CLIFFORD BROWN AND MAX ROACH /
STUDY IN BROWN

(1955)

 クリフォード・ブラウン(tp)とマックス・ローチ(ds)の双頭コンボの代表作です。
 マイルス・デイビスがトランペット奏者としてだけでなくイノヴェイターという視点からも語られるのに対して、クリフォード・ブラウンの場合は純粋にジャズトランペッター、インプロヴァイザーとしてすばらしく、若くして交通事故でこの世を去りながら、最大級の賛辞を受けています。マックス・ローチというジャズ史上屈指のドラマーと組んだ一連の作品における、彼の泉のように湧き出る流麗なソロはキラキラと輝く宝石のようです。
 そんな彼のプレイスタイルは当然後の世代に多大な影響を与えており、彼直系のプレイをするブラウニー派と呼ばれる人たちもいるほどですが、やっぱり本家が最高!

2002/10/25


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