里中梢でクリア

　ある意味、ここまでアレだとかえって気持ち良いけど、口調が好きくない。
　まー眼鏡っ子ってーのは最後のアイドルだとかそうでないとか。そういえばテレビのアイドルに眼鏡っ子っていないっすね。
　ニッチな市場だからかな。オタク受けしかしなさそうだし（でも潜在的眼鏡フェチは少なくとも１万人はいるだろうな）。
　あっしは眼鏡よりどっちかというとストレ（以下削除）。

実は実家が金持ち、里中梢。さとなか　こずえと読み、ハンドルネームは「ゆきちゃん」 　大里高校２年、テニス部。しかし幽霊部員。彼女好みの部は無かったんだろうか。 　性格は結構わがまま。良く言えば自由奔放で思ったことをなんでも口に出す。 　ちょっと他人に対する配慮が足りない場面もある。 　好きなものは七草忍者隊やアニメ全般。パソ通をこなす（インターネットに接続してる訳でないの？）。 　里中といえば思い出すのが「ドカベン」。たしかピッチャーでしたか。 　プロ野球編もたいへん面白くて好きです。 　って思ってたら、ストーリー中にもドカベンネタ出てきます。でもわかった人どんだけいたんだろう。

　彼女との出会い方は２通りほどあります。
　片方は出会い方が面倒なんで、そのうち書きます。鮎がポイントになってます。ちなみに。
　（文中、一部脚色が入っていますが、攻略にはたぶん影響ないです。）
　あと、結構選択肢を間違うとエライことになります。基本的に彼女本位でオッケーですが、悪いことは悪いと、態度ははっきりさせましょう。

　彼女の分岐は8/4から発生。琴梨の母親の口車に乗って美瑛で強制労働に従事してなければ8/4は札幌を好きに観光できるので、午後辺りに時計台とか、札幌駅なんかをぶらぶらとぶらつきましょう。
　PHSに電話が入ります。
　まさか実家から強制送還命令かとドキドキで電話をとりますが、実は間違い電話。あいては女性のようです。
　しかし安堵する間もなく、間違い電話の主は「ゆきちゃん」という奇怪な名を連呼しながら、用件を喋るだけ喋ったあと勝手に切ってしまいます。
　あっけにとられる主人公。電話の主はしかし間違い電話だと気付いていない。もしかしたら困っているのではないだろうか。
　人の良い主人公は仕方なく彼女の言う通りにし、用件を済ませて彼女の元に向かう。向かう先はさっきの電話で指定してきた４丁目プラザ。通称「４プラ」。一般にはお洒落なデパートとされてるようです。
　・・・脚本調になってきているので戻す。
　４プラで電話の主に会い、正直に彼女が間違い電話をしたこと、困ってそうだから用事を済ませたことを話す。
　おみやげを買って来ていたらなお良いが、この時もなんとなく買った事を強調しておきましょう。
　その後彼女はお礼を述べて帰って行く。北へ。（ってゆーか北方向）。

　どっと疲れた主人公は、まだ陽が高いけれども家に戻って時間をつぶします。すると夜になってまた電話がかかってきます。
　今度こそ実家かと覚悟をキメた主人公は１コールで素早く電話をとる。
　すると相手は昼間間違い電話をかけてきた相手だった。胸を撫で下ろす主人公。
　やはり一方的にしゃべくる「ゆきちゃん」。これも何かの縁ということで彼女から自己紹介を始めます。
　なんとなくアレですが、まーこの際気にしないことにしましょう。アンなことやそんなこととか話し始めたらアレですが。
　これで彼女との1stコンタクトは終了です。まだ出会った事にはなりません。出会うには翌日のイベントをクリアする必要があります。
　なんでこんなややこしいイベントなのかいまだに理解の範疇外なんですが、まーそれはソレってことで。
　ってわけで、この夜は風呂入って寝ます。

　翌8/5。いよいよ梢イベントへと突入します。
　午後になって空腹を抱えた主人公は札幌駅前をぶらつくことになります。
　ふと前を見ると、昨日出会った女の子が怪しげな男二人を連れてこちらに向かって来るではないですか。
　しかし彼らの会話の内容が理解できない主人公。一瞬躊躇するが意を決して声をかけた。
　彼女も主人公を憶えていたので連れの二人を紹介し、駅前にある屋台ラーメン屋へと行くことになった。
　ここで主人公は思う。この気取った男の方はいつかシメる必要がある、と。
　ラーメン屋台で気取った男「ハンドルネーム：蒼き月の夜さん」は、なんでか自衛隊批判を始め、通りがかった女性自衛官とケンカになる。
　一触即発の場面だったが、舌戦のみで集結し、駅前の平和は守られました。
　そして梢たちはその場を去りますが、ここで梢たちについていけば分岐発生です。
　その場に残れば女性自衛官である「桜町由子」のシナリオ分岐となります。

　彼女らと喫茶店へ行くことになった主人公。梢がさっきの事態がおかしくて笑い出すが、主人公は別におかしくもなんともないので笑いません。
　喫茶店内でダラダラと話す３人。しかしどうにも主人公は話についていけない。
　梢がトイレに立った後、突如蒼き氏より因縁をつけられる。
　主人公だって血気盛んな高校生です。売られた喧嘩は買わねばならぬ、火事とケンカは江戸の華ってワケで、売り言葉に買い言葉、ケンカが始まります。どうせ遅かれ早かれシメる気でいた主人公ですから。
　最初のいちゃもんはテキトウにあしらうとして、二度目のブレイクでケンカ買いましょう。売ってるって話もありますが、最初にケンカ仕掛けてきたのはアッチです。
　またも一触即発の事態に陥ろうかと言うところで梢が帰ってくる。怒る梢。
　素直に謝りましょう。今彼女を怒らせても得にはなりません。

　その夜、再び梢から電話がある。翌日羊が丘に行こうとのお誘いだ。
　謹んで誘いを受け、その夜は風呂入って日記を書いて寝ます。翌日は大事な日ですから。
　あと電話の初っぱなに怒られますが、素直になって対応しましょう。おこらせちゃだめです。わがままだから。

　8/6。
　午後に平岸駅で未だ現われない梢を待つ主人公。「午後に平岸駅」なんてアバウトな約束するのが悪いんですが、この際言ってもせんなき事です。
　しばらくすると重々しいエンジンの音と共に黒塗りのクルマから梢が現われます。
　特に驚くでもない主人公は、促されるままクルマに乗り込み、羊ヶ丘展望台に向けて出発する。
　羊ヶ丘で梢がモバイルPCを使ってメールのやりとりを始める。先日主人公に届けさせたリブレットだ。でも色はライトグリーン。あったっけ？　そんな色。
　どうやら蒼い人からメールが来たらしいが、適当にあしらっておきましょう。無言と中傷はいけません。
　その後梢がパソ通（どうもインターネットでの掲示板やニューズ、メールをパソ通と呼んでいるらしい）では場面に応じて色々と自分を使い分けていると、そんな話をし始める。
　むろん、インターネット上だからって、他人とのコミュニケーションを図る以上実社会と異なる部分などない。
　それは良くないことである。主人公は梢にそう諭そうとするが、偉そうな主人公が気に食わないのか、梢は主人公のせりふをそっくりに真似し始める。
　何を言っても止めない梢。言葉でわかって貰えない場合、不本意だが、行動で示すしかない。梢をちょっと強く引っぱたく主人公。あまり軽くては本気で怒っているとわかって貰えないためだ。
　もちろん梢は怒ってしまい、主人公を残してその場を去ってしまう。
　途方にくれる主人公。

　翌日から夜に無言電話が入り出す。
　ひょっとすると梢か？　と疑う主人公は、毎晩かかってくる度にそう尋ね続けるが、やはり無言のまま切られてしまう。
　そして8/12まで、無言電話は毎晩続いた。

　8/13。気分転換に主人公は札幌市内を散策する。午後にさしかかって、ふと目の前を梢が通りすぎた。あっちも主人公に気がついたのか、きびすを帰して走り去ろうとする。
　とにかく無言電話の事について尋ねたい主人公は梢を追いかけてつかまえる。
　やはり無言電話は梢だった。梢の精一杯の行動だった。そして梢は主人公のために自分を変えてもいいとまで言うが、主人公は今のままがいいと諭す。
　その後、翌日のイベントに誘う梢。翌朝電話すると言い残して彼女は去った。心の整理には時間がかかるのだ。

　8/14。朝ハイテンションの電話がかかってくる。朝から元気な主人公はもちろん負けないくらい大きな声で応答します。
　電話の主は梢なんですが、場所を教えてくれるのでそこに向かいます。
　現地に着くと、そこは外の世界とは隔絶された非日常の世界。面喰らう主人公（とプレイヤー）だが、すぐに梢が笑顔で現われた。いい感じになる二人。
　それを遠くで見ながら悔しがる蒼い人。
　イベントのすさまじいパゥワーに押されていつのまにか主人公は東京に帰ってきていました。
　クリスマスが終わるまでケーキ屋で強請労働です。がんばれ主人公。


　12/28。もう何度目の北紀行だろうか。北の玄関はいつも変わらない顔で旅客を向かえる。
　違うのは出迎えてくれる女の子だけだ。
　空港には梢が出迎えてくれているはずである。違ったらクリアはあきらめましょう。
　荷物を持つと梢は言うが、やめときましょう。重いと文句たれます。
　札幌までの汽車のなかでいくつかブレイクします。まー梢本位な会話で結構ですが、あんまり恥ずかしい台詞はちょっと不評です。
　平岸駅で梢と別れる。梢はそこにまたせたクルマで帰るが、だったら最初からクルマで空港まで出迎えて欲しいものである。
　車種はたぶんメルセデス・ベンツのS600。まー結構高いクルマですね。いつかはアルファロメオ145でカモってやろうと企むクルマの１つです。
　夜になって梢に電話かけて札幌市内観光に誘います。
　札幌市内はSPAランドと道庁は押さえておきましょう。カラオケは行っても構いませんが、歌が聞けるだけです。残りは喫茶店とイタリア料理で埋めておきます。色々な会話があるためです。
　夕方別れて帰宅します。
　そして夜。函館に梢を誘います。

　函館では腕を組んで歩く二人。温泉はあまり好まれないようです。元町、ベイエリア、朝市あたりが無難でしょう。
　朝市で梢は「立ち食いは普通に食べるよりおいしい理論（そのまんま・・・）」を展開し始める。この世は「時給本位制」だと言って譲らない、某ゲームのヒロインのようでたいへん微笑ましい。
　函館山夜景を見ながら大好きといってくれたらクリア目前です。

　翌日午後１１時５５分。梢が息を切らせながら駆けてきたらクリアです。
　ところで、「画面中央のディスプレイ」ってなに？


　エンディング後、梢の部屋らしきところでPCで遊びます。
　梢が描いた初3DCGが見られますが、初めてでいきなり恐竜描く人も珍しいです。普通はもっと身近なものを描くってーのがセオリーなんですが。


　好感度が上がりにくいキャラクターです。言葉は慎重に選びましょう。

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