いいかげん日記(外)

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2016.10.31(月)

 年末年始の帰省の航空券を予約。
 飛行機に乗ること自体、胃が痛くなる一大行事なのだが、距離が距離で時期が時期だけに、陸路は選択肢に入り難いのがこう。
 クルマで帰るのは論外としても、鉄路だとJR北のヤラカシが怖いし、吹雪地吹雪ブリザードと東北・北海道方面の悪天候のレベルは想像を絶する。
 海路もなかなか魅力的なのだが、冬季の北の海は時化る。外は氷点下な海なので基本船内缶詰。苫小牧からの移動も少々難がある。
 飛行機がもっともリーズナブルなのだが、その辺がどうにも腑に落ちないのであります。
 夏なら、ええいバイクだ! となることも可能なのだが。

 先の週末は、土曜は筑波山に行こうと思ったのだが、前日の夕方から結構な勢いの雨が降っていて、未明には止んだものの翌朝の路面状態はウェット。
 登山道は間違いなく泥濘状態なので中止。山に登りたいわけじゃなくて、山の草花を撮りたいだけなのである。泥濘の登山道で泥遊びする気は無いのであります。なので、つくば植物園に演習に行くことにした。
 秋も深まりだいぶ草花も減ってきたが、チマチマ取り歩いて、帰りがけに牛久にも寄って帰宅。
 鬼デカいスズメバチはいたものの、こちらを無差別攻撃するほどの緊迫感は無かった。

 日曜は天気も曇りで気温も低かったので、ほぼ引き篭もってた。外には一歩だけ出た。
 気温は冬の様相を呈していたので、暖房器具類を出してチェック。だいたいOK。
 夜に銭湯に行こうと思ったが、駐車場がエライ混雑してて停められる気がしなくなったのでそのまま帰宅。
 やっぱ寒いとみな考えることは似かよるもんですな。

 クルマは、今のところ来週の週末あたりの納車が濃厚とのこと。
 今週末は特に用件も無いので、久しぶりに災害時訓練でもしてきたい感じ。行くなら道具はメンテしとかないとだな。

 まぁ、そんな感じ。


2016.10.27(木)

 昨日だか一昨日だか、TV番組を見ててそのときは流してたんだが、あとから「ん?」と思ったことがあった。
 船や航空機の乗降は必ず左舷である、という内容でタレントが喋っていた。誰だったかは忘れた。
 船や航空機の右舷を「スターボードサイド」左舷を「ポートサイド」と呼び、昔の船は確かに左舷を接岸して乗り降りをしていたのは事実。
 昔の船は右舷側に舵があり、舵のある右舷をステアーボード(舵板)サイドと呼び、訛ってスターボードサイドと呼ばれるようになった。
 反対に、左舷側は舵が無いので着岸しやすいため、港側=ポートサイドと呼ばれるようになったと言う。
 そのため、船とみなされた航空機も、船と同じ理屈で左舷側から乗降するようになったのである。
 が、
 現代の船舶は必ずしも左舷で着岸しない。
 例えば大洗〜苫小牧を結ぶ商船三井のフェリーは、右舷を港に着岸させている。
 先日観に行った、クルーズ船「飛鳥II」も右舷を港に着岸させていた。たまたまかと思ったら、横浜港でも右舷で着岸しているようだ。
 航空機は左舷側から乗降するよう設備がほぼ統一されてしまっているからだと聞いてるし、ドアが左右に複数あるのは、乗客全員が緊急脱出するのに要する時間が90秒以内と決められているためで、左右対称に幾つもドアが設けられているだけである。

 ちなみに緊急脱出は90秒以内と決められているので、本来は上部の手荷物入れから荷物を出したりするのは厳禁とされてる。
 その荷物のせいで後ろの人々が死ぬのである。
 だから大事な貴重品は荷物にいれず肌身離さず持っていろという話であり、乗ったらまず緊急マニュアルは目を通せという話であります。
 いくつかの事故の脱出後の映像で、クソデケェ荷物を持って降りてるアホウが少なからず居たのが、大層気になった次第であります。
 日本の航空会社の乗務員はその辺あんまり強く言わんのかな。
 置いて出て爆発で失われても多少の補償はあるようだが、全額の補償も難しいそうだ。基本はそう言う乗り物に乗った自分の責任である。

 年末の航空チケット取らないとイカンのだが、飛行機に乗るのが憂鬱過ぎて毒しかでねぇ。


 まぁ、そんな感じ。


2016.10.25(火)

 朝は天気がよかったものの、昼過ぎからパラパラと雨が降り始めた。
 雨脚は強くは無かったので、傘なしで帰宅出来た程度。

 今日はクルマの支払いのために午後休暇を取って銀行へ。
 昼休みとかにいける距離ではない仕事場なので、休まないと銀行にも役場にも行けん。
 当初は現金でディーラに持っていこうかと思っていたが、あんまり多くのお金を持ち歩くことが無いワタクシなので、クルマ代金を懐に持ち歩くよりは、手数料払っても振り込みのほうが気が休まるので、振込みにした次第。履歴も残るしね。

 今日は世間一般的には給料日なので、銀行も朝から混雑してるだろうと午後に行くことにしたのだが、思いのほか空いてた。
 窓口で振込みの手続きをしたのだが、相変わらず大手都市銀行は客を見た目で判断する傾向が強いのだなと感じた。
 ずっと昔、銀行の支店が統廃合するのでどっかの支店で手続きしてくれと通知が来たので、たまたま都内に行くついでに寄って手続きをしたのだが、最初はなんだか不審人物を見るような扱いをされ、確認が取れたらコロっと態度が急変したのは、若かった当時、大変に衝撃を受けたものである。
 まぁ格好もテキトウな格好だったから、怪しまれても微妙に不思議ではない気がするが……。

 今日も、いつも通りテキトウな格好で銀行に行ったのだが、最初はまぁ、普通に対応してたのだが、受付が終わると態度が若干丁寧になっていた。
 外商さんが名刺までくれたのだが、預金額で判断されたのだろうか。大した金額ではないと思うがその預金額は家購入予定費用なので、早晩ごっそり減るのである。
 まぁ多少扱いが悪いくらいで憤慨するような若気はもう無いので、無碍にされないだけ善しと考えてるのであります。

今日の夢想
 久しぶりに夢を覚えたまま起きた。
 今朝は、不知火(艦隊これくしょん 陽炎形駆逐艦 2番艦)とバーベキューをしている夢を見た。
 何故に不知火なのか。
 夢の中の不知火は、網の上で焼ける肉をじっと見守っていたのだが、そもそも最近艦これ自体あまりやってないので、何故不知火なのかが摩訶不思議なのであります。
 特に何かがあったわけではないが、起きて、キャンプ行きてぇ、と思った次第。
 11月になったらキャンプ行きたいな。キャンプは寒い時期こそ真骨頂。焚き火台の火が有難くなる季節です。

 まぁ、そんな感じ。


2016.10.23(日)

 今日は朝から天気がよかったので、朝一でバイクで不動産屋へ車庫証明の書類に印をもらいに出かけた。
 陽は暖かく、気温も停まると暑いけど走ると心地よい程度。絶好のバイク日和であります。
 いつもなら間違いなく野草撮影に出かける陽気なのだが、うーん、やっぱり好い日和はバイクと拮抗するな。

 不動産屋は時間が掛かるかと思ったが、程よくサックリと書類が上がった。
 返す刀で市役所へ。印鑑証明を取るためだが、市役所入り口の機械で休日でも印鑑証明は受け取れるのである。
 まぁ印鑑証明の登録カードを探すのと、パスワードを思い出すのが一番のネックだったが。
 ディーラへ連絡して、そのままバイクで乗り込んだ。
 たまたま実印と認印を持って行って正解だった。
 書類関係は全て終了。車庫証明は提出から発行までなぜか数日かかるのだが、それが発行され次第、登録事務手続きに入るのだとか。
 整備や車検で納車はしばらく掛かりそうな見込み。
 あと今週は銀行で支払い関係をしないとだな。
 一括なので。

 高めの買い物をすると金銭感覚が麻痺しやすいので、しばらく自重しないとだな。

 ディーラで書類関係の印押下を終えたあとはフリータイムになったので軽く100キロほどウロウロしつつ、牛久大仏を経由して帰宅。
 来年の冬に4回目の車検を迎えるCB400SBからセローに乗り換える案が議論され始めていましたが、400ccクラスとしてはCB400は本当に完璧である。
 高速下道難なくこなし、取り回しもいい。
 エンジンはクセも無くHyperVTECの作動もマイルドである。
 長距離ツーリングをするにしても、さすがに大型ほどではないが疲労は少ない。
 迷う。
 うーん。
 しかし久しぶりのバイクは、100km程度でも結構疲労感があるな。


 まぁ、そんな感じ。


2016.10.22(土)

 昨日の天気予報では今日は晴れ間がありそうな予報だったのだが、今日は朝から延々と曇天。
 風があまり無く気温自体も極端に低くは無かったのだが、降水確率0%の分厚い雲に覆われてると、なんだかテンションはあまり上がらんのです。

 今日はそんな中、茨城県立自然博物館へ。目的は企画展示の「外から運ばれてきた生き物たち Youはどうして日本へ?」であります。
 いわゆる外来種として定着している生物は非常に多い。ワタクシがメイン被写体としてる植物についても、シダ類を含む日本本土の植物はおよそ4000種で、帰化植物(外来種)は1200種ほどいると言われている。
 例えば四葉のクローバーで知られるシロツメクサも元は外来種だし、ヒメジョオンやセイタカアワダチソウも帰化植物である。
 実際、野外で野草撮影を始めて名前を調べていくと、かなりの種が帰化植物だという事実を目の当たりにした。
 モノによっては万葉集に名前があるのに日本古来の種ではないものもある。
 まぁそんな事とは関係なく、割と軽い気持ちで観に行っただけであります。

 今日は小中高生入館無料日だった影響か、やたらと混雑してた。本当にそれだけの理由なんだろうか。
 企画展示は、相変わらず良質の標本に説明パネルが付くという判りやすいもの。
 欲を言えばもっと広いスペースで展示して欲しいきもするが、あのスペースに上手く並べるのもセンスなのだろう。

 多少のショックを受けつつ、アカミミガメって美味いらしいなぁとか思いながら展示を見て回って、屋外の菅生沼に行って見た。
 木道から外に出られないので、被写体との距離には苦労するのだが、ちまちま撮り歩いて戻る。
 そのあとは屋外エリアで軽く撮り歩くものの、まぁだいたいミゾソバかイヌタデ、オオイヌタデがほとんど。
 あとアキノノゲシが少々。陽が出ない&少し気温が低いので、あんまり花は開いてなかったな。

 昼過ぎに退散。
 今日は遠足的なものでもあったんだろうか…。

今日のアクセラ
 そんなわけで買い替え。
 書類関係を準備する段階に入りました。
 3年落ちの、3代目マツダデミオ。13C-V SMART EDITION II。
 ディーラで探してもらってたのだが、現行デミオはイヤ。スカイアクティブもイヤ。LEDはイヤ、HIDじゃなきゃイヤ。白とシルバーのボディカラーはイヤ、アルミホイールはファッション以外の機能が無いからどうでもいい。と言う条件の中で何か知らんがヒットしたらしい。
 カーナビが無かったのだが、メンドウなのでディーラオプションで付けることに。カーナビは自車位置が判ればよい。余計な機能など要らぬ。しかし最近のはみんなタッチパネル式なんだな。
 2300cc→1350ccと一気に1000ccほど排気量が減ったのだが、色々とダウンサイジング化しているので、案外丁度いいかも知れぬ。
 タイヤの扁平率も今の50から65になるので、乗り心地もよくなるだろうし、タイヤの選択肢も増えるだろう。
 重量も1300kgから990kgになってるから、軽量軽量。
 CVT車に乗るのは初めてだが、MTじゃなきゃどれも一緒だ。

 次のマツダのデザインは、好みのデザインでありますように。
 デミオならガソリン車の新車でもよかったんだが、デザインが圧倒的に気に入らないのである。アレに乗るくらいならスズキに走る。
 ディーゼルと言う選択肢も無い。ディーゼルは大排気量でこそ美しい。
 あと、過去3回ぶつけられ修理して、12年8万キロを走った今のクルマの下取り査定は、1,000円だった(笑)。


 まぁ、そんな感じ。


2016.10.18(火)

 なんか知らんが今日は一日水曜日だと思って過ごしてた。
 道理で打ち合わせなんかが無かったりしたわけだ。
 土曜日に半日とは言え仕事場に行ってたのが、脳内カレンダーをずらした原因だろう。
 習慣とは恐ろしいものである。

今日のアクセラ
 8万キロを突破し、妙に気ぜわしい状態から一旦抜ける兆しが見えたので、買い替え案件を再開。
 新車で乗りたいクルマがほぼ無いので、今回は中古の予定。
 まぁ順番に行く感じで。

 気象庁の週間天気予報では、今週末の天気はやや微妙風味。
 今のところ土曜は曇り、日曜は曇り時々晴れ予報で、降水確率はどちらも40%。
 今週末は今のところ大人しくしてるつもり。
 しばらく色々忙しかったりしたしのう。

 まぁ、そんな感じ。


2016.10.16(日)

 昨日は仕事日だったが天気がよい予報だったので午後休暇をとって、つくば植物園へ。
 今の時期は昼を回ってややもすると西日に近い傾きとなってしまうのだが、逆光を制するものは何とやらで、西日のような強い光線を上手く使えれば、それは勝利の方程式なのである。
 つくば植物園は、先週のような喧騒は無くいつものように静かだった。
 見ごろの案内を確認して出発。
 今回は割とホトトギス種が見ごろ。タイワンホトトギスは、なんとなく牛久のヤツと良く似ていた。
 あとは、フラフラと雑木林などに迷い込んだりしてたが、暖かく風も穏やかな夕方近くの林の中は実に心地よい。
 真夏のような湿気も無く、その辺にテント張って過ごしたいくらい。
 ただ散歩するだけでも気持ちがよいのだ。

 日がだいぶ陰ったあたりで退散し、帰宅の途に。
 帰る途中で東方面から月が昇ってきたが、昨日は月もほぼ満月だったな。
 家に帰ってから手持ち200mmで撮ってみたけど、あまりに月が明るすぎてISO200で1/250で普通に撮れた。
 写真は現像中。
 ちなみにつくば植物園などの植物を管理しているところへ撮影に行くことを、色々な意味で「演習」と呼んでいる。
 練習や作品作りにはもってこいだが、野草撮影人としては、山野にお邪魔して撮らせて貰うのが、やはり実戦であります。

 今日は朝からやたら天気がよかったので、布団でゴロゴロするつもりだったのを返上し、牛久へ。
 気を抜くとデケェオオスズメバチと遭遇する程度の緊張感だったものの、ここしばらく天気も良かったせいか、なぎ倒されてた草花もだいぶ立ち上がってた。
 ツクバトリカブトとホトトギスは見ごろ。
 今日はデカイ望遠を持った人たちが奥のほうにいたが、なんでもコゲラだかアカゲラだかが巣作り中だとか。
 戻る途中、地面に毟った木屑のようなものが大量に落ちてたので、何だコリャと上を見上げたら、背中が白黒ストライプの鳥、コゲラが木をつついてる真っ最中だった。
 長モノ持って行かなかったから撮らんかったが、意外と突く音は小さめなんだな。
 高さは7mほどで真下で見てても気にする様子は無かった。

 しかし、昨日仕事だったからか、なんだか休んだ気がしねぇデス。

 まぁ、そんな感じ。


2016.10.11(火)

 昨日は降水確率が久々に低かったので、久しぶりに宝篋山へ。
 まぁ登頂が目的ではないので、それなりにお気楽に。

 朝7時過ぎに小田休憩所の駐車場に到着。
 装備を整えて、とりあえず休憩所に向かったらネコ様が日向ぼっこをしていた。
 この日は朝は青空が見え、朝陽が大層まぶしかったのである。
 ネコ様が「撫でよ」と命ぜられるがままに撫でてたら結構時間食ったので、他のヒトに撫でるのを代わってもらって出発した。
 今回も前回同様に極楽寺コースで山桜の森〜こぶしの森を目指した。

 途中のたんぼエリアでは、コスモスやミゾソバが見ごろ。
 山道に入ってすぐにツリフネソウの小群落。川に沿った道中は、ガンクビソウやキバナアキギリなどがちらほらと咲いていた。
 あとアカネも花を咲かせてたが、これを見るのは初めてだな。
 葵の滝を経て純平歩道では、コウヤボウキがちらほらと咲いてた。見晴らしのいいエリアにはアキノウナギツカミが咲いてたが、先週筑波山で変な葉っぱのミゾソバだなと思っていたのがこいつである。
 ミゾソバ、ウナギツカミ、ママコノシリヌグイは基本花はそっくりなので、葉っぱで見分けるのだが、未だ少々自信はない。

 山桜の森周辺は、下草を伐採したのか、イノシシが掘り返したのか、なんだか地面があちこちエライコトになってたな。
 ここでは、チジミザサが多かった。なんだか黄色の子持ち昆布のような植物があちこち生えてたのだが、帰宅して調べると、シダ植物のフユノハナワラビという植物らしい。
 後でBlogのほうにも載せると思うが、パッと見、異様な姿である。シダ植物はワラビとコゴミくらいしか知識がないのがこう…。
 このシダ植物を図鑑で見つけた結果、偶然、福島は浄土平で見かけた変な植物の正体も判明するのである。

 時間的にも頃合になったので、山頂を踏まずに下山。帰路も同じルートであります。
 登りと下りで同じルートでも、結構色々再発見はあるものなのである。

 まぁ植生がある程度パターン化してる雰囲気なので、新しい発見は無かったが。
 極楽寺コースの途中までの雰囲気も、割と面白そうなので、そのうち今度はこっちにチャレンジするつもり。
 まぁ、例によって頂上を踏む気はない。
 宝篋山は道がかなり整備されているので、歩きやすいのが素晴らしい。
 休憩所で心ばかりの浄財をして、駐車場を後にした。

 時間にまだまだ余裕があったので、雪入に行こうと思っていたのだが、そういえば10/10までつくば植物園でキノコ展をやっていたはずだと思い出して、急遽植物園へ向かった。
 到着すると、エライ勢いで駐車場が混雑していた。満車である。つくば植物園がここまで混雑するのは見たことが無い。
 停められないし、なんだか疲れても来たので、外の駐車場を案内されたがそのまま帰宅の途に付いた。
 しかし、キノコ展はそこまで集客する優良なコンテンツだったんだろうか。まぁ展示品はまだしばらく置いておくらしいので、遠からず見学に行きたいところだが、今週末は仕事なのだな……。


 先月福島県の浄土平に行った際、
Blogのほうで「全く良く判らなかった植物」と言っていた、フォークのようなものがニョキニョキと生えていたやつの正体がわかった。
 「ヒカゲノカズラ」
 と言うシダ植物の一種の胞子のう穂だそうだ。
 フユノハナワラビを調べてたら似たような胞子のうを持つシダを見つけて、ピンと来たのでシダ類で調べたら見つかった。
 分布の広い植物で、特に高山に限定するものではない。駐車場の近くだったので低地から運ばれてきたのかも知れない。
 胞子は「石松子」と呼ばれて、丸薬の衣やりんごの人工授粉の花粉の増量剤に使われるんだとか。湿気を吸収しない特徴があるので、傷に塗って血止めとすることもあるらしい。
 葉はスギゴケのような姿のため、ドライフラワーやアート素材なんかにも使われる、まぁ、割と良く見る類の植物なのかもしれない。
 万葉集にもその名のあるシダで、大嘗祭や新嘗祭にも使われるのだという。
 天岩戸でアメノウズメが踊った際にも使われたというのだから、古来から日本にあったものなのだな。
 一種類づつ順番に覚えていくさ……。


 まぁ、そんな感じ。


2016.10.9(日)

 朝からムワッとした暖かい風が強く吹いていたが、前線通過に伴い強い雨が降った後、急激に気温低下。
 近隣アメダスでは午前7時に25度を記録したが、雨が本降りになった午前10時ころには20度を下回り、夕方に掛けて天候回復と共に多少気温は上がったものの22度台。
 明日朝の予想最低気温は15度程度と、秋らしい陽気になった感じ。
 しかし気温が上がらなかった分、路面の乾燥は遅く、夕方でも一部水溜りがしっかり残ってた。
 うーん。明日は靴が泥まみれになりそうだな。

 明日の住居周辺の天気は、ウェザーニュースは晴れ時々曇りで、ほぼ一日晴れの予報。
 最近めっきりビビリ予報な日本気象協会は、晴れのち曇りで早朝以外は曇りの予想。
 気象庁は曇り時々晴れ。
 3者とも北から北東方向の風で一致しとるので、海からの湿った冷たい風が入り込んでやや雲多めと言う予想だろうか。
 なんにしても降水確率は低めだったので、明日は出掛けます。
 今度はちゃんと着替えよう……。

 今日は天気が悪く朝から雨が降ってたので、ほぼ引き篭もって、録画物を消化してた。
 秋の新番組が一斉に始まったが、続編を除いて1話切りで半分消えた。3話まで様子見て、さらに半分以下にするかも知んない。
 週に3〜4本が限界だなぁ。

 それはそれとして、小型のカメラバッグの物色中。
 カメラ+レンズにレンズをもう一本追加で入れられる程度の大きさの、程よい使い心地のヤツを。
 ちょっと持ち出したいとき、クルマならまぁカメラバッグごと放り込んでしまえばいいが、歩きの場合に困る。
 候補はいくつか上がっているのだが、うーん、と言う感じになってる状態。
 うーん。

 まぁ、そんな感じ。


2016.10.8(土)

 平日にそこそこ天候が回復し、週末に雨が降るという、アウトドア系全滅サイクル。
 先週の日曜は、筑波山登山でずぶ濡れ状態になった汗で身体が冷えた影響か、日記を書いてる最中に発熱。そのまま翌日に掛けて寝込む羽目に。
 やっぱ無理にでも温泉に入るべきだったな。

 今日は午前中早めに近くの自然公園へ。
 いつ雨が降ってもおかしくない中、野草撮影決行。
 天気が悪く林内は薄暗いため、出来るだけ開けた場所で撮影をしていたが、長雨や気温の大きな変動の影響なのか、原っぱはそろそろ秋支度。林内の開けた場所では、ホトトギスやシラヤマギク、ヨメナ類などが咲いてた。
 あと筑波山では結局見つけられなかった、ツクバトリカブトが咲いていた。元々のものなのか、後から人為的や半自然的に定着したものかは知らんが、トリカブトは毒性云々は置いとけば、花は少々形も変わっていて見ごたえのあるものでありますな。
 30分ほどで霧雨が降り始めたので、さっさと退散。
 家路に付く頃には弱い雨が断続的に降るようになり、家に帰ってPCにデータを取り込んでいる最中に、ザーザー降りの雨になっていた。
 雨自体は昼過ぎには止んで、夕方には僅かだが夕焼けがさしていた。

 明日もこんな感じの天気らしい。昼までの降水確率は高め、午後から少し下がる。
 月曜は朝から好天の予報なので、前々からちょっと気になっていたところへ行く予定。
 筑波山登山路もイイけど、北側の林道とかも攻めてみたいものだ。
 住居周辺はまぁまぁ自然はあるのだが、平野部の植生なので、ややワンパターンなのであります。

今日の三次元
 SLはほぼ完成。今回のSLは、該当ページに記載したとおり、龍崎鉄道(現:関東鉄道龍ヶ崎線)で昭和46年まで使用されていたC型のタンク型蒸気機関車であります。
 現車は龍ヶ崎市の龍ヶ崎市歴史民俗資料館の屋外に、屋根付きで展示されている。
 惜しいのは、展示機のすぐ脇に植木があるため、写真が撮りにくいという点であります。ランボード上に登れるので、落下時の衝撃緩和対策なんだろうか。

 客車を牽かせたいので半完成としたが、客車は二軸車なので、手持ち資料が非情に乏しいのであります。そもそも台車の構造も良く判ってない。

 今週は延々CGやってたので、日記まで手がまわらなかったのだが、まぁ、ほっとけば一週間書かないのも、いつもどおりでありますな。

 まぁ、そんな感じ。


2016.10.2(日)

 久しぶりに週末に天気が良かった(昨日は雨だったが)ので、筑波山まで写真撮りに行ってきた。
 写真撮りなのでお手軽登山であります。
 何度か仕事場でも「山登るのが好きなのか」的な事を聞かれるのだが、山に登ること自体は好きではないのであります。そこに花などがあり、そこへ行くには登るしかないのであれば登る。ただそれだけであり、文明の利器を活用出来るのであれば、最大限に活用したい所存であります。
 最近、筑波山の場合は早朝から登っても暗いだけであんまり写真撮りに適さないのが判ってきたので、やや明るくなってから登るようにしてるのだが、そうなると今度は陽光が容赦ない罠。痛し痒し。

 しかし、今日は10月に入ったのに暑い。念のため飲料水を多めに持っていったが、初夏と同程度の消費量だった。
 日陰はまぁまぁ涼しいが湿気が高い。日向はとにかく暑い。汗も半端無い。体力激落ちを実感するであります。
 今回は迎え場コースからつつじヶ丘まで行きロープウェイ。御幸ヶ原から男体山研究路を巡った後ケーブルカーで下山と言うお手軽さ。
 ロープウェイは快適だが山頂駅からまだしばらく歩かなくてはならないのが。
 研究路は長雨の影響か工事でもしてるのか、急斜面のエリアは表土が流されたっぽくなってて、笹の密集地帯と岩以外にこれといった植物が無かった。
 ニリンソウのエリアも表土がスッカリ流されたような状態で荒廃している様子だった。
 長雨が収まればまた植生も復活するだろうか。
 何箇所かあったツクバトリカブトも全く見なかったな。ケーブルカー沿いには咲いてたので、抜かれたのか、流されたのか……。
 毒云々は置いといて、花は特徴的でいいからな。

 迎え場コースは案の定キノコパラダイスだったな。引っこ抜いて放置するバカが少なからずいたようだが、まぁ、あの巨大なキノコを見てウッカリテンションがあがるのは、心情としては理解できる。
 鑑定スキルが無いので、毒無毒がわからんけど、撮って回る分にはなかなか面白いぞ。
 こちらも登山道に部分的に土砂が堆積したのを避けたような形跡があった。

 汗かいて温泉で流して来るかと思ったが、久々の好天の影響かいつもの日帰り湯は混雑してたのでパスして帰宅。汗がスッカリ冷えてしまって、微妙に風邪気味であります…。

 筑波山は帰る頃には駐車場も混雑し始めてたけど、呆れるような停め方するバカのせいで、区画が空いてるのに入り口バーが上がらない状態になっとったわ。
 少なくとも、通路上と大型バスの区画に停めるバカは、一生おみくじが大凶しか引けない呪いを受けるといい。


 それはそれとして、筑波山にポカリを薄めたのを水筒に入れて持っていっても一日大丈夫なのに、仕事場に同じものを持っていくと昼にはカビのようなものが壁面に付着している不思議。仕事場の空調、真っ黒い粉吹いてるからなぁ。
 ただちに影響は無い的な感じで絶賛放置中っぽい。
 いつものことだが、健康や安全に配慮してるフリしてどうでも良さげな仕事場だからな。

 どうでもいい話だが、チャリンコって右折レーンに入って右折していいんだっけか。
 細っこいチャリンコを乗り回してるピチピチ☆ジャージの連中は、どうもヘンテコな意識があるようだ。やってることは80年代のローリング族や暴走族となんら変わらんのだが、当事者は脳が酸欠なのか客観視できない連中も少なく無さそうだな。

 まぁ、そんな感じ。



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