THE MODERN JAZZ QUARTET / DJANGO

(1955)

 M.J.Q.ことモダン・ジャズ・クァルテットがジャズ界屈指の名コンボとして特異な地位を築いた代表作です。
 このグループには他に例を見ないサウンド面での特徴がいくつかあります。まず、リーダー格のジョン・ルイス(p)の資質と思われる格調高い音楽性。これによって、ときにジャズというより室内楽アンサンブルといった印象を受けます。次に、グループの花形ミルト・ジャクソン(vib)のアーシーなプレイ。本来彼の持つブルース感覚は、ジョン・ルイスの音楽的志向とは対極にあると思うんですが、そのミスマッチがユニットとしての可能性を広げ、実におもしろい成果を上げています。
 表題曲を始めとして「THE QUEEN'S FANCY」など優雅な音楽が満載です。こんなジャズもありなんですね。
 

2002/04/07


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