RS232C用コントローラーケーブル(シリアル)


こちらにPICによる作製をしましたのでこれから作る方は参考にしてください。
お断り・・・「この図面を参考にしたのに動かなかった」「PCが壊れた」などの場合一切責任は負えません。製作される方は自己責任において取り組んでください。

FMSホームページ説明より

Connection of a remote control to the serial interface
Because the hardware of the parallel interface of PC varies to PC strongly, problems with the Parallel port are often an obstacle. As an alternative FMS also supports a serial interface. Between a remote control and the serial interface one needs to use the following circuit.

上記翻訳(間違っていたらごめんなさい)
シリアル・インターフェイスへのリモートコントロールの接続。
PCのパラレル・インターフェイスの場合PCのハードウェアにより,パラレル・ポートの問題は,しばしば障害があります。代案として,FMSはシリアル・インターフェイスをサポートします。リモートコントロールとシリアル・インターフェイスの間に1つの案として,以下のサーキットを使う必要があります.

配線図


上記回路ではうまく認識できないみたいですので知識のある方はこちらで
PICを使ったシリアルコントローラーの説明書がFMSをインストールした場所の下記にありますので、PICライタの手に入る方はトライしてみてください。

FMS--
    DOC--
         Manual---パラレルポート
         Interface---シリアルポート ここに配線図およびPICへの書き込みプログラムが入っています。



このほか25ピンシリアルとPIC16F84 (PIC16C84), 9-pin connector/ PIC16F84 (PIC16C84), 25-pin connectorの4種類があります。



作製編
動作確認機種
IBM Aptiva 47L・・・CPU/K6-2 533、 メモリー/64MB、 ビデオ/内臓、OS/Win98SE
自作 CPU/Cel700、 メモリー/128MB、 ビデオ/Geforce2MX400、 OS/WinXP
送信機・・・フタバ FF-8H

部品のほかPIC 12C509A(508)にプログラムを書き込むためのPICライターが必要です。
秋月電子AKI−PICプログラマーVer.3キットなどの低価格品でOKです。
私はPIC12C508と交換性のあるPIC12C509Aを使用したのでプログラムは/firmware/12C508.hexを使用しました。
508/509共に書き込みは一度のみ可能ですので、書き込み失敗時の為に複数用意した方が無難です。
*最初の一個は書き込み時の設定ミスにより書き込みを失敗しました。

部品表

No 種類 品番 その他 在庫
1 PIC PIC 12C509A 04/P *12C508と同等品
2 トランジスタ 2SA1015Y 小信号用汎用Trで代用可
3 2SC1815GR 小信号用汎用Trで代用可
4 ダイオード 4.6Vツェーナーダイオード .
5 電解コンデンサ 4.7μF 25V .
6 抵抗 1KΩ .
7 " 4.7KΩ .
8 " 10KΩ .
9 " 22KΩ .
10 " 200KΩ .
11 コネクタ D-sub9ピンコネクタ(メス) またはRS232Cケーブルを加工
12 . 6ピンソケットコネクタ またはDSCケーブルを加工 Χ
13 . 基盤 .
14 . シールドケーブル . Χ

*少量ですが「○」の付いているものは在庫がありますのでセット2,500円(送料税込み)でお分けいたします。
また「PICへの書き込みサービス」のみは1,000円にて致しますが著作権の関係上、プログラム(必ずLZH圧縮で)をFDまたはメール添付し返送用封筒(切手80円を貼って)を同封して送ってください。*ただし書き込み後、仮セット基盤で動作確認を行いますので発送後の動作不良については一切責任は負いませんのでご了承ください。
ご希望の方は「FMS PICセットまたは書き込み希望」と、こちらまで



配線図
(フタバFF-8Hでの動作のみ確認)
*上記PIC配線図より使用部品と接続を変更しています。
FMS内の図面通り送信機側コネクタにGNDを6番ピンに落としてみましたがキャリブレーションが取れなかったため、シールド部に配線を変更しました。


PIC 12C509Aの切欠き側の目印が1番ピンになります。
トランジスタは2SA/2SC共にE/C/Bは同じです。
ダイオードの方向はテスターで計る場合は内臓電池極性により黒端子(+)赤端子(-)となりますので目印側に赤端子(-)を接続すればメーターの針が触れます(0Ω)。

実配線写真(配線図そのまま)

 メイン基盤

コネクタ
赤と黄は捩って一本にし2ピンにハンダ付け

D-sub 9ピンコネクタ部

作動テスト
必ず接続する前に何度も配線を間違いが無いかチェックしてください。
最悪PCを破損する可能性があります。

1.送信機をPPMにしてコネクタを差し込むと電源が入ります(送信機のSWはOFFのまま)
2.PCを立ち上げます。
3.FMSを立ち上げます。
4.コントローラー設定画面(Z)を出し「Resouces」ボタンを押して、COM Noを確認します。
合っていればそのままOKで違っていれば合わせてからOKを押します。*通信速度は「19200Band」でした
5.「Mapping/Calibration」ボタンを押し次に「Calibrate」ボタンをおして送信機のステックを上下左右に動かします。
6.チャンネルバーが落ち着いたところで「NEXT」ボタンを押します。その画面の「OK」を押します。
7.飛行機またはヘリを飛ばしてステックの動作を「Channel」逆打は「Inv」であわせます。必要に応じて感度「EXP」にチェックを入れます。

昔々の「電子ブロック」風にハンダ付け無し(コネクタ以外)で作って見ましたが、特に問題なく作動しました。
これでWin2000やXPの方もFMSが可能になります。

ケース使用例
「画鋲ケース」に入れてみました

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