を付けたらどうなるんだろうかとか要らん好奇心が 芽生えたりしたけど。
 萌え修行の成果で二次元の媒体物や三次元の立体物から声が聞こえる事はあっても、発信源不明な声は聞こえんよ。これだから、ヲタクはダメなんだっ。
 あと、周りにスパイはいるけどワタクシの諜報活動に支障をきたすとイケナイので、「×」と書いておいた。スパイ大作戦だ。周りのみんなにはヒミツだぞ?
 しかし適正検査の結果は免許取得に関係ないとか言ってたけど、じゃあ何のために受けさせるんだろう。明かに適正の無い人を落とす事もしないんだろうか。

 40分ほどで適性検査終了。教習原簿(ここの教習所では教習手帳と言うらしい)を受け取って教室を出る。
 二輪の実技予約は、適正検査前に受け付けた方に取ってもらっていたので、そのまま帰宅。
 実技1段階は今度の日曜日から。夕方2時間連続。教習車はCB750。ナナハンですよ。ナナハンライダーですよ。早川光ですよ。石井いさみですよ。調べてみたらナナハンロックとか言うのも描いてるんですね。全然関係ないけど。
 ちなみにここの教習所では1段階は2h+2h+1h、2段階は、2h+2h+2h+1hで取るそうな。2hが終わって次の予約が取れるそうな。
 普通二輪とって以来だから、緊張するのですよ。
 つか、クルマは電子受付できるのに、大型二輪は台帳に書き込んでく方式。インターネット予約とかも不可。まぁ、教習後に受け付けで予約取ればイイんだから、面倒 ではない、と思う。

 帰宅後、カートで使ってたヘルメット(二輪用<視野が広いから)を引っ張り出して、ステッカー類を剥がして磨いておいた。カートではダレがダレだか判らないから 目立つように貼ってたけど、教習所でヘタッピが目立つのはかっこ悪いので。
 グローブは、なぜか二輪用の革グローブを持ってた。いつ買ったんだこれ。カート 乗るのに買ったのかな。でも最初はイボ付き軍手使ってたし、その後はスパルコのグ ローブだったし。謎だ。
 ブーツは無いからハイカットスニーカーで代用する気だけど、買ったほうが良いんだろか。あとあとまで使えるから、買っても別に良いんだが……。
 いや結局買ったんだけど。






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